花を護る騎士 ブレイドナイト   作:葵祈つばめ

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…7月にまでかかるかと思ったけど漸く書けた…

長らく待たせてしまって申し訳ありませんでした。


Max Heart編アフター

俺がタコカフェでたこ焼きを食った日から一週間後の今日、俺は再び若葉台駅に来ていた。

 

「ようやく着きました」

 

「よっしゃあ!待ってろよたこ焼き〜!」

 

「場所はあの公園で大丈夫なんですよね?」

 

「えぇ。明が調べてくれといたから」

 

そう、つぼみ達を連れて。

あの日の翌日つぼみ達にタコカフェに行ってた話をしたらえりかがチョコソースたこ焼きに興味を持ったんで、次の休日…つまり今日、皆でたこ焼きを食べに来たわけだ。

 

因みに黙ってはいるがちゃんとシプレ達も一緒来ている。

最早お決まりのであるぬいぐるみのフリをしてな。

しかしシプレ達は他の妖精達と違って不便だよな。

変身道具になれないし、人に変身する事も出来ず、しかも見た目が何なのかハッキリとしてないから堂々としていることも出来ない。

それで結局ぬいぐるみのフリをすると言う手段に辿り着くわけだ。

 

一応シプレ達は、マントには変身出来るが余程の事がない限り必要ではないからな。

 

だがしかし、シプレ達の涙ぐましい努力の結果、今となっては昔とは比べ物にならない程、ぬいぐるみのフリの完成度は上がっている。

 

だからシプレ、コフレ、ポプリ、コロン、今日もぬいぐるみのフリに大いに期待をしている所だが……

 

「♪〜ちょうちょさん待つでしゅ〜♪」

 

「コラー!ポプリ!待つですー!」

 

「そうですぅ!勝手に動いては駄目ですぅ!」

 

「あ〜!コフレ達も勝手に動かないで下さ〜い!」

 

「こりゃあ〜!待つっしゅ〜!」

 

「ポプリ〜!」

 

「やれやれだね…」

 

「そうね…」

 

………

 

前言撤回、ダメだこりゃ。

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

その後直ぐに捕まえた事が功を奏したのか、誰にも見られずに済んだので俺とゆりによるのありがたーいお話しで許すことにし、そして俺達は公園へ到着したのだった。

 

えぇっとタコカフェは……

 

「ん、発見発見」

 

前回とは違い、今日は客がいるのでひかりが接客していた。

 

―ごちそうさん―

 

―ありがとうございました!―

 

と言ってもその客も今帰ったがな。

 

逆に前回と同じなのはなぎさとほのかの姿は見えない事だ。

 

まぁ別に約束をしたわけではないから当然と言えば当然だな。

 

だが、本当はもう此所へ来る筈だったがまたなぎさが寝坊してほのかが起こしている最中なのかもしれない。

それならその内来るだろうからその時に聞いてみるかな。

 

そう思いながら近付いていたが、俺はある事をふと思いだし足を止めた。

 

「どうしました明さん?」

 

足を止めた俺に気付きつぼみ達も足を止めた。

 

「ん、今アカネさんは俺等に気付いてないだろ?」

 

「はい」

 

視線の先には客を待っているアカネさんとテーブルの上を掃除しているひかりの姿。

 

「予言しよう。俺等が今から五歩進めばアカネさんは俺等に気付くだろう」

 

「なんでです?」

 

「それは五歩進んでから説明しよう」

 

疑問に頭を悩ましているつぼみ達にそう言って再度歩き出した。

 

「いち、に…」

 

 

「さん!」

 

三歩目でえりかがそう言いながら阿呆になった。

 

「…懐かしいネタを掘り出したな。今更そのネタで笑う奴なんて…」

 

「プッ…、っく…くくくっ……」

 

「…いましたね」

 

「…うん。いたね」

 

ゆりぃ……

 

「よっしゃ!ゆりさんの笑いゲット!」

 

「…阿呆な事してないで残り二歩行くぞ」

 

気を取り直し、四歩目。

 

「よん」

 

視線の先のアカネさんはまだ俺等には気付いていない。

 

そして、

 

「ご」

 

最後の一歩を踏み出したその直後、

 

―お〜い!明君〜!つぼみちゃん達も〜!―

 

アカネさんが俺等に手を振ってきた。

 

「な?気付いたろ?」

 

アカネさんに手を振り返しながら俺はつぼみ達にそう言った。

 

「…はい、ほんとに気付きました…」

 

「明さんどうゆうこと?」

 

「ん、説明しよう」

 

俺は歩きながらつぼみ達に説明をした。

 

「簡単に言うと、この距離はアカネさんの商売人センサーの範囲内なんだよ」

 

「商売人センサー?」

 

「そ。一定内の範囲に入った人を感知し、たこ焼きを買わす為に商売人が装備しているセンサーだ」

 

「範囲が広い間合い、みたいな感じですね」

 

「かもな。アカネさんは中学時代にラクロス部に所属してたらしいからその名残なのかもな」

 

「確かベローネ学園だったかしら?」

 

「そ。なぎさ、ほのか、ひかりが通ってる学園な。アカネさんはその学園のOGって事だ。…そういや、前になぎさが言ってたな。アカネさん、今もラクロス部の臨時コーチとして練習や合宿にも同行するらしいぜ。後、なぎさには特に厳しいとか。先輩の愛だな」

 

「愛ですね」

 

「愛だね」

 

「うん、愛だね」

 

「えぇ、素敵な愛ね」

 

俺等はそんな事を話しながら、そしてタコカフェに到着した。

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

「一週間振りですねアカネさん、ひかり。今度はつぼみ達を連れて食べに来ました」

 

そしてつぼみ達が順々に挨拶をした。

 

「アカネさん、ひかりさん、お久し振りです」

 

「二人とも久し振り〜」

 

「お久し振りですアカネさん、ひかりちゃん」

 

「お久し振りです」

 

「はい、みなさんお久し振りです」

 

「つぼみちゃん達を連れてまた来てくれるなんてありがとね明君。今回もサービスするよ〜!」

 

「ありがとうございます」

 

「あ、みなさん此方へどうぞ」

 

ひかりに促されて俺等はテーブルへと案内された。

 

 

    あ

  ゆ/ ̄\い

  |  |

  つ\_/え

 

 

「さて、注文は…」

 

「あたしは決まった〜!」

 

「だろうな。一週間前から食いたいって言ってたもんな」

 

アレを食いたいとは物好きな。

 

「わたしも決まりました」

 

「ボクも」

 

「私も」

 

「あいよ。…ひかり注文頼む」

 

「わかりました」

 

俺等は一人一人注文をし、ひかりはえりかの注文を聞き、驚いていた。

 

まぁそうだよな。

 

んで、ひかりがアカネさんに伝えに行き品が来るまでの間俺等は少しお喋り。

 

「そう言えば、なぎささんとほのかさんは来てないみたいですね」

 

「まぁそもそも会う約束をしてたわけじゃねぇからな。だがまぁその内来るだろ」

 

「…ねぇ、えりか。もう頼んじゃったけど本当に食べるの?」

 

「もっちろん!」

 

「チャレンジャーね」

 

「え〜あたしは美味しいと思うんだけどな〜」

 

等と話していたら、

 

「御待たせしました」

 

ひかりが注文の品を持ってきた。

 

お、来た来た。

 

「明さんがクレープで、ゆりさんがサンドイッチ」

 

「おう」

 

「ありがと」

 

前はメニューに目を通さずに頼んだから分からなかったが、タコカフェのメニューの中にクレープがあったから頼んだ。

 

選んだ組み合わせは、

 

・ブルーベリージャム

・ストロベリーアイス

・生クリーム

 

だ。

 

「つぼみさんといつきさんはたこ焼き」

 

「ありがとうございます」

 

「ありがとね」

 

ふたりは普通に無難なたこ焼きを頼んだ。

 

で、

 

「えりかさんが…チョコソースたこ焼き…」

 

「待ってましたぁ!」

 

えりかは例のアレを頼んだ。

 

「うっまそぉ〜!」

 

えりかはそう言うが、一度食った身の俺はチョコソースたこ焼きを見ても全くもって食欲は湧かなかった。

 

「はい、サービスのドリンク持ってきたよ」

 

サービスのドリンクはアカネさんが持ってきた。

 

「高校生組は珈琲ね。ブラックにしたけど二人とも大丈夫だよね?」

 

「大丈夫っす」

 

「ありがとうございます」

 

「中学生組はジュースね」

 

「ありがとうございます、アカネさん」

 

「もふぅふぁふぉ〜ふぁふぁふぇふぁん!」

 

「もぅ、えりかったら…」

 

わぁお。

えりかの頬がハムスターみたいになってら。

 

あんなに頬張って口の中は熱くないのか、不思議に思ったがなぎさの例を思いだし納得した。

 

「あ、サービスだからドリンクのお代は要らないからね」

 

「前回に続きありがとうございます、アカネさん」

 

「あっはっは、気にしなくて良いって。此方も遠方のお客を取れて助かってるからさ」

 

そう言ってアカネさんはハムスターの頬を面白がりながら突っついていた。

 

―つんつんつん―

 

「あっはっは、この感じ癖になるかも」

 

「ふもっふっふっふ〜」

 

―ぷっく〜―

 

…何か頬の膨らみ具合がハムスターっつーよりもカエルに見えてきたな。

 

今にも鳴き出すかもな。

ケロケロリって。

 

そんな事を考えながら俺はクレープを食い始めた。

 

…ん。美味いな。

タコカフェのクレープ。

 

―じぃ〜―

 

………

 

―じぃ〜―

 

……

 

―じぃ〜―

 

 

―じぃ〜―

 

「あ〜…ひかり?そんなに見られると食いづらいんだが」

 

 

クレープを食い始めてからずっとひかりに見られていた。

 

「え?…あ!ご、御免なさい!?」

 

言われたひかりは一瞬きょとんとした後に慌てて謝り出した。

 

…無意識だったのか。

 

「どうしたのひかり?」

 

「えっと、…クレープを食べる明さんの姿が…」

 

「意外と?」

 

「はい…」

 

あらま。

 

「ふふっ、明はこう見えて甘いもの好きだから無理もないわ」

 

「こう見えては余計だっつーの」

 

「しかも自分で作る事も出来るのよ」

 

「凄いですね」

 

「ふふっ、こう見えて、ね?」

 

「だからこう見えては余計だっつーの」

 

ゆりはさっきからちょいちょい俺を弄ってくるな。

そっちがその気ならよろしい、ならば反撃だ。

 

「意外と言えば、ゆりもそうだぜ」

 

「そうなんですか?」

 

「あぁ。こう見えてゆりは負けず嫌いな気があるんだぜ?なぁ…んあぁ!?」

 

なぁ、ゆり?と言おうとしてゆりの方に顔を向けたら口の中に何かが…

 

「あらあら明ったら、たこ焼きが好きなのは分かるけどまだ熱いのに口に入れたら火傷するわよ?」

 

たこ焼き入れやがったのか!

 

熱っ!

 

熱さに苦しみながら横を見るとゆりは串を持ってしれっとそんな事を言いやがった。

 

「凄い…全然見えなかった……」

 

「御免なさいねつぼみ。明がどうしてもたこ焼きを食べたそうにしてたから、つい」

 

「いえ…わたしは…それよりも明さんは大丈夫ですか?」

 

「明なら大丈夫よ、信じなさい」

 

シリアス決めてんじゃねぇよ!と文句を言いたいが今の俺にそんな余裕は無い。

 

水、水をくれ!

 

「明さん!お水です!」

 

祈りが通じたのか直ぐ様ひかりが持ってきてくれた水を半ば奪うようにして飲んだ。

 

「…助かった、…サンキューなひかり…」

 

「…いえ、大事にならなくて良かったです」

 

あぁ…ひかりは天使だ…。

 

「まったく、明は人騒がせね」

 

「…こんにゃろう。人騒がせの原因はゆりだろうが」

 

「態々言わなくても良い事を言おうとした罪よ」

 

「言わなくても良い事?」

 

「何だろう?」

 

「あ〜、…もぐ…もしかしてあの事かも。…もぐもぐ…」

 

「えりかは何か知ってるの?」

 

「…もぐ…もも姉が言ってたんだけど…もぐもぐ…この間ゆりさんちクラスで小テストがあって…もぐ…ゆりさん、明さんに一点差で負けたんだって。…もぐ…で、その時ゆりさん鋭い目で“次は私が勝つわ”って言ったんだって…もぐもぐ…」

 

「喋るか食べるかどっちかにしろっつーの」

 

「…もぐもぐもぐもぐ…」

 

食べる方を選んだか。

 

「それにしても、ゆりちゃんにそんな一面が」

 

「確かに意外です」

 

「ゆりさん、いったいどんな目をしたんでしょう?」

 

「ちょっと想像つかないよね」

 

「結構鋭いぜ」

 

例えるならムーンライトの前髪。

 

あの鋭さなら技として斬る事も出来そうだな。

 

マリンの“おでこパンチ”みたいな感じで…“あたま斬り” …いや、“兜斬り”の方が良いか。

 

まぁそれは置いといて、

 

「俺が言わなくてもえりかに言われちまったな。なぁ…んあぁ!?」

 

また口の中に何かが…

 

「ありゃ?あたしのたこ焼きが1個無い」

 

「御免なさいねえりか。明がどうしてもたこ焼きを食べたそうにしてたから、つい」

 

今度はえりかのチョコソースたこ焼きかよ!!

 

そんなに熱くはないがあの独特の味ががが…

 

「そして覚えておきなさい、えりか。“口は災いの元”よ?」

 

―ゾクリっ!―

 

「ひゃ、ひゃい!?」

 

「…こ、これが、先程話に出た目ですか…」

 

「…た、確かに鋭い目だね…」

 

「…ねぇ、ゆりちゃん明君は大丈夫?」

 

「はい、明なら大丈夫です。明はそう簡単に屈したりはしないと私は信じていますから」

 

だーかーら、シリアス決めてんじゃねぇよ!

 

そして苦しんでいる俺の元に再び天使が現れた。

 

「明さんお水です!」

 

あぁ…ひかりってほんとに天使……

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

天使から二度目の救済を得てから数分後。アカネさんが客が来たと言って屋台へ戻り、その直後、公園の入り口の方から馴染み深い声が聞こえた。

 

「アカネさーん!ひかりー!」

 

「なぎさ、ちょっと待って!」

 

声の聞こえた方を見ると、なぎさとほのかが走って此方へ来ていた。

 

…一週間前と同じかよ。

 

その後、互いに挨拶を済ませなぎさとほのかも俺等と同じテーブルに座り注文をした。

 

幸い、テーブルのスペースは余っていたからな。

 

 

    あ

  ひ/ ̄\い

  ゆ|  |ほ

  つ\_/え

    な

 

 

…一応、念の為俺とゆりの間にはひかりに座ってもらった。

ひかりは仕事中だったが、アカネさんからはちゃんと許可を貰った。

 

「で、その様子だとまたなぎさがやらかしたか?」

 

「うっ…」

 

やはりか。

 

「で、でも今回は時間に間に合うように起きましたよ!」

 

「でもなぎさったら、二度寝したでしょ」

 

どうやら今回もなぎさの寝坊、しかも二度寝で遅れたらしい。

 

「だから前回ひかりが言ったように目覚まし時計を使えば良いものを」

 

「うっ、あるんだけど、何故か直ぐに壊れちゃうんだよね…」

 

どーせ寝返りを打ったり、鳴っているのを止める際に力強く叩いてんだろ。

 

見渡せば皆もそう思ったのか苦笑いしていた。

 

てか、今時叩いた衝撃で目覚まし時計を壊す奴なんてなぎさしかいないだろ。

 

「あ〜あたしもそうだわ〜」

 

…もう一人いた。

 

「あ、アカネさん!チョコソースたこ焼きもう一箱追加で!」

 

すげぇ…まだ食うのかよ。

 

「え!?えりかもチョコソースたこ焼き食べるの!?」

 

「なぎささん発案のチョコソースたこ焼き、滅茶苦茶美味しいっしゅよ!いくらでも食べれちゃいまっしゅ!」

 

あぁ…強烈タッグが生まれてしまう…。

 

「はい、お待ち」

 

アカネさんが注文の品を持ってきた。

 

あぁ…チョコソースの匂いが…。

 

『いっただっきま〜す!』

 

そうしてなぎさとえりかは物凄い速さで食べ始めた。

 

「…熱くないのか?」

 

『全然平気(っしゅ)!』

 

「…ですよね」

 

この二人には言うだけ無駄か。

 

「ほのかは何を頼んだんだ?」

 

「わたしは今日はクレープを。タコカフェのクレープは美味しいので」

 

「お、それ分かるぜ。俺もさっき頼んだからな」

 

「明さんもですか」

 

「あぁ甘いもんは好きだからな。クレープの他にもケーキ、パフェ、アイス、ドーナツ、和菓子、洋菓子…」

 

「ふふっ、本当に甘いものがお好きなんですね」

 

ほのかとそんな話をしていたら、

 

「甘いもの良いけど!」

 

「このチョコソースたこ焼きも!」

 

と、なぎさとえりかが言ってきた。

 

何で俺に何回も薦めてくんだよ。

 

教えてくれ、

俺は後何回薦められれば良いんだ?

 

「いらん。俺は今からクレープを頼むんだからな」

 

そう言って俺はアカネさんに再びクレープの注文をした。

 

今度の組み合わせは、

 

・ストロベリージャム

・バニラアイス

・生クリーム

 

だ。

 

『むぅ〜』

 

薦めを断られたなぎさとえりかは未だ不満顔でぶーぶー言いながら食べ続けていたが、ほのかのありがたーいお話しによって鎮静化した。

序でに言うとありがたーいお話しをしている時のほのかの笑顔に少し恐れを感じたのは内緒な。

 

「ほのかさんが恐いです…」

 

「あぁ、確かに恐いな。ほのかだけに、“ほのかな恐さ”だな」

 

『………』

 

「「プッ…、っく…くくくっ……」」

 

なぎさとゆりにはウケたか。

 

「はい、お待ち」

 

「…来たか」

 

自分のウケを再認識してたら注文の品が来た。

 

では早速、

…ん。やっぱ美味いな。

タコカフェのクレープは。

 

いつの間にかチョコソースたこ焼きの大食いを始めたなぎさとえりかを見ながら俺はそう思った。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

大食いが終わった頃にはたこ焼きの原料となぎさとえりかの財布の中がほぼ空の状態になってた。

 

………

 

それでは皆さん御一緒に、せーの、

 

『ありえなーい!』

 

 

【完】

 




アフター話では、他の編で出た内容を少し変えて出していこうと思います。

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