花を護る騎士 ブレイドナイト   作:葵祈つばめ

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明:「ウ冠、ワ冠、ツ冠、草冠、花冠ってな」

ゆり:「ふふふ、言うと思ったわ」


〜花冠〜

Q、もしも明とシスターズが花冠を作っていたら?

 

 

明:「んじゃま、張り切って始めるとしますかな。えい、えい、」

 

シスターズ:『お(は)ー!』

 

 

【アコの場合】

 

アコ:「出来た。…けど、やっぱり明お兄ちゃん花冠作るの上手……」

 

明:「そりゃまぁ、小さい頃はゆりと一緒に作ってたりしてたからな。所謂“身体が覚えてる”ってヤツだ」

 

アコ:「ふふ、明お兄ちゃんとゆりお姉ちゃんは昔から仲良しだったんだね」

 

明:「あぁ、今のアコと奏太ぐらいにな」 (ニヤリ

 

アコ:「にゃっ、にゃにゃ!?」 (真っ赤っか〜!

 

 

響:「おーっと!明選手の強烈なカウンターがアコ選手に入ったー!」

 

奏:「あらあら、アコったら照れちゃって可愛い♪」

 

エレン:「これが所謂“墓穴を掘る”ね!(以下略)!」

 

 

【亜久里の場合】

 

亜久里:「ぐぬぬ、やはりと言うべきか…思っていたよりも作るのが難しいですわ……」

 

明:「まぁ、それでも形は整ってるから後は慣れだな」

 

亜久里:「そうですわね…。ところで明お兄様?何故わたくしの髪に花を添えているのですか?」

 

明:「ん、その花がマル○タの髪飾りの花に似てる気がしたんだよ」

 

亜久里:「ふふふ、わたくしがマ○ルタなら明お兄様はユ○ーリですわ!」

 

 

マナ:「あはは!亜久里ちゃんかっわいい〜♪」

 

六花:「確かに可愛いけど、二人揃ってメタいわね……」

 

ありす:「うふふ♪所謂“中の人ネタ”ですから仕方がありませんわ♪」

 

真琴:「ていうか、明さん花冠作るの上手ね……」

 

 

【レジーナの場合】

 

レジーナ:「後はこれをこうして……出来た〜!」

 

明:「おー、よく頑張ったな。偉い偉い」 (なでなで

 

レジーナ:「えへへ♪ありがと明お兄ちゃん♪よ〜し、この調子でドンドンつ〜くろっ♪」

 

明:「おろ?まだ作るのか?」

 

レジーナ:「うん♪今作ったのはパパの分で次はマナ達の分を作るの♪」

 

 

マナ:「ううっ…、レジーナ……!」 (感動

 

六花:「まったく…、これだからあの子は……」 (もらい泣き

 

ありす:「あらあら♪まるで娘の成長に喜ぶ父と母ですわね♪」

 

真琴:「…そうなると明さんのポジションは近所に住む頼りになるお兄さんね」

 

 

【ことはの場合】

 

ことは:「ねぇねぇ明お兄ちゃん!どう?似合ってる?」

 

明:「あぁ、花で彩られたフェリーチェの時とはまた別の可愛さがあるぜ」 (なでなで

 

ことは:「えへへ〜♪ありがと明お兄ちゃん♪よ〜し!今度はみらいとリコの分を作るぞ〜!」

 

明:「そうかい。なら、モフルンの分は俺が作ってやるよ。後、これが終わったらみんなでアレを食いに行こうぜ?」

 

ことは:「はー!」

 

 

みらい:「リコ!はーちゃんが……!」 (感動

 

リコ:「えぇ!本当にいい子に育ったわ……!」 (〃

 

 

【えみるの場合】

 

えみる:「あのー…明お兄様?」

 

明:「ん?なんじゃらほいほい?」

 

えみる:「どうしてそんなに花冠を作っているのです……?」

 

明:「それは花冠の意味を知れば自ずとわかる筈だぜ?」

 

えみる:「花冠の意味……?」

 

 

はな:「こんな時は…!教えてさあや先生!」

 

さあや:「えぇ、よろしくてよ!…こほん、そもそも花冠は200年以上前からヨーロッパの花嫁さんに愛用されています。その起源とされている古代ギリシャでは特別な時につける習慣があったようで、花冠は別名“リングブーケ”と呼ばれています。そして、花冠の円を描くような輪は“永遠と幸せ”。花同士が固く結ばれたその様子は"愛と絆"の象徴とされているのです!」

 

ほまれ:「な、長い……」

 

ルールー:「ですが花冠の意味は充分わかりました」

 

 

【終わり】




オマケ1

〜その後〜

明:「ほれ、俺からのプレゼントだ」

ひかり:「花冠と……」

舞:「花の指輪……」

祈里:「これってもしかして……」

明:「今は、これが精一杯…。けど、次はちゃんとした物を用意するからその日が来るのを楽しみにしながら待っててくれ」

ゆり:「ばか、気障過ぎるわよ……♪」

ももか:「も〜明君ったら〜……♪」

まりあ:「お姉さんこうゆうのに弱いのよね〜……♪」


オマケ2

〜外野の反応〜

菖:「明君の何が凄いかって、あの手の事を照れもせずにやる所だよね」

なぎさ達:『うんうん』

覇龍、浩二:『流石は兄貴、これは勉強になる……」 (メモメモ

勇助:「俺もいつかはみなみと……」

りょう:「ほのか……」

萌香:「月音……」

月音:「萌香さん……」

瑠璃:「お〜っと!明君達に感化されてこっちでは鉄板のアレが始まった〜!」

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