シャドーは少し朦朧とした意識の中起き上がり制服を着て教室に向かい椅子に座る
するとオウネや他の生徒たちも入ってくる
「おぉ、今日はやっとまともな授業が出来そうだ。昨日は本当...大変だった」
「そうだな、今日は久しぶりの授業だ」
オウネはそう言う
「色々ありましたからね」
「そうですねー」
洸天とルネもそれに同調する
「うおおお!!!久しぶりだあ!!!!」
ガルトーラは相変わらずうるさいほどの声で言う
「ふっ、この喧噪も今では懐かしいな...一昨日と昨日は本当に酷かった」
「今日は戦闘科だがいつもの戦闘ではなくチーム戦の模擬戦だ」
「ほう、なら早くやろう。とりあえずは作戦か、大会に向けてしっかりとした役割も決めなければならないだろう」
「そうだね、で?役割は?」
「俺が主力、ガルトーラは攻撃しつつ守りを重点的に、ルネはガルトーラに守られながら回復に専念してくれ。そして洸天、お前は俺の支援と指揮を頼んだ。俺も指揮を執るが俺が行き渡らないときなどにな」
「了解した」
「わかりました」
「了解した!!!!」
「では、実戦を想定した戦闘を開始する」
「おし、殺戮ショーの始まりだぜ」
シャドーは首と手の骨を鳴らす
シャドー達は突如白い陣に包まれどこかの星へと転送される
着いた場所は地球によく似た星で東京のような都会やその他に数々に地球にあった建物に似た施設がある
「ほう...発展都市か」
『滴る雫の如きその斬撃、鋭き一閃は万物を切る』
【神器】シャルドニュクス
【二十固め、伍之禍月】
辺りを見ると周りには洸天たちの姿が見当たらない
『今回は鎮圧に向かった際、宇宙船が撃沈され仲間がばらばらになりその中でどう対応するかと言うシュミレーションだ、いいな?』
「了解だ」
シャドーは光速で微弱な妖力を地球全体に流す
地球でエジプトに当たる場所で大量の妖力の消滅反応があった
「そっちか」
シャドーは姿が消え次の瞬間ピラミッドの頂点に乗っていた
走りながら目につく歩兵を薙ぎ倒しながら軍の隊長らしき人物を探す
すると歩兵たちや歩兵たちの仲間と思われる金属生命体たちが何人かシャドーに対して発砲してくる
象の形をした金属生命体の上に隊長と思わしき人物が座っている
シャドーは飛んでくる弾のベクトルを逆にし、倍にして飛ばす
弾は綺麗に敵に戻っていき銃を全て破壊する
そして一瞬のうちに全歩兵の後頭部に蹴りを入れ気絶させ隊長と思わしき人物の目の前に移動し創刀を首すれすれまで近づける
「お前はこの星を侵略しに来た方か?それとも守る側か?」
シャドーはそいつの目を見て鋭い眼光を光らせる
「き、貴様はいったい何者だ!?」
「母親に教わらなかったか?質問を質問で返すなと」
シャドーはそいつの前歯二本をねじり取る
「ぎゃああああああああああああ!!!!」
「もう一度聞く、貴様は侵略者か?守護者か?」
「あ、R-200部隊!こいつを消し飛ばせ!!」
金属生命体たちがもう片方の腕でシャドーに大砲のような銃を向ける
シャドーはため息をつき指を鳴らすとシャドーの妖力で造られた鎖が金属生命体を縛り上げる
「おい、俺を怒らせるなよ。死にたくなかったら正直に吐け、言わなければ貴様は死よりもきつい苦痛を味わうことになるぞ」
「わ、我々は国の拡張のためこの星を制圧するために派遣された。ぐ、軍だ」
「うむ、ご苦労。では死ね」
シャドーは何のためらいもなく首を蹴り、刎ね飛ばす
「あーぁやっちゃったね」
洸天が後ろからひょっこり現れる
「まぁ、侵略者側だったからな」
「命令されてただけかもよ?」
「だから?侵略しに来たのには変わりない。ならば殺せばいい」
「まぁどうせ僕たちが殺さなくてもあっち側の人が殺ってたかもだしね」
「殺るか殺られるかの瀬戸際だもんな」
「さて、僕はちょっとこの件を片付けてくるけど一緒に行く?」
「そうだな」
三つ首の龍の目を開き洸天の思考を視て侵略者の星の位置を突き止め洸天を掴みその星へ一瞬で移動する
するとそこはファンタジー世界のお城のような建物が見え、その門の前に着く
「ここだな」
「さて、アリさん達の呼び出しには時間掛かるからその間に虫の駆除よろしく」
「任せろ」
シャドーは創刀を鞘に納めこぶしを握り締め次の瞬間に辺りに居た兵士たちはハチの巣状態になっていた
「あぁ~早っ、んじゃまぁやりますか」
「封印五個目解けてから相当強くなってな、まだ加減できないんだ」
洸天は巨大な陣を開き中から巨大なアリを呼び出す
「ごめんね、呼び出して」
『主よ、謝罪は必要ない。それより我の裁きの矛先は何処だ』
「あの城のちょうど上らへん、四人くらいいるでしょ?」
『承知した』
アリは一言そういうと口から星は丸ごと吹き飛ばしてしまいそうなほどの砲撃で一角を吹き飛ばす
「おぉ~、アリさんすっげぇ~」
シャドーは走って城の中に入り目に入る兵士を創刀で粉微塵にしながら上がっていく
城のちょうど中心辺りでシャドーは妖力による大爆発を起こし城を跡形もなく消し飛ばす
そして煙の中から無傷で服に汚れも一切つけずに涼しい顔で戻ってくるシャドーが見える
「被害出すなって言ったじゃん」
「まぁいいじゃん、城が一つ消えただけだ」
「よくないよ、被害者は権力者だけでいいんだよ。まったく君といると作戦がおじゃんだよ」
「城の中にいるやつは権力者と兵だけだろうが」
「兵士居るやん、まぁもういいや」
「さてさてさ~て、他に強い奴いないかなぁ」
シャドーはタバコを吸い始める
「鎮圧はある程度出来たと思うけど...」
と、話していると洸天目掛けてレーザーのようなものが飛んでくる
シャドーはそのレーザーのような物のベクトルを逆向きに変え飛んできた方向へ飛ばす
しかしレーザーは残像のように消えて次の瞬間洸天の真後ろに飛んでくる
シャドーは洸天の背中ギリギリにワームホールを作り洸天の目の前でワームホールからレーザーを放出する
レーザーはその瞬間幾つかのレーザーに分かれ半分は城のあった場所目掛けて、もう一つは再び洸天目掛けて飛んでいく
「どんだけしつこいんだ!」
シャドーはそのレーザーを消滅させる
「ふむ、特に何も起きないな」
「相当しつこい奴だった」
「そうだね、なぜ僕だけだったんだろう?」
「遠距離攻撃に親近感がわいたんだろ」
「なにそれ、なら彼を狙えばいいじゃん」
『私か?』
「そう君」
「俺らを狙ってるやつがまだいるんだろ」
「狙ってるやつねぇ?まぁいいけど」
そんな会話をしていると再びレーザーがどこからか飛んでくる
「はぁ?」
洸天は少し怒り気味の声で言う
シャドーはそのレーザーを回し蹴りで消し飛ばす
するとシャドーの足が腐り落ちる
それをすぐに再生し最初にレーザーが放たれた場所に移動する
そこには複数人の科学者らしき者たちとそれを見守る一人のリーダー的科学者が居た
「あれはお前たちの仕業か」
リーダー的科学者の首元に創刀をギリギリまで近づける
するとなぜか創刀が腐れ落ちてしまった
「君の星では物を訪ねるとき剣を突きつけるのかい?」
「星と言うより種族内だな。吸血鬼には気をつけ給え」
「へぇ、面白いね。覚えておくよ」
男がシャドーと話していると科学者の一人が男に書類らしきものを渡しに来た
「レス様、結果報告です」
「ありがとう、そこに置いといてくれ」
「...レス?貴様、息子は居るか?」
「私は独身だが?」
「そうか、ならば死ね」
シャドーはこの星が存在したと言う事実を消す
が、なぜか星は消えた物のそいつらとシャドーの立っている場所は消えていない
「おいおい、能力をむやみに使うなよ」
シャドーは目の前の男の存在を消す
が、なぜか消えない
「何を消そうとしているんだい君は?」
シャドーは妖刀を構え切り刻む
するとそいつは絵の具のように滲みだし妖刀に絡まりつく
それを振り払う
「俺はお前が嫌いだ、妖刀汐波月。だから、もう一度俺を気に入らせてくれ」
シャドーは刀身に手を添え構えるとそれに答えるかのように刀身に桜の模様が浮かび上がり妖力で満ち溢れていく
「ふふふ、僕が倒せるかな?」
男はそのまま水状に変化して地面の中へ消えていく
『シャドー君、今どこに居るんだい?』
脳内に洸天の声が聞こえる
「はぁ?レーザーが飛んできたところに居る。みえるだろう?」
『どこだい?星中を探しているがそんな場所見つからないぞ?』
「そうか、星は消し飛ばしたはずなんだがな...恐らく俺は今敵の術中に嵌っている、お前も警戒を解くな」
『了解した、こっちで何かわかったら連絡する。そっちもよろしくね』
「分かった」
シャドーは妖刀を構え男が消えていった地面を粉々に切り刻む
地面は宇宙の藻屑と消えたが男の姿は見当たらない
花符【オルタンシア・ナイフ】
あじさいの花弁の様な妖力の刃が辺り一面に無数に飛んでいく
『はははっ、どこを狙っているんだい?』
シャドーは空に向かって巨大な斬撃を飛ばす
『まじでどこを狙っているんだい?』
しかしほんの少しだが何か手ごたえのようなものを感じた
妖桜【幽桜月下】
刀が月のように眩しく光りを放つ
シャドーはまた広範囲にその斬撃を飛ばす
『おおっと危ない危ない』
所々に手ごたえがあったがこれと言って変化がない
三つ首龍の目を開き妖力の密が薄い場所を見つける
「あそこか」
妖桜【幽桜月下】
刀が月のように眩しく光りを放ち密の薄い場所にその斬撃を叩き込むと空間が裂ける
シャドーはその裂け目に身を投じると、そこは再び例の星があり城も健在で何もかもが元通りになっていた
「...創刀が直っていない?」
シャドーはまたさっきの所に戻ると色んな形の創刀が目を張る程たくさん刺さっている
「...!?何で創刀がこんないっぱい...」
シャドーは好奇心の目で刀を一つ手に取る
すると全く同じの創刀の力を感じる
「おい、洸天。創神器の強化方法言え」
『強化方法?どうしたの急に』
「空間突き破ったらまた空間の中だった。簡単に空間切りたいから創神器が強化できるなら強化したい」
『なるほどね、まぁ簡単な方法だととりあえず敵を倒すとかだね、薙ぎ倒すかぶった切るかでもそれぞれ成長方法が変わるしそこはお好みだよ。あと頭を良くさせたいなら辞書とかスーパーコンピューターを切るとかでも行けるよ』
「...おい創刀、覚醒方法とか教えてくれない?」
『覚醒方法かぁ...物によるなぁ、君の創刀の性格とか趣味とか好きな食べ物とか』
「まるで人間だな...お前戦闘好きだよな?趣味も戦闘だよな?よろしいならば戦争だ」
シャドーは指を鳴らすと七つの大罪、色欲のアスモデウスが召喚される
「久しいな、アスモ」
「そうだな、どうだ?あれから少しは変態になったか?」
「黙れ。今から俺と戦え」
「え~...私これから男漁りに行こうと思ってたんだが...」
「後にしろ、これは魔界神としての命令だ」
「そう言うのね、権力の乱用って言うんだぞ?」
「いいから戦え、後でベルゼブブとかともやり合うつもりなんだ早くしてくれ」
シャドーは創刀を構え切りかかる
それをギリギリでかわし紫色の魔方陣を展開し落雷を落としてくるがそれを創刀で防御
「それはそこにある物を消す物なのか?」
「いや、存在を消して二度と戻らなくするものだ」
「へ!?それまずくない!?」
「まずいぞ、当たるなよ?」
シャドーはアスモデウスをけり吹っ飛んでいるところを創刀で切り裂く
「隙あり!」
なぜか後ろからレイピアで刺される
「偽物か」
シャドーは徐々に妖力を創刀に流し込みアスモデウスを圧倒していく
「なんで刃渡り少ない刀で私押されてるんだ!?こうなったら...」
アスモデウスは指を鳴らすとアスモデウス率いる魔界軍を呼び出す
「次は無双か、創刀の好みならいいんだが。今はぼろぼろで済まないが...頑張ってくれ」
妖刀を流しながら魔界軍の兵士を次々に殺していく
すると少し重かった創刀が少し軽くなった
「えっと今の良かったのか?アスモ、もっと兵を呼べ。俺が育てた奴もだ」
シャドーはこの星が半分埋まるほどの兵を集め50人ほどを切る
しかし何の変化もない
「あぁ、今のはお好きでないと...そろそろでたいんだけどなぁ...無理させて済まない、少し休んでてくれ」
創刀を鞘に納め妖刀を構える
すると後ろに魔法陣が展開され白い鎖が飛んでくる
その魔法陣の文字列を変え消滅させる
「本来ならここでゆっくりしていたかったが...そんな暇はないようだ、アスモ以外は帰れ」
アスモデウス以外を魔界に返し魔法陣を展開する
「アスモ、魔法陣の解錠術でこの空間をぶち破る。手伝ってくれ」
「了解だ」
シャドーとアスモデウスは強大な魔力でぶち破るとそこは紫色の謎の空間が見える
シャドーは犬を創り出し視覚を共有し空間に投げる
特には何もなく紫色の空間が広がっていて天井には大きな目が犬を見ている
1分間すると犬が少し弱った感じがする
シャドーは犬を操りその空間から出ようとする
ガラスの壁のようなもので覆われていて犬はそれにぶつかると白骨化する
「入らなくて正解だったな」
シャドーは創刀を元の場所に帰しもう一回詠唱し呼び出し鞘から抜くと元に戻っている
「よっしゃ!!創刀戻ってる!!」
創刀を抱きしめると同時に兵士をまた呼び出す
「さて、パーティーの始まりだぜ!シャルドニュクス、お前もついてきてくれ」
シャドーは兵士を全て美しい斬り傷をつけながら殺していく
まるで至高の殺戮ショーのようである
さっきよりも軽くなりさながら羽のようである
「テンションは上がってきたか、じゃあ次は強い奴を完璧に敗北へ導くことだよなぁシャルドニュクス」
シャドーが指を鳴らすと全魔界兵の副団長を目の前に呼び出す
「お前ら、今から昇格テストだ。俺に傷をつけられたら団長だ。構え...はじめ!」
7人一斉に切りかかってくるがそれを一振りでいなし一人の腹を切り裂く
物凄く刀が軽くなる
「ふふっ、もはや空気だな」
魔闘神精【破滅の序章】
副団長の一人が呪文を唱えるとシャドー以外の力を100倍に底上げする
一人が斬撃を放つとそれは大きく鋭いかまいたちとなりシャドーの体を切り刻む
シャドーは吐血するが次の瞬間その副団長は血まみれで倒れる
「ふぅ...いい動きだ貴様ら」
シャドーは次に一瞬で残りの副団長を切り捨てる
「仕方ない、一か八かでスーパーコンピューター切るか」
シャドーは一番出来のいいスーパーコンピューターを5個創り切る
次に格闘指南書を切る
「あ、俺ケーキ好きだしケーキ切ったら喜ぶんじゃね...?」
もう女の子が飛んできそうなほどのケーキを創り剣先を近づける
なんかあり得ないほど重くなったので驚き落とすと地面が抉れこむ
「...機嫌直してくんない?」
フォークを創りケーキを乗せ刃に近づける
「あぁ、嫌いなのね。悪かった」
ステーキを創り少し見せる
すると力を何も感じなくなる
「あ...嫌われたわ」
シャドーは鞘に納め隅っこでしゃがんでいる
心なしかそのあたりだけ淀んだ空気になっている
『おやおや、どうしたのかな?』
「まだいたのかよ...どうせ見てたんだろ?」
『そうだね、見てたね。面白かったね、ワロスワロス』
「お気に入りの刀に嫌われんのは堪えるわ...」
『果たして本当に嫌われたのかな?創神器は生き物同様、眠れば使えなくなるし食べれば重くなる』
「んじゃ今のは食って寝た可能性があんのか...?」
『俺の見解だけどね』
「ふぅん...んじゃさ、とりあえずこいつ起きるまで待ってくれよ。戦う気分じゃないし」
『やだね』
「あっそぅ...シャルドニュクス早く起きねぇかな」
周りに大量に魔法陣が生成されシャドーではなく創神器目掛けてレーザーが飛んでいく
それを体で受け止める
「俺はな、こいつと話すまで帰れねぇんだよ!とりあえず寝てるんだから起こしてやるなっつの」
『言うねぇ、そんな事言われると殺りたくなっちゃうんだなぁ』
再び大量のレーザーがシャドーを襲う
シャドーは涼しい笑顔を浮かべたままそれを体に受ける
そして引き続きシャドーにレーザーを浴びせ続けると急にシャドーが煙を上げ爆散する
これは偽物であり本当のシャドーは創刀を担ぎ走って逃げていた
「ふぅ...早く起きねぇかなこいつ。ほんと寝つきが良すぎだわ...怒ってる可能性もあるけど...とりあえず手入れでもしてみるか...んでも人間に置き換えていきなり脱がして触るのは...鞘なら大丈夫か?」
布と水バケツを用意し布を濡らし鞘を拭く
少し汚れていた鞘が綺麗になり力の付与が出来たり出来なくなったり、強くなったり弱くなったりしている
シャドーはサクランボを創り少し鞘から抜き近づけてみる
「サクランボは好きみたいだな」
シャドーはサクランボで作ったパイを創り近づける
『なーにやってるのかな?』
再び声が聞こえレーザーの雨が降り注ぐ
シャドーはまた体で受け止める
「いま好物見つけて3時のおやつみたいなのしてるんだから空気読めよ」
シャドーは少し怒り気味にそう言い捨てる
『やーだね』
レーザーの雨は止むことなく降り注ぐ
「はぁ...シャルドニュクス、飯食ってるとこ悪いがそろそろ悠長にしてる暇なく無くなったみたいだ。つか遅すぎた」
すると急に軽くなり心なしか少しだけ力が上がった感じがした
「じゃあ行こうか」
シャドーは斬撃を飛ばし空間を切り裂く
切り裂いた空間の紫色の所から血のような赤い液体が滲み出る
「おっと、これは不味い」
シャドーは紫の空間に入り勢いと共に創刀を振り下げる
神符【常闇の刃】
約7億本もの武器に均等に付与し神力を斬撃に乗せて天井の目を目掛けて放つ
すると目玉は気色の悪い音と共に弾け飛び赤い雨が降る、降り注いだ部分は腐り落ちる
そしてシャドーは目があった場所に斬撃を放ち空間を裂く
空間は斬撃を飲み込む、すると目玉が再生し空間内に異様な気配を感じる
「やべ、ハズレ引いたか」
シャドーはもう一回目玉を切る
すると異様な気配は消え去った
「シャルドニュクス、ありがと。とりあえずここ安全はのようだからここで考えよう」
シャドーは犬を創り出口の方のガラスに投げつける
すると犬はあっさり通り過ぎて外へ出て行った
「あれ...?」
シャドーも出口に駆け寄ると普通に通ることができた
「ちょこっとくらいなら刀身も手入れして大丈夫だよな...」
創刀を鞘から抜き砥石を創り軽く研ぐ
軽くなり綺麗になり鞘へ納める
すると突然犬が白骨化しシャドーも意識が薄れていった
シャドーは体育館の床で寝たような痛みを覚える
「いてぇ、このベッドいてぇ...ともったらマジで床だった」
「お帰り、シャドー君」
「ただいま。対話まで行けるかと思ったんだが行けなかった」
「そうか、君でも無理だったか。僕も幾つか試してみたけど無理だったよ」
「オウネ先生、ガルトーラ戻ってくるまで創刀と話すためにまたあっちに行きたいんだが」
「対話か、通常対話をするには面接のようにベテラン創神器とそれの使い手が立会人になって行う必要がある、暴走と喧嘩を防ぐためだ」
「ふむ、じゃあオウネ先生頼んだ」
「ベテラン創神器は最低でも七人必要だ」
「じゃあいい、とりあえずあっちに送ってくれ。勝手にやるから」
「今日の授業はここまでだ、ガルトーラのアホは私が対処する。次の授業でな」
オウネ先生はそう言うとどこかへ消えていった
シャドーはアルデルルの家に行き扉をどんどんと叩く
しかし出てくる様子はない
延々と叩き続ける
すると中から髪の毛ぼさぼさのアルデルルが出てくる
「おはよ、創神器の対話」
「...あ?」
「オウネ先生どっかいったからアルデルルでいいやって感じでここに来た。創神器との対話がしたい」
「...俺一人じゃ無理だ、他を当たれ」
「じゃあ当分は諦めるしかないか...」
シャドーは目に見えて落胆し寮へ戻る
寮に戻ると変な臭いがする
「なんだこれすげぇくせぇ...」
シャドーはなにか腐乱臭のような物を感じる
臭いの元をたどるとフライパンの上に黒紫色の謎の物体がある
「...だ、ダークマター?」
シャドーは見覚えがある物体を目にし恐怖を覚える
そう、あれは嫁の汐音が作った卵焼きと呼ばれる謎の物体に酷似しているのだ
「この部屋に入れるのは俺とヴラディミールとデル...ヴラディミールは普通に飯作れるし...まさかデルか...つかフライパンの上に乗ってるってことは作り置き...?じゃあ食わないとだよな...でも...」
シャドーは震えながら考え次に謎の物体を握りつぶし外に投げ捨てる
そして外へ出ると同時に光となり消えていった
「悪は滅した。俺の命も救われた」
すると2階のデルの部屋で物音がする
「あいつ帰って来たのか?」
シャドーはデルの部屋に物音を立てず入る
そこには見慣れない30代ほどの男がデルの金庫を漁っている
シャドーは物音を立てずにそいつの股間に手をやり奉玉を握る
「おい中年、俺の友人に何か用かな?」
シャドーは徐々に力を強めていく
「ちっ!」
男は下半身を切り離し窓を割って逃げていく
「待ちやがれ!!」
シャドーは下半身をその上半身に向けて思いっきり投げる
そしてそれで息切れを起こす
頭に直撃し男は倒れるが倒れる瞬間に体勢を立て直し再び逃げる
逃げる方向を見るとガルトーラが歩いている
「ガルトーラ!!その男をとっ捕まえてくれ!できれば殺さずに捕らえろ!」
「む!?この声はシャドー!!??どこだ!?」
ガルトーラが逆立ちから立ち上がると下半身の男とぶつかり男とガルトーラが倒れる
「じゃ、じゃまだ貴様!!」
「何奴!?悪意を感じるぞ!!」
ガルトーラはその男を思いっきりぶん殴り地面に埋める、そして男は動かなくなる
シャドーは近づき引き抜こうとするが非力なせいで抜くことが出来ない
「...おいデカブツ、こいつを引き抜け」
シャドーは震えた声でそう命令する
「了解した」
ガルトーラは男を引き抜く
「さてさて、こいつをどうするか...」
シャドーは怒りをぶつけるかのように執拗に顔を踏みつける
「とりあえずここに放っておくか」
男は全く反応しない
「私がこいつを対処しよう、そう言えばこいつはなんでお前に追われていたんだ?」
「デルの金庫を漁っててな、怪しいから急所を握りつぶそうかと思ったら下半身が千切れた」
「了解した、家宅侵入罪として警察に連れて行こう」
「後は窃盗未遂罪だな」
ガルトーラは男を片手で持ち上げまるでバックを持ち上げるように持っていく
「了解した」
ガルトーラはそのままどこかへ消えていった
「さて...どうするかな...創刀は覚醒できないし、授業もないし...少し散歩でもするか」
シャドーは学園内をぶらぶらし始めると洸天を見かける
しかし尻目にやりつつ散歩を再開する
交差点に突き当たり左に曲がると都会が見え奥の方で巨大な爆発がある
シャドーは嬉しそうな顔をし全速力で走って行くと男が二人喧嘩しているだけだった
「...力があれば混ざってたが、今は非力だからなぁ」
一人の男は爆弾を持ちもう片方は日本刀を構えている
「おかしいな、普通ここで武器を持つと消えるはずだが...まぁいい」
シャドーは爆弾を持ってる奴の手に膝蹴りを喰らわせ爆弾を空中でつかみ爆弾を持ってるほうの男のズボンに爆発寸前で入れ離れる
「な、なんだてめぇ!!」
男はそのままシャドーに殴りかかってくる
「俺か?人に物を訪ねる時は自分からだろ?そこの日本刀を持ってる君、少しそれ貸してもらえるか?」
シャドーはそれを上手い事かわして背負い投げ刀を持った男の元に近づく
「ち、近寄るんじゃねぇ!!」
男は刀を振り回してシャドーを襲う
それをシャドーは峰を下に押し下げ、鍔を掴み男の手の中で一回転させ握りを緩ませ刀を奪う
「な、なにしやがる!!?」
「いやぁ刀を貸してもらえないようだから奪ったまでさ。しかし貴様、どうやってこの刀を使えるようにした」
「な、何の話だ!?」
男と話していると爆弾の方の男が起き上がりこちらを睨みつける
「き、貴様ら!!」
男は手に持っていたもう一つの爆弾をこちらに向けて投げてくる
シャドーはそれを衝撃無く上手い事受け止めその男に投げ返す
男はひどく驚きながらしりもちをつく、同時に爆弾が男の頭部に直撃すると激しい閃光と共に巨大な爆発が起きる
シャドーは日本刀を持っていた男を盾にしつつ目を瞑る
数秒後目を開けると盾にしていた男は気絶しておりさっきの爆弾男を見ると何か緑色の球体?に包まれていた
「大丈夫かい君?」
見ていると後ろから男の声で声をかけられる
「あぁ問題ない」
シャドーは肩に刀をかけ後ろに振り向く
「...それ君の?」
「いや、あいつらと戦ってる時に敵が持っていたのを失敬した」
「ふむ、なるほど。なら重要物として我々が預かろう」
男がそういうと後ろの方から自衛隊のような者たちが現れ球体の方に近づいていく
「おう、頼んだぞ」
シャドーは刀をその男に渡す
「ん、どうも」
男はそれを受け取りシャドーの前から立ち去る
すると後ろからまた違う男に話しかけられる
「ちょっといいかな?」
「忙しいな...なんだ」
「君、その制服はゲレイトレイドレス学園の人だよね?」
「うむ、いかにも」
「それならこの人に見覚えは?」
そう言うと男は一枚の写真を見せる
写真に写っているのは赤い色の髪で目は黄色、目にクマがあり紅色のドレスを着た女性だった
「済まないが見覚えがないな」
「そうか、ならいいんだ。忘れてくれ」
男はそういうと球体の方へ行ってしまった
シャドーは緑の球体に目を凝らす
その緑色の球体はゼリー状になっており、ガラスなどのひび割れの様な模様が見える
シャドーは一旦来た道を戻り洸天を見かけたビルの中に入る
中を見ると廃れていてどこか病院の様な風貌を残している
「洸天!居るか~!」
反応は特に無い
「とりあえずすべての階を調べてみるか...ビルはもう嫌なんだけどなぁ...まぁあれより小さいしいいや」
シャドーは2階から4階を舐めるように調べる
そして4階の404号室に巨大な時限爆弾が設置されていてそろそろ爆発しそうだった
残り時間00:20
シャドーは慌てて2階に降りそこからは窓から飛び降りた瞬間にビルは爆破すると炎の柱が上がる
シャドーはぎりぎりでなんとか着地する
「ふぅ...危なかった...」
大きな爆発音のあとそれを聞きつけた住人たちは驚きながらも好奇の目で寄ってくる
そして炎が消える
シャドーは少し好奇心がわき炎の柱が出た場所に行くとなぜか地下に続く階段がある
「...?なにこれ」
シャドーはその階段を注意深く降り始める
周りは暗く何も見えず階段は長く続いておりその階段は人間が通るには少し小さい様に感じる
「暗いな...能力も使えないし...何もできん...」
シャドーは手さぐりに階段を下りていると下の方から微かな光が見える
「なんだあれ...怪しいな、少し近づきがたいが...なにかあるやもしれん」
シャドーは警戒しつつもその光りへと近づくと広い空間に出る
どうやら最下層に着いたようだ
「おぉ、ランタンか。これは助かるな」
シャドーはそのランタンを手に取り少し明るさを弱める
机がありそこには黄緑色のライターとサバイバルナイフが置かれている
「ふむ...サバイバルナイフか、少し慣れてから移動するか」
シャドーはランタンを壁にかけ机を端にやりシャドーは左手を鳩尾の前にやり手の甲を外側へ向けナイフを持ってる手の甲を上に向く形でナイフを持ちL字型に構え突きを繰り出し回し切る
「まぁ、こんな感じか」
シャドーはナイフをベルトを通す紐に通し左手でランタンを少し上に持ち奥に続く穴を進む
真っすぐ進んでいると途中で線路が見えてくる
シャドーは線路沿いに進んでいくと駅が見えてくる
そして駅だけが電気がついている
シャドーは駅に向かって走る
「...つかこんなことやってて意味あるのか...?帰ろ」
シャドーは今来た道を引き返し外へ出る
「はぁ...何やってんだろ。帰って寝よ」
寮に帰りベッドで寝る