花を護る騎士 ブレイドナイト   作:葵祈つばめ

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つばめ:「書いてる途中で変なテンションになってしまったっしゅ……」

明:「成程、だからあんなオチになったんだな」


小話 のぞみ達と

のぞみ:「ねぇねぇ、明さん明さん!」 (パタパタ、フリフリ

 

明:「なんてこった、のぞみからイヌ耳と尻尾が生えてる幻覚が見えるぜ」

 

りん:「わかる……」

 

うらら:「のぞみさんは子犬を思い浮かべる可愛らしさがありますもんね〜」

 

明:「だな。んで?どうしたのぞみ?」

 

のぞみ:「えっと、どうして明さんは甘いものが大好きなんですか?」

 

こまち:「ふふふ、流石はのぞみさんね」

 

かれん:「えぇ、気にはなっていたけど聞けなかったわたし達とは違って素直に聞けるその姿勢、」

 

くるみ:「そこに痺れる、」

 

明:「憧れるー」 (棒読

 

りん:「明さん、せめてテンション上げながら言ってください……」

 

うらら:「只々いい声でネタを合わせただけでしたね」

 

明:「ケッケッケ」

 

のぞみ:「え?え?え?」

 

明:「ん、のぞみは気にしなくて良いことだから安心しろ。それよりも、何で俺が甘いもんが好きなのか知りたいんだろ?」

 

のぞみ:「はい!」

 

りん:「…なんとなくだけど、聞いたら絶対コーヒーが欲しくなる予感がしてきた」 (ぼそっ

 

こまち:「ふふふ、メモの用意はバッチリっと♪」 (〃

 

かれん:「こまち……」 (〃

 

明:「もーしもーし、話しても良いかー?」

 

うら、くる:『どうぞどうぞ』

 

明:「OK。…俺が甘いもんを好きになったのは小学生の頃からだ」

 

りん:「あ、やっぱり昔から好きだったんですね……」

 

明:「おう。確か……小学校の入学祝いに親父が奮発して高級店のケーキを買ってくれたんだよ」

 

うらら:「わかりました!そのケーキがあまりにも美味しかったので明さんは甘いもの好きに目覚めたんですね!」

 

のぞみ:「わ〜!うらら名推理〜!」

 

明:「いんや、違うぞ」

 

のぞ、うら:『えぇ〜〜〜!?違う(の、んですか〜!?)』 (ガタッ

 

りん:「あんた達は何がしたいのよ……」

 

くるみ:「相変わらず賑やかな反応するわね」

 

明:「ケッケッケ、まるで俺みてぇだな」

 

かれん:「明さん、お話しの続きを……」

 

明:「っと、そうだったな。んで、その時食ったケーキは旨かったが甘いもん好きになるきっかけ……にはならなかったな」

 

かれん:「それならきっかけは一体いつ来たんですか?」

 

明:「そのケーキを食ってから暫く経ってゆりん家に遊びに行った時だな」

 

りん:「きた!」 (ぼそっ

 

こまち:「甘い予感!」 (〃

 

明:「入学祝いに食ったケーキの話をしてたらゆりがケーキを食いたくなってな?だから道具や材料を取りに一回家に帰ってから二人で作る事にしたんだよ」

 

かれん:「…道具は兎も角、よく材料がありましたね」

 

明:「お袋が時々菓子やケーキ作ってたからな。だから御剣家の冷蔵庫の中にはスポンジケーキやら生クリームやらがよく入ってたんだよ」

 

かれん:「成程……」

 

明:「んで、初めて二人で作ったケーキを食べてから俺は甘いもんが好きになったんだよ」

 

くるみ:「本当にそれだけでですか?」 (ニヤニヤ

 

りん:「何でそれを聞いちゃうのよ……」

 

こまち:「フフフ、ナイスよくるみさん!」

 

明:「…まぁ、理由はもう一つあるが別に言わなくても」

 

くる、うら:『駄目です!』

 

明:「なんてこった……」

 

うらら:「駄目ですか……?」 (上目

 

りん:「うわ、あざと……」

 

くるみ:「流石はうららね」

 

うらら:「明さん……」 (〃

 

明:「…へーへー、一度しか言わねぇから確り聞いとけよ?」

 

のぞ、うら:『はーい!』

 

明:「俺が甘いもんを好きになったもう一つの理由、それは…」

 

りん、かれ以外:『それは!』 (ワクワク!ドキドキ!

 

明:「それ以降も何回かゆりの手作りケーキを食ってたら自然と甘いもん好きになってた」

 

かれん以外:『えぇ〜〜〜!?』 (ガタッ

 

明:「ケッケッケ、お前ら…特にこまちが期待していた様な甘い話じゃなくて残念だったな」

 

こまち:「気付いてたんですね……」

 

明:「あぁ、あんだけ近くでギラギラしてたら嫌でも気付くっての」

 

こまち:「うぅ……」 (しょぼーん

 

りん:「ネタを欲するあまり自滅しましたね」

 

明:「けど、どうにかして小説のネタを手に入れようとするその熱意…そこに痺れる、」

 

うらら:「憧れる〜!」

 

明、うらら:『いぇーい!』 (ピシ!ガシ!グッ!グッ!

 

くるみ:「あ、さっきと変わった」

 

のぞみ:「いいな〜!いいな〜!わたしもやりた〜い!」

 

りん:「やらんでいいっての!」

 

こまち:「ふふふ、チャンチャン」

 

かれん:「…強引に締めたわね」

 

 

【終わり】




オマケ1

〜その後〜

明:「ほれ、明さん特製ババロアの完成だ」

のぞみ:「わぁ〜!美味しそ〜!」

りん:「たった3つの材料だけで作っちゃった……」

うらら:「しかも調理時間は一時間と少しです!」

こまち:「ふふふ、流石は明さんね」

かれん:「あの、このババロアのレシピを貰えますか?」

くるみ:「…大丈夫です。わたしとの特訓の甲斐あってかれんの腕前は一般並みになりましたから」 (ぼそっ

明:「成程。なら、レシピを書いてやるからちょっくら待ってろ」


オマケ2

〜レシピ〜

〜材料 (2人前)〜
・生クリーム 100ml
・卵黄 1個
・マシュマロ 30g

〜手順〜
・鍋に生クリームと卵黄を入れ、耐熱性のヘラで混ぜながら弱火で加熱。

・マシュマロを入れ、耐熱性のヘラで混ぜながら弱火で加熱し、なめらかになったら火から下ろす。

・容器に流し入れ、粗熱を取り冷蔵庫で1時間以上冷やし固めたら完成。


明:「気が向いた時にでも試してくれ」

かれん:「ありがとうございます。…でも、何で二人分のレシピなんですか?」

明:「余程の事がねぇ限り二人分以上なんて作んねぇだろ?」

かれん:「成程……」
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