水鬼の視線 ー完結ー   作:電動ガン

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まさかの公式資材大好きっ娘。ほんとに出るとは・・・

あ、その眼鏡棲姫さんは甲ですずやんのロケラン三式コンボで木端微塵にしました。ダメージ400オーバー連撃のオーバーキルは脳汁出ますね。

これからもパクチーをよろしくお願いいたします。


Another page バレンタインッテタノシイワ

「バレンタインよ!」

 

「バレン・・・タイン・・・?」

 

砂浜で小さな胸を張るアカツキは背中に巨大な箱を背負っている。重くないのか、それは。ピンクのリボンで装飾された箱はどこで調達したのか。

 

「バレンタインデー(英: Valentine's Day)、または、聖バレンタインデー(せいバレンタインデー、英: St Valentine's Day[† 1][† 2][1])は、2月14日に祝われ、世界各地で男女または男男、女女愛の誓いの日とされるわ。もともと、269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において伝えられているの。」(Wikipedia参照)

 

「お、おう・・・」

 

「まぁ難しいことはさておいて日本では女の子が好きな男の子にチョコレートを送る日よ!最近では男性から女性に送る逆チョコ、女性同士で送り合う友チョコなんていうのもあるわ。」

 

「そ、そう、なの、か・・・」

 

「特別編だし、その変な深海しゃべりじゃなくてもいいわ?」

 

「そう?わかった。」

 

「今日はバレンタイン!だから私からパクチーにチョコを用意したのよ!」

 

「チョコってなんなのよ?」

 

「あまーいお菓子よ!」

 

「そ、そう・・・」

 

「今日はバレンタイン!だから私からパクチーにチョコを用意したのよ!」

 

「お、おぉそれは嬉しいな。しかしどうやってチョコなんか用意したんだ?資材の中にはそんなものなかったが・・・」

 

「そうね。この島にあるものだけじゃ無理ね。だから特別ゲストを呼んだわ!みんなー!」

 

「・・・みんな?」

 

アカツキが海の方へ向いて叫ぶと遠くに白波が立つのがみえる。・・・あれはコンテナか?コンテナが自走するなど・・・

 

「なのでーーーす!!!」

 

「うらーーーーー!!!」

 

「頼ってーーーー!!!」

 

「ファッ!?うーん・・・」

 

「私の妹達にチョコの材料とチョコ作りの道具を運んでもらったわ!褒めてもいいのよ?」

 

「なんでもありなのね。」

 

「特別編ぐらいはっちゃけないとダメよ!」

 

「うん・・・うん?」

 

海からきた三人が砂浜にコンテナを置くとこちらによってくる。・・・みんなアカツキより頭良さそうな顔だ。

 

「私は電なのです。、貴女がお姉ちゃんを助けてくれたのです?本当にありがとうなのです!これは電からのチョコなのです!」

 

「あ・・・これはどうも、ご丁寧に・・・」

 

「ハラショー。響だ。これは私からのお礼のウォッカだ。それと親愛の印のウォッカ。あとバレンタインプレゼントのウォッカだ。」

 

「たまげたなぁ・・・」

 

「もーっと頼っていいのよ!!!!」

 

「君はなんなの?」

 

「みんな暁の自慢の妹よ!戦っても強いんだから!」

 

「そ、そうなのね・・・」

 

アカツキが背中の箱を降ろすと軽々と持ち上げる。いや、それ降ろした時にずしーんって言ったぞ。

 

「パクチーサイズに作るのは苦労したわ!!!さぁパクチー!ハッピーバレンタイン!」

 

「これが・・・チョコ・・・!」

 

ピンクのリボンをほどいて箱を開けるとハート型のチョコというお菓子・・・甘い匂いがする。美味しそうね。

 

「いただきます・・・!!」

 

「召し上がれ!」

 

パクりとひとくち。うむ!甘い。これがチョコ・・・良いものだ・・・!

 

「そういえばしれーかん・・・私達があげたチョコを、資材に変えちゃう時があるのよね・・・ひどいと思わない?」

 

「なに!?チョコは資材なのか!?」

 

「ふぇっ!わ、わからないけど資材に変わっちゃうのよ。」

 

「きっと艦娘のチョコとして闇市で捌いているのです。高級品なのです。」

 

「ふむ。そういうことはウォッカでも飲んで忘れよう。ほら、暁も。」

 

「もが!?」

 

「暁、頼る?」

 

「そうか・・・資材か・・・!!チョコ、私の備蓄は今食べた分だけね、集めに行かなければ・・・!」

 

「ふえぇ~ぱ、パクチーも行くなら私も行くわぁ~し、しゅつ、しゅつげきよぉ!」

 

「なのです!電もいっぱいチョコもらうのです!」

 

「うん、たまにはウイスキーもいいと思うんだ。思わないか?料理は得意でね。」

 

「頼って・・・」

 

「行くぞアカツキ!目指すは資材、チョコレートなのよ!」

 

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ーー

 

 

「モウ、カエレヨォ!!」

 

「黙れ。あるだけ出すのよ。出さないなら貴女ごと食べてチョコレートをもって帰る。」

 

「ソンナノモッテナイッテイッテルダロォ!」

 

とりあえず深海棲艦を強襲した。響いわく菱餅も秋刀魚も正月飾りも深海棲艦から奪うものらしいからだ。見つけた深海棲艦を片っ端から艤装に食べさせたが誰もチョコレートは持っていなかった。

 

「ハラショー。パクチーサイズになるとイベント海域も解放前に進攻可能だ。規格外だね。」

 

「やっちゃえ!パクチー!」

 

「焼き払えなのです!」

 

「頼ってくれないの?」

 

「ウフフ・・・モウトベナイノ・・・?飛んでみなさいよ。まだ持ってるでしょう?」

 

「モッテナイヨォ!カエレヨォ!」

 

「チョコレートあくしろよ。」

 

「ウワアアアアア!!」

 

とりあえず見たことの無い深海棲艦を襲ってみた。残念ながらこいつもチョコレートは持っていなかった。どこに行けばチョコレートを持っている深海棲艦に会えるのよ・・・

 

「パクチー!前に秋刀魚を集めに行った時は北方海域まで行ったわ!」

 

「北方・・・遠いなぁ。しかしチョコレートの為だ。全ての資材は私のものだ!」

 

「全て奪い尽くすのです!」

 

「ハラショー。いい心がけだ。力を感じる。」

 

「もっと頼ってよぉ!」

 

これが後の世界を又にかける凶悪な海賊誕生の瞬間であった。艦娘と深海棲艦が手を組んだこの海賊は世界のどんな勢力も敵わない最強の海賊となるのはそう遠くない未来の話・・・

 

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ーーーー

 

ーー

 

 

「・・・はわぁぁぁぁっ!?・・・ゆ、夢・・・?」

 

「ど、う、した。アカツキ。」

 

「う、ううん。ちょっと恐い夢を見たの。」

 

「そう、か・・・なら、すこ、し、星を、眺め、る、と、いい。」

 

「そうね、ありがとう。パクチー。」

 

 

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