第9十刃に転生したが最強だった   作:飛翔するシカバネ

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説明文でも書きましたが不定期更新の上読者の好まれる作風ではない可能性がございます。
作者の妄想や好きなキャラへの優遇があるので注意してください。

それでも読んでくれると泣いて喜びます。

ではどうぞ。


新たなる自分への転生
転生、そして接触


俺は転生した。しかも二次元に。

 

いきなり何言ってんだ?等と思うかもしれないが本当の事だ。

 

 

神様なんて居なかったし、転生先を選ぶやら、特典を選ぶなんて事は当然無かった。

 

死ぬ瞬間の映像は覚えてる。

自分が死んでる映像は無いが、これは良かったと思う。

見たって何も変わらないし、悲しいだけだ。

 

 

 

 

ああ、自己紹介がまだだったな。

 

 

俺の今世の名前はアーロニーロ・アルルエリだ。

前世の名前は忘れてしまった。

まあ、どうせ新しい人生だ。

新しい身体と新しい名前で新しい自分を生きればいい。

 

《生きている》と、言っていいかは分からないがな。

何かと言えば幽霊とかに近いと思うしな。

 

 

最初はビルがあったり人がいたりしたが、誰も反応しなかったからな。

 

偶に見れる奴がいたし、自分と同じ様な奴もいた。

だけど、みんな死んだ。

酷く腹が減って意識が飛んだ。

気づいたら周りにはみんなだったものと満腹感が残った。

 

自分が何をしたか理解した。

気分は最悪だったが俺の気持ちとは裏腹に、腹に溜まったものの幸福感ともっと食べたいという欲求が満ちていた。

それが分かり、更に最悪だった。

 

 

 

 

何時の間にか俺の姿は異形と化していた。

幾重にも人を喰らい、時には同胞を喰らっていたからだろう。

その姿はまるで、蛸。

罠を貼り、相手が力尽きるまで絡みつき、絶対に離しはしない。

食事をする時は便利だった。

 

 

その頃には罪悪感は消え去り、人間としての感情も乏しく成っていた。

 

 

何時しか食うものは無くなっていた。

 

食うものが無くなると俺は食料を探して歩いていた。

 

行く宛もなく歩いていたら夜しかない砂漠についた。

 

そこには人は居なかった。

しかし、同胞は沢山いた。

 

ここでは共食いは当たり前の様で俺も仲間に入っていった。

 

どうやら俺は砂に潜り、泳ぐ様に砂の中を移動出来るようで、ここでも俺の食事は楽だった。

 

食事をしていると色々な感情が入ってくる。

大体は負の感情だが。

 

食事を続けていると身体は変化を迎えた。

同胞達も食事を続けていると変化していたのを見たので分かってはいたが、少し他の同胞とは違っていた。

 

俺と他の同胞と違うものは精神の違いだろう。

 

俺は異形と化した今も自我は持っていた。

その為か、他のものは共食いし続けると自我が無くなり、ただ食欲という欲求を満たそうとこの砂漠の中を歩き回っている。

 

 

今の俺は人の形を保っている。

 

関節はあるが普通曲げられない方向に曲げても痛くは無いし簡単に治る。

 

食事は近づいた瞬間内側から開くように俺の正体が出てくる。

それを俺は喰らうだけ。

 

まるで、擬似餌だ。

 

 

 

人の姿は便利だ。

人間として何十年と生活してきたのだ。動きやすい。

 

人の姿は自分が食べてきた人間の姿になれていた。

まるで、進化したことに対しての特典のように。

だけど前世の姿やまだ幽霊だった時の姿にはなれなかった。

 

 

人の姿になると感情が発達してきた。

食欲は無くならないが空腹感は無くなった。

 

それにより、自分の事を考えたり能力を試す事ができる。

 

 

 

この頃、食事をしていると感情が流れてきていたがこの頃は記憶や知識等も流れてきていた。

人間だったころの俺ならとっくに脳がパンクしても可笑しくないのにそれを全て理解して、尚且完全に記憶している。

辞書を引くように頭の中で考える必要はあるが、そんな事は手間じゃない。

 

この砂漠の名前が《虚圏》ということや、自分の今なっている状態が《最上級大虚》であるということ。

今まで食べてきた同胞は《虚》という名前だということ。

色々な事が分かった。

 

あとは、姿を変える能力で俺が人型になっていたと思っていたが人型が蛸の姿に変えているようだ。

 

しかも元々の人型の顔は自分で好きなように変えられるようだ。

前世を思い出すような白と黒の髪にもできるし、顔もイケメンに変えられる。

 

 

鏡が無ければ顔は見れないと思うだろうが鏡は作った。

 

ある時、食事をしていると身体の一部分が刃の様な形をしていたので、その虚を食った後に手が刃になるかと、試してみると姿を変える感じで自分も出来たのだ。

 

あとは、応用で前世の記憶にある鏡の作り方を真似て見れば、時間はかかったものの鏡が出来上がった。

 

まあ、時間がかかった原因は装飾に拘ったせいだろう。

 

前世の自分は収集家と呼ばれるものだった。前世の友人からは《蒐集家》と違う字で呼ばれたが。

 

片手が鏡では嫌だった為、切り離した。切り離した後も鏡は形状を保ったままで、くっついていた跡は無くなっていた。

因みに身体から切り離す時、痛みは無かった。

 

そういえば俺は前世は高校生だった。

思い出すと完全記憶が働いて忘れないようになった。

少し常識から外れて中二の思い出とか少しサドがあったり好奇心旺盛だったりした事も。

余り、思い出したくは無かったな。

 

 

 

今、確認している能力は

《形状を変化させ様々な形になれる》

《記憶を完全に覚えて忘れない》

《食べたものから記憶、感情、知識を取れる》

 

この三つだ。

 

 

 

前世の自分を完全に思い出したお蔭で(せいで)睡眠など必要無いのに欲が強くなった。

 

精神も少し子どもっぽくなったし、前世で患ってた精神の病気も少し再燃したし、虚を食ったせいか精神が歪んだ気もするがまあ、いいだろう。

 

 

ひとまずは寝よう。もうだいぶ眠たい。

 

 

そうして俺は眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目をあけると目の前に目元に布を巻いた黒人の男と銀髪の狐目の男、そして

 

 

 

「目が覚めたかい」

 

 

不敵な笑みを浮かべる茶髪の眼鏡をしている男が立っていた。

 

 

 

《藍染惣右介》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで長かっただろう。

そしてここまでくれば誰でも分かるだろう。

 

そう、俺は《BLEACH》の世界に転生したのだ。

 

 

 

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