璃兎「あぁ~八幡!久しぶりだね!ウサ先生は元気だったよ!八幡は?」
八幡「はぁ月見先生、早く自己紹介を続けたらどうですか?時間も押してますし」
璃兎「もう~八幡の照れ屋さん!仕方ないな!じゃあ次、八幡の横の女の子!」
side八幡
俺は璃兎さんの言葉でようやく気が付いた。俺の隣の席に女の子が座っていることを。一言あってもいいのに…いや、俺に気を使ってくれたんだろ。決して俺がキモくて話かけなかったわけじゃない、多分。……違うよね?
愛良「小鳥遊 愛良(たかなし あいら)です。よろしくお願いします」
隣の女子は小鳥遊という名前らしい。髪はショートで顔は可愛い系だ。しかし、それより目を引くのは真っ白な髪だ。銀髪ではなく完璧な白だ。顔は日本人っぽいがハーフなのだろうか?そして彼女は座りこちらを向き
愛良「さっきも言ったけど私は、小鳥遊愛良。よろしくね八幡くん」
いきなり名前呼びとはとんだリア充だ。ぐいぐい来るタイプなのだろう。
八幡「あぁよろしく、小鳥遊さん。俺は比企谷八幡だ。」
愛良「私のことは愛良って呼んで、八幡くん」
八幡「いやそれはちょっと……無理です。小鳥遊さん」
愛良「更に敬語になった!?愛良って呼んで、普通に話して!」
八幡「そ、それより今は他の人の自己紹介を聞いた方が…」
愛良「あからさまに話を逸らした!けど、それもそうだね」
はぁ、やっと終わった。 初対面の男子にここまでするとわ。俺以外だったら勘違いしてるまである。この子自分が好きなのかもと思ってしまうだろう。俺は勘違いしない。俺が中学生のとき話したことのない女子が普通に話しかけてきた。その後自分のグループに帰っていくと
「よく頑張ったね」
「あのキモいのに何もされてない?」
「マジでヒキタニキモいわ」
などと聞こえてきた。つまり罰ゲームだったのだ。だから小鳥遊もグループの人数が奇数で座れなかったか、『資格の儀』で落ちたため1人になったから仕方なく隣に座ったのでわ?と考えられる。こんな考えができる俺はただのぼっちからプロのぼっちへ進化しているのだった。
透流「九重透流(ここのえ とおる)です」
璃兎「キミが例のイレギュラー君ね!職員室で話題になってるよ。お次は隣の銀髪ちゃん!スタンダップ!」
ユリエ「ヤー。ユリエ・シグトゥーナです。みなさんよろしくお願いします」
璃兎「はい!全員おわったね。それじゃあ説明始めるよ!学生証はクレジットカードとしても使えるよ!なんと毎月10万円まで使えるよ」
璃兎「絆双刃(デュオ)っていうのがここの特別な制度ね。寮はパートナーと一緒に生活することになってるんだよね!うちを卒業した後ドーン機関の治安維持部隊に入ることは知ってるよね?そこではチームで行動するんだけど、基本はツーマンセルってわけ」
巴「在学中から部隊のやり方に慣れさせるってことですか?」
璃兎「そうそう正解だよ!というわけでデュオは常に二人で行動!正式なデュオは週末までに話し合って決めるってことで、それまでは仮のデュオで過ごしてもらうからね!」
知ってはいたが俺、組む奴なんていねーよ!余った人と組まされてどうやって過ごすんだよ!ぎこちないってレベルじゃないぞ!
璃兎「仮のデュオはもう決まってるから!入学式と同じで隣の人が相手ってことで」
透流「まずいですよ!女子がデュオなんて!」
八幡「先生、年頃の男女が同室なのは俺もまずいと思います。ほら、お前も何か言えよ。変わる可能性があるのは今だけだぞ。じゃないと、俺みたいな奴と同室になっちまうぞ。」
愛良「お前じゃない。愛良。」
八幡「おい小鳥遊今は「愛良」たかな「愛良」た「愛良」…………アイラサンモナニカイッテクダサイ」
璃兎「はいそこ!ラブコメしない!あとデュオは変えないからね。イレギュラーと八幡はラッキーだね!美少女とデュオなんて!はいこの話終わり!今日は解散!」
それだけ言うと璃兎さんは教室から出てった。
八幡「おい。本当にいいのか?なんなら九重のところと代わってもらうか?」
愛良「八幡くんは私とじゃイヤ?」
八幡「いやそうじゃなくて。ほら、俺みたいなキモい奴とじゃイヤだろ」
愛良「んん~確かに目は特徴的だけど、私外見だけで判断したり、されたりするのって嫌いなんだよね。だからとりあえず今は八幡くんのこと嫌ってないよ」
八幡「まぁ気にしないなら…1週間よろしく」
愛良「うん!よろしくね」
読んでくれてありがとうございます。ほとんど会話文でしたがどうでしたか?次も会話文ばっかになりそうです。