幸せを目指す物語   作:アルティ2

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無印編
第6話


退屈な授業もやっとすべて終わり帰宅時間になり今日は珍しく習い事の無かったなのはちゃん達3人の女神と共に帰路に着くことにした。

 

「こうしてみんなで揃って帰るのって久しぶりなの!」

 

「そうね。最近は休みの日以外は時間が噛み合わなかったものね。」

 

「確か最後に揃って帰ったのは先月だったかな?」

 

なのはちゃんはそこまでじゃないけど他の2人は子供ながら割と忙しい部類に入る子達なのだ。

 

アリサちゃんは世界有数の資産家の娘だしすずかちゃんもアリサちゃん程ではないにしろ結構な名家のお嬢様だ。

どちらも日頃から学校以外にも塾や習い事があり本人達はそうでも無さそうだけど傍から見てるとなかなか大変そうだ。

 

いつもはどちらか居なかったりあるいはどちらも居ない。逆になのはちゃんが塾で居なかったりといった感じでこうしてみんな集まって帰るのは本当に久しぶりだったりする。

 

「あ、そうだ。みんなこの後予定がないんだったらうちに寄ってく?新作のゲーム買ったんだよ。」

 

「今日は予定は無いし私はいいわよ。なのは達はどう?」

 

「私は大丈夫なの!お家に帰って荷物置いたらすぐ行くの!」

 

「私もノエル達に連絡しておけば大丈夫だよ。」

 

「なら決まり!帰りはうちでゲームだ!」

 

みんなで今日の予定を話し合いながら雑木林の近くを歩いていると

 

『・・・れ・・・。だれ・・・、きこ・・・すか?』

 

あれ?なんか聞こえたような・・・?というかこの頭に直接入ってくる感じは念話?

 

「今何か聞こえたような・・・」

 

「?何も聞こえなかったわよ?すずかはどう?」

 

「私も何も聞こえなかったよ?」

 

おやぁ?なのはちゃんもしかして念話聞こえてる?というか修行とか開発無しでこの微弱な念話をキャッチするとか末恐ろしいんじゃ・・・

 

『だれか・・・。聞こえますか・・・?聞こえているなら助けてください・・・。』

 

この感じ結構マズいかもしれない。

 

「っ!やっぱり聞こえたの!」

 

「ちょっ!?なのは!?」

 

「なのはちゃん!?」

 

おお!普段の運動神経の無さが嘘のように駆け出して行ったぞ!おっとアリサちゃん達も駆け出して行ったね。というかすずかちゃんのさっきの動き普段からセイバーさんと修行してる俺でも一瞬見逃しそうだったんだけど・・・

 

「幸寛!なにしてるの!早くなのは達を追うわよ!!」

 

いかんいかん。あまりに見事なまでにみんな走り出していたからボーッとしてたわ。

 

「ごめん!今行くよ!」

 

しかしなのはちゃんの動きも普段の運動神経の無さから考えると不思議だけどすずかちゃんの動きは明らかに常人じゃない気がするよ。木の枝から木の枝に飛び移って移動なんてどこのNA〇UTOかな?俺も出来なくはないけど普通の小学生じゃ出来ないよね?

 

「居た!アリサちゃん、幸寛くん。なのはちゃん見つけたよ!」

 

「でかしたわ、すずか!行くわよ!」

 

「りょーかい!」

 

先頭を移動していたすずかちゃんからの報告を受けて俺達もそこに向かうことにした。

 

「はぁはぁ。なのは!」

 

「!アリサちゃん!この子!」

 

「変わった毛色のフェレットだね?その子どうしたの?」

 

「ここに倒れていたの・・・。」

 

なるほど。さっきの念話はこの子から来たのか。てことはリニスさんみたいに使い魔とかの魔法生物なのかな?

 

「確かに変わった毛色ね・・・よく見たら怪我してるじゃない!すぐに病院に連れて行かないと!」

 

「この近くに私の知り合いの動物病院があるよ!そこに連れていこう!」

 

「分かったの!」

 

「なのはちゃん。僕もすぐ行くから先に行ってて。この辺りに飼い主さんが居ないか探してみるよ。」

 

「うん!お願いするの!」

 

そう言って先に行ったアリサちゃん達に追いついて行ったなのはちゃん。

 

さてと・・・なんであの子はこんな所で倒れてたのかな?

微かに魔力の痕跡があるから戦闘かなにかがあったのは間違いないんだろうけど・・・。

 

「ん?何だろこれ・・・青い・・・宝石?」

 

ふと足元を見ると青い菱形の石が落ちていた。

というかこれものすごい魔力の塊じゃないか!

もしかするとあの子の怪我の原因はこれかな?

 

「とりあえず魔力に落ち着きが無いから押さえつけておかないと・・・。」

 

宝石を両手で握り締めて宝石の表面をコーティングするように魔力を流す。

魔力量がもっとあれば無理矢理押さえ込めるんだろうけど俺の少ない魔力量じゃこれが限界かな?

 

リニスさん曰く俺の魔力量はせいぜい一般的な魔導師の平均値くらいでランクにすると大体C+からBにかかるくらいらしい。

なので専ら魔法の練習の時は魔力制御の練習ばかりやっていた。

 

「・・・ふぅ。こんなものかな?」

 

なんとか魔力で押さえ込むことに成功した。

しっかし綺麗な宝石だな~。なんか中に書いてあるし。

 

「そのジュエルシードを渡してください。」

 

「ん?」

 

後ろから声がして振り向くとそこには金髪ツインテールの可愛い女の子が立っていた。

その容姿は聖祥3女神のなのはちゃんアリサちゃんすずかちゃんに勝るとも劣らないものだった。

 

「結婚してください。(お名前と連絡先教えてください。)」

 

「ふえ?・・・ふえええぇぇぇぇ!?」

 

おやぁ?どうやら本音と建前が逆転したっぽい。

 

 

 




今日はここまでです。

やっと原作突入!&原作改編開始!

どうしてもフェイトを幸せにするにはこのタイミングで会わないと話の作り的にやりづらいなと思ってかなり早めの登場とさせてもらいました。

ちなみにこの主人公はなのは達とも結婚したいとか密かに思ってます。しかしヘタレなんで付き合って欲しいとか好きとか言えない上に鈍感なんで現状ハーレムになることはありえません。フェイトに関してはいきなりだったんで誤爆しただけの模様。
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