第9十刃に転生したが最強だった   作:飛翔するシカバネ

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司る、そして見物

現在は落下中です。

前回の任務に当たって派手な登場をしようといったための行為です。

発案はヤミーだけど乗っかったウルもどうかと思うよ。

 

 

 

地面につくと落下地点にクレーターができる。

砂煙が酷く隣でヤミーが目をこすっている。

俺は仮面をしているから大丈夫だが。

 

 

「ぶはぁ~!面ついてた頃は何度か来たが相変わらず現世(コッチ)はつまんねえ処だなぁ、おい!霊子が薄すぎて息しづれえしよぉ!」

 

「でも、それが現世っぽくて良くない?ほら、言うじゃん。外国行くと息が詰まるって」

 

「文句を垂れるな。俺は1人でいいといった筈だ。来たがったのはお前らだぞ。ヤミー、アーロニーロ」

 

そう!今は初めての侵攻です。

原作見たさでついてきました。

 

ルドは当然ついて来れなかったのでソラの事を虐め抜いてるんじゃないかな。

ご愁傷様としか言えない。

というかルドは葬討部隊があるから来れないのは当たり前なんだけどね。

 

隕石か何かと勘違いした人間が集まってくる。

それが気に食わないのかヤミーは魂吸(ゴンズイ)でここら一帯の魂を吸う。

 

「ぶっはーっ!!マジぃ!!」

 

「当たり前だ。そんな魂うまいわけがないだろう」

 

「こっちの姿が見えてなくても視線はあるからね。いちいち潰すよりは楽だしな」

 

「そうだな……で、何匹殺せばいいんだっけか!?」

 

「1人だそれ以外を殺す必要は無い」

 

「その為にも俺がいるんじゃないか。ヤミーは見物だろうけど俺は探査神経(ペスキス)が鋭く広いから………!」

 

俺は草むらの方に気をはる。

 

「どうした?」

 

「……驚いただけだ。生き残りがいたからな」

 

柔道服を着た女が倒れている。

しかし既に魂が潰れかかっている。

少し魂が強かっただけだろう。

 

「オレの『魂吸(ゴンズイ)』で魂が抜けねえってことは、出てるにしろ隠れてるにしろちったあ魂魄の力があるってこった!なあ!?」

 

ヤミーが近づくと更にすり減る魂。

 

「アーロニーロ!!こいつか?!」

 

「違うね。霊圧も特徴も性別も。けど可愛いから持ってきてくれないか?ロカにあげたいからさ」

 

「…ちっ…んじゃあ魂吸(ゴンズイ)で生き残ったのはたまたまかよ、くだらねえ。アーロニーロ!連れていくのは自分でやれ!」

 

ズドンっ!

 

「…あぁ!?なんだお前ら?」

 

目の前に人間が2人現れた。

1人は男でヤミーの腹を殴った。

しかし殴った音は凄かったがダメージはまるで無い。

十刃で3番目に鋼皮(イエロ)が硬いヤミーにはまるで効かない。

もう1人は女でさっきの柔道少女を庇うように座っている。

女っていうか井上織姫だ。

男の方はチャドだったけ。

 

「アーロニーロ!!こいつかー!?」

 

「一目見れば分かるでしょ。もう少し探査神経(ペスキス)鍛えなよ。そうだね……ウルで言うなら『ゴミ』だね」

 

「そうかい!」

 

チャドが拳を引き、もう一度殴ろうとする。

その間に井上織姫は柔道少女を抱えて逃げ出す。

 

チャドは渾身の一撃をだしたのだろうがヤミーには効かない。

そして遅い。

ヤミーもお世辞にも攻撃速度が早いとは言えないがそれよりも遅い。

繰り出した拳が当たる前にヤミーに腕を掴まれた。

そしてヤミーはそのまま腕を握りつぶした。

 

「茶渡くん!!!」

 

井上織姫は木に柔道少女を立てかけて、戦場に戻ってきてしまった。

そして茶渡に近寄っていった。

命をとしてまで時間を稼いでくれたのだから逃げれば良かったのだ。

本当に兄と同じで愚かだ。

面白いからいいけどね。

 

「ア〜ロニ〜ロ〜ぉ。この女もゴミか?」

 

「ゴミだ」

 

こういう時は展開が分かるっていうのもどうかと思ってしまうな。

 

 

「そうかい!!」

 

ヤミーが人差し指で井上織姫を潰そうとする。

文字通り指1本でいいのだ。

 

「三天結盾」

 

ヤミーの指の進行上に三角の盾が現れる。

少しヒビが入ったもののヤミーの攻撃を防ぎきった。

 

「…何だ?こいつ…」

 

「…双天帰盾」

 

チャドの傷の部分を覆う。

チャドの傷は見る見るうちに傷が治っていく。

いや、直るか。

 

「なんだぁ!?治せんのか!?つーかそいつ生きてんのかよ!しぶてえなオイ!」

 

「…妙な人間だ…女…」

 

これを見ているであろう、ソラはどう思っているのだろうか。

まあ、心配はしてるだろう。

俺らといて性格が丸くなったとも尖ったともいえる。

対面がたのしみだな。

 

「椿鬼!!!…孤天斬盾…私は……拒絶するっ!!!」

 

ヤミーの頭を狙い椿鬼が放たれる。

この一撃で仕留めるつもりだろう。

 

バチン!!!

 

そんなものでヤミーは倒せない。

 

「何だこりゃ。蠅か?」

ヤミーは手で受け止め、粉々に砕く。

 

井上織姫が驚愕している。

悲観かな?

自分の攻撃が効かなかったこと、椿鬼が粉々にしたこと、全てに驚いている。

驚くより行動する方がいいのにな。

 

「どうするよアーロニーロ?こいつ珍しい術を使うから手足もいで藍染さんに持って帰るか?」

 

「そういう事はウルに聞きなよ。判別は俺だけどそういう事の決定権はウルにあるんだから。ねえ、ウル」

 

「……いや、必要無い。殺せ、ヤミー」

 

「あいよ」

 

井上織姫の顔に手がせまる。

先ほどと同じく指1本だと防がれる可能性があるからな。

今度こそ潰す気だな。

 

しかし、手は空中で止まった。

刀で止められてしまったからだ。

 

「何だ、てめえは…!?」

 

そこには死神の証である黒装束を着ている、オレンジ色の髪をした男が立っていた。

 

「…悪い。遅くなった、井上。…心配すんな。俺がこいつらを……倒して終わりだ!!」

 

 

 

 

「卍!!解!!!」

 

 

 

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