花を護る騎士 ブレイドナイト   作:葵祈つばめ

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まほプリと同時期に始まったこの作品。
今日でまほプリは終わりを迎えますが!今月で31日でこの作品が連載一年目を迎えますが!私のプリキュア愛はまだまだ終わりはしません!

これからも応援よろしくお願い致しますm(__)m


スマイル編アフター 2

秘密基地でなんやかんや時間を潰しそろそろ良い感じの時間になったんで祭りに行く支度を始めた。

 

全員が秘密基地で浴衣に着替えるのは色々と問題があるんで話し合いの結果、丁度良く家族が出払っているれいかの家に行くことにした。

 

つっても、あかね、やよい、なおの三人はいったん各々の家に戻って浴衣を回収してからだけどな。

 

んで、三人が来たら俺は別室に移動して各々着替え出した。

 

早々に着替え終われる俺とは違い、皆は時間がかかる為、誰かが呼びに来るまで別室にて現在待機中だ。

 

「…にしても、ほんとにこの家は広いな」

 

それに純和風造り。

 

「時代が時代なられいかは身分の高いお姫様、ってわけだな」

 

―コンコン―

 

「明、入るよ?」

 

ん、来たか。

 

「あぁ、いいぜ」

 

直後、襖が開きコロンが中に入ってきた。

 

「よくその手で襖を開かせたな」

 

「これぐらい何ともないよ」

 

「さいで。…ん?」

 

今気づいたが、コロンはゆりと同じ浴衣を着ていた。

 

「コロン、その浴衣は?」

 

「コレかい?折角の祭りなんだからボクたちも楽しみたくてね、さっきの余った生地でえりかに作ってもらったんだ」

 

「楽しむって、終始一貫で人形のフリをしてんのにか?」

 

「それはそれ、これはこれ。だよ」

 

「さいで」

 

物は言い様な気がするが、本人が満足してんならそれで良いか。

 

「どうやら納得してくれた様だね。それじゃあそろそろ…」

 

「ん?あぁ、そうだな。待たせるのも悪いしな」

 

よっこいしょ、と。

 

「うし、行くか」

 

「うん。…あ、そうそう、ちゃんとみんなの浴衣姿の感想を言ってあげるんだよ?」

 

「…お前はお袋かっつーの。言われなくてもわかってら」

 

「流石。それでこそ明」

 

「へーへー」

 

コロンとはゆり程じゃないが長い付き合い故、今じゃ親友みたいなもんだから、こんな感じの流し方で無問題。

 

「ゆりにもちゃんと言うんだよ?」

 

「…言ったら照れちまわないか?」

 

「多分照れるね。だけど、ゆりのそんな所が可愛らしくて良いんじゃないかな?」

 

コイツぁ…

 

「わかってるくせに敢えてやらす辺り、相変わらずコロンはいい性格してるぜ」

 

「その言葉、明には言われたくないね」

 

「………」

 

「………」

 

「「…フッフッフッフ……」」

 

さっきのは訂正、

コロンは俺の親友であり悪友だ。

 

 

………

……

 

 

さて、皆の浴衣姿だが、各々異なる魅力を持っていたから感想を言うのが大変だった。

 

そしてコロンが言っていた通り、ゆりが照れたんでいつもの様に弄ろうとしたが、何か嫌な予感がしたから断念した。

 

「ん?みゆきが持ってるあのカメラは?」

 

「今日のお祭りの為に持ってきたらしいわ」

 

「成程」

 

「…フフッ……」

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

さて、祭りに到着したが腹が減っては何とやら。

 

俺達はまず最初にあかねの両親が出している屋台で腹ごしらえを済まし、時々写真を撮りながら屋台を回り始めた。

 

「明、写真を撮る時のあの掛け声は何?」

 

「みゆき仕様の掛け声と言えば納得するか?」

 

「…するしかないわね」

 

 

………

……

 

 

「…もぐもぐ…。さーて、次はどこのを食べよっかなー?」

 

「あんだけ食ってんのにまだ食う気か…」

 

「相変わらず恐ろしい食欲や…」

 

屋台を周り始めてどれくらい経ったかわからんが、なおは常に何かしらの食いもんを買って食っていた。

 

「祭りの為にお昼ご飯四杯しか食べてないからまだまだ大丈夫!」

 

「抑えても四杯なのね」

 

流石、大食いプリキュアの一人。

その名に恥じない食いっぷりだ。

 

「次は何を食べよっかな〜♪」

 

「…少しは食いもんから離れたらどうだ?」

 

丁度良い事に周りは金魚すくいや射的やらの遊技屋台があり、気分転換するにはもってこいだ。

 

「………」

 

「ん?どないしたん?」

 

金魚を見たなおが急に黙った。

 

まさか、食べれるとか考えてないよな?

 

「…金魚って食べれるのかな?」

 

『なお(さん、ちゃん)!?』

 

…考えてたか。

 

「…一応、食えるらしいが、食ったら何か大切なものを失うぞ?」

 

「なお!食ったらアカンからな!?」

 

「…うん」

 

「絶対やで!?」

 

「…フリ?」

 

「フリちゃうわぁ!!」

 

だよな。

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

「買ってきたぞ」

 

どうにかなおを説得させた後、俺達は折角遊技屋台ブースに来ているんだからと言う事で金魚すくいを始めとした遊技屋台を片っ端から遊びまくった。

 

「皆、ちゃんと明にお礼を言いなさいよ?」

 

で今は東屋で俺とゆりが買ってきたラムネをお供に皆で休憩中。

 

因みにラムネは俺の奢り。

 

『明さん、ありがとうございます!』

 

「ん、気にすんな」

 

ゆりは最初は払おうとしていたが俺が断った。

たまには俺に華を持たせてくれ。

 

「「「…ごくごく…ごく……ぷはぁ〜!生き返る(わ、っしゅ)〜!」」」

 

ラムネを受け取ったあかね、なお、えりかは直ぐ様腰に手を当てて一気飲み。

中にビー玉入ってんのによく出来るぜ。

 

てか、お前等は風呂上がりのおっさんかっつーの。

 

「どうせやるなら銭湯でやれ。その方がまだ合ってっから」

 

『あははは……』

 

「せやけど勝負で火照った体にはこれが一番効くんやで?」

 

「うんうん!」

 

「…本当は冷えた飲みもんの一気飲みって体に悪いらしいけどな」

 

十代なら大丈夫か。

 

「それにしても、ゆりさんと明さん、今日はかなりはしゃいでたね」

 

「ん?あぁ、俺もゆりも祭りは好きだからな。なぁゆり?」

 

と言っても好きなのは見る方で、余程の事がない限り騒ぐ方は遠慮したいがな。

 

「えぇ。楽しくてついはしゃいでしまったわ」

 

「いつもは後ろから見てる側だからな。こんな時ぐらいしか羽目を外せねぇんだよ」

 

「そうね」

 

「せやけど、あれらは外し過ぎやろ!!」

 

『うんうん!』

 

満場一致かい。

 

「外し過ぎねぇ…」

 

えっと、何したっけ?

 

………

……

 

 

「えいっ!」

 

―べちゃっ!―

 

 

「そいやっ!」

 

―べちゃっ!―

 

 

「うぅぅ…」

 

―べちゃっ!―

 

 

「直球勝負!」

 

―…ぽちゃん!……ぽちゃん!べちゃっ!―

 

 

「参ります!」

 

―ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!…べちゃっ!―

 

 

「それっ!」

 

―べちゃっ!―

 

 

「…集中…集中です…」

 

―べちゃっ!―

 

 

「どおりゃー!」

 

―ばちゃん!!―

 

 

「いくよ!」

 

―ぽちゃん!…ぽちゃん!…ぽちゃん!…ぽちゃん!ぽちゃ…べちゃっ!―

 

 

「そこっ!」

 

―ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!……―

 

 

「いくぜっ!」

 

―ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!ぽちゃん!……―

 

 

遊技屋台ブースで先ず最初に全員で挑んだ金魚すくい。

 

結果はみゆき、あかね、やよい、あゆみ、つぼみ、えりかが0匹。

しかもえりかはポイを水面に勢いよく浸けての自滅。

 

「アホえりか」

 

「酷っ!?」

 

んで、取れたのはなお、れいか、いつき、ゆり、俺で各々、3匹、5匹、4匹、10匹、10匹。

 

俺とゆりが取り過ぎた結果、屋台主の泣きを見る事になり、可哀想だったんで取れなかった面々に2匹ずつ譲りそれ以外は返す事にした。

 

 

………

……

 

 

「…20匹は取り過ぎたか」

 

「…そや。角刈りで顎髭生やした厳ついおっちゃんの泣き顔なんて見たくなかったわ…」

 

「だな」

 

返した時も泣いて感謝されたもんな。

 

「屋台主も私達に勝負を挑んでおいて、負けて泣きの同情なんて情けないわ」

 

『あははは……』

 

ゆりさん、手厳しいこって。

 

「失礼ね?私はただ、勝負は情け無用の世界と言ってるだけよ?」

 

「へーへー、てか心を読むな」

 

「あら失礼」

 

で、次は射的屋。

しかもここから俺とゆりVS皆で勝負する事になったんだよな…

 

 

………

……

 

 

『射的対決!』

 

相手はあかねとれいか。

 

 

「当てたるで!」

 

―ポンッ!―

 

 

「撃ちます!」

 

―ポンッ!―

 

 

「「狙い撃つ!」」

 

―ドドンッ!―

 

 

バレー部と弓道部が相手故に少しだけ苦戦したが、各々二丁使用尚且つ同時撃ちで雛壇上段のぬいぐるみを二個撃ち落として俺達が勝利した。

 

 

………

……

 

 

「自分の持ち弾でツインスナイプしたんだから問題ない筈だが?」

 

「その通りよ」

 

「ぐっ、言い返せえへん…」

 

「弓矢でしたら私にも勝機が…」

 

「れいか、それでやったら景品に穴が開くよ?」

 

因みに俺とゆりが撃ち落としたのはぬいぐるみは枕サイズのデフォルメされた白と黒の猫。

 

かなり柔らかいが、かさばって持ちにくいし、金魚と一緒で特にいらなかったから一個はももかへの土産にしてもう一個は撃ち落としてからずっと熱い視線を向けてたいつきに譲った。

 

で、その後は…

 

 

………

……

 

 

『輪投げ対決!』

 

相手はみゆきとあゆみ。

 

 

「それっ!」

 

―ポイッ!―

 

 

「えいっ!」

 

―ポイッ!―

 

 

「そこよ!」

 

―ブォンッ!―

 

 

「デュワ!」

 

―シュッ!―

 

 

この勝負での俺とゆりはただ単純に手持ちの全リングを満点のピンに投げて最高得点を出しただけ。

 

景品はペアの旅行券二枚。

 

俺は後日換金、ゆりは親に渡すらしい。

 

 

………

……

 

 

「この時は精々、八つ裂き光輪投げをしたぐらいだろ?」

 

「自覚あったなら止めろや…」

 

「断る」

 

「…はっぷっぷ〜。あの時、やよいちゃんがスゴくキラキラしてました…」

 

「でも明さんのあの投げ方は凄かったです」

 

「対象に当たった際の衝撃でリングを横に倒しピンへ。…アレは明の無駄な技術の一つね」

 

「自分、器用ですから」

 

 

………

……

 

 

『型抜き対決!』

 

相手はつぼみといつき。

 

 

「………」

 

―ガリガリガリ…―

 

 

「………」

 

―ガリガリガリ…―

 

 

「………」

 

―ズガガガガガッ!―

 

 

「ホワタッ!」

 

―バリーンッ!―

 

 

………

……

 

 

「無事に抜けて良かったです!」

 

「ボクも」

 

「私も」

 

「俺もだ」

 

「ゆりさんの削岩機ばりの連打と明さんの指先一発!!」

 

「「…あ、ソレね(か)」」

 

「今、忘れてたやろ!?」

 

 

………

……

 

 

『落書きせんべい対決!』

 

相手はやよいとえりか。

 

 

「………」

 

―…ぬりぬり…ぬりぬり…―

 

 

「ファッション部部長のセンス、その目で見るっしゅ!」

 

―ベタベタッ!…ベタタッ!…―

 

 

「「明堂院流筆術!」」

 

―シュバッ!シュババババンッ!―

 

 

この対決は周り人に四人のどれが良いか判定を頼んだ結果、まさかの全員同数でドロー。

 

初の引き分けとなった。

 

 

………

……

 

 

「「イェーイ!」」

 

―パチン!―

 

「まさか明堂院流筆術が負けるとはな…」

 

「えぇ…」

 

「ボクも驚きました…」

 

「明堂院流筆術て何なん!?」

 

 

………

……

 

 

『お好み焼き大食い対決!』

 

相手はなお。

 

 

「直球勝負っ!」

 

―ガツガツムシャムシャッ!―

 

「直球関係なくないか?」

 

―バクバクバクバクッ!―

 

 

この勝負は再び訪ねたあかねの両親の屋台の全面協力の元行われた。

 

最終戦けあって白熱した勝負だったんだが、食った枚数が共に30に到達した時に用意されていた屋台の小麦粉が尽き、そこで終了。

 

勝負の結果は2度目の引き分け。

まさか最終戦も引き分けになるとはな。

 

 

………

……

 

 

「結局勝負は6戦4勝0敗2分けで俺達が勝ったが、確かにはしゃぎ過ぎてたな」

 

「えぇ」

 

「せやろ?」

 

「あぁ」

 

反省反省。

 

―…ヒュー〜〜……―

 

『?』

 

―ドンッ!―

 

『わぁ〜〜!』

 

「花火か」

 

と言う事は祭りはもうすぐ終い時か。

 

―…ヒュー〜〜……ドンッ!―

 

「綺麗……」

 

「素敵ですね……」

 

―…ヒュー〜〜……ドドンッ!!―

 

―たーがやー!

 

「くっくっく…」

 

子供が言ったのか?

みゆきに似た声の可愛い言い間違いだぜ。

 

「フフ…」

 

「お、その反応だとゆりも聞こえたか」

 

「えぇ。とっても可愛い言い間違いだわ」

 

「だな」

 

因みに“たが屋”は落語の古い演目で、“玉屋”は、昔江戸を代表していた花火師の屋号で、同業の鍵屋と人気を二分していたらしい。

 

更に詳しく言うと、時の将軍・徳川家康公が日光に参詣する前日に火災を起こし、月は忘れたが天保14年に取り潰しになってしまったとさ。

 

ここテストに出るぞ。

 

―…ヒュー〜〜……ドドンッ!!……―

 

………、

 

確か花火は英語で、ファイヤーワークス。

 

………、

 

「…夜空に咲く、一輪の花。キュアファイヤーてか?」

 

「くだらないわね」

 

俺の閃きを隣で花火を見ていたゆりがバッサリと切り捨てた。

 

「小声で言った筈なのによく聞こえたな」

 

「運悪く聞こえたのよ」

 

「そりゃ失礼」

 

ゆりは洒落だとよくは笑うがこの手のは殆んど笑わねぇんだよな。

 

「折角の花火を台無しにしないでほしいわ」

 

「悪い悪い。花火が終わったら何か奢るからそれで許せ」

 

「あ、それならあたしも!」

 

「はいはいはーい!わたしも!」

 

俺の奢る発言をちゃっかりと聞いてたのか、えりかとなおがねだってきた。

 

てか、えりかは兎も角、なおはまだ食う気かよ。

 

「…一人500円以内な。それ以上は奢らん」

 

「「はーい!」」

 

「もう、えりかったら…」

 

「なおもです…」

 

まったく、やれやれだぜ。

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

―…ヒュー〜〜……ズドォーーンッ!!!!―

 

『た〜まや〜!』

 

『か〜ぎや〜!』

 

「越後屋〜!」

 

「わからず屋〜!」

 

「後半違うの二つ混じってるで!?」

 

「何も浮かんでねぇや〜!」

 

「なら言うなやぁー!」

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

祭りから数日後の昼休み、俺はももかを追いかけていた。

 

原因はゆりがみゆきから焼き回ししてもらった祭りの写真。

 

祭りに混じって俺の寝顔を撮った写真があった。

 

「浴衣が出来上がるのを待ってる時に寝てたでしょ?撮らせてもらったわ」

 

と、ゆり談。

 

成程。

あの時聴いた音はシャッター音だったのか。

 

まぁそれは兎も角、問題はももかがその写真を気に入ったことだ。

 

ももかには悪いが、俺としては寝顔写真なんて小っ恥ずかしくて堪ったもんじゃない。

 

だから俺は直ぐにその写真をももかから回収しようとしたが、

 

「うふふ♪この明君の寝顔、とっても可愛いいからな〜…」

 

そう言いながらももかは然り気無く廊下へ移動し始めていた。

 

成程。

つまりももかは、

 

「写真を返す気は…」

 

「てへ♪」

 

―すたたたたっ!!―

 

そう言ってももかは教室から走り去って行った。

 

因みに今のももかを見たクラスメート達は、

 

『はわぁ〜〜……』

 

男女問わず骨抜きにされていた。

 

「なんつー破壊力…」

 

「フフフ、相変わらずももかったら可愛いわね」

 

唯一大丈夫だったのは付き合いの長い俺とゆりだけだ。

 

…まぁ、俺もドキッとする時が“たまに”あるが。

 

「それで?追いかけなくても良いのかしら?」

 

「追いかけるに決まってんだろ」

 

そう言って俺も教室から走り去った。

 

「ももかぁー!」

 

 

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

 

 

フフフ、明はももかから写真を回収すれば解決すると考えている様だけど、明にしては珍しく間違っているわ。

 

だって私は一度も“焼き回しは一枚だけ”なんて言ってないのですもの。

 

「…フフフ、たまには弄られる側を味わいなさい」

 

明だけに飽きるまでね。

 

「プッ…、っく…くくくっ……」

 

―ももかぁー!おとなしくその写真よこせぇー!―

 

―きゃ〜♪照れてる明君も可愛い〜♪―

 

………、

 

今気付いたのだけど、あの明ですらまだ捕まえられずにいるって、どれだけももかの逃げ足は速いのよ。

 

後、更に明を弄るその勇気は純粋に凄いと思うわ。

 

―ももかーっ!―

 

―も〜♪明君か〜わ〜いい〜♪―

 

………、

 

「……確かにこの寝顔は可愛いわね」

 

 

【完】

 




ふとした疑問。
さつきさんとまりあさんって何歳なんだろか?

成人?でも、まりあさんって長らく封印されてたんよね。
う〜ん…私、気になりますっ!

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