てか、今日のMステにゲスト声優の木村さんが出るし、しかも映画の主題歌を歌うらしいじゃん。
これは急いで予約せねば。
あ、因みに今回の話は没案資料の中にあった奴ですが、今考えてみると次話の超番外編の前半部分として考えるのも有りですね(≡ε≡)
尚、展開上、ゆりは原作同様にコロンを失ってますが、博士は助かってます。
てか、例え超番外編であってもこんな悲しいのは考えたくなかった(≡ε≡;)
『本当に良いのですね?』
脳に直接響く様に彼女の声が聴こえてくる。
『確かにそれを行うことは可能です。ですが、それを行う引き換えに貴方はブレイドナイトとしての力、そしてプリキュア達の記憶から消え失せてしまうのですよ?』
「あぁ、構わない。それと引き換えに彼奴が戻ってくるのなら」
悔しいがアイツの心の中にいるのは俺じゃない。
俺は彼奴の代わりにアイツの隣には……
それに、俺は知っている…いや、知ってしまった。
気丈に振る舞っていてもアイツが時々人知れず涙を流していることに。
「アイツは今まで何度も犠牲を払ってきた。もういいだろ…。何でアイツだけそんな悲しい思いをしなきゃいけないんだ?アイツは後何回悲しまなきゃいけないんだ?」
『彼女だけではありません。悲しみは全てに等しく降り注ぐものです』
「んな事、言われなくてもとっくに知ってる。だから、この先アイツが悲しんでいる時に彼奴が側に居てやれば……」
『彼女の悲しみが和らぐと?』
「あぁ。俺が隣に居るよりかはずっと、な」
『………』
「………」
『それが貴方の選ぶ道なのですね?』
「選ぶんじゃねえ。もう選んだんだよ」
覚悟は出来てる。
『わかりました。ですが最後に此だけは言わせて下さい』
「?」
『こんな形であれ、そこまで私の子を必要としてくれてありがとうございいます』
「どーいたしまして。さっさと始めてくれ」
『わかりました。…さようなら、ブレイドナイト』
直後、胸のアクセサリー、そして俺の周囲から光球が現れ彼女の中へ吸い込まれていった。
『これで貴方はブレイドナイトとしての力、そして彼女達の記憶から存在が消えました』
「そうか」
意外と簡単に消えるもんだな。
『ですが、彼女と友人である記憶はそのままです』
「ん、了解。で?俺はどうやって帰れば良いんだ?」
力が無いから変身出来ないし、マントも出せない。
『私に任せて下さい』
直後、急に意識が遠退いてきた。
『次に目を覚ました時には貴方の望んだ結果になっています』
「そうか。…あばよ、みんな……」
……………
…………
………
……
…
「あれっ……」
「なんで……」
明がブレイドナイトとしての力を失った同時刻、プリキュア達は知らず知らずの内に涙を流していたが誰一人としてその理由はわからなかった……
……………
…………
………
……
…
「………」
「どうして泣いているんだい?」
「…わたしにも分からない…何故か急に……」
「君は本当に…泣き虫だなぁ……」
「…コロン」
「大丈夫。何があっても僕はゆりの側にいるからだからいいんだよ?思いっきり泣いても」
「…ありがとう」
「…せめて今は気の済むまでね」
「コロン……」
【END】
今回のタイトルを裏読みすると、
月→ゆり
満ち→コロン
欠け→明
と、なります。
尚、ひかりとくるみ(※1)以外のプリキュア達の記憶は以下の通りとなっています。
改竄前
【ムーンライトの(ゆり)隣には最初からブレイドナイト(明)がいた】
改竄後
【ムーンライト(ゆり)の隣には最初からコロンがいた】
ですが、妖精達と他の戦士達(※2)の記憶は変わってませんが明が事前に話した事と、明の意思を尊重する為プリキュア達には黙ってます。
※1…厳密にはプリキュアでは無い為。
※2…満、薫、西、南、ピーちゃん、レジーナ、誠司、ファントム、まりあ等