1 / 6
にじファンで書いていたあの駄目文をこちらで。あらすじにも書きましたが、超絶的駄目文ですので、体育館に女子に呼び出されて、「私、あなたのことが……大嫌いです」って言われる位の覚悟をしてください。
プロローグ
妖怪の山 天狗の里にて
「フッフッフ、今日も沢山ネタが手に入りましたよ。」
自分の手帳を見ながら黒い笑みを浮かべているのは、烏天狗の射命丸文。端から見れば痛い人にしか見えない。
「さて、早速新聞の作成を……」
文が手帳を閉じ、自宅に帰ろうとする。と、その時。
「ここにいたか、文。」
後ろから突然声がかかる。その声を聞いて、文は冷や汗を流す。ギギギ、と効果音が付きそうな感じで後ろを振り向く。そこには、
「く、鞍馬様……?」
自分の上司である大天狗がいた。
「まったく、今日という今日は逃がさんぞ。たっぷり溜まった仕事をやらせてやる。」
「お断りしますッ!」
上司の言葉を聞いた瞬間、全速力で逃げ出す文。幻想郷最速のスピードを、まさに最大まで上げているのだ。だが、
「逃さんぞ、文!」
それに追いついてくる大天狗。幻想郷最速の歴史が変わるかもしれない瞬間である。
「しつこいですね!私の本業は新聞を書くことですよ!」
「その新聞を書く過程でお前が起こしたことの責任が、全部俺のところに回ってくるんだよ!」
「それは大変ですね。じゃあ頑張ってください!」
「他人事のように言うんじゃない!」
妖怪の山の上空では、逃げる烏天狗とそれを追いかける大天狗が飛んでいた。これが妖怪の山では日常茶飯事である。それを見上げる天狗達は、
「ああ、今日もやってるのか」
と、必ず呟く。本来ならここで止めさせるべきだが、そんなことは無理だと全員がわかっているのである。こうして妖怪の山の時間はいつものように流れていく。
部下に迷惑をかけられ、他の大天狗に愚痴を聞かされ、いつもいつも苦労する大天狗。
その名前は、鞍馬法眼。恐らく、妖怪の山一の苦労人。そんな天狗の話始まると思います。
誤字脱字、おかしな点などありましたらPM-9ラピッドファイアの如く報告してください。