...とにかく滅茶苦茶嬉したかった廉造です。さすがに感想は来なかったので友人と相談した話で進めたいと思っています。
あ、言い忘れていましたが基本この小説はほぼネメシス視点で話を進めていきます。(多分)
...はて、ここはどこだろう?暗く狭い。
ガタンッ ゴトッ
揺れている?というか動いている。何か荷車に乗せられているのか...?
ネメシス「考えても仕方ない。すぐにここから出よう。」
そう思い私は勢いよく立ち上がる。
帝都 郊外
ここから帝都の中心部に向かっている団がいた。
大量の荷物に何かしらの動物を入れているであろうオリ。そして金持ちであろうふてぶてしい男を乗せた馬車を中心に護衛が何人か寄り添っていた。
その護衛は何人かはその金持ちの男の鎧を身につけた私兵らしいが内、数人かは私兵とは全く違う容姿だった。
彼らは帝都警備隊員。本来なら帝都を中心に警備しているはずだがこの金持ちが余程重役なのか警備隊員も護衛にあたらされているらしい。
「おいそこのお前!ちゃんと周りを見ていろ!どんな輩がワシの荷物を狙ってくるかわからんからな!」
金持ちの男 ドイルはまだ新米であろう警備隊員の青年に怒鳴る。
「す、スミマセン....」
ドイル「全くこれだから庶民は...お前らは犬でもできる仕事ができんのか!?」
「.....ッ!」
若い青年は自分が犬以下と言われ腹が立ちドイルに殴りかかろうとする。
(待て)
しかしそれは彼の先輩であろう警備隊員の男に静止させられる。
(せ、先輩...!?)
(落ち着くんだ。確かにおれもドイルの行為は許せん....)
ドイルと周りのドイルの兵に聞こえないよう後輩にそう言いドイルの後ろの積荷....オリの方に目をやる。
最初に何かしらの動物を入れていると言ったが、実際にそのオリに入れられていたのは
「ウウゥ....」
「イタイ... 」
「ヒック....」
何と人間。しかも全員年若い女性。女性達は全員裸体で体のあちこちに生々しい傷跡がついている。何も無い所を探す方が難しい程に。
これがドイルの趣味である。辺境の村を襲撃、人間狩りをし気に入った女性を拉致しては酷い暴力を振るい持ち帰り、家に着くなり解体する。
つまりド外道なのだ。
(アイツは外道、悪だ。しかし残念ながらそれだけじゃコイツを捕まえることすらできない)
『あの男』が現れてから帝都は少しずつおかしくなっていた。ドイルのこのような行いもある程度は許される法ができている。
なのでドイルを捕まえる事ができないのだ。
(だが奴が裏で金を横流ししているという証拠をあと少しで掴めそうなんだ。それまでは....我慢してくれ、頼む)
(....はい、わかりました。)
今だけ。我慢するのは今だけ。
あと少しで奴が不正している証拠が上がり奴を堂々と逮捕できる。それまでの辛抱...
ドォォォォン!!
『!!??』
急に背後....積荷の方から大きな音がする。
ドイル「なんだ!盗賊か!!??」
ドイルとその私兵も、そして警備隊員らも音のした方に目を向ける。
見るとドイルが高い金をかけて外国から輸入したという珍しい果実を入れてある大きな木箱の蓋が豪快に壊されていた。
だが彼らが一番に注目したのは何故か木箱の中に入っている男だった。
「ふぅ、やはり外の方がスッキリする。しかし...何か当たるなぁと思っていたが果物が一緒に入っていたのはなぁ」
上半身裸で腰まである白い長髪に褐色肌の謎の男はそう言い木箱から出る。
ドイル「き、き、貴様ぁぁ!!!何者だ!ワシの大事な荷物の中に何故入っていた!!!」
「.....ん?」
ドイル「その果物は村の1つや2つ買える程高い金を払って手に入れたものだぞ!それをパァにしよって!!兵、警備隊員共!コイツをころ(ry」
ゲシッ
「やかましいぞ、人間」
突如木箱から出てきた男....ネメシスはうるさい人間ことドイルの顔面に足をめり込ませた。
続く
少し短めになってしまった....
次話はまた近いうちに投稿したいと思っています。
※修正しました(『あの大臣』→『あの男』)