本作では、
読みやすいようにセリフは
平仮名となっております
「ひ、姫様ぁ!!!」
バタァン
ドアが壊れるほどの
勢いで入ってくる少女
「!びっくりしたじゃない。」
ここは、
凄地
言うならば深海凄艦の拠点みたいなものだ。
といっても
この凄地にいる姫は
駆逐凄姫のみであるが…。
「何?どうしたの?レ級。」
レ級がこんなに焦るなんて何事?
「実は、
私の配下艦隊が謎の艦娘に
撃破されてしまったのです。
撃破されたヲ級の艦載機によると、
敵は、紫色で大きさは駆逐艦娘ほど。
空を飛び回り、
航空機の発艦を行うらしいのです。」
は!?
何その化け物?
空飛ぶ空母って私たちが言うのもなんだけど
艦娘の空母は化け物か!?
「それってホントなのレ級?」
「はい…。」
空母は、
航「空」機の「母」艦であって
「空」飛ぶ「母」艦ではないのである。
「それって何処の艦娘なの?」
「位置的に前回の作戦で潰した鎮守府であると可能性
が高いです。」
「それってかなり近いじゃない!!」
ここのところ増え出した
未帰還の部下の中には
戦艦ル級
空母ヲ級
等といった強力な艦種も含まれている。
この海域に手を出す事をやめ、
遠征任務のために通る
そんな敵を攻撃することが仕事の我々には、
上からなかなか支給されない貴重な戦力である。
このままだと、この海域を奪われかねない。
それだけは避けねばならない。
「その空母を「羽根付き」と仮称。
flagshipル級を旗艦に艦隊を編成する。
駆逐艦なら何体連れて行こうが文句は言いません。
必ずこの驚異を排除して下さい。
偵察と哨戒も強化して
備えましょう」
「了解。伝えて来るのです」
パタパタと走り去るその姿を見ながら
「化け物かぁ…。」
哀しげに呟くその声は
誰の耳にも届くことはなかった。
とりあえず
上に伝えねば
「もしもし、こちら駆逐凄姫です。」
「どうしたの?」
「あの、人間がわの艦娘に新しい奴が実装されたという
噂があったのを覚えていますか?」
「あぁ。覚えているが?」
「今回、新型の艦娘を発見しました。
その力は凄まじく、
私の配下の戦艦や空母を含めて
沢山の被害を被りました。
つきましては、新たなる戦力の導入を
お願いいただけませんか?」
「へまをやったのか…。まぁ、良い。
よかろう。だが、次はないと思え。」
「他の姫級に援護は「なんか言ったか?」いえ…。」
ブツッ
ツーツーツー…。
ガチャ。
はぁ、誰か助けてよ。
前回の作戦の失敗で追い込まれ、
敗残部隊となってしまった我々には
救いを求めることも
情けを乞うことも
許されぬというのか。
あぁ、姉さん達と笑いあったあの頃に帰りたい…。
空母
「空」飛ぶ「母」艦ではなく、
航「空」機の「母」艦ですからね!!
ここ、テストに出るよー