神生学園記   作:汐入 那月

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どうも鐳波です。
当分投稿してなくてすいません()
ま、まぁとりあえずお楽しみください


強なる者からの教育

朝起きるとどこからか布の破ける音がする

 

「...この服も新調しないといけないな」

そう言い真っ黒なロングコートと灰色のセーターTシャツをたたんで机に置く

 

「ズボンは...血まみれだが...この際気にしないでいいか。人に言われたら洗濯すればいい」

シャドーは上半身裸のままリビングへと出てくる

 

「お、おはようシャドー」

 

「あぁおはよう」

 

「ズボン血まみれじゃんか」

 

「まぁ、戦争の後だしなぁ。服も血まみれでやばいし...とりあえず血を浴び過ぎた、風呂入りたい」

 

「風呂はもう沸いてるから入って来いよ、後服は洗濯機に突っ込んどけ。そしたら勝手に洗濯してくれるから」

 

「おう、すまんな」

部屋から血の入った瓶を二つ持ち風呂場へ向かう

 

 

「...やっぱ普通の水か。血を持ってきて正解だった」

浴槽に血を入れ湯に浸かる

 

「一人で風呂に入るのは久方ぶりだな...ゆっくりできて良い物だ」

髪を洗うのに時間をかけるも3時間後風呂から出て体を拭き制服を着てリビングにまた出てくる

 

「上がったぞ、久しぶりに一人で入れてよかった」

 

「おう、今日学校は?」

 

「あるが...あの有り様だし授業はないだろうなぁ。とりあえずは花買って病院行こうと思う」

 

「そか、俺は休みだから家でゆっくりしてるさ」

 

「あぁ、じゃあ行ってくる」

地図を見ながら花屋に行き撫子(なでしこ)の花を数本買い病院へ向かう

とりあえず中に入るが入った瞬間に吐き気と苛立ちを覚え外に出る

 

「なにここ...俺こんなとこいたら浄化されるんだけど...」

扉の前でわなわな震えているとアルデルルが歩いてきて声をかけてくる

 

「なにやってんだお前」

 

「いや、皆のお見舞いってのに来たんだが...ここが綺麗すぎて怖くて入れない」

 

「馬鹿かお前、その程度で怖がってんじゃねーよ。ほら行くぞ」

アルデルルはシャドーを引っ張り病院に入る

 

「おう...」

震えながらアルデルルに引っ張られる

 

「どうも、アルデルルだ。昨日の奴らに見舞いに来た」

 

「わかりました、そちらの方は?」

 

「同じく見舞いの者だ」

 

「わかりました、ではお部屋の方へどうぞ」

看護婦に連れられ病室に行く

 

「ここです」

病室に着く、扉を開けるとガルトーラ達が寝ていた

 

「結構あっけなくこいつらやられちゃったなぁ...」

 

「そう言うな、簡単に避けられる代物でもなかったしな」

 

「まぁ、俺が反応できたのもほぼまぐれみたいなものだしな」

 

「とりあえず花でもそこの花瓶に活けとけ」

 

「そうだな」

花瓶に花を活ける

 

「起きろ愚弟、朝だ」

寝ているヴラディミールをベッドから引きずり下ろす

 

「いって!?なにすんの!?僕怪我人だよ!?」

 

「知らん、とりあえずは生きてるから大丈夫だ。とりあえず見舞いは終わったし帰るか」

 

「俺の方も終わったし行くか」

一旦病院に出る

 

「んで、どこ行くんだよ」

 

「そうだな、とりあえず俺は帰って寝るか」

 

「...俺も帰ってアザトースにでも稽古つけてもらうか」

 

「おう、がんばれよ」

 

「おう、頑張ってくる」

一瞬で幻想郷の自宅へと戻る

 

 

 

「ただいま~」

 

「あら、もう帰って来たの?」

また咲夜が庭で花に水をやっていた

 

「お前また来てたのか、いつも悪いな」

 

「いいわよ。それより久しぶりなんだし子供たちにでも会ってきたら?」

 

「そうだな」

中に入るとアザトースが飛びついてきた

 

「...俺お前とくっついてると汐音に怒られるから嫌なんだけど」

 

「最近のシャドーくん冷たすぎ!ボクだってシャドーくんに甘えたいもん!」

 

「まぁいいや、ウロヴォロスたち知らないか?」

 

「多分リビングで汐音ちゃんたちとごろごろしてるんじゃないかなぁ」

 

「そうか、じゃあ行ってくる」

 

「じゃあボクも行く~」

アザトースを背中に乗せながらリビングへ向かうと汐音と靖波がじゃれ合い冷めた目でそれを見るウロボロス

 

「親の俺が言うのもなんだが...俺の家族って個性的だよなぁ」

 

「あ、お父さんおかえり!」

 

「父さんおかえり」

 

「あぁただいま」

 

「父さん、久しぶりに僕に稽古つけてよ」

 

「いいぜ、表出ろよ」

 

「んも~...うちの家族は何でこうも好戦的なのやら...」

汐音はため息をつき靖波とまたじゃれ合う

シャドー達は外に出て剣を抜く

 

「俺はとある場所で修行してある程度強くなったから手加減してやるよ」

 

「また差が開いちゃったのか...」

転移魔法でシャドーの真後ろに行きシャドーのアキレス腱を切り背中を蹴り飛ばす

それを一瞬で治しウロヴォロスの顔を掴み地面へ叩きつけ左腕をへし折る

 

「いって...」

折られた手を治し剣を自身の腹に突き刺し引き抜くと刀身が赤く光り出す

 

「俺が居ない間にヴラディミールに剣技を習ったのか」

 

「うん、色々ね」

 

超越【エクスデス・プロドティス】

シャドーの股を潜り抜けながら足を高速で10回切り付け、潜り抜け終わった瞬間にシャドーに飛び込みあばら、背中、腹などを数十回ずつ光速で切り付けていく

 

「さて、楽しみはとっておきたいからそろそろ終わらせるか」

 

妖符【星降る刃】

約7億本もの武器に均等に付与し妖力を斬撃に乗せてウロヴォロスに放つ

 

「えっと...とりあえずこれ無理じゃない!?」

 

「宇宙にはこれを普通に耐えてるやつがうようよいるぜ?また来る。それまでに強くなっておけ。とりあえず俺散歩行ってくる」

紅魔楼から出て辺りをぶらぶらしていると現代日本のアニメキャラのイラストがプリントされたTシャツを着た変な男が見える

見たところそいつは道に迷ってる様だった

 

「おいそこの迷い人、どうした」

 

「え!あ!いやその、この辺にシャドーさんと言う方の家があると聞いて来たんですが道に迷ってしまって」

 

「?シャドーは俺だが」

 

「え!?あ!そうなんですか?私は貴方に用事があって来たのですが、今お時間いいですか?」

 

「あぁ構わんぞ」

シャドーは懐からタバコケースを取り出しタバコを吸う

 

「あの、シャドーさん、質問があるのですが」

 

「言ってみろ」

シャドーは持ってた剣をひゅんひゅんと遊びだす

 

「貴方の強さの秘訣って何ですか?」

 

「命を賭けてまで助けたい仲間が居ることだな。あとは最強になりたいって思い」

 

「なるほど...」

男は持っていたメモ帳に何やら書いていく

 

「シャドーさん!お願いがあります!私を弟子にしてください!!」

 

「じゃあ俺に傷一つ付けてみろ。俺一歩も動かないから」

シャドーは妖刀を取り出す

 

「分かりました」

男は掌から陣を生成しそこからダガーナイフを取り出し構える

そして周りに白い陣を生成しそれらから白い鎖を辺りの木に巻き付け木々をシャドーに対して倒す

シャドーはそれを妖刀で粉微塵にする

その霧状の木屑から男が現れシャドーをナイフを振る

 

「まだ俺の弟子になるのは早いんじゃないか?」

アサシンブレードでそれを退け腹に突き刺す

 

「ぐっ!」

男は瞬間どこかに消えると同時に後ろから大量弾幕が飛んでくる

 

「弾幕か...魔理沙、技を借りるぞ」

 

黒魔【イベントホライズン】

星型の色とりどりな弾がシャドーを中心に回りながら高密度の弾幕を生成していく

 

「ちっ」

シャドーの周りに白い陣が生成され中からレーザーのようなものが飛んでくる

 

魔術【アビス・ブレイズ】

辺りに無数の黒い魔法陣が展開され黒い劫火を放ちレーザーを消し飛ばす

後ろの陣から男が現れナイフを振り下ろす

それをすれすれでかわし体を地面に反らし顎を蹴り上げる

男はそのまま気を失った

 

「あ、気絶しちゃったか」

シャドーは男を担ぎ紅魔楼へ戻る

 

 

「アザトース!この子気絶しちゃったから介抱してくれ」

 

「は~い!」

アザトースは男をソファに寝かせ硬く絞ったタオルを額に乗せ、腹部の傷に消毒液をかけ包帯を巻く

 

「おわったよ~」

 

「ありがとな」

灰皿に吸殻を投げ入れ新しいタバコを吸う

 

「...まぁ努力を認めて弟子にしてやるか」

 

「ん~?新しい子?」

 

「あぁ、俺の弟子になりたいらしい」

 

「へぇ~。で、試験したら気絶しちゃったと?」

 

「そう言うこと」

 

「もうちょっと手加減してあげたらいいのに」

 

「俺一歩も動かなかったぞ?」

 

「それじゃあハンデになってないよ?片腕使用禁止とかでいいんじゃないかな」

 

「え~...まぁいいや、そろそろ起きねぇかなこいつ」

男の頭を掴み持ち上げて左右に揺らす

 

「う、うぅ」

 

「起きたか」

男をソファに投げる

 

「がっ!」

男はその反動で起きる

 

「おはよう、そしてようこそ紅魔楼へ」

 

「え、俺、」

 

「君は俺の蹴りによって気絶したんだ。分かるか?」

 

「あ、はい」

 

「まぁ...今回は君の努力を汲んで弟子にすることにした」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「あぁ。これからよろしくな」

 

「はい」

 

「じゃあ取り合えず俺は学園戻るからお前はここで体を癒しとけ」

シャドーは指を鳴らし黒い霧になり学園の門まで移動する

 

 

 

「ふぅ...弟子入りなんて何億年ぶりだろうな...」

タバコの先を指で握りつぶし寮に戻る

 

「...あ、俺アルデルルに稽古つけてもらうはずだったよな!?あいつの家どこだっけ...おいデル!起きろ」

デルを力いっぱいゆする

しかしデルは起きる気配がない

 

「くそ、何か起こせないか...」

デルの頬をつねったり叩いたりする

しかしまだ起きる様子はない

 

「...えっと、唐辛子あったかな」

すると棚が扉を手のように使い唐辛子を渡してくる

 

「あぁどうも」

三本の唐辛子をデルの口の中に放り込む

 

「ぐは!!があ!?あいがぁっ!!!???」

デルは何かを叫びながら台所へ駆けていく

 

「はっはっは!くくっ...くふふっ...あっはっはっは!!」

シャドーは腹を抱え大笑いする

 

「わ、笑うんじゃねーよ!!なんだよ、急に起こして!!」

デルは鬼の形相で言う

 

「いやぁ普通に起こしても起きなかったからさ。そんでお前アルデルルの家わかる?」

 

「ああ!?なんで俺に聞くんだよ!!」

 

「お前が一番近いからな」

 

「ふざけやがって...!!」

 

「あまりキレるな、はげるぞ?」

 

「げほっ!!...まぁいい、で?アルデルル?あの英雄の?」

 

「そうそう、今日稽古つけてもらう約束してたの忘れてた」

 

「稽古?....まぁいい、行くぞ」

デルはそのままの格好で外に出る

 

「着替えないのか...まぁいいや」

デルに続き外に出る

 

「着替え?あぁ、いいや行くぞ」

 

「あ~い...このブーツ疲れる...」

シャドーはデルに連れられアルデルルの家に行く

 

「ここ?」

 

「そうだよ」

そこは豪邸と言うわけでもなくいたって普通の一軒家だ

 

「普通の家だな。俺の家よりすごい小さい」

 

「そうだな、俺の神殿よりも小さいよ」

 

「神殿かぁ...要らね、おっきい家あればいいや。汐音たちも喜んでくれてたし」

シャドーは表情が崩れにやける

 

「...とりあえずインターホン鳴らせよ」

 

「そうだな」

インターホンを鳴らす

 

「...出てこないな」

 

「寝てるんだろ」

インターホンを連続で鳴らす

すると、中から髪の毛ぼさぼさのアルデルルが出てくる

 

「おはよ」

 

「おはよ」

 

「稽古つけるって約束忘れてた。稽古つけてくれ」

 

「.......やだ」

 

「うるせぇ約束は約束だ」

 

「.......わかった」

 

「ありがと、とりあえず顔洗ってきたら?」

 

「.....おう」

アルデルルはそのまま家に入って行った

 

「あれが英雄か?」

 

「そうなんじゃね、自分で言ってたし」

 

「うーん」

デルは何かを考え込む

すると着替えたアルデルルが家から出てきた

 

「来たか、じゃあ早速やろう」

 

「いいぜ、とりあえず俺専用校舎にでも行くか」

 

「俺はどうすれば?」

 

「おう、行こうか。お前も稽古つけてもらったら?」

 

「えー、運動したくない」

 

「運動はそこそこに、主に力の制御だな」

 

「力の制御なら出来てるつもりだが...」

 

「まだまだだ、ここではさらに上がある。地球程度では大会に臨めんぞ」

 

「千里の道も一歩から、と言う奴か」

 

「そうだな、さて行くぞ」

 

「俺も?」

 

「強くなりたいのなら来るべきだな」

 

「...」

シャドーとデルはアルデルルにアルデルル専用校舎に連れていかれる

 

 

「制御って何すればいいんだ?」

 

「とりあえず模擬でやるか」

 

「そうだな、やるか」

アルデルルが手を上に上げると校舎一帯が黄色い陣で覆われシャドーは吐き気に襲われる

 

「これは...教会に居る時に似ているな」

 

「聖なる結界『ゼルド』だ、この中ではあらゆることが俺の思い通りになる。まぁほとんど理事長のおかげだがな」

 

「ふむ...そうか」

少しよろけるが体制を整える体制を整える

 

「お前の弱点から始めるぞ」

アルデルルが指を鳴らすとシャドーはさらに強い吐き気と頭痛に襲われる

 

「な、なんのこれしき...!」

封印が2ついきなり外れる

それにより禍々しい妖気が漂いシャドーは平然を取り戻す

 

「能力か?」

 

「いや、今のはいきなり封印が外れてしまったが...結果的によかったみたいだな。説明すると妖気が溢れだしほんの少しこの聖なる結界に邪な物を舞わせることで不純の聖に変えることで俺への苦痛を和らげたのだ」

 

「ではさらに聖を強化してみよう」

結界内の妖気は掻き消され、辺りの光が濃くなる

 

「くっ...」

封印を4つまで解放し妖気を辺り一面にばらまく

 

「ふっ、甘いな」

それら妖気をアルデルルは指を鳴らすとともに消滅させる

 

「ふむ、随分余裕を見せているがお前も少しきついようだな」

 

「まぁな、しかし俺にはこれがある」

アルデルルはそう言いながら自分の創神器を見せてくる

 

「あぁ...」

 

【二十固め、壱之秋月】

シャドーから揺らめくように荒々しい妖力がシャドーを包み込む

 

「俺も少しずつ出せる力を出さないとな」

 

「よし、それじゃあまず戦闘方法の見直しだな」

 

「見直しかぁ...」

 

「とりあえずお前の戦闘方法を見よう」

アルデルルが再び指を鳴らすとシャドーの2Pカラーが現れる

 

「俺自身と戦うのか、面白い。じゃあ始めるか」

 

『滴る雫の如きその斬撃、鋭き一閃は万物を切る』

【神器】シャルドニュクス

シャドーはシャルドニュクスを掴み様に鋭い斬撃を3つ飛ばす

2Pシャドーはそれをかわす

 

クエストレリガス(滅ぼせ)・レイン』

瞬間掌から片方が槍、もう片方が刀の神器が現れる

 

「こいつも神器持ちか...」

 

【二十固め、参之雷光月】

一瞬で風は荒れ狂い、髪は赤黒さが増し、地面は大きく抉れ空は曇天へと変わる

2Pシャドーは槍で突進してくるが、シャドーはそれを左へ受け流し鳩尾へ膝蹴りを入れ肩に乗り鳩尾に当たる部分を背中から創刀で突き刺し自身に地球の300倍の重力がかかっていると言う事実を創り2Pシャドーの肩を外し降りると同時に蹴り飛ばす

しかし2Pシャドーは肩を手で嵌め直し傷を一瞬で完璧に治す

 

「ちっ...俺が一番厳しい物は...光、そしてこいつは見たところ俺とは対の存在...ならば闇だな」

シャドーは創刀の峰を軽く噛み自分に蓄積された何かを吹き込むように息をすっと吹く

創刀は漆黒に妖しく光りだす

 

「ふぅ...これを使ったのは本当に久方ぶりだ」

 

暗灼【Scorching dark】

創刀は漆黒に染まり炎のように漆黒の妖力が揺らめぐ

2Pシャドーは二つの武器を構えると武器が金色に輝き始める

 

「真似てきたか、さすがは俺と言ったところだが...本当厄介だ」

片方の手で妖刀を持ち神力を詰めれるだけ詰めると妖刀はダーインスレイヴへと変化する

シャドーはダーインスレイヴを投げ創刀で居合いを放つ

いきなり飛んできたダーインスレイヴに気を取られたのか居合いがモロに入る

刃が腹を切り裂くと共に黒い物が2Pシャドーの体内に入り込む

物凄い速さで進むダーインスレイヴの柄を掴み一瞬よろめく

2Pシャドーはその一瞬に槍で腹を突き、刀で腹を真っ二つにする

しかしそこだけがなくなっていた

次の瞬間黒い霧が集まり元通りに戻る

 

「ふぅ...危なかった、さて、そろそろラストスパートだ」

 

【二十固め、肆之暁】

先程まで起きていた災害は止み赤黒さは元に戻り風は一切吹かなくなる

シャドーは短剣を創り目の前に指先でその短剣の刃元に合うような大きさで魔法陣を書きそれを短剣にくっつけると青白い炎を刀身に纏う

それを地面へ突き刺すと底を中心に大きな魔法陣が出現する

 

大黒魔術【Bloody・Cyclone】

無数の真紅の刃が大きな竜巻として2Pシャドーに迫り切り刻む

 

「はぁ...相当力を使ったな、他に何か手は...」

 

「あっはっはっはっは!!!やめろ!!そこは弱いんだ!!!くふっははは!!!」

アルデルルはなぜか人型の生物に脇腹をくすぐられていて大笑いをしている

 

「ちっ、こっちは苦労してんのに随分と楽しそうだなくそ野郎」

 

「あはははは!!やめろ!!やめrあははは!!」

 

「この前戦った敵は常識には囚われていなかった。と言うことはこいつも...戦闘抜きで俺の弱点を見つければ案外行けるんじゃないか...?」

2Pシャドーに物凄い速さで近づき脇腹をくすぐる

2Pシャドーは大笑いし地面に倒れこむ

そこにシャドーは首元にナイフを当てる

 

「よし、俺の勝ちだな」

 

「そこまでだ、黒シャドーの勝利」

 

「いやぁ疲れた、主に頭が」

 

「お前は休んでていいぞ」

アルデルルは2Pシャドーの頭を撫でると2Pシャドーはどこかへ行ってしまった

 

「ふぅ...タバコ吸いたい...あいつはこれからどうなるんだ?」

シャドーは椅子にもたれかかる

 

「俺の子として一緒に暮らしてく」

 

「へぇ、あいつたまには貸してくれよ、気に入った」

 

「やだね、誰が貸すか」

 

「けちくせぇな」

 

「けちくさくないもん、デフォルトだもん」

 

「なにこいつ...なんかおかしくなってんだけど」

 

「なってないお、デフォルトだお」

 

「なんかこいつアドバンスと同じ匂いしてきた...」

すると空から何かが光速で飛んできてアルデルルの頭上に直撃する

 

「呼ばれた!!!」

土煙が去るとそこにはアドバンスが居た

 

「とりあえずゴミクズ...足元見てみろ」

 

「あん?足元?」

アドバンスは下を見る、そしてそれをガン見した後さらに踏みつぶす

 

「アルデルル終了のお知らせ」

 

「アルデルル???ああこれアルデルルなのか」

 

「...タバコ...」

シャドーはどんどんやつれていく

 

「おん?タバコ吸いたいの?吸わせてやろうか?」

 

「吸いたい吸いたい!」

 

「泣きつけ!萌えさせろ!それこそがお前の生きる道!!」

 

「面白い冗談だ、今どんな状況かお前は分かっているよな?」

次の瞬間アドバンスは目の前から消えていた

 

「畜生」

地面に倒れているアルデルルを力いっぱい踏みつける

 

「む、なんだ?俺は寝てたのか?」

アルデルルは置かれたいる状況が分かっていないような口調で話す

 

「アドバンスに踏みつぶされた」

シャドーはぐりぐりと足を踏み込む

 

「お前にもな、死にたいのか?」

 

「死にたくはないな。嫌なら起き上がれそこに頭がある限り俺は踏み続ける」

 

「随分だな、まぁいい」

アルデルルはシャドーの足を持ち上げ起き上がる

 

「さて修行の続きだ」

 

「おう、早くやろうぜ」

 

「さてでは戦闘方法からだな」

 

「ふむ、戦闘方法か」

 

「お前の戦闘方法は単純だ、ここでの戦闘方法は複雑そうで単純、単純そうで複雑、そういったものだ」

 

「そうだな、さっきの戦いもそんな感じだった」

 

「そうだな、さてではまずはこいつからだ」

アルデルルが手を叩くと地面に魔法陣が現れなにやら黒い箱のようなものが現れる

 

「...ミミック?」

 

「ちょっと違うな、まぁいい、次の訓練はこれの破壊だ」

 

「破壊?」

創刀で軽く切りつける

箱はあっけなく切れてしまった

 

「えっと...簡単に切れちゃったけど...」

 

「ほれ、続けて破壊しろ。俺は切れとは言ってないぞ」

 

「あ、そうか壊さないといけないのか...」

シャドーは空高く跳ね上がり縦に回転し箱にかかと落としを食らわせる

するとシャドーはそのまま時が巻き戻るかのように跳ね返させれ体の力が抜けた

 

「えぇ...なにこれ」

シャドーはC4爆弾を創り地面に這いつくばりながら箱にくっつけ起爆する

 

「はいダメー、這いつくばるなんてみっともないことすんな」

土煙が無くなり箱が現れるが無傷のようだ

 

「蹴ったのが間違いだった」

赤黒い水晶玉を3つ握りつぶし箱に手を当てる

しかし何も起きなかった

 

「攻撃すればいいのか...?」

一回殴ってみる

金属音のような低重音がなり凹んだ

 

「ちっ、どうすればこいつは力を喰うんだ」

箱に力を流し込んでみる

エネルギーは少しずつだが吸われている気がした

 

「よしきた!」

妖力を力の限り流し続けるが、数時間が経過したが何も起きない

 

「なんも来てなかったわ。うん」

赤黒い水晶玉を5つ踏みつぶす

神力をギリギリまで流し込むが、何も起きない

 

「これもだめか...他に何かあるか...」

箱を持ち上げ高く飛び、落とす

低重音がするだけで無傷だ

 

「ならこれは...」

ブラックホールを創り出し箱を投げ入れそこの空間だけを捻じ曲げブラックホールを消滅させる

 

「ん、終わった?」

 

「さぁ?」

瞬間、空間が捻じ曲がり中から箱が現れ何事もなかったかのようにシャドーの前に置かれる

 

「...ちくしょう」

思いっきり箱を踏みつける

 

「ほら早くしろ、制限時間は後2ターンだ」

 

「ターン!?ターンなんてあるの!?」

 

「ある」

 

「はぁ...あまり好きではない方法を思いついてしまったようだ」

シャドーは1分間敵意を消すというものを創り出す

次の瞬間にシャドーは箱を空高く蹴り上げ箱の上に乗り自分に地球の300倍の重力を3秒間かけ地面に踏みつける

すると箱はあっけなくぺしゃんこになってしまった

 

「おつかれ」

 

「あぁ...自分の何か大事なのを失った気がするよ」

 

「そうか、まぁその都度頑張ればいいさ」

 

「あぁ、今はプライドを気にしてる暇はないからな。次は何だ?」

 

「休憩」

 

「お、休憩か」

シャドーはソファを創りそれに寝そべる

 

「しっかり休憩しろ、二秒後にここ一帯を吹き飛ばすからな」

 

「二秒か」

一瞬で赤黒い水晶玉を2つ握りつぶし立ち上がる。この間わずか0.5秒

同時に辺り一面が閃光に包まれる、そして体が少しずつ消滅していく感覚に襲われた

シャドーは刹那の内に地面へ潜り込む

 

「よし合格、出てきていいぞ。授業を始める」

 

「よっしゃ。やっと少しは慣れてきたぜ」

シャドーは地面からすり抜けるように出てくる

 

「なかなかいい判断だ、んじゃまぁ次は陣の制御だな」

 

「陣?魔法陣の事か?」

 

「そうだ、今からいくつか質問するから答えてみろ」

 

「わかった」

 

「大気が魔法陣を消滅させる粒子でできている星があるとする、その中で陣を使うときどうすればいいのか?」

 

「その粒子で魔法陣を作ればいいんじゃないのか?他にも血で作ったりなど出来るはずだ」

 

「魔法陣そのものを消滅させるのだ、それでは無理だな」

 

「なら、その大気の粒子が魔法陣を消滅させる粒子ではない物に創りかえればいいんじゃないか?」

 

「間違いではないが、無数の大気すべてやるのか?時間かけていたらやられるぞ」

 

「俺の能力なら一瞬でできるさ」

 

「では実際にやってもらおう」

 

「やっぱそうきたか...まだ実現できそうな案を出してよかった...」

アルデルルが消え周りの風景が変わるそこはどうやら砂嵐の世界のようだ

 

『ここはジャストコートと呼ばれる星のサンプルだ、ここは魔法陣と言う特殊なものだけを消す不思議な粒子で構成された世界だ』

 

「ふむ、面白いな。そんな星があるのか」

 

『さっきのおさらいだ、すでに敵が目の前に居るそいつを倒せ』

 

「了解だ」

シャドーは指を鳴らすと同時に視野はこの星全体と言う事実を創り、この星の全ての物が魔法陣を消す粒子で構成されていると言う事実を消す

しかしなぜかその事実を消すことができない

 

「消すことが出来ない...か、こんなのは初めてだな。次は創ってみるか...」

次にシャドーはこの星の全ての物が魔法陣を消す粒子で構成されていないと言う事実を創り出す

しかしそれもできないようだ

 

「消す云々当たり関係は駄目か。ん?それ以前に本当に粒子か?魔法陣、即ち数式を消す場合まず俺はここに立っていないはず...もし仮に魔法陣だけを限定で消す場合その原理はどうなっている...?と、とりあえず敵を叩いて情報がないか探ってみるか」

シャドーはナイフを目の前の敵に向かって投げるが、砂嵐のせいで周りは見にくいが何とか影は見えておりそこに飛ばすが当たった気配はない

 

「見えないなら視ればいい」

シャドーの目は三つ首龍の目を開眼し少し目を凝らす

しかし敵の姿が視認できない、どうやら居ないようだ

シャドーはこの星全体に引火すると核レベルの爆発を起こす火薬をばら撒き炎の風をシャドーを中心に放ち星中にばら撒かれた火薬が爆発を起こす

砂嵐は一瞬止んだが再び砂嵐が吹き荒れ周りは大して変わっていないようだ

 

『手こずっているようだな』

 

「そうだな、全くわからん」

 

『そうか、まぁ頑張れ。やれることは全部やれ、可能性を否定するな』

 

「了解だ」

三つ首龍の目を普通の目に戻す

するとさっきのように黒い影が見えるようになった

 

「粒子...これは何だ...生き物、だと仮定した場合なぜ爆破は効かなかったのか、変換などは定義が間違ってる可能性があるな...この環境に適応した生物だと言う可能性もある...」

 

裏縫い一番形【蝉時雨】

黒い霧となり辺りの全ての物を切り刻む

多少の手ごたえがあった、どうやら切ることはできるようだ、しかし再びその一帯は砂嵐で埋まる

 

「手ごたえはあった、いったんこの星すべての粒子を切り刻んでみるか...」

そう言うとシャドーは地球最強レベルの剣を3億本創り、それに自身の集めた刀など約7億本を全てに妖力を均等に付与し大きく振りかぶり星全ての物を切り刻み星を消滅させる

 

「お疲れさん、合格」

アルデルルが後ろに居た

 

「よっしゃ!」

シャドーは嬉しそうに拳を握りしめる

 

「あ、つかあれって結局なんだったの?」

 

「ビビンバーストレトとと言う粒子並みに小さい虫のような生物だ、基本は集団で動く。魔法陣だけを食べる特殊な生物で外敵から身を守るために砂嵐のように大気中を飛び回りその大気の中に生物の影を作り出す、集団になるとそれがまるで星のような形を帯び惑星のようになる、地面は大地のように固くし、大気を普通の星のようなものになる、これは生物を引き寄せ魔法陣を食べるためだと言われている。ここまではわかるな?」

 

「うむ」

 

「こいつらは魔法陣を構成中の魔粒子だけを好んで食べる、活性化粒子が好きらしいな。特に害はないが魔法陣を喰らうので魔法使いや魔法陣使い系の能力者にはきつい環境を作り出す。しかも状況によって自分たちの環境適応能力を変えどんな世界でも生息可能。だから火や爆破、冷気や水、溶岩や風でも消すことはできん」

 

「だから俺の爆破などにも対応したりしてたのか...」

 

「そうだ」

 

「俺がやった以外にもこいつらの対処法はあるんだろ?」

 

「対処法はまぁ色々あるさ、例えば掃除機で吸うとかこいつらの嫌う粒子で駆除するとかな」

 

「...デデーロとかブラックボックスに似てくだらないものに弱いな...」

 

「しかし欠点はある。そもそも粒子を大量に吸い込める掃除機を簡単には準備できないし、こいつの嫌う粒子を使うにも長い鍛錬と修業が必要だ」

 

「ふむ...なぜブラックホールを思いつかなかったのか不思議でならない」

 

「お前のやり方でも切って切って切りまくれるほどの体力、粒子を切る技術が必要だ、だから大気中の全ての粒子を切るのはほぼ不可能だ」

 

「それを俺は今さっき無理やりやったのか」

 

「そうだな、お前は基本戦闘能力は高いからな。さて...次の修業だ」

 

「後どれくらいあるんだ?」

 

「あと一つだな、ちゃちゃっと行くぞ」

 

「了解だ」

 

「んじゃまーちょっとした勉強方式でやるか」

 

「ふむ、先生と似た感じの方法か」

 

「俺は先生だ」

 

「ちげぇよ、俺の元師匠の事だよ」

 

「把握、まぁどうでもいいか。魔法陣の面白い使用方法からだ」

アルデルルが掌で魔法陣を作る

そして魔法陣をグニャグニャと曲げ始めた

 

「こんな感じに魔法陣を変形させればあらゆる環境であらゆる戦略だ建てられる。これはやったことあるか?」

 

「いや、ないな」

 

「そうか、後は体の中で魔法陣を生成するとかだな。さっきのビビンバーストレトのように魔法陣を消したり食べたりするものでも流石に体の中までは入ってこない、だから体の中で生成することによって外に出さなくても人体の強化が可能だ」

 

「そう言うやり方もあるんだな」

 

「うむ、そのほかにも色々...だがまぁ今回はこのくらいにしとくか」

 

「終わりか」

 

「んじゃまぁ帰るか」

アルデルルが指を鳴らすと周りの結界は消え去りシャドーの力も再び使えなくなる

 

「じゃあ今日はありがとな」

 

「おう、また今度な」

アルデルルはそのまま自宅に向けて帰って行った

 

「さて...今日は疲れたし明日に備えて寝るか」

シャドーも急いで寮へ戻りベッドへ飛びこみ眠りにつく

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