第9十刃に転生したが最強だった   作:飛翔するシカバネ

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任務、そして報酬

「ただいま戻りました」

 

俺は藍染と謁見している。

 

少し後ろにはルドボーンが控えている。

流石ルドボーン俺が入る前に言ったことをちゃんと守ってくれている。

まあ、それとは別に藍染に当てられているだけかもしれないがな。

 

 

「ご苦労さま。なかなかいい子を連れてきたじゃないか」

 

「はっ!」

 

「その子を破面化する準備をしてくれ」

 

藍染の後ろに控えていた雑用虚が動き出す。

 

「さて、準備が整うまでの間に君に報酬を上げよう」

 

「報酬…ですか?今回は罰だったのでは?」

 

「罰は勝手に虚夜宮を出た事に対する事だ。そこまでではない。それに話した時も任務だと言ったはずだが」

 

ここで完全記憶発動!

そういえば言っていたな。

罰の遠出は謹慎扱いだったのか。

罰と任務が別々だったのに俺が勘違いしていたのか。

 

「報酬はこれだ」

 

目の前に虚の死体を取り出した。

 

「これは?」

 

「この死体はメタスタシア。『霊体融合』能力を持ち、現在は志波海燕という名の死神と一体化したまま死んでいる」

 

「!?」

 

これが…こいつがメタスタシア。

俺が欲しいものがこんなにも早く手に入るとは。

 

嬉しいが後で時間軸を確認しないとな。

俺というイレギュラーがいるんだ。

今までも少しずつ違う事があったんだ。

力をつけるスピードを早める必要があるかもしれない。

 

藍染は手で示す。

 

「よろしいので?」

 

藍染は小さく頷く。

 

「では」

 

俺は左の手袋を外し、喰虚をだす。

そしてメタスタシアの死体を食らっていく。

 

全て食らうと俺は喰虚の中に違和感を覚える。

 

 

死体はちゃんと噛んだ筈なんだけどな。

俺は喰虚に右手を入れる。(右手も喰虚だが)

 

 

そして喰虚の中から刀を取り出した。

 

 

最初の斬魄刀『浅打』

 

喰虚で俺が食べた事により身体の内部に出来上がったのか。

それにしてもメタスタシアの能力は『霊体融合』と『斬魄刀消滅』のはずなんだが何故喰虚から出てくるのか。

分からない。

まあ、いいや。次やろう。

 

「水天逆巻け『捩花』」

雑用を手元でクルッと回転させる。

 

トライデントの様な形をしている斬魄刀『捩花』

水を出現させ操る能力。

そして、捩花を使った戦い方の経験がわかる。

 

「破道の三十一赤火砲」

 

手を上に向けて鬼道を発動させる。

 

次に俺は顔をある人物に変える。

 

「ほう…」

 

俺は志波海燕の顔になっていた。

まあ、分かりきっていたんだけどね。

 

相変わらず顔かえる瞬間がグロテスクなのも分かりきってた。

ルドボーンがちょっとひいてる。

藍染はいつも通り顔が変わらない。

 

「君への話はこれで終わりだ。後は君が連れてきた大虚を破面化する。終わるまで自室で待機していたまえ」

 

 

ワンダーワイスの時は入れたはずなのに追い出された。

しょうがないから部屋に戻るか。

 

 

そう思い、俺は部屋から出た。

 

 

 

 

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