「うぉー!」
「貴方なかなか速いのね。でも…甘いわよ」
高千穂は銃を3連射してくる。その内二発は避けるが一発は当たってしまった
「くっ…結構痛いな」
「でしょ?もっといくわよ」
マジかよ。10連射してこようが最低8発は避けられる。だがその場合、大体最後の一発に当たってしまうというミスを犯すだろう
「銃を破壊するか…」
俺は相手の銃口を狙って銃剣で放つ。
その時にはもう3発の弾丸が俺の近くまで来ていた
「あぶねぇ!」
俺は一発を避け、二発目を銃剣で跳ね返し、最後のは紙一重で交わす
「なかなかやるわね。」
高千穂はそう言いながら銃のリロードを始める
今がチャンスだ!
「くらえっ!」
俺は相手の銃に向けて弾を連射する。
「!?」
そしてその中の一発が銃に命中する
よしっ!うまくいった!
「喜んでいるようだけど甘いわね。こんなのは使えなくなっても大丈夫よ」
するともうひとつの銃を取り出した
だよな…流石に一丁だけであんなのんきにリロード何かできないよな
俺は銃剣で高千穂に迫るが
「あはは!」
「くそっ」
反撃することも出来ず、俺は飛んできた弾を避ける
「やばいな。これまずい状況かも」
「貴方やっぱり弱いわねー」
くそっ
「負けるかぁ!」
俺は弾を避け続け高千穂に迫る
「くっ!」
高千穂は後ろに向くとその場から離れようとする。それを俺は逃がさない
「よしっ!捕まえた!!」
「なにっ!?」
俺は高千穂の髪を掴む。
「死になさい!」
相手は俺を蹴り飛ばそうとするが髪をひっぱられているためあまり力が出せないようだったので俺には当たってもダメージは少なかった
そして首を掴んで刃の部分を首に当てる
「動くな。…俺の勝ち」
「こ…この私がこんなやつに負けるなんて…ありえないわ」
高千穂はその場から動けなくなっていた
「大人しく俺のお友達になってもらおうか!」
俺は笑いながら言う。ふふふ…相手は悔しそうだ
「わ…分かったわ。私が言ったのだから、友達にはなってあげるわ…」
「わーいうれしいなー」
俺は棒読みで言う
「なんなのよ!この私がお友達になってあげようって言っているのに!」
あはは。こいつからかうの面白いな~
「ごめんごめん。そうだ!俺が勝ったのだからクラスのやつは無しな」
高千穂が何を言い出すのかは分からないので早めに言っておくことにした
「分かったわよ…もう何もしないわ…」
俺は笑顔で高千穂麗に手を差し伸べる
「なによ…」
「お友達の印に握手しよー」
「く…貴方…本当に嫌な人ね」
お前に言われたくはないよ。高千穂さーん
しばらくしてから高千穂は俺に手を伸ばす。それを俺は掴む
「これから…宜しく…」
「よろしくー」
「だから何で棒読みなのよ!」
「あはは」
高千穂は怒っている。俺はそれを笑う
「じゃあなー」
「また明日教室で会いましょ」
「本当にお友達になってくれるんだね!」
「私の本当のお友達にはなれないわよ!」
「別にいいよ。」
そんな会話をして俺たちは分かれる…
「はぁ~疲れたー。何か買ってくかー」
俺はコンビニで新発売のお菓子を買ってから寮に帰ることにした…
次の日…
「奏汰ー!何か俺のクラスに転校生入るらしいよー」
「マジで!可愛い子だといいな」
「男っていう噂もあるからな…神様頼みだな!」
「そうだね」
俺は賢太のそんな会話をしながら学校に向かう
「じゃあ放課後どんなやつか教えてくれよ!」
「おぅ!じゃあ今日も頑張ろうな!」
「うん」
俺たちは一年生の教室で別れる
席に座ると隣から高千穂が挨拶してきた
「おはよう…」
「おはよう」
「転校生どんなやつなんだろうな…」
そんな事を言っていると周りで話していた男子からとんでもないことを聞く
「そういや一年A組に転校生来るじゃん?」
「うん。それがどうした?」
「何かさ…まぁ噂だから多分嘘だと思うんだけど…」
「何だよー」
「転校生って…例の殺人鬼らしい…」
「嘘だろー。ありえないって」
「でも顔とか声が一緒だって探偵科の人がいってたらしいぞ」
「マジかよ…でも教務科がそんな有名人に気づかないで通す訳ないよな。しかもその殺人鬼は姿を見たやつはどん人でも葬り去るやつだぞ」
「やっぱそうだよなー。そんなやつは教務科が入れるわけないし凄腕なのに顔見られてるのに気づかないのもおかしいもんな!」
「じゃあ事実か確かめるかって事でその転校生に後で会いにいくか」
「会えばわかるっしょ」
「じゃあそうしよう」
「だな。あっそうだ、話変わるけどさ…」
何? 転校生が殺人鬼だと…こいつらは何を言ってるんだ…
俺はありえないと思った。でも、あり得るのだ なんせここは武偵高校だからな…
もしそれが本当だったらまずい。まだ力もついてないのに
「事実かどうか確かめないとな…」
そして今日のHRが始まった
二年…HR
「ねぇキンジ…聞いた?」
「どうしたアリア?」
「例の事件の殺人鬼…この学校に来るらしいわよ」
「ありえないだろ」
「いや、有り得るわ。声だって一緒らしいし、顔も」
「それは誰から聞いた…?」
「信用できる探偵科の人から聞いたわ」
「ふーん。俺全く知らなかった」
「あなた探偵科なのに教えてもらわなかったの?あの子探偵科の二年は全員に言ったって言ってたわよ」
「なにせ俺は嫌われ者だからな…」
「女たらしだものね。 まぁいいわ。後で転校生を見に行くわよ」
ひどいな…アリア
「どうせ断ったら風穴祭りだろ」
「えぇ。分かってるじゃない」
「もしもその転校生が本当に殺人鬼だったらどうする?」
「教務科に言わないとね…できるなら私たちで捕まえるわよ」
「マジかよ」
「じゃあ後で」
「おぉ…」
2年A組神崎・H・アリア、遠山キンジも転校生について調べようとしていた
ここまで見てくださりありがとうございました
新たな転校生の正体はすぐに分かると思います