武偵高での出会い
「皆さん!仲良くしてあげてね。じゃあ折出君あの席に座ってね」
「はい」
俺は席の方を見た。すると何と隣は有名な高千穂家の方ではありませんか!!
この人の隣か…嫌だな
そうは思ったもの嫌がると先生に半殺しにされるのは目に見えているのでおとなしく行くことにした
席に着くと一応挨拶はしといたほうが良いと思い挨拶をする
「はじめまして。」
「軽々しく話しかけるんじゃないわよ」
くそみたいな反応だ――――――
俺はイラついてしまった。ちょっと金持ちだからって…いやっ、相当金持ちだからといって調子乗りすぎだろてか俺のこと甘く見てるだろ
俺は怒りがこみ上げてきたが、敵の力が未知数なのといまはHRということもあるので言うことは一つ
「はい…すいません 気をつけます」
俺ダサいよーとってもダサいー
「分かれば良いのよ」
分かればってなんだよ。ムカつく奴だなー
そして俺は前を向き考える
そういやこいつってクラスでは組長を務めてるとか誰か言ってた気が…
こいつ何ランクなんだろうか。
なぜか高千穂様のことを考えてしまった
俺どうした!?ついにおかしくなったか!
まぁお嬢様が隣だったら初めての人はおかしくなるよな‥と開き直る俺
そして時間が経ってHRは終わった
「そうだ。折出君。武偵ランク査定試験受けてないよね」
「あっはいすいません」
俺は殺されると思ったけどなぜか…
「確か折出君は強襲科希望らしいから…じゃあ蘭豹先生に言ってあるから今日やるわよ。強襲科のトレーニング室に来てね」
そう言い残して優しい先生は去っていった
「ら…蘭豹ってあの鬼教師か…まさかそいつが相手とかはないよな…」
「先生に怯えているようじゃランクもE止まりかしらね」
後ろから声がした。高千穂麗だ…
「うるさいですね。やらなきゃ分かりませんよ」
反抗してきたのに驚く素振りもみせずに
「泣きながら戻ってくるのを楽しみに待っているわ。」
笑いながら教室を出て行った
「クソ野郎…」
「高千穂さんって綺麗だろ」
後ろから声がした
「まぁそう思いますけど俺は嫌いです」
はっきりといった。すると男は
「僕は高千穂さんのことが好きですよ。いろいろな意味で」
こいつ…ヨダレ垂らしてるぞ。大丈夫か?
「そうですねそうですね。ではさようなら」
「おいっ!待てよ」
俺は無視して走っていった
「あー武偵高は変な人しかいないのかよ!」
叫んでいると後ろからほかの人が話しかけてきた
「はじめまして。奏汰君ですよね。僕の名前は強襲科二年の齋藤侑斗です。あなたは素手で挑むんですか?」
イケメンのこの男性は齋藤君のお兄様ではありませんか!
素手…あぁ試験の事ですか。はい。まだどういうのにしようか迷っていて…」
「君は剣道や居合はやったことがあるかい?」
「あっはい。中学卒業までは習っていました」
「じゃあ君は銃の扱いはなれているかい?」
質問攻めですな!
「スナイパーライフルと拳銃なら使ったことがあります」
「おーライフル使ったことがあるんだね。じゃあ最後に、君は双剣双銃を知っているかい?」
「はい。知っています。ここの学校ではアリアさんとかがそう呼ばれていますよね」
「有名だよね。ホント扱いが上手だし、Sランク武偵て凄いよね」
「S…そんなのになれるなんて凄いです」
「話が少しずれちゃったね。最後って言ってたけどほんとに最後。ごめん。君は…銃剣を知っているかい?」
銃剣…勿論知っている。銃に刃を取り付けた遠近共に使える武器だろ。戦争でも日本軍とかが使ってたし
「知ってます」
「なら話が早い。君は銃剣を使えば良い」
「えっ!」
「ただの銃剣じゃない。日本刀としても使えるように作ってもらえるよ。僕の友達に頼めば」
「ほんとですか。すごいですけど俺が扱えるかどうか…」
「君は殺人鬼を逮捕するためにこの武偵高に来たんだよね。あいつは話によると双剣双銃と言っても良いぐらい剣と銃の扱いがうまいらしい。」
「それでそれに対抗するために銃剣を?」
「まぁそれだけじゃないんだ。君は銃剣を上手く扱る力はあるはずだ」
なんでそんな事言ってるんだ?皆銃剣なんて使ってないのに…
「皆さん銃剣なんか使ってませんよ。」
「まぁまぁ。じゃあ試験の後一回使ってみてよ」
銃剣…正直興味はあったので
「…一回使ってみて良さそうなら使います」
「おー。これで武偵高初の銃剣使い誕生だ!!」
なんか嬉しそうだった。
あー…武偵で使っている人がいない…いても数人の不人気銃剣を使う人を後輩にしたかったのかな?
「試験終わったら装備科に来てね。Aランクぐらい取れることを祈ってるよ」
「あっ…はい。ありがとうございます」
イケメン先輩はそう言うと去っていった
「銃剣か…面白そうだな」
そして放課後…
「最低でもAランクにはなってやる」
そう思いながら俺は強襲科の部屋へと行く…
次回は強面のおじさん先生と勝負です。
これで武偵ランクが分かった後に銃剣を手に入れる予定です