相当遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
と挨拶はここまでにして...いやぁこの話はきつかったです
まぁとりあえずお楽しみくださいb
起きるとヴラディミールがボロボロになってシャドーを睨んでいた
「...なんかあったの?お前」
「君を起こそうとしてこうなったんだよバカ!!」
「...?俺わかんない」
「なんで寝起きこんな悪いんだよほんと!!」
「あぁ、起こそうとして俺にやられたのね。ダメだぜ、俺を起こせるのは俺の歴代の嫁だけだ」
「このクソたらし...!」
「たらしてねぇよ。普通に生きてたらこうなっちゃったんだよ」
「それをたらしって言うんだよくそ野郎!」
「うるせぇ、俺今日は授業あるからお前と遊ぶことは出来ねぇんだよ。とっととどっか行きやがれ」
「いいさ、僕は誰か適当に喧嘩ふっかけて切ってくるから」
目尻に涙を浮かばせ外に出ていくヴラディミールを他所に食材を創りサラダを創りパンを焼きそれを食べ戦闘科の教室へ行く
「よう爆乳先生おはよ...っていないな。珍しく遅刻か...?」
とりあえず席について待つ
少しすると大きい何かが見えてくる
「...なんでこいつが先に来るんだ...!!」
その大きな何かは扉を開けて入ってくる
「おおおお!!!!!シャドー!!!!早いなお前!!!!!」
「うるさい、お前喋るな筆談にしろ」
そいつを殴るが自分が非力なせいで痛みを与えられない
「すまんな、こういう声なのだ。このくらいならいいか?」
「...なんか、ごめん」
「謝る必要はないぞ!!!!!!」
「まぁいい、とりあえずだ。お前先生を知らんか?珍しく居なくてな」
「知らないぞ!!!!!!ルネと洸天にも会わなかったしな!!!!!!!!!!」
「それはおかしいな、なにか嫌な予感がする。付き合えデカブツ」
「いいぞ!!!!!」
「じゃあ理事長に聞いてみよう。何か知ってるかもしれない」
「了解!!」
シャドーたちは理事長の家の門の前に来た
「相変わらずでけぇ家に住みやがる...」
「おおお!!!!巨人が居るぞ!!!!!!」
「うるせぇ、そんくらいで
「何奴だ」
「この前も来たが...シャドーだ。理事長に聞きたいことがあってここに来た」
「理事長は今不在だ、出直せ」
「分かった。よしデカブツ、聞き込みするぞ」
「デカブツ言うな!!!!」
「分かった分かった。いいから行くぞ」
ガルトーラを無視して学園の周りの神々に先生が居なくなったという事件はないか聞いて回る
しかしこれと言って欲しい情報が手に入らない
「困ったな...情報が全くない」
「そうだな!!!!」
「こいつは使い物にならないし...」
「どうするんだ!!??」
「どうするったってなぁ...どうしようもねぇからな...理事長いねぇし」
「ん?君もしかしてシャドー君かい?」
顔を上げるとそこには洸天が立っていた
「てめぇなんで今日休みやがった、殺す相手がこいつしかいないじゃないか...」
「ごめんね、少し探し物をしてて」
「探しものなぁ...まぁ理由があるならいいか」
「先生には連絡入れといたはずだよ?」
「その先生が消えてんだよ」
「え?ベベ先生居ないの?」
「べべ...?赤子がどうした。そんな先生会ったことないんだが」
「そっちのベベじゃないよ、戦闘科...と言うより俺たちの学年の戦闘科だよ」
「俺爆乳先生以外会ったことないからなぁ。と言うかそれじゃないんだよ。爆乳先生が消えてんだよ、お前なんか知らないか?」
「う~ん、俺は知らないけどベベ先生なら知ってるんじゃない?」
「ちっ、不本意だがそいつに会いに行くか。いくぞガルトーラ」
「おう!!!」
「俺もついてくよ」
「お前探し物はどうするんだよ」
「また今度探すさ」
「分かった。その時は力になるぞ」
「ありがとう」
「それで、そいつはどこに?」
「先生は常に自宅に居るよ、案内しようか?」
「あぁ、頼んだ」
「了解」
洸天に案内されその場所へ着く
「ここか?」
「そそ」
シャドーがインターホンを鳴らす
「...出てこないね?」
「...俺が人間だった頃の少年時代にやったイタズラでもするか」
連続でインターホンを鳴らし続けのだが、一向に出てこない
「持久戦か、いいだろう。いつまでもやってやるさ」
ずっと鳴らし続ける
「うるさいよ、シャドー君」
「...こうなったら最後の手だ。気が進まんが...」
何かを決心したシャドーは軽く咳ばらいをし...
「お昼だよお兄ちゃん!私と一緒にお昼ご飯食べよっ!」
と中学女児にとても似つかわしい声で大きく言う
「「.....」」
ガルトーラと洸天は唖然としている
「なんか...もう...前世の記憶消したい...」
「あ、あははは.....ちょっと引いちゃった...」
「俺もだ」
すると空から光速で何かが飛んできた
それは目の前の建物を吹き飛ばし着地する
「少女の声がした!!!」
それはアドバンスだった
「洸天怖い助けろ」
「誰だよこの人」
「うおおお!!??先生大丈夫か!!??」
「最恐レベルの変態だ、弟の教師でも...ある...」
「俺の名はアドバンス!!宇宙の少女たちを手に賭ける男だ!!!」
「よし殺そう」
「了解だ!!!」
ガルトーラと洸天が構える
「お、俺は非力なんでパス...」
「君たちで私に勝てるかなぁ?」
「てかなんでこの神力使えるんだよ」
「知らん!!!!」
「と言うか今ので先生の家吹き飛んだんだけど...?どうしてくれんのアドバンス?」
「ん?ここ誰の家?」
「べべとか言うニート先生」
「まじで!?」
アドバンスは慌てて残骸を掘り出す
「同士よ!!どこに行ってしまったんだ!!出てこい!!!」
「なにやってるんだ、あの人」
「知らんな!!!」
「なんかもう...最初の趣旨から遠ざかってるんだけど...」
「居ない....だと?そうか!きっとあそこだ!!」
アドバンスは大急ぎでどこかへ飛んで行ってしまった
「とりあえず...理事長探しがんばろ...」
「先生探した方が早くない?理事長は探さない方がいいよ。さっきの人...あの方向ってレイドレット・バレスかな?」
「多分そうだな!!!」
「よし、行こうシャドー君」
「ちっ、めんどくせぇ」
シャドーは洸天に連れられレイドレット・バレスと呼ばれる場所に行く
レイドレット・バレスに着く、そこはアニメのキャラクターやメイド喫茶にゲームセンターなどが沢山ある所だった
「じゃあ俺はゲーセン行ってくるからお前ら頑張ってこい」
「目的が違うでしょ、さっきの人を探すよ」
「おう!!!!」
「え~...俺アドバンスの知り合いに会いたくない」
「仕方ないよ、ほら行くよ」
「お前ら全員ぶち殺してやる...」
シャドーは渋々洸天たちについていく
「う~ん、居ないなぁ。どこ行ったんだろう」
「いねぇなら帰るぞ、こんな所意味がない」
「おい!!!居たぞ!!!!」
洸天とシャドーはガルトーラの元へ行く、そこにはショーケースに顔をひっつけて気持ち悪く息を荒立てるアドバンスと男が居た。
「よし、帰るぞ。あんなの絡みたくもない」
「そうも言ってられないよ、爆乳先生の居場所をあそこのベベ先生に聞かないと」
「ちっ、なら行くぞ」
シャドーはその男の近くに行き足を蹴る
「おい変態。オウネ先生の居場所言え、言わないと殺す」
「うほ、幼女がおるぞ」
「ほんとじゃぁ」
男とアドバンスはシャドーにゾンビのように近寄ってくる
「俺でもここまで酷いオタクじゃなかった...こいつらキモイ...」
歩きながら洸天の後ろに隠れる
「ガルトーラ君お願い」
「おうよ!!!」
ガルトーラがアドバンスと男を殴りつけ地面に叩き付ける
「キモイ奴、早くオウネ先生の居場所言いやがれ」
「うん?ここは?」
「レイドレット・バレスですよ、先生」
「レイドレット・バレス?なんでまた...」
「また薬も飲まずにいたんでしょ?ちゃんと飲まないとダメですよ」
「おおそうだったそうだった、で?君たちはなんでここに?」
「貴方を探しに来たんですよ、オウネ先生について何か知りませんか?」
「オウネ先生?確か昨日どっかの星に用事があるって言って出かけたな」
「だってよシャドー君」
「なら早くその星を教えてその星に連れていけ、なにか嫌な予感しかしないんだ」
「う~ん、どこだったけな?」
「しっかりしてくださいよ先生」
「そうだ、確か蓮星だ」
「蓮星?なんでだろう」
「知らんな、よし私も同行しよう。さ、正門へ」
「この人どうします?」
「お?なんでアドバンスさんが」
「この人と一緒に壊れてましたよ」
「そうだったのか...ま、この人はここに捨てていこう」
「了解です」
「アドバンスは今度殺すからいいか」
「わかったぞ!!!!」
シャドー達はアドバンスをその場において学園の正門に向かう
正門に着くとそこには神々が何人も居てなにかざわついているようだ
「なにこんなに騒いでんだ騒々しい」
「何かあったのかな?」
洸天は一人の神に事情を聴く
「何かあったんですか?」
「え、あ、それがですね...神殺しが出たんですよ」
「神殺し?」
「はい、既に生徒が何人か殺られてしまい先生方も....」
「...いいなぁ、俺も混ざりたかったが...仲間の神が被害にあってるようだし潰しに行くぞ」
「どこの誰をだよ」
「蓮星?だっけか、そこに行けば誰を殺せばいいかわかるはずだ」
「なにも蓮星が絡んでるなんて誰も言ってなくない?」
「ふむ、しかしあそこは神殺しで有名な星。行けば何か手掛かりがつかめるかもしれんな」
「それにだな、証拠みたいなものもあるんだ。先生と電話をしていた時不自然に通話が途切れたと言うな」
「本当かい?なら行ってみる価値はあるね」
「行くぞ!!!!!」
「ワシが連れて行こう」
先生の周りに白い魔方陣が出てくる
「お願いします」
シャドー達はベベに連れられ蓮星に向かった
しばらくして蓮星に着いた、辺りは荒野と砂漠だけがあり明るいはずなのに太陽がない
「クッソ暑いな...」
「確かここって夜の来ない星なんだっけ...」
「うおおおおお暑いぞ!!!!」
洸天とガルトーラは物凄く汗をかきながら言う
「お前ら汗かき過ぎ...キモイ。と言うか夜が来ないとか地獄かよ...」
シャドーは一滴も汗をかかずに手の指輪を見る
「確かここは地獄に一番近い星ともいわれているね」
「今回ばかりは嫁に感謝だ。指輪のおかげで俺はいつでも始祖の姿になれる」
「それは頼もしいね、何があるかわからないし力はいつでも出せるようにしといた方がいいね」
「君たち神器を出しておきなさい、いつ敵に襲われるかわからないからね」
シャドーは妖刀に神力を流しダーインスレイヴへと変え自身を始祖の姿へと変える
一対だった翼は二対に増え、シャドーの体に赤黒い閃光が走る
『神聖聖剣万物両断世界破滅の神器、その強さが生み出す覇砲は何を見る』
【神器】ダーイドレクイドレス
『大地を砕いて万力超人、宇宙を砕いて億力超人、絶望打ち破り希望を育てよ』
【神器】ゴルドレイドガルイガルド
ガルトーラと洸天はそれぞれの神器を呼び出し戦闘態勢に入る
「さて...爆乳先生はどこだ?」
警戒しつつ辺りを探索し始める
「ワシの神器で探そう」
べべは足元に白い陣を展開しその中から金色の杖を取り出す
『探してくれ、我が神器達よ』
杖から大量の白い妖精のようなものが出てきて世界中に飛んでいく
「見つかりましたか?」
「うむ、東の方に何か大勢の力を感知した。恐らくそこに先生がいるだろう」
「よし行くぞ」
皆と一緒に東の方へ向かうと石で造られた巨大な要塞があった
「ま、まぁいい。そんなことより爆乳先生だ」
シャドーは辺りを見回す
「おい誰だそこに居るのは!」
巡回していたと思われる兵士二人に見つかった
「やば」
「うおおおお!!!敵か!!??」
「ひとまず寝ててもらう」
「もう終わった」
兵士二人はシャドーに首根っこ掴まれ泡を吹いている
シャドー自信抑えが効かないようで気絶の際に腕の骨を折るまでの加減がやっとのようだ
「速いね、流石だよ」
「ただ加減が上手くできなくて腕の骨を折ってしまった。仲間が関わるといつもこうだ、やれやれ...」
「殺さなければ問題ないと思うよ」
「よし、隠密に行くぞ。ワシとガルトーラ君は右から洸天君とシャドー君は左から回り込む」
「分かった」
「了解」
「りょうかい!!!」
べべとガルトーラと別れ左から回り込む
「さて、どうする?」
「こそこそするのは性に合わないが...下手したら俺が死ぬからな...。とりあえず入り口付近に回ろう」
「まぁ今回は仕方ないね、了解」
「何奴だ!!」
一人の兵士にまた見つかった
「うるさいだまれ、俺今隠れてんだからさぁ...」
殺さないよう気を付けて気絶させる
「流石にビビったよ今の」
「俺もビビった。とりあえず急ごうか」
少し急いで入り口付近まで向かう
洸天は要塞の角っこに背中を付け覗く
「えっと、入り口に兵士が4人に何かでかい奴が一人の合計5人」
「今までの経験からして俺ではまず勝ち目が無い、特にでかい奴。とりあえず爆乳先生が敵陣地で余裕ぶっこいて電話を受け取る訳がないから...多分ここいらとかに居るはず。少なくともあの要塞の中にはいないだろう」
「もうすでに捕まってる可能性もあるよ」
「そう言えばここは神殺しが多いんだっけか...困ったな...あのでかい奴をどう対処するか」
『シャドー君達、大丈夫かい?』
「大丈夫です」
「大丈夫だが...作戦で行き詰っている」
『こちらからも正門は見えている、あのでかいのはやばそうだ。さてどうするか』
「べべ、お前はあのでっかい奴の能力分かったりしないか?」
『わかるよ、ワシは『全てを把握できる』力を持っている』
「じゃあ早く教えてくれ」
『あいつは....『幻獣変身』?どういうことだ?』
「幻獣になるんじゃないのか?」
『う~ん、この星の幻獣ならいいけど...』
「...しゃらくせぇ、悪いがもう我慢ならねぇ。ぶち殺してやるぜ」
運命【ダイス・ロード】
サイコロがシャドーの手に創られる
サイコロをふろうとすると止められる
「やめろシャドー君、下手をして爆乳先生が死んだらどうする?」
「ちっ...ならこれなら...」
殺符【Invisible・knife】
シャドーは見えない何かを全てバラバラの方向から投げ自分の場所を探られないようにする
何かは足元や鎧に当たる、しかしそいつらは全く動じない
「反応しないならやっぱり...ダイスだな」
また振ろうとする
「先生、他の能力者はいますか?」
『要塞の中にざっと50000人、後はすごくやばいのが4人と普通の兵士が20000万くらいかな?』
「そうですか、どうしようか?」
「...とりあえず、帰ろう。今の戦力じゃだめだ、もっと人数を稼がなければ...」
「そうだね、いったん帰ろう」
『了解』
シャドー達は瞬時にして学園の前に戻る
「べべ、とりあえず強い神...できれば教師クラスを呼んでくれ」
「わかった、少し時間かかるから待ってて」
べべはどこかへ消えていった
「作戦はどうする?」
「ぶっつけ本番でいいさ」
伝書鳩をヴラディミールに宛てて飛ばす
「伝書鳩って古典的じゃない?」
「だって俺もヴラディミールもケータイないし」
「持ってないの?今度一緒に買いに行く?」
「めんどくさい。そんなことより修行の方が大事だ」
「携帯も必要でしょ?」
「じゃあ今度行ってくる」
「OK」
鳩の首を持って振り回しながらこっちにやってくるヴラディミールを見つける
「...なにやってんのあいつ」
「動物が可哀想」
「動物はまぁどうでもいいけどなに?戦争するの?」
「まぁ...それみたいなことはするが」
「べべおせぇな、所詮は変態か」
「君も協力してくれるのかい?」
「うん、戦争は大好きだからね」
「心強いよありがとう、で?君は誰だい?」
「ヴラディミール・ツェペシュ。苗字は違うけどシャドーくんの弟だよ」
「へぇ」
「君は?」
「俺は七色星の天空神の一人、赤天洸天乃神だよ。よろしく」
「うん、よろしくね~。あ、君も僕と同じ戦場で戦うなら気を付けて。僕、平気で仲間切るから」
「ははっ本当に兄弟みたいだね、覚えておくよ」
「しかしほんと遅いな...」
「待たせたね、助っ人を連れて来たよ」
「なんだい?あたしに用かい?」
茶髪のラフな格好をした少女が話しかけてくる
「俺の力が必要と聞いてついて来た」
「私もベベさんに助けを求められたので来ました」
この前の特別授業で来た英雄とか言う奴と銀色の瞳と長い髪を持つ背の高い女性が言う
「...呼ばれた」
「なんだいなんだい!私をお呼びかい?」
赤毛の女性とションも来た
「これでみんなか?べべ」
「そうだね、アドバンスさんも誘おうと思ったんだけど彼は今は力不足だし」
「じゃあ...とりあえず何をするか説明しよう。爆乳先生、もといオウネ先生が蓮星の要塞で捕らわれている可能性がある。先程行ってみたんだが...俺だけじゃ勝ち目がない。そこでお願いだ、お前たちの力を貸してほしい」
シャドーは深く頭を下げる
「へぇ...珍しいね、シャドーくんが頭下げるなんて。そんなに先生が大事かい?」
「あぁ大事だぜ。俺が強くなるための大事なハードルであり...大切な教師だ」
「わかったよ、なら手を貸してあげる。...役に立つかわからないけど」
「お前がそんなことを言うなんてな、意外にかわいいとこなるんだな」
ションがニヤケながら言う
「う、うっせぇ。俺でも大事な人ってのは居るんだよ」
「そりゃあ昔に嫁に泣きついてお願い事するような人だからねぇ」
ヴラディミールが笑いながら言う
「...ま、まぁいい...とりあえず、手を貸してくれ」
「ほらさっさと行くぞ、全面戦争だ」
「隠密に行こうよ」
「切るのが楽しみ...」
「ははは!楽しくなってきた!」
「行くぞ」
「うおおおお!!やったるぞ!!!!」
「さぁ、戦争の始まりだ」
「魔界の兵士長の力を宇宙にも知らしめてやるさ」
「よっしゃ!戦ならあたしに任せな!」
「じゃあべべ、転送頼んだ」
「了解」
シャドー達は蓮星に転送される
「みんなこれを持っててくれ」
シャドー達は銀髪の女性に黒い玉を渡される
「これは?」
「万が一の保険だ」
「見たところ...命の塊みたいな物か」
「死んだ瞬間に学園に強制転送されるようにできている、だが命の保証はできても体の保証はできない」
「へぇ...俺なんかは死んだら大変そうだな...」
「ま、その時はその時さ。それよりもさっさと先生救出しようよ、嫌な予感がする」
「だな、ぶっ潰してやるぜ」
封印を全て解放し始祖の姿になる
「シャドー君、俺たちは先に行って交戦してるよ」
「分かった」
「早く助けないとね」
ガルトーラ以外全員が散らばりそれぞれ要塞に向け飛んでいく
ヴラディミールは鉄の剣を鞘から抜き皆に続く
『大地を砕いて万力超人、宇宙を砕いて億力超人、絶望打ち破り希望を育てよ』
【神器】ゴルドレイドガルイガルド
「俺はお前のバックアップだ」
「頼んだぞ」
『滴る雫の如きその斬撃、鋭き一閃は万物を切る』
【神器】シャルドニュクス
「よし、じゃあみんなに続くぞ」
「おう!!!」
シャドーは物凄い速さにより姿が消え次の瞬間遠くで兵を斬り倒していた
「うおおお!!!」
ガルトーラも次々に兵をハンマーで殴り倒していく
「しゃおらぁ!あんたらの神器いただくよっ!」
茶髪の少女は半径1Kmの神器を全て奪い取りそれらを大きく振り回し兵を薙ぎ倒していく
「中々やるじゃないか」
シャドーは辺りの兵を蹴散らしながら少女に寄る
「あんたもなかなかだよ。そうだ、あんた名はなんていうんだい?」
「俺はシャドーだ。シャドーエッジ・スカーレット、妖王であり魔界神」
「あたしはノベレスト・ロネス・ベルナロス。好きに呼んでおくれ。そんであたしは戦神だよ」
「戦神か、それは心強いな」
「随分仲良くやってるみたいだけどさ、お二人さん?囲まれてるよ?」
ヴラディミールが一角の兵を切りながら寄ってくる
「おやおや、これは大変だな。任せろ」
裏縫い一番形【
シャドーは妖刀を構えると黒い霧となり辺りを回る
するとシャドーたちを囲んでいた兵は切り刻まれ倒れていく
黒い霧はシャドーの形に戻り妖刀をしまう
「と、こんな物さ」
「刀の扱いも上達したね」
「妖王ってのは強いんだねぇ」
「さて、まだまだ居るぞ」
「これだとキリがないね」
「それが戦争の嫌なとこだねぇ」
三人はため息をつくと武器をそれぞれ握り直し散開する
「消えろっ!」
アルデルルが持っている神器を一振りすると空間に裂けその爆風のようなもので兵を吹き飛ばす、他の奴らは能力を持つ兵にぶつかっているようだ
「私の名はルラス!!幻獣『ガイオ』の能力者だ!!我に砕けぬものなどない!!!」
「へぇ!!私はジェネレー!!力には自信があるぜ!!!」
そういうと敵は殴りかかってくるがジェネレーはそれを片手で止め宇宙めがけて殴り飛ばす
「その程度か!?出直しな!!」
「隙ありだ!!」
男がジェネレーに切りかかるが黒い斬撃に切られ消える
「危ないよ、ジェネレー」
「お!ありがとうなション!!」
「死ね」
銀髪の女性がその一言を呟くと後ろに巨大な目玉が出てきて兵士たちの命も吸い取っていく
「うらあ!!!」
「はぁあ!!」
ガルトーラと洸天は連携しながら兵を倒していく
「ここは通さんぞ!!」
兵士の一人が能力を発動し辺りを炎の大地へと変化させる
「我はゴイド!!熱を操る力を持つ!敵には礼儀をもって殺す!!」
「ほう、かっこいいね。俺のはそんなにかっこよくはないけど君を倒せるほど強いよ」
「ほざけ!若造が!!」
『頼んだよ、ググレガン』
洸天が呟くと後ろに緑色も陣が出現し中から化け物級のアリが出てくる
「なんだこいつは!?」
「僕の友達だよ」
『我はググレガン、ゲレレス星の太陽神だ。契約者の名のもとに貴様を排除する』
「くそっ!!」
兵士は熱で創り出した球を飛ばす
『...去れ』
アリが一言いうだけで口からレーザー砲を飛ばし洸天の周りの兵を灰に変える
「ありがとう」
『これしき容易い』
それぞれの能力者兵士も次々に倒していく
そしてあらかた出てきている兵士を倒してきたところで要塞に結界が出現し今までとは比べ物にならない力を感じる9人の兵士が立ちはだかる
「やいやい!やってくれたなやいよ!!」
「うるせぇ、目的のためだ。お前らも殺されろ」
「ひよっこの神如きが、調子に乗りやがって」
「シャドー、こいつは俺にやらせろ」
アルデルルが前に出る
「分かった、任せたぞアルデルル」
「お前の相手は俺だな!」
男の後ろから小柄の少年が出てくる
シャドーはシャルドニュクスを構える
「俺から行っていいの?」
少年がそういうとシャドーは目が潰れるほどの光が辺りを照らし謎の空間に引きずりこまれる
『ようこそ俺の
「なら俺も相当頑張らないといけないな」
シャドーの目から瞳を軸に三つの龍の頭が回転して現れる
『なにそれ?まぁいいや』
シャドーの鼻先1センチの所に超巨大な核ミサイルが出現する
シャドーは目の力を使い核ミサイルと自身の位置を入れ替える
『わお!すごいな!!』
「...少し冷や汗かいた」
核ミサイルを1000万個に増やしそれをシャドーの周りに転送し起爆させる
爆破を消しシャルドニュクスで居合いを放つ
それの間にサイコロを創り転がすと力がみなぎってきた
『スレストリオン』
居合いは放つとともに消え空から光のレーザーが無数に落ちてくる
血符【鮮血の雨】
紅の細い槍が地面から雨のように降り注ぎレーザーを相殺する
超極小ブラックホールを100万個出しシャドーを飲み込もうとする
「これなら...行けるか」
シャドーは少年と自身の位置を入れ替える
『ふふふっ同じ手は通用しないよ』
入れ替えたはずがシャドーとブラックホールの元の位置に戻っている
核爆弾の一億倍を圧縮した個体を100万個の超極小ブラックホールへ投げ入れて中で起爆させ消滅させる
『おっほほう!』
今度はシャドーの1センチ周りに魔法で構成された核ミサイルを4,000個出現させその後ろにさらに多くの核ミサイルを出しシャドーを中心として球状の核ミサイルの行列ができる、それは空の果てまで続いている。もはや数えきれない
「俺をあまりなめるなよ...!」
シャドーの周りを揺らめいでいた妖気は消え荒々しく、狂おしくうねる様に変わる
核ミサイルを全て吹き飛ばす
「この空間ごと切り裂いてやる...!」
シャドーはサイコロを振り3の目をだす
その瞬間幾万の斬撃が放たれる
妖符【星降る刃】
約7億本もの武器に均等に妖力を付与し斬撃に乗せて放つ
『無駄無駄!いくら空中に放とうと僕には当たらないよ!!』
斬撃は放たれるたびに消えていく
水符【アクア・スケイル】
空間全体に鋭い水の鱗を大量にばら撒く
「ちっ、どこに居やがる...」
「あはは!無駄無駄!!一生そうやってめちゃくちゃに攻撃すればいいさ!」
「こうなったら空間を空間に喰わせるしか...」
『ここは僕の完全支配空間だよ!?思いどうりになるのさ!全部ね!!君が空間を創ったらそれを消せばいい!!君はここで死ぬんだよっ!!』
「空がだめなら地面だよなぁ!」
地面を殴り地殻を割る
すると大地から外の空気が出てくる
『なにをする!?』
「よしよし、もうわかった。お前は俺に負けだ」
地面を攻撃し続ける
地面が砕け白い世界に出るそこには先ほどの少年が浮いている
「やめろ!!」
「今まで散々俺の事をコケにしてくれたな...その罪は、死で償っていただこう」
一瞬で少年の背骨を抜き取り不死殺しの炎を体内にねじ込む
「かはっ!!」
「さて...来世で会おう、くそやろう」
夢の世界が砕け現実世界の少年の頭から光と共に出てくる
「っ...ふぅ、何とか勝ったか」
「おつかれだ、シャドー」
アルデルルがこちらを見てそう言う
「お前は戦闘中か」
「下がっていろ、俺の世界に入るな」
「俺から逃げられると思うなよ!!」
さっきのアルデルルと睨みあっていた男は怪物のような姿に変わっている、ライオンのような姿に剣の羽、さらに周りにこの世の全てのエネルギーを相殺するエネルギー体がいくつも浮いている
「どこにも逃げたりしないさ」
アルデルルは足元に巨大な陣を出現させ中から不死殺しの矢に光速とレデ・エネルギーのエンチャントをし飛ばす
「ふんっ」
怪物はそれを周りにあるエネルギー体を板のように展開し全てかき消す
「はっはー!無駄だぜ!」
「だろうな」
アルデルルは化け物の後を取りそこに創神器の武器で斬撃を飛ばす、怪物は剣の羽でそれをガードするとともに朽ち掛けの羽を切り離し飛ばしさらに無数の禍々しい矢を周りのエネルギー体から飛ばす
「....」
アルデルルはそれらを全て創神器で切り消す、瞬間化け物がアルデルルの背後に回り前足で攻撃、それを創神器で切り捨て首を飛ばすが取れた手がアルデルルを拘束し力と言う力を抜き取る
「どうだ!?え!?俺にはかなわないだろう!?」
「まだだ」
アルデルルは創神器を手放す、するとそれが自律的に動き出し拘束している手を消す
「おっと」
創神器は怪物に向けて消える、同時に怪物は尻尾の先端以外全て創神器によって消える
『あっぶね』
「どうせその先端から復活するんだろう?」
アルデルルは瞬時に創神器でそれを消す
「終わりだな」
『どうかな?』
声がするとともにアルデルルが吐血する、そして腹の中から生えるようにして男の手が現れ背中の方から体が構成されていきアルデルルを手で突き刺したような態勢になる
「甘いよお前」
「っ...」
男は手をアルデルルの腹から抜き取る、そして思いっきり殴りつけ地面に叩き付ける
「英雄と言えどこの程度か!!」
アルデルルは吐血しながら考察を始める
「俺は確かに創神器でお前を消したはずだが....」
「創神器?その程度で俺がくたばくかっての!!」
すると男は再び怪物へと変化する
『幻獣』【カイトレラン】
「かつて意識体を追い詰めたとされる伝説の最高最強の神獣だ!!俺は意識体と同じ力が使え無から完全に再生が可能!!!お前に勝機はない!!」
「...意識体を超える何ざお前如きに出来るわけないだろ」
「はぁ!?やって見せたろ、俺が何もない無の空間から再生される姿を!!」
「完璧なんてものは存在しない」
「くたばれ死に損ないが!」
男は光の速度の領域を超えその速度でアルデルルに突っ込む、そして周りのエネルギー体を辺りで超爆破させ禍々しい柱を作り何もかもを消し飛ばす
柱は釘のように地面に打ち込まれ星を突き抜けその通った場所を全て白い無に変える
「終わりだ!!」
男は柱を消し元の姿に戻る
「終わるのはお前だ」
男が元に戻った瞬間後ろにボロボロのアルデルルが現れ創神器で切りかかる
「無駄」
男はにやりと笑い俺を片手で止める触れている手は消えない
「?」
「だから言ったろ!?俺は意識体と同じ!!いや、それ以上!!」
創神器をアルデルルの手から抜き取り彼方へ飛ばしアルデルルの殴り続ける
「さっきお前から全ての力を奪ったのにくたばんなかった、それはあの神器からエネルギーの援助を受けていたからだろう!?俺がなくなればお前は終わりだ!!!」
男はサンドバックのように殴りながら話し続ける
「今度こそ終わりだ!!」
男はアルデルルの頭を潰し体を核爆弾で消し飛ばす
「ふう、いい運動になったぜ!」
「そうか、それは良かったな」
「!!??」
男が後ろを振り向くそこにはアルデルルが創神器を手に居合いの構えを取っている
「死!」
「ちっ!」
男は何とかその居合いをガードする、同時に無限の斬撃が出現する
「ガードしてみろよ」
アルデルルがそう言うと斬撃が止むことなく降り注ぐ、男はそれを己の手で弾き続ける
「調子に乗んなっ!」
そう言うと自信を瞬間的に怪物へと変化させ斬撃を体で弾きながら光りを圧倒的に超えた速度、『クルド』で移動しアルデルルに突っ込む、アルデルルはそれを創神器でガード、同じくクルドで移動し宇宙空間を引き裂きながら交戦する
「死ね死ね!」
「....!」
交戦はあたりの無人の星を原子に分解しながらつづく、すると怪物が手で太陽を作り飛ばす、その太陽は手から離れた瞬間数億倍の大きさに変わり周りが神気でコーティングする
アルデルルはそれを力の込めた創神器で一刀両断、しかしそれは超近距離に転送され超新星爆破を起こし宇宙中に爆破音が響き渡る、音は空気を振動させ伝わるがこれは宇宙に散らばった原子を振動させ宇宙に伝わっていく
「はぁ...はぁ...今度こそ死んだろ」
「なわけあるか」
アルデルルは音、爆風、火、真空、神気を全て切り怪物に急接近する
「はいはいワロス」
怪物は飛んでくるアルデルルとまた交戦を開始するが0.1秒も立たないうちに首をアルデルルに掴まれ星めがけて音速で飛ばす、怪物は地面に叩き付けられるとともに吐血する
「ごはっ!!」
アルデルルはそこにさらに超太陽の5000倍の威力を持った圧縮エネルギー球を飛ばし着弾と共にガードしようとした怪物の四肢と首と切り落とす
「があああ!!!」
男は奇声と共に消し飛ぶ
「ふん」
全てが一瞬の何時に終了し敵は死ぬ
「お前の力は『嘘』だろ?嘘のような現象を本当に起こす、しかし弱点はその四肢だ。四肢の触れている所にのみその能力を発動できる、消したはずなのに無から再生されたのはあらかじめ大気中に地震の分身を原子に紛れ込ませていたからだ。能力発動に必要な体と四肢が分裂しさらに大気から原子を抜いとけばお前は逃げられん、『意識体以上』か。『幻獣』【カイトレラン】は自身の『嘘を本当のようにする』力に物を言わせ世界に『並んだ嘘』を伝えたにすぎねーよバカ」
アルデルルは一人そう語る
「...お前相当強かったんだな」
「これくらい当然だ」
「俺も早く強くならないとな...大会に優勝出来るほどの力をつけなければ」
「まぁ頑張るんだな」
「おう、頑張るさ」
「やあシャドー君」
「うおおおお!!シャドー!!」
「そっちは終わったのか」
「シャドーちゃんお疲れー!」
「お疲れ様みんな」
洸天たちがそれぞれ敵を倒し集まった
「おい、他の二人はどうした」
「...彼女達は死んだ、駆け付けた時には既に...」
「そいつらは俺が消しといた、少々手こずった」
「...そうか。力及ばす済まない、じゃあ行こうか」
拳を握りしめ唇を噛みしめ歩き出す
「あ、待ってください!ここを通りたいなら私を殴ってください!」
「...何こいつ。俺の後輩にこんな奴いるが...と、とりあえずお前ら下がってろこいつは俺がやる」
「いやこの子は俺がやるよ」
「うるせぇ、俺も早く強くならないといけないんだよ。お前は下がってろ」
「...了解」
「誰でもいいから早く私を殴ってくれませんか!?」
少女はいきなり飛び込んでくる
シャドーはそれを反射的に蹴り上げる
「ありがとうございますっ!!」
「うわぁ...後輩と同じ反応だわこれ...」
「でもここ守らないといけないんで通らないでくださいね?」
「やだ、俺だって助けないといけない人がここに居んだよ」
「交渉決裂...じゃあやることは一つですよね?」
「おう、お前が弱い事を祈るばかりだ」
シャドーの周りから荒々しく、狂おしくうねる様な妖気が漂い始める
「じゃあ行きますよ~」
少女はシャドーの真後ろに魔法陣を展開し炎魔法を飛ばす
それはシャドーに直撃しシャドーは少女の方へまっすぐ飛んでいくが全く動かず少女の目の前で腹を殴る
「んんっ、殴られるってやっぱ気持ちいいですね♪」
「あぁそうかよ、肉体でだめなら精神だな」
惨符【
人々の負の感情が籠った悍ましい歌声が少女の頭の中に響く
しかし少女は恍惚とした表情で悶えている
「べ、別の意味で弱点だったか...」
「ふぅ...手を使わないで女の子をイかせるなんてあなた凄い人ですね!お名前は?」
「え、えっと...シャドーエッジ・スカーレットだ、一応吸血鬼で妖王と魔界神をやっている」
「そうなんですか、私はメルドテック・メダートです。これからよろしくお願いしますね?」
「おい、何仲良くなる体で話してやがる。お前は敵だ、会うのはきっと来世だろうな」
「冗談がお上手なんですね♪私、攻めるのは好きじゃないですけどここを守らないとなので~...死んじゃったら来世でまた私をイかせてくださいねっ」
そう言うと笑顔で突っ込んできてシャドーの腹に拳をねじ込む
シャドーは吹っ飛び壁にめり込む
「お前殴られてから強くなってないか?」
「あ、やっぱ分かっちゃいました?これが私の力です」
「嫌な能力もってるな...」
「イライラします?なら私を殴りましょう!」
「うるせぇこれ以上強くしたらめんどくさいだろうが」
「だってここ守らないとですし」
魔術【アビス・ブレイズ】
辺りに無数の黒い魔法陣が展開し黒い劫火が放たれるが少女はそれをかわし殴りかかってくる
それをかわし少女の目の前に岩のとげを創る
岩のとげは少女に当たるが軽く刺さるだけで折れてしまった
「自然で攻撃してもダメなのか...ならばションの時の技だな」
両手を勢いよく合わせ妖力を一点に集中しそれを空へ投げる
するとそれは大きく爆発し漆黒の太陽と化す
それは少女に向かって高速で落ちていく
「え、ちょっ!?こ、こんなすごいのじゃ気持ちいいどころか死んじゃいますよ!!」
少女は魔法陣を展開し超スピードでそれをかわす
漆黒の太陽は歪み捻じ切れる
「当たらなかったか...」
「やっぱりあなたは私と同等あたりですね...なら...」
次の瞬間全員が吹き飛び、その先には魔法陣がありそれに気が付き素早く反応したシャドーとアルデルル以外は陣に吸い込まれる
「あらあら、お二人さんはやっぱり抜け出してしまいましたか...きっと吸い込まれた方たちは...分かりますよね?」
「お前だけは...絶対に殺す...!」
シャドーは涙を流しながら妖力を溜めると、とても悍ましい物を感じる妖力がシャドーを中心に爆発するように増えていく
そのとてつもなく大きな力により星全体が振動を起こし、体は耐えきれず腕は崩れ落ち皮膚も所々剥がれていくが赤黒い水晶玉を3つ一気に握りつぶし妖力を現在の限界まで回復させると腕は再生し、皮膚も元に戻る
「これは俺の教訓だが...ドMだって限度の越えた痛みは快感にはならないんだったよな...」
「ちょ、ちょっと落ち着きましょう...?」
「仲間を殺されて落ち着いていられる程人間は辞めてないんでね」
物凄い速さで少女の後ろに回り込み両腕を捥ぎ腹を殴ると腕が少女の体を貫き妖刀を取り出し原形を留めないほどに切り刻む
「ふん、奴は死んだか」
そう言って門の陰から男が一人出てきた
「なんか...今までの敵よりヤバそうな奴が出てきたな...」
シャドーは少したじろぎ自身が震えてることに気づく
「それは恐怖か?それとも武者震いか?」
「武者震いだったら嬉しいんだが...残念ながら恐怖の方らしい」
「正直なのはいい事だ、では死に方を選べ」
男の横に死に方が書かれたメニュー表が出てくる
「...お前、敵なのかよくわからない奴だな...」
少々困惑しながらもメニューを手に取る
「お前からしたら敵だ、見ればわかるだr」
男がまだ話している途中にアルデルルがぶん殴り星の彼方に光の速さで飛ばす
「これだけじゃあいつ戻ってくるんじゃ...?」
「時間稼ぎにはなるだろう、お前は先に行け」
「...今回は頼り切ってしまって済まない。頑張れよ」
そのまま門を潜り真っすぐ走る
少し走ると目の前に教会が見える
「教会か...少し嫌な予感がするな」
創刀をいつでも抜けるように構える
体を黒い霧へと変え霧の一部を教会へと入れる
正面には大きなステンドグラスと十字架があり床には長い椅子が右と左に縦に三つずつ並んでいる
「いつ見ても不快な建物だ...すぐに壊してしまおうか...」
黒い霧が一点に集まりシャドーに戻り教会から出て少し離れ教会の目の前で居合いの形を構える
妖符【星降る刃】
約7億本もの武器に均等に付与し妖力を斬撃に乗せて放つ
飛んでいった斬撃は教会に当たると同時に壁の中へ吸収され一つに圧縮されたエネルギー球となって飛んでくる
「...ん?えっちょっ!?」
花符【
あじさいの花弁の様な妖力の刃が無数にエネルギー球に飛んでいき相殺する
「ふぅ...跳ね返してくるとかどんな構造してるんだよ...はぁ...中見るしかないか」
中に入り片っ端から教会の椅子を蹴り飛ばしていく
そして十字架を手に取り地面に投げ飛ばすと十字架の下には隠し扉があった
「隠し扉...?」
警戒しつつ扉を開ける
中には深くまで階段が続いている
「降りたら...何があるか見てみるか」
三つ首龍の目を開き隠し扉の奥を見つめる
扉の奥には迷宮が見え、ションと戦った時に見たデデーロと言う生き物が2千体ほどいてその他に爆乳先生の姿が見える
シャドーは何かが切れたように走り出しデデーロとの位置を移しながら爆乳先生の元へと着く
爆乳先生は腕を鎖で繋がれていて肌は火傷で黒焦げていた
「はぁ...俺は何をやってるんだ...幻想郷から出てから何一つ守れてないじゃないか」
鎖を見ると何か普通の鎖ではないと言うことが視える
「...すまない、少し痛いと思うが...許せ」
妖刀で爆乳先生の両腕を切り落とし鎖から離し腕を切ったと言う事実を消し火傷も消す
爆乳先生を背負い教会の床に投げた十字架と位置を移す
「ふぅ...爆乳先生起きろ」
爆乳先生の頬を軽く叩く
「ん...」
「目を覚ませ、とりあえずは助けてやれたから」
その時足元に巨大な陣が出現する
外に転がっている兵の死体とシャドーと爆乳先生の位置を移す
「ふぅ...危なかった」
「おう、無事だったか」
「おう...少し遅かったけど爆乳先生も助けた。もうここに用はない、帰ろう。長居すると嫌なことが起きそうだ」
「そうもいかないようだな」
シャドー達の足元に紫色の陣が再び現れる、シャドー達は動く力や能力が封印される
「はぁ...行けると思ったらこれだ」
「ふん」
アルデルルは手だけを自立させ地面ごと陣を真っ二つに切る
「能力ないとただの人間みたいになるからなぁ...なんかもうやる気失せたし」
「創神器をうまく使えば能力なしでも戦える、帰ったらそのやり方を教えてやる。それよりも今はあいつだ」
アルデルルはそういって上の方に指を指す
「まぁ、頑張ってくれよ。俺はもう能力封印されて何もできないし」
「さっきの陣の影響で封印されてたんだな、陣は消しといたからもう動けるはずだぞ」
「そうか...」
爆乳先生を担ぎながら気怠そうに立ち上がり創刀を構える
「あいつ...多分半無だな、どうする?」」
「現戦力じゃあまりにも不利だが...やるしかないだろう。手を貸せアルデルル」
「いいぜ、んじゃまーやるか」
魔術【アビス・ブレイズ】
辺りに無数の黒い魔法陣が展開され黒い劫火が放たれる
一つ一つをバラバラに動かし別々の場所に当てる
「ほう、黒い炎か。面白いな」
半無はいつの間にかシャドーの後ろに移動し、そう言う
「くそ...真面な殴り合いが久々過ぎて慣れないな...」
妖気を荒立たせ半無を吹き飛ばしそこからさらに蹴り上げて追い打ちをかける
半無は空中で静止しそのままロケットのように突っ込んできてシャドーを地面に埋める
シャドーはそれを押し上げ回し蹴り、顔を蹴り上げる
「オウネは俺が別の場所に連れていくぞ」
アルデルルがオウネ先生を持ち上げ消える
「これでやっと全力で行けるな」
荒々しかった妖力は静かに揺らめくような物へと変わる
「こい、妖王」
シャドーは突発的に光速で動きすれ違い様に腹を殴り真後ろから縦に回すようにかかと落としを繰り出す
かかと落としを受け止め足をもって光りの速度で振り回し飛ばす、そして飛ばした方向にブラックホールのような超重力の空間を作る
【バインド】
空間から黒い手が出てきてシャドーを招き入れるように揺らめく
自分と半無の位置を入れ替えると同時に魔法陣を使った転移魔法で少し遠くへ飛ぶ
半無は自分事それを消し飛ばしその場で再構築と魔方陣を後ろに大量に召喚して中から赤色の長い棒を無数に飛ばしてくる
花符【オルタンシア・ナイフ】
あじさいの花弁の様な妖力の刃が無数に飛んでいく
刃は柱を壊していき、その壊れた破片から枝状に棘がいくつも出てきて再びシャドーめがけて飛んでいく
「ちっ、喧しい」
妖符【星降る刃】
約7億本もの武器に均等に付与し妖力を斬撃に乗せて放つ
「ほう、やるな」
半無はシャドー目掛けて真っ直ぐ突っ込み顔面にパンチを入れる
それを掴み地面に叩きつける
地面の壊れた破片を核燃料に転換そして起爆させる
「爆風なんざ消してしまえばいいのさ」
天災【ディザスター・フォール】
天災による環境変化により爆風を消滅させる
「へぇ、やるね」
「俺もう帰りたいんだけど...」
「そっちから仕掛けといて随分と勝手だね」
「何言ってやがる。最初はお前達だろうが」
「あの女が俺たちの仲間を殺しやがったんだ、罰を与えて何が悪い」
「そんなこと知った物か」
「ふん、話にならんな。さっさとくたばれ」
掌で丸い魔方陣らしきものを出現させその中から時計のようなものが見える
「終われ」
その時アルデルルが魔方陣ごと半無を切る捨てる
「身勝手なのはお前も同じだ」
切り捨てられた半無を太陽波で消し飛ばす
「大丈夫か?」
シャドーに手を差し出す
「本当に俺のプライドズタズタだよ。帰って鍛錬を積まないとな」
「そうだな、あいつのこれくらいじゃ死なないだろう。逃げるぞ」
「...わかった」
シャドーとアルデルルはオウネ先生を拾って学園に飛ぶ
「着いたな、俺はオウネを病院に連れていくがお前はどうする?」
「...俺は誰か強そうな奴と戦ってくるよ」
「それなら俺が明日相手をしてやる、今日は帰って寝ろ。お前だって怪我人なんだ」
「断る。少しでも早く強くならなければならない」
「急いだって強くはなれん、師匠とかに教わらなかったのか?」
「師匠なんか二、三日で越えてしまったからな、助言なんて何もなかったさ」
「お前は潜在能力が高いからな、しかしそれを使いこなせなければ三流にもなれん。今日は寝とけ」
「しつこい奴だな、守ってもらうだけの存在なんて御免なんだよ」
「その急ぎ足のせいで周りが迷惑していることに気が付かないのか?今回もそうだ、たまたま命のコストがあってみんな生きているかもしれないが体はもう使い物にならないかも知れないんだぞ?仲間一人助けて後は全滅ってのがお前のスタイルか?仲間を守る力が欲しいならまず自分より仲間を考えろ」
「...悪かったよ。今回は無茶をした」
「お前は強い、急がなくたっていいゆっくりでもいいんだ、「仲間を信じ仲間と己を守る」それが強さの秘訣だ」
「できることなら俺一人で全てを片付けたい所だが...ここだとそうも言ってられないからな」
「そうだ、俺だって一人で全てが出来ればいいなって思っている。しかし世界はそう簡単にはいかないものだ、『英雄』なんて呼ばれてはいるが実際仲間の助けの借りている。今は頼れ、足掻け、そしていつか本当に仲間を守れるようになったらその時は好きなように生きてみろ」
「そうするさ。いつかは意識体も越えてやるさ」
「楽しみにしているよ」
アルデルルはそう言ってどこかへ行ってしまった
「...この前帰ったばっかりだけどまた家に帰ってみるか」
シャドーは学園から出て幻想郷にある紅魔楼に戻る
「ただいま」
「おかえり~...ってボロボロじゃない!?」
家の門をくぐると咲夜が庭を掃き掃除していた
「お前っていつも俺の家にいるよな。なんなの?俺が育ての親だからパパーとでも言いたいの?」
「なっ、あんた一度死ねばいいんじゃないのかしら!?」
「悪かった悪かった、少し機嫌が悪くて誰かをいじめたかったんだ。すまない」
咲夜を少し撫で庭の椅子に腰かける
「...で、なにがあったの?言わないと晩御飯抜きよ」
「あまり言いたくないが...とある宇宙の星で戦争をしてきた」
「あまり穏やかじゃないわね。で、どっちが勝ったの?」
「とりあえずは撤退したんだが...正直言って俺は歯が立たなかった、宇宙のレベルは高いな。俺が泣きたくなるほどだったよ」
「シャドーが苦戦なんて考えられないけど...それほどまでに強かったの?」
「あぁ。話を聞いたところ神殺しが盛んな星らしくてな。遺伝子関係で化け物ばかり生まれるんだろうな」
「で、尻尾を巻いて逃げてきた...と?」
「結果はそうだな...ボスまでは行って目的であるとある人物の救出は成功したが、俺の中じゃこんなのは成功とは...決して言えない」
「そう、お疲れさま。甘えるなら私じゃなくて汐音さんにしてよね」
「甘えるなんて誰が言ったよ」
「あら、随分悲しそうで悔しそうにしてるから慰めてもらわないとだめかなぁと思ったのだけど」
「うるせぇ。俺が他人に甘えるわけがないだろ、俺はプライド高き吸血鬼、妖王シャドーエッジ・スカーレットだ」
「そう言う風にかっこつけてるから甘えくても甘えられないんでしょうが。やっぱ兄妹なのね貴方とお嬢様は」
「お前それレミィに聞かれてたらハチの巣物だぞ」
「あら、私はお嬢様に忠誠を誓ってる身よ?それくらい耐えてみせるわ」
「あぁ、そうかよ。久々に来たけどやっぱ帰る。じゃあな」
「えぇ、また暇な時にでも来なさい」
「あ、そうだ。汐音達に内緒でヴラディミールと靖波の机の上にこいつ置いといてくれ。実はあの二人の誕生日なんだ」
シャドーの手には手紙が乗せられてあるリボンで縛られた箱が二つある
「手紙の宛てで分かるだろうから誰の机かはよろしくな。じゃあ、汐音達によろしく」
シャドーは黒い霧になり学園の寮のベッドの上に戻り横になる
「シャドーいるか?」
扉を開けデルが入ってくる
「あぁいるぞ。少々父親らしいことをしてきたところだ」
「そうか、よかったな。それよりも聞いたぞ、例の救出作戦」
「あぁ...やっぱ耳に入ってたか」
シャドーは少々嫌な顔をする
「学園中の話題になってるよ、災難だったな」
「災難も災難、本当に辛かった。精神的に」
「そうか...ま!済んだことは気にすんな!今日勝てなかったら明日勝てばいい、それだけの事だぜ」
「そう言う風にすぐ気分を変えられる奴が羨ましいが...まぁいい」
「はははっ!じゃあな!俺は寝る!!」
そう言ってデルは勢いよく扉を閉め自室に戻る
「はぁ...疲れた、俺も寝るか」
床に少し吐血し、そして眠りにつく