花を護る騎士 ブレイドナイト   作:葵祈つばめ

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最近ずっと台本形式の顔合わせシリーズを書いていたので、こちらの書き方を思い出すのに苦労してしまいました( ̄▽ ̄;)

それと報告を忘れてましたが、第一話のオマケ部分をプロローグに変えました。

プロローグは明とゆりが初めて変身した件(くだり)となっておりますm(__)m


魔法つかい編

「♪♪♪♪〜♪〜」

 

ん?

“鼻歌なんてご機嫌ね”だって?

 

そりゃ、巷で美味いと評判の移動式販売のイチゴメロンパンを食いに行くんだからな。

テンションが上がらないわけがねぇだろ?

 

まぁ、俺みたいな目付きの悪い奴が鼻歌を口ずさみながら意気揚々と歩いてる姿なんて誰得だって話になるけどな。

 

てか、土産としてつぼみ達の分のイチゴメロンパンも買っとかなきゃいけねぇんだよな。

 

もし買わなかったらえりかやももかがギャーギャーと喧しいからな。

 

まったく、いったい何が悲しくて土産を買う前提で出掛けなきゃいけないのかねぇ?

あれか、俺は出張帰りのお父さんかっつーの。

 

駅に着くまでの数十分間、割りと真剣にそんな事をずっと思いながら俺は歩き続け、その後駅に着き電車に乗りガタンゴトンと揺られて数十分後、目的地である津成木町に着いた。

 

「よし、行くか」

 

目指すは津成木町・芝生公園!

 

………

……

…

 

一応、買えなかった時の保険を考えとくか…

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

さて、無事にっつーのも変な言い方だが、津成木町に着いた俺は町の観光もそこそこ、芝生公園へと向かった。

 

公園に着くとタイミングの良い事にモフモフベーカリーが販売開始直後だった為、すんなりとイチゴメロンパンを自分とゆり達の分を買う事が出来た。

 

因みに買った数は10個。内訳はバランス良く5:5。

 

少し買い過ぎかも知れないが、今日は朝と昼を食ってないからこれぐらいは食わんと。

 

んで、公園に備え付けられているベンチに座りイチゴメロンパンを食い始めようとしたらみらい達が公園にやって来るのが見えたんで、三人が買うのを待ってそれから一緒に食うことにした。

 

………

……

…

 

「って訳だ」

 

「成程、それで今日は明さん一人だけなんですね」

 

「あぁ。今頃つぼみ達はえりかの着せ替え人形になってると思うぜ」

 

「でもいいな〜つぼみちゃん達〜!」

 

「はー!わたしもお洋服でオシャレしたーい!」

 

「モフルンもモフー!」

 

「それなら今日帰ったらえりかに伝えといてやるよ。みらい達がえりかのデザインした服を着たがってるってな」

 

『やったー(モフー)!』

 

「で、さっきから黙りしてるリコはどーすんだ?」

 

「もちろん参加するわ!」

 

『やったー(モフー)!』

 

「…オシャレになったはーちゃん、…はぁー、想像しただけで可愛すぎるわ!」

 

「うんうん!わくわくもんだぁ!」

 

「モフー!」

 

「もぉ〜、照れちゃうよ〜!」

 

おーおー、相変わらずの仲でらっしゃるぜ。

 

「それで、えりかがデザインした服ってどんなのがあるんですか?」

 

「まともなのからネタに走ったデザインまで結構色々あるぞ」

 

「えりかちゃんのネタ……」

 

「何か嫌な予感がするわね……」

 

「はー?」

 

「モフ?」

 

「まぁそれもまた一種の楽しみってな?」

 

「参考までに聞きますけど、明さん達は過去にはどんなデザインの服を着たんですか?」

 

「俺は“洋装文化を取り入れた直後の侍”風の服、

つぼみは“小悪魔をイメージした黒のゴスロリ風”の服、

えりかが“胸の真ん中に赤いブローチが付いたお嬢様風の青いワンピース”で、

いつきが“天使をモデルにした白色のワンピース、

ゆりが“黒色の着物の上に白色の羽織”だったな」

 

「なんか色々と凄いですね…」

 

「だろ?」

 

やっぱネタの提供元はやはりばんちょー君とあの演劇部の部長なのかねぇ…

 

「でもとっても楽しそー!」

 

「はー!早くえりかが作ったお洋服着たーい!」

 

「モフルンもモフー!」

 

「まぁ、デザインが外れだったとしても服としての完成度と機能性は完璧だからそこんとこは保証するぜ」

 

『はー!(モフー!)』

 

みらい達がこんなに盛り上がってっからデザインが外れだった時の恐ろしさは言わねぇ方がみらい達の為だよな。

 

別に外れを引いた時にどんな反応をするか楽しみなんてこれっぽっちも考えてねぇからな?

 

だが、前に外れを引いた時のゆりは……クックックッ、思い出しただけで笑いが……

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

公園で一盛り上がりした後はみらい達の案内の元津成木町を観光し、最後にみらいのお袋さんが自宅の一部で開いているパワーストーンの店を訪れた。

 

因みにこの店、パワーストーンを始めとした開運系の品以外にも遺跡や伝承、民族にまつわる装飾品等もちらほらと売っていた。

暫く店内を見て回っていると何故かみらい達が各々“デカくてごっつい十字架型の楯”、“梓弓”、“棍”を薦めてきたからさぁもう大変。

 

や、確かにお薦めを聞いたけどよ…

何故武器を薦めてきた?

あれか?

今度からブレイドナイトに変身した時はその武器を使って戦えと?

てか、その楯はよく店にあったな。

 

薦めてきたみらい達には悪いが丁重にお断りすると次は“古代の戦士が持っていたベルト”、“七徳の宝玉がはめ込まれた腕輪”、“水晶で作られた音叉にもトンカチにも見えるオブジェ”を薦めてきやがった。

 

まったく、どんだけ俺に買わせたいんだっつーの。

 

その後もちょこちょこ色々な物を薦めてくるもんだから、しょうがなく自分の誕生石で作られたブレスレットを買うことにした。

 

ついでに土産としてつぼみ達の分と、津成木町を案内してくれたお礼としてみらい達の分のブレスレットもな。

 

買い物が終わるとみらいが夕飯に誘ってきたが、時間が時間だったんで俺はその誘いを断り希望ヶ花へと帰ってった。

 

「「「さようなら明さーん!ブレスレットありがとうございまーす!!」」」

 

「おーう」

 

さてっと、明日の放課後は忙しくなりそうだぜ。

 

 

【終わり】




今回はかなりネタを使いました。

以下、ネタと元ネタの紹介です。

洋装文化を取り入れた直後の侍風の服
↓
薄桜鬼碧血録
斎藤 一 (中の人ネタ)

小悪魔をイメージした黒のゴスロリ風の服
↓
しゅごキャラ!
ほしな歌唄 (〃)

胸の真ん中に赤いブローチが付いたお嬢様風の青いワンピース
↓
バトルスピリッツ覇王
日下部チヒロ (〃)

天使をモデルにした白色のワンピース
↓
シャイニングアーク
パニス・アンジェリクス (〃)

黒色の着物の上に白色の羽織
↓
ブリーチ
卯ノ花 烈 (〃)

みらい+デカくてごっつい十字架型の楯
↓
Fate/Grand Order
マッシュ・キリエライト (〃)

リコ+梓弓
↓
シャイニングウィンド
呉羽冬華 (〃)

ことは+棍
↓
テイルズオブエクシリア
レイア・ロランド (〃)

古代の戦士が持っていたベルト
↓
仮面ライダークウガ

七徳の宝玉がはめ込まれた腕輪
↓
ナイトウィザード THE ANIMATION
志宝エリス

水晶で作られた音叉にもトンカチにも見えるオブジェ
↓
ウルトラマンティガ
スパークレンス

後、活動報告にてお知らせがあるのでそちらも。
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