神生学園記   作:汐入 那月

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どうも鐳波です。
特筆することはありませんが今回は休日です()
それとシャドーくんの弟が出てきます
んじゃ、お楽しみくださいb


休みと修行

「今日は...休日だったか...」

目を擦りながら起き上がる

 

「がぁごごご...」

 

「...質問は明日でいいか、こいつうるさいし」

 

「ごごご...」

紙に出かけると書置きを残し幻想郷へ戻る

 

 

 

「やっと...やっとタバコが吸える...!」

涙を流しながらタバコを咥え火をつけた瞬間に先が落ちる

 

「...咲夜、お前ほんと死にたいようだな」

 

「あら、害しかないものを進んで扱うようなバカを止めてあげたのよ。感謝しなさい」

 

「お前な...この二日間一回も煙を吸うことなく戦闘ばっかだったんだぞ!!」

 

「いいことじゃない。禁煙に励みなさい」

 

「もうお前嫌い」

 

「あら、残念。それよりお嬢様たちが待ってるわよ」

 

「なんでレミィたちが?」

 

「さぁ?私はただ呼べと命じられただけよ」

 

「そうかよ、じゃあ行くぞ」

 

「私は人里で買い物があるから先に行っててもらえるかしら」

 

「あぁ分かった。気をつけてな」

結構な速度で紅魔館へ向かう

 

 

「あ、シャドーさんお帰りなさい!」

 

「珍しく仕事してるな美鈴。これを続けられたらいいのだが...」

 

「あはは...」

苦笑する

 

「まぁいい、俺はまたすぐいなくなるから妹たちを頼んだぞ」

 

「はいっ!」

門をくぐりレミリアの元へ向かう

 

「やっと来たのね」

 

「いきなり呼び出しといてその言い草か。少しは優しくしてもいいんじゃないか?」

 

「いやよ、年寄りにかける言葉なんてないわ」

 

「...おっけ、ぶち殺す。歯ぁ食いしばれ」

 

「後でやるから今は抑えなさい」

 

「はぁ...どこをどうしたらこんな威勢のいいガキが生まれるんだか...。んで要件は何だ」

 

「久しぶりに手合わせでもしましょう?」

 

「またか。いいだろういつでもかかってこいよ」

 

「そこまで強くないくせに威勢だけはいいのよね」

 

「それに勝てないお前もお前だ」

レミリアが殴りかかってくる

それを右にかわし足をかけてすっころばす

 

「へぇ...レミリアちゃんは今日はピンクドロワか」

 

「グレイ...お前なんで居んの...?」

 

「レミリアちゃんのパンツを見ようかと」

 

「...グレイ?何俺の大事な妹に手ぇ出してんの?覚悟できてるよなぁ?」

 

「えっと、兄さん?冗談だよな?弟に酷いことしないよな?」

 

「はっはっは、弟はいじめるために存在してるんだぜ?」

 

「えっちょっやめっ!?」

 

殺符【Invisible・knife】

見えない刃がグレイを突き抜ける

 

「これもいけるだろお前」

 

血符【鮮血の雨】

紅の細い槍が雨のように降り注ぐ

これによりグレイは動かなくなった

 

「よし、制裁終了。じゃあ俺は戻るからお前らおとなしくしてろよな」

 

「あれ...シャドーってもしかして私より強いんじゃないかしら...屈辱だわ」

シャドーはその場から黒い霧になり消え学園の寮に戻る

 

 

「ふぅ...しかし誰もいないのか...暇だな」

外に出て適当に辺りを回る

 

「ん?んん?お前もしかしてシャドーか?」

聞き覚えのある声がして振り返る

 

「アドバンスか、久しいな」

 

「ほんとだな...ってかお前ここで何やってんの?」

 

「俺ここの生徒」

 

「ふぁ!?」

 

「まぁいい、暇だから付き合え。拒否権はない」

首根っこを掴み爆乳先生の元へ向かう

 

「ん?なんだシャドー?」

 

「こいつと殺し合いたいから結界張ってくれ」

 

「オウネちゃん!いやオウネ先生!お願いします!やめてください!」

 

「...シャドー、こいつとはどうゆう関係だ?」

 

「...半無を協力して殺し合った腐れ縁だ」

 

「こいつがか?何かの間違えじゃないのか?半無を倒せるほどこいつは強くないぞ」

 

「ほとんど俺がやったから」

 

「そうか、なら納得」

 

「とりあえず殺し合いさせてくれ」

 

「その前にだ、お前にはこいつを書いてもらう」

そういって論文紙を渡してきた

 

「...これはなに?俺に書けって言うことか?絶対やだぞ!もう社畜なんてこりごりだ!!」

 

「そうだ、お前のこれまでの生き方、配慮、そして半無との戦闘とションとの戦闘全てだ、いいな?」

 

「随分と難しい内容だな。どうせ理事長からの物だろ?」

 

「うむ、お前を気に入っておられるようだな。羨ましい...」

 

「気に入られるなぁ...これから苦労ばかりだな」

 

「こほん、とりあえず書いてこい。話はそれからだ」

 

「俺はどうすればいいですか?」

 

「死んどけ」

 

「ひどいよぉ!」

 

「くたばれ」

 

「...」

 

「死ね」

 

「何も言ってないよ!?」

 

「死ね」

 

「!?」

 

「...まぁそれくらいにしといてやれよ爆乳先生」

椅子に座り紙に書き始める

 

『俺の生き方は仲間を守るためだけに強くなり続け守り続けること。配慮は目に余るほどの悪を滅しながらも基本的に物事には深く入り過ぎないようにし、ひっそりとした自分の生き方を楽しんでいた。半無との戦闘では戦闘を交えながら弱点を見つけ、その弱点を突く戦闘方法を学んだ。そしてションとの戦闘では怒りで勢いに任せやっているのがほとんどだったが創られたものは絶対に壊すことが出来るということに気が付けた』

 

「ざっとこんなものか」

 

「ふむ...なるほどな。貴様の力は主に怒りや混沌によって強くなるというような力なのか?」

 

「怒りとかと言うよりは憎しみや悔しさと言うのが正確な所だ」

 

「ふむふむ、実にいい研究報告だ...実験のしがいがある」

 

「研究報告って...まさか俺の体バラしたりしないよな?」

 

「どうだろうな、しかし私個人の意見では是非ともその体を我々に献上して欲しいところだ」

 

「複製はできるけど...あまり気が進まないからヤダ」

 

「『お前』本体が欲しいのだ、複製などに興味はない」

 

「サイコパスばっかだなここは」

 

「そういうとこだぜここはよ」

 

「...早く卒業...しても当分出れないな」

 

「てかお前なんでこの学校にいんだよ?前まで通ってなかったろ?」

 

「ションに半強制的に連れてこられて気に入った。特に理事長」

 

「ションだと!?お前ションにあったのか!!??」

 

「おう、一回喧嘩も売られたぞ。ボコボコにしてやったが」

 

「ボコボコってまじかよ...あいつが負けたのか?あり得ないだろ」

 

「さすがに俺だって苦戦はしたさ。ただうまいこと隙を作れたからな、何とかなった」

 

「勝利した決め手は?」

 

「あいつの切り札を力技で掻き消した後に本気のラリアット」

 

「切り札ぁ?なにそれ」

 

「空間を疑似的に無にするスペルカードを使って来たんだ」

 

「うわぁよく出られたなお前、頭おかしいんじゃねーの?」

 

「強いだけさ。世界最強になるにはこれくらいできないとな」

 

「ションに勝つことは『くらい』なんてものじゃ無理だよ」

 

「俺からしたらそれくらいの事なのさ。あいつより強い奴はわんさかといるだろうしな」

 

「確かにそうかもしれないけどな...」

 

「おい、そろそろ話していいか?」

 

「あぁ、いいぞ」

 

「まぁションさんが敗れたということは置いといてだ、シャドーは今日ここにトレーニングをしに来たんだな?」

 

「そう言うことだ、二ヶ月後の大会にどうしても優勝しなくてはいけないんだ」

 

「野心家か、お前は本当に変な奴だな。お前みたいなやつ初めて会ったぞ」

 

「俺は一人知ってるがな」

 

「あの大会すらも順序の一つさ。本命は理事長との稽古だ」

 

「ははは!お前面白いな!気に入ったぞ!」

 

「俺は?」

 

「お前は死ねアドバンス」

 

「うぅ...泣きそう」

 

「ふんっ」

 

「青春してるな...いや、俺もそうなのかもしれないな」

 

「きえええ」

 

「さっさと位置につけお前ら」

 

「了解」

シャドーとアドバンスは位置に着く

 

『では始める』

また火山地帯へと飛ばされた

 

「...またここか、あまりいい思い出は無いんだが」

 

「はぁはぁ...」

 

「なに興奮してやがる、今殺してやるから安心しろ」

そう言って妖刀を取り出す

 

「おにゃのこのパンツが見えるお」

 

「...お前本当に何やってんの?」

アドバンスを上半身と下半身に切り分ける

 

「ん?さっき眼球をテレビと交換してアニメ見てたらな?おにゃのこのパンツがポロリと...ぐへへ」

シャドーは無言でアドバンスの両方の目を抉りとる

 

「あ!なにすんだよ!返せ!」

 

「うるさい、戦闘に集中しろ」

取った両目を握りつぶす

 

「片目はちゃんと見えてたんだけど...」

 

「へぇ、それで?見えなくても戦闘くらいできるだろう?お前ならな」

軽く威圧めいた声で言う

 

「無茶言うなよ、そんなの俺なんかができるわけないだろ?」

 

「じゃあ俺も目をつぶしてやるから。それでおあいこだ」

 

「お前にできても俺にはできないの!」

 

「使えねぇ奴。俺のおもちゃにもなれねぇじゃん」

 

「目を潰したお前が悪い」

 

「目を潰されたお前が悪い。じゃあ今から一方的に潰すから頑張って耐えろよな」

 

「なんと理不尽な...」

 

「理不尽は正義だぜ。創刀使うから気を付けてな」

 

「いいよもうこいよ」

 

「んじゃお言葉に甘えて」

 

『神風一閃』【神器】創刀・シャルドニュクス

呼び出し様に居合いを放つ

 

「ん!?この力...もしかして創神器か!?」

 

「おう、その通りだ」

 

「持ってたの!?まじで!?何時手に入れた!?」

 

「ションに勝った時にお詫びとしてもらった」

刀の柄でアドバンスの脳天を殴り続ける

 

「あいつ...余計なことしやがって」

アドバンスはその状態で喋っている

 

「お前抵抗してこないからつまんない。もっと頑張れよ」

創刀で体をバラバラにする

 

「目がないんだもん、戦えないよ」

 

「知らん、いいからやれ。じゃないと戻ったときに殺すぞ」

 

「えええ...」

 

「つかお前見えてるだろ。見られてる感じするし」

 

「全然見えてないぞよ、今は」

 

「今はな?でもそんなのはお前の都合であって俺の知ったことじゃない。いいからやれ」

 

「へいへい」

ブラックホールを生成して投げる

 

「ションよりつまらない攻撃してくるなよ」

ブラックホールをすり抜けアドバンスを切り刻む

 

「俺で三分クッキングでもやる?」

 

「食っても美味くなさそうだからやだ。変態がうつる」

 

「恐竜はうまそうに食べてくれたけどね」

 

「その手があったか」

シャドーは魔法陣を作り魔界から白銀の長い髪を持つ少年を呼び出す

 

「なんで僕を呼ぶのさ...めんどくさいなぁ」

 

「誰やねんそれ」

 

「俺の弟の一人。何気に強いぞ、俺くらいには」

 

「お前くらい?全くお前の次元はどうなってんだよ」

 

「さぁな?」

 

「まぁ自己紹介もとい名前を言うよ。ヴラディミール・ツェペシュだよ、よろしくね」

 

「はぁやれやれ...お前んとこの神の顔が見てみたいよ、よろしく」

 

「多分変な顔してるからやめとけ」

 

「あっそ」

 

「ねぇねぇシャドーくん。僕とシャドーくんが居るしグレイも呼んだら?」

 

「えぇ...あの変態野郎?それだったらアザトースの方が...いや、あいつは俺にくっつくからダメだ」

 

「アザ姉は確かにシャドーくんにべったりだね。汐音さんが怒るかも」

 

「だからダメ。それにアドバンスが汐音とアザトースに突っ込むからヤダ。二人が汚れる」

 

「汚れるって...その人たち美人?」

 

「幼妻だね、シャドーくんロリコンだから」

 

「は、ロリコンじゃねぇし、好きになった奴がたまたま子供だっただけだし」

 

「OK!Let`s party!!」

 

「「Fuck you!」」

シャドーとヴラディミールがアドバンスを挟むようにして顔を殴りつぶす

 

「シャドーくん、この人グレイだよ...」

 

「そうだぜ、すごい変態だぜ」

 

アドバンスはジェスチャーで『誰?そのグレイって?』と言っているようだ

 

「俺の弟。すごい変態だけど結構頭いい」

 

『会わせろ』

 

「シャドーくん、この人とグレイが一緒になったら...」

 

「世界がエロに染まる...そんで性犯罪が日常に...」

 

『なにそれ楽しそう』

 

「もういいや、開き直って会わせてやろうよ」

 

「まぁいいか、呼ぶか」

シャドーは魔法陣を展開しグレイを呼び出す

 

『おいシャドー、戦闘目的以外で異獣召喚は違反だぞ』

脳内に爆乳先生の声が流れてくる

 

「じゃあヴラディミールと一緒にアドバンスボコったら戻るわ」

 

『グレイって奴に合わせろ!』

 

「戻ったら幻想郷で会わせてやるから」

 

「...わかった」

いつの間にかアドバンスの顔が戻っている

 

「じゃあ、今は僕らにボコされてね?」

ヴラディミールが笑顔で剣を取り出し滅多切りにする

シャドーもそれに続いて滅多切りにする

アドバンスは体がバラバラになり喋れなくなった

 

「爆乳先生、そろそろ戻してくれ」

 

『わかった』

一瞬にして体育館に戻る

 

「えっと、ここは?」

 

「俺が通ってる学校の体育館だ」

 

「へぇ、学校通ってたんだ」

 

「二日くらい前からな」

 

「先生はどこに?」

 

「そこの胸がめっちゃ大きい子」

 

「おい外来人、名乗れ」

 

「ヴラディミール・ツェペシュ。あなたの名前も聞いていいですか?」

 

「ふむ、シャドーとは違い礼儀がちゃんとなってるな。私はオウネ・レミリレント・グレイードブレスだ」

 

「シャドーくんがお世話...?いや、ご迷惑をかけています」

深々と頭を下げる

 

「うむうむ、私はこういう礼儀正しいやつは大好きだ。お前もここに入学するか?」

 

「魔界の統治は...神綺ちゃんに任せればいいか。じゃあお言葉に甘えて入学してもいいですか?」

 

「いいぞ、では今からお前は私の部屋にこい。シャドーは帰っていいぞ」

 

「了解です」

 

「んじゃヴラディミール頑張れよ」

 

「は~い、じゃあまたね~」

そこでシャドーとヴラディミールは別れる

 

 

「いいなぁあいつ」

 

「...?なんでだ?」

 

「考えろアホ」

 

「...?俺わかんない」

 

「はいはい天然天然」

 

「死ね」

アドバンスの腹に力いっぱい殴る

 

「ウィッスてかお前よわ、どうしたの?」

 

「...人間になるとこのくらいしか力でない」

 

「やーいやーいざまーみろ!ロリショタ中性シャドー!」

 

「ぶち殺す!!」

頭を掴んで地面に叩きつけようとするが頭が全く動かない

 

「ははは!その程度かいシャドー君!」

 

「お前まじ覚えてやがれ...グレイにぶっ殺してもらうから!」

 

「少女がここで叫んだところで一部の層に受けるハスハスビデオが出来上がるだけさ」

 

「ちっくしょう...!」

 

一方ヴラディミールはと言うと

 

 

「お前にはまずこの契約書にサインしてくれ、それとこの論文紙もだ。わかったか?」

 

「了解です」

椅子に座り、判子を押しペンを持ち筆を進める

 

『僕の生き方はシャドーくんが居ないときの魔界を統治することと、この無限に等しい命で生を楽しむこと。配慮は他の者の人生などを変えないような距離感を保ちながら生きること。仕事は魔界兵の統率と育成。能力は幻想郷と魔界だけでしか使ったことがないからわからないが、相手の少し先の未来をどんなことでも見通すもの』

 

「終わりましたよ」

 

「ん?どれどれ...」

先生は論文紙に目を通して行く

 

「...なるほどな、と言うことはまだ意識体やこの宇宙の事について何にも知らないと?」

 

「そうですね、シャドーくんとは会う機会もないし会っても何も話してくれないですから」

 

「そうか、うん了解した。お前はとりあえずシャドーと同じ部屋に居ろ、教育監は追って連絡する」

 

「は~い」

 

「行っていいぞ、これがシャドーの家への地図だ」

 

「じゃさよなら~」

そのままシャドーの家に行く

 

「シャドーくんただいま~」

 

「おかえり」

 

「僕もこの部屋に入れられたから今日からよろしくね~」

 

「ん?んんん!?そいつ誰だよシャドー!?」

 

「俺の弟。今日からここに配属されたらしい」

 

「めんどい奴が増えたな」

アドバンスが言う

 

「うわ!?この人だれ!?」

 

「心外だなぁ、僕はこれでも常識的な吸血鬼だよ」

 

「こいつはアドバンス」

 

「妖怪のくせによくここに入学できたな」

 

「アドバンス...どっかで聞いたような」

 

「ここは神力で溢れかえってるもんね。正直キレそう」

 

「...やっぱり血は血だな」

 

「ま、まぁよろしくな。俺はデル・ルキーネだ」

 

「よろしくね。僕はヴラディミール・ツェペシュ」

 

「ヴラちゃんよろ~、俺はAdvance」

 

「なんで僕はちゃん付けなのかわからないけど...いいや、よろしく」

 

「つかヴラディミール、お前学科何にするか決めたのか?」

 

「あぁ、ここ学校だもんね。学科かぁ...歴史と戦闘辺りかなぁ」

その時アドバンスの携帯に電話が入る

 

「ん?なんだ?」

 

『おいゴミ、話がある』

 

「ゴミって言うなよオウネちゃん」

 

『黙って聞け原子分解するぞ』

 

「はい」

 

『今日お前が会ったシャドーの弟わかるな?』

 

「あぁ」

 

『お前をあの子の教育監にする』

 

「...は?」

 

『私も苦しい選択なのだ、だが『暇な神』がお前しかいなくてな』

 

「暇って...」

 

『そういう事だ、あいつにも連絡を入れとく』

 

「俺の意見は?」

 

『聞く意味があるか?』

 

「ある」

 

『ない』

 

「...」

 

『これ以上話していると耳が穢れる切るぞ』

 

「...死にたい」

 

『死ねないだろ?』

 

「そうでした」

 

『じゃあな』

そういって電話が途切れる

 

「...そういう事だよろ、ヴラちゃん」

 

「Fucking teacher」

 

「ひどい!俺の扱いがひどい!」

 

「変態に慈悲はないよ」

 

「慈悲なんてお前に存在しないだろ」

 

「シャドーくんこそ」

 

「違いない」

 

「こいつらやだぁ」

 

「アドバンスさん、ドンマイ」

 

「あ、変態さん。僕の学科戦闘と歴史と後剣に携わる学科で」

 

「変態言うな、そうだな剣技科と歴史科、後神器科...てか神器持ってる?」

 

「僕昔から普通の鉄の剣一本でいろんなの殺して来たからそれ以外の武器を握ったことがない」

 

「こいつ剣一つで俺と渡り合えるから剣技は相当なものだぞ」

 

「んじゃまぁとりあえず神器製造科、歴史、剣技科だな」

 

「僕新しい武器もっていいのかな...」

 

「あぁ、う~ん...まぁ...いいだろう。待ってろ適当に神器渡してやる...つか力使えないんだった」

 

「あとシャドー、ここでは地球の神器では話にならない。わかっているだろ?お前の神器だとしてもそれはあくまで地球の神器だ」

 

「それもそうか。ならヴラディミール、創り方教えてやるから覚えろ」

 

「それもいいけど...大丈夫?」

 

「大丈夫だ。ここは宇宙中の強い奴ばっかだからお前も鉄の剣以外で戦ってやれ」

 

「...なぁなぁ、なら製造科じゃなくて制御科に行くか?」

 

「うん、そうする」

 

「じゃあまず作り方だな。簡単に作れる剣だと...宇宙の力を集めて剣を創るのが早い」

 

「そうだな、生命とか核とかそれらの力で作るとか色々ある」

 

「ただそれはリスクっつーか犠牲が多いからおすすめはできんな」

 

「...やる奴は結構居るがな、やはり俺たちは神であって人間とかの命は小さくみられることが多い、また創れるからな」

 

「そうだな、所詮は人間だしな」

 

「仕方のない事だ、だから明日神器買いに行くか」

 

「明日まで暇なのか...早く誰か切りたいんだけどなぁ」

 

「...話についていけんわ俺、命ってそんなに良いもんなのか?」

 

「どうだろうな。あったらあるで邪魔だが...無いと世界が進まないものが命だからな」

 

「...そうか」

 

「...まぁ諸々はその都度話そう」

 

「まぁいいさ、そこらへんはここに居れば学べるだろう。そんなことよりもだ、二ヶ月後に大会があるっつのに全く修行が出来ん!実に腹立たしい」

 

「お前その大会出る気なのか?」

 

「当たり前だ、でないと理事長に認めてもらえないからな」

 

「理事長に?」

 

「あぁ、理事長だ。あの人に稽古をつけてもらう前提としてこの課題を言い渡された」

 

「なにそれ!うらやま!」

 

「絶対に強くならないといけないからな」

 

「どこぞのドラゴンボールの主人公かよ」

 

「ちげぇよ、俺は妖王様だ」

 

「ベジータかよ」

 

「野菜の国の王子様に用はない。用があるのは理事長だけだからな」

 

「...先生クラスに勝てないやつがよく言えるな」

 

「うるせぇ、他の先公共は単なる課程にしか過ぎねぇんだよ」

 

「さいですか、んじゃヴラちゃんとりあえず学園内を簡単に紹介するよ」

 

「は~い」

 

「俺は先生に喧嘩を売ってくるか...」

 

「俺もついてくぜ、シャドー」

 

「あ、この前の女の3人組いただろ?あいつらに喧嘩売ろうぜ」

 

「いいぜ」

 

「じゃあお前と俺で組むか」

 

「了解」

 

「まずあいつら何処いんだ」

 

「...えっと、どこだっけ?」

 

「...あいつら個性的過ぎてどこにいるのか見当つかねぇ」

 

「...うーん」

 

「...お困りか?」

 

「おう、お困りだ。助けろ、いや...仕えろ」

 

「ひでえもう絶対教えてやんねぇ」

 

「じゃあいいや。デル、しらみつぶしに回るぞ」

 

「まぁまぁここは和解しあって、な?」

 

「和解なんて知らん、行くぞデル」

 

「俺も同意見だ、行くでヴラちゃん」

 

「シャドーくんはほんと強情だから...」

苦笑しながらアドバンスについていく

 

「まったくこいつらは...」

 

「じゃあ先生に電話してあいつらの電話番号聞くか」

 

「...お前携帯持ってたっけ?」

 

「もうやだ卒業したい。こんなのただの人間になり下がったも同然じゃないか...!」

 

「あはは...ま、まぁ俺が持ってるし今度買おうぜ」

 

「おう...」

 

「行くか」

 

「とりあえず爆乳先生にでもかけてみればいいんじゃないか?」

 

「おっとそうだった、よし」

デルは携帯を取り出し電話をする

 

『...ん、デルか。なんだ?』

 

「シャドーが貴女にちょうど用事があるみたいで」

 

『...シャドーが?なるべく早く済ませてくれ今は少し忙しい』

 

「ほいシャドー、なるべく早くしろってさ」

 

「じゃあ手短に。昨日戦った赤いのとオタクとルットの電話番号を教えろ」

 

『...赤いのとオタクとルット?ルットのチームの事か。いいだろう、デルの携帯に送信しとく』

 

「すまないな、ありがとう」

 

『それだけか?』

 

「それだけだ」

 

『...ならもう切るz』

 

「...?そんなに忙しいのか」

通信が途中で途切れた

 

「だろうな、あの人宇宙神だからな。統治とかで忙しいんだろうよ」

 

「よし、そいつらに電話かけて戦闘するぞ」

 

「OK」

その子たちに電話をかける

 

『...お?誰だいあんた?』

 

「俺はデルだ、覚えてるか?」

 

『デル?あぁ!この前の!』

 

「そうそう、んでな俺の友達が君たちと模擬戦したいって言ってんだよ」

 

『模擬戦?別に構わんが相手は誰だい?』

 

「シャドー」

 

『ん?』

 

「本人に代わるわ」

 

「もしもし電話を代わった。この前無と戦うときに会ったが、覚えてるか?」

 

『その声...あ!この前の獲物横取り君か!』

 

「うるせぇ、消し炭にするぞ」

 

『うわ!愛想無いね君!んで、模擬戦していんだって?』

 

「そうだ。二ヶ月後の大会に備えて自身を強めておかねばならない」

 

『大会?そう言う事か、いいぜ、やろ!』

 

「よし来た。じゃあ戦闘科の体育館で待ち合わせだ」

 

『了解!』

通話を切りデルに返す

 

「つーことだ。行くぞ」

 

「おう」

戦闘科体育館へ向かう

 

 

 

「着いた...ってあれはアドバンスとヴラディミールか」

 

「ほんとだ、何やってるんだろ」

 

「案内中に来る場所が被ったんだろ」

ヴラディミールもこちらに気づき寄ってくる

 

「シャドーくんなんでここに居んの?」

 

「少し潰す奴がるからここで待ってる」

 

「へぇ...僕も混ぜてよ」

 

「...んじゃヴラちゃん、ここでいっちょ模擬戦でもやっとくか」

 

「やっと人が切れるんだね!!」

 

「物騒なこと言うなお前...」

 

「神をつぶすなんて久しぶりだなぁ、昔にシャドーくんとでゼウスをリンチしたとき以来だっけ?」

 

「だな、懐かしい」

 

「シャドーの星ってどんだけ修羅なんだよ」

 

「吸血鬼内の治安が悪いだけさ」

 

「ほんとお前の世界って頭おかしいよな」

 

「知るか、楽しいのが正義の幻想郷だ」

 

「なんか違う気がする...」

 

「おーい、デルー!」

 

「お、やっときたな」

 

「うほっ!美人や!いただきまーす!」

そう言ってアドバンスがセルドに向かって猛スピードで飛んでいく

 

「力が封印されてなければこのくそゴミに制裁を加えてやれたのに...!」

しかしアドバンスはセルドの少し手前で光となって消えていった

 

「...何が起きたんだ?」

 

「ごみの事はほっといてさっさとやるぞ」

 

「ははっ、今のは少し途惑っちゃったな」

 

「大丈夫か?セルド?」

 

「あ、あぁ」

 

「じゃあ俺とデル、お前とヴラディミールでいいか」

 

「そうだな、んじゃやるか」

 

「ここにいたか、セルドから話は聞いてるぞ。さっさと位置につけ」

 

「は~い」

 

「了解」

シャドーとヴラディミールはすぐに位置に着く

 

「おう」

 

「はーい」

セルドとデルも位置に着く

 

『では開始だ』

次は極寒の星へと転送される

 

「「...なんで寒いところに出るかなぁ」」

シャドーとヴラディミールが声をそろえて言う

 

「うっひょー!雪だー!」

 

「雪ってか吹雪じゃん、超寒いですけど」

 

「とりあえず始めるぞ」

妖刀を取り出し構える

 

「おっけい!」

セルドは掌で魔方陣を展開し大きな剣を出す

 

「僕は普通の剣か...」

魔法陣から鉄の剣を出し構える

 

「みんな出し方かっこいいなおい」

デルがそういうと空から流星のように杖が落ちてきてデルの目の前で静止した

次の瞬間シャドーとヴラディミールが飛び出し剣を交える

 

「うお、すっげ」

 

「私たちもやるぞ!」

セルドがデルに突っ込む

ヴラディミールの剣を弾きながら片手で小さな魔法陣の中から鋭いナイフを4本取り出しセルドの首と脇腹に投げる

セルドはそれを華麗に避ける

 

「おっと!あぶいあぶい!」

 

「よそ見すんな...!」

デルが杖を刀のように構え飛びかかりセルドと交戦を始める

 

「じゃ、相手はシャドーくんだし最初から本気で行くよ」

 

剣技【ジュモー・バレット】

弾丸のように鋭い突きと斬撃の2連撃が繰り出される

 

「相変わらず妙な剣技使ってくるよなお前」

 

「そりゃ僕の能力は地味だからね。攻撃手段を多くしないといけないからね」

 

「じゃあ俺も一つ」

 

血符【鮮血の雨】

紅の細い槍が雨のように降り注ぐ

ヴラディミールは槍を的確に破壊していき自身とセルドを守る

 

「お、ありがとな!」

 

「別にいいけどあまり僕の邪魔になっちゃだめだよ?」

 

「おっけだ!」

 

「うわぃ!あっぶねーな!」

デルは杖からバリアを展開し身を守る

 

「じゃあセルドも気をつけろ、今から手ぇ出すから」

 

運命【ダイス・ロード】

賽の出た目によって技や運命が決まる

 

「...2か。気をつけろよデル。これは俺らが当たっても死ぬからな」

不死殺しの炎の十字架が辺り一面に降り注ぐ

シャドーはそれらすべてを綺麗にかわす

 

「っ!」

 

「うわぁ、これ僕が一番嫌いな目なんだけどなぁ」

シャドーと同じように避ける

 

「やばそうだな!」

デルとセルドも同じように避ける

 

「当たったら神でも死ぬからほんと危ないよ」

 

「隙あり」

シャドーは何もつかまずに居合いの型を構える

 

『神風一閃』【神器】創刀・シャルドニュクス

セルドに目掛けて強い風を纏いながら居合いを放つ

 

「うわっ!」

それを反射的に防いだが反動で吹っ飛ぶ

 

神槍【スピア・ザ・グングニル】

大きな妖力を弾に変え勢いよくセルドに投げる

 

「やばっ!」

 

剣技【トロー・アヴィ】

牡牛の突きのように重々しい斬撃がスピア・ザ・グングニルをかき消しシャドーの腕に切り傷をつける

 

「前よりも強くなってないか?」

 

「そりゃ神綺ちゃんに扱かれたからねぇ」

 

「おお!強いねぇやっぱ」

 

「ついていけんわ俺」

 

「さてさて、そろそろヴラディミールをつぶしておかないと後々が厳しい」

 

勇剣【カリバーン(勝利の剣)

黄金に輝く剣でヴラディミールの四肢を切り落とし腹に1突き入れる

 

「いてて...珍しく光の剣使ったねシャドーくん」

 

「すごく気が進まないが闇を切るのは光が早いからな」

カリバーンを消すと右手を抑えさする

 

「じゃあ僕も一つ大技を」

四肢が再生し鉄の剣を刃元から折り自身に突き刺す

 

血符【ブラッディ・ウィッシュ】

血で構成された剣でシャドーに切りかかる

 

「随分と物騒な剣だな」

妖刀に神力を流しダーインスレイヴへと変えヴラディミールを切り裂き血で構成された剣はシャドーの左目を突き刺し次の瞬間体中から血の結晶でできたトゲが炸裂し両者ともに力尽きる

 

「「!?」」

デルとセルドも唖然としている

 

「どうしようか」

 

「う~ん、ぶっちゃけ俺ついて来ただけだしなぁ」

 

「私は修業したいし付き合えよな!」

そういってセルドが突っ込んでくる

 

「え!いやあのちょっと!」

俺は杖を構え応戦する

 

「どんどん行くぞ!こっからは私も本気だ!」

周りに次々に魔方陣を展開し無数の炎の矢を一直線に飛ばしてくる

 

「げ!!」

俺はそれらを辛うじて逃げ避ける

 

「ほらほら!逃げてばかりかー!」

魔方陣の数がどんどん増えていく

 

「っち!」

俺は杖から光の玉を出し飛ばす

 

「この程度か!」

当然それは剣で弾かれた

 

「よし...!」

弾かれた瞬間俺と弾の位置を変え周りこむ

 

「!?」

 

「せやぁ!」

俺は杖で殴りかかると同時に体が真っ二つにされセルドが後ろにいた

 

「私はそう簡単にやられないぜ!」

デルは上半身も真っ二つにされ死ぬ

 

『勝者はセルドだな』

 

「いえーい!」

 

『よし、終了だ』

セルドは体育館に戻ってくる

 

「お疲れさん。まさかあんな技が出てくるなんて思わなかったもんでいきなり殺されちまった」

 

「僕も光の剣使った後闇の剣使うなんてリスクの高い事してくるなんて思ってなかった」

二人とも笑いあっている

 

「だあ!負けた!」

 

「まぁ俺が殺されたのが敗因だな。デルも少しは力つけろよ?」

 

「セルドさんお疲れ。修行になった?」

 

「そうだな、今度からかんばるよ」

 

「うむ、励め」

 

「おう!いい感じに楽しめたぜ!」

 

「良かった良かった」

 

「さて...今日はどうするか。もう修行になりそうな奴はヴラディミールくらいしかいないし...」

 

「変態先生は消えたままだし...」

 

「俺じゃ話にならないし...」

 

「私疲れたし...」

 

「いいや、買い物行こう。ケータイ買わないといけないし」

 

「了解」

 

「私は帰らせてもらうぜ!」

 

「おう、帰れ帰れ」

 

「じゃあ気を付けてね」

 

「ひどいなお前...セルド今日はありがとうな」

 

「おう!じゃあな!」

 

「...そう言えば今夕方か。いいや飯食って寝よ」

 

「えええ、夜遊びしようぜぇ」

 

「俺らは不良じゃないので家かえって飯食ったら寮で寝ます」

 

「吸血鬼って夜行性って聞いたことあるぞ」

 

「知ってる。でもここ夜間学校じゃないから人間と同じ生活しねぇといけないじゃないか」

 

「じゃあヴラデミール、行こうぜ」

 

「僕これから何枚か書類まとめないとだから」

 

「社畜ってやつか?う~ん、じゃあ俺一人で行ってくるわ」

 

「寂しい奴だな。かわいそうだから俺ん家来いよ、面白い奴ばっかだぞ」

 

「いや、いいや。ちょい行きたいとこあるし」

 

「そうか、じゃあ気を付けてな」

 

「おう」

シャドーは血の入った瓶を二つ取り出し一つをヴラディミールに分け飲み干し寮へ戻る

 

「よし、寝るぞ。お前は明日も暇だろうが俺は明日殺しまくるからな」

そのままベッドに倒れこみ寝付く

 

「いいなぁ...」

ヴラディミールもシャドーのベッドに潜り込みうずくまって寝る

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