ホープさん   作:ちょいワルドラゴン

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静かな夜にこそダンディな大人ならばバーに行きたいもの。
精霊界の町はずれにあるクールなバー。
そこで愚痴を言い合うのはクールぶって実は根暗なホープレイ。冷静に考えると逆に暗くなっちゃうホープONE。


第2希望 下敷きの苦難

レイ「最近さあ。文房具売り場怖いんだよね。」

ONE「なんで?ブンボーグにでもボコボコにされた?」

レイ「下敷きが売ってるんだ。あれは俺をばかにしてるんだ。遠目にばかにしてるんだ!!!」

ONE「兄さんノイローゼの域だよ!!病院行こうよ!!」

 

トラピーズ「どうぞ、これはサービスです。」

 

クールなようでいたってカーニバルなマスター、Emトラピーズマジシャンはホープレイにどら焼きを渡した。

 

レイ「マスター……(うっとり)。」

ONE「なんでだよ!!!」

レイ「それで考えたんだ。」

ONE「急に真面目なトーンだな。」

レイ「これ以上ライトニングが活躍したら僕らの下敷きであるホープに規制がかかるんじゃないかってね。」

ONE「お前下敷きノイローゼのくせにさらっとひどいこと言ってんじゃねえよ。

いや、それはないよ兄さん。ホープが規制かかっちゃったら僕らもおしまいだしかけるならライトニングじゃないかな。」

レイ「だってプトレマイオス禁止になったじゃん。」

ONE「だってあいつ元々下敷きになるために生まれてきたみたいなもんじゃんもろ効果が。」

レイ「俺の前で下敷きという言葉を使うんじゃねえ!!」

 

ホープレイの怒りの鉄拳がホープONEの右頬を直撃した。ホープONEは何があったかもわからず後ろに吹っ飛ばされるだけであった。

 

ONE「お前も使ってたよなその言葉!!!」

レイ「席につけ。ここはバーだ。クールにするんだ。」

ONE「なんで俺が悪くなってんだよ。」

レイ「プトレマイオスはX素材になる運命だっていうのか?」

ONE「効果からしてね。あと忘れがちだけどあいつ素材が7つ揃ったら相手のターンスキップするんだよ。もはやデュエルマスターズの領域だよそこまで行くと。」

レイ「テラナイトならすぐ揃うな。」

ONE「それに下敷きが規制ならサイバードラゴンノヴァだって規制かかってたはずでしょ。」

レイ「まあそうだな。効果忘れたが。」

ONE「そうだね。忘れたが。

マスターってEmでしょ?いいよね環境は。」

トラピーズ「そうでもありませんよ。だって俗に言うガチ構築には私ほとんど入りませんもん。

Emなのに笑っちゃいますよね

はっはっは。」

 

2人は気づいていた。

 

マスターの声が涙声特有のガラガラ声になっていたことを。

 

仮面の下から流れる涙を。

 

レイ「みんなはみんなで傷ついてるんだな。」

ONE「だね。兄さん。」

 

 

 

 

 

 

レイ&ONE「でも下敷きはやだ。ライトニング死ねボケ。」

 

 

同時刻すぐ後ろの席

 

ライトニング「うっ……グジュル……えぐっ……(泣)。」

ホープ「泣くなよ。仕方ないさ。」

 

 

みんなはみんなで傷ついていた

 

 

つづく

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