「さぁ今年もやって参りました夏休みエンジョイ旅行! お前ら準備はいいかー!」
8月5日、木曜日。朝5時。
夏とはいえまだ陽も上り始めたばかりのこんな時間にオレの住む男子寮の前に集合した面々に、意味不明なほどのハイテンションで挨拶してきたのは、毎度お馴染み峰理子さん。
どうやったらそんなテンションが朝っぱらから出来るのか純粋に尋ねたくなる気持ちすらも言葉に出ない程度にはテンションに差があるのはオレだけではなく、集まった面々の中で島苺を除いて全員がそうだった。
苺だけは「はいですのー!」と遠足の小学生テンションでついていけていて微笑ましい。癒しー。
そんなわけで今年も理子発案の1泊2日プチ旅行が開催されるわけだが、それに不運にも巻き込まれた今回の面子は少し新鮮だったりする。
まず京極めめを除くコンステラシオンの4人。中空知なんてこの日のために有給休暇ですよ。悪いね……
次はなんか暇だったからと付き合ってくれた不知火。今日も朝からイケメンだな。
そして意外なところから武藤含めたその繋がりで武偵チームであるキャリアGAから
あと1人、チームにはあややこと平賀文が所属してるが、あややは留学の都合でタイミングが合わなかった。帰ってくるタイミングがな……運が良かったな。
あとは貴希もなんか来たいとゴネてたが、まだ鈴鹿サーキットで奮闘してるからパスで、小鳥も幸帆も実家から戻ってきた報告がないから話すら通ってなさそう。
それにアリアと昨日まで行方不明になってたらしいキンジも誘ったはいいが、キンジが静養したいとパスするとアリアもパスし、話を聞いていたジーサードとその一味──キンジの実家にいた──が来そうな気配があったものの、あんなのが一緒だと目立って仕方ないからこっちからパスしてやった。来るなら行き先を特定して勝手に来な。
そんな経緯がありつつ集まったのがオレ含めて計9名。いや、勝手についてくるヒルダも含めれば10名。男女比4対5+1でギリギリバランスも取れたな。
それはそれとしてオレが少し気になってるのは、ほとんど交流のなかった鹿取と安齋だ。
鹿取は初めて見ると2度見はするだろうドレッドヘアーのオレよりも身長が高い車輌科の女子で、姉御肌というかお母さん気質が強いのと、名字と名前のどちらからか取ったアダ名の『カーちゃん』が定着している。
安齋は装備科の生徒で調達の安定性で信頼を得ている男子で、こちらも巨漢。しかも体重は200kg越えの肥満体だ。狙撃も出来るとか聞いたが真偽のほどは確かめてない。
安齋はまぁ同じ男だし問題はないだろうが、鹿取の方はちょっとした事情があって少し気まずい状態なんだよなぁ。
いや、別に嫌いとか嫌われてるとかそういう話ではないんだが、1年の時に同じクラスだったこともあって、その初期の挨拶したタイミングで鹿取が自分で「見た目も中身も女らしくないから」と自虐気味に笑って言うから「そんなの気にしない男は少なからずいる。オレもそうだし」とか返したら、なんか知らんがそれ以来オレに対する苦手意識が芽生えたのが明確にわかったので、オレも苦手に思われてるならと交流を避けてきた節がある。
だから今回の旅行ではその関係を解消する良い機会かもしれない。キャリアGAとはこれから先も付き合いはあるだろうしな。
そうしたオレの密かな決意も知らずに呑気な面々は理子の音頭で用意されたマイクロバスに乗り込んでいき、車輌科の3人が誰が運転するかをジャンケンで決める──こういう時は運転手は負けた奴だがそうじゃない──のを見届けると、残念なことに鹿取が行きの運転手に決定した。話すのは向こうに着いてからだな。
「んじゃ出発しんこー!!」
早速オレの目標が遠ざかったことも露知らず、鹿取の運転するマイクロバスは理子の合図と共に出発。
長距離トラックのバイトで荒稼ぎしてるらしい鹿取の運転は苺ほどではないが丁寧で、制限速度ギリギリをキープするのが上手い。時短重視って感じだ。運搬向けの運転。
マイクロバスの中は乗車人数を多少削るものの、中央に固定テーブルを設置しその周りを囲むように座席が取り付けられたタイプのもので、移動中は全員がお見合いする形になるパーティー用。
それを意図して選んだ理子の狙いは勿論、移動中の暇潰しに全力を注ぐため。
持ってきたトランプやらのテーブルゲームを次々に四次元ポケット──ヒルダの影収納だ──から取り出して「何やる何やる?」とテンションの高い理子だが、朝5時からそんなテンションでゲームに興じられる猛者は苺くらいなもの。
しかし苺はテーブルゲームのセンスが小学生レベル──すぐ表情に出る──で、タイマンで理子の相手は少々荷が重いとなると、早々に飽きられて駄々をこね始める未来が予知できた。
そうして矛先がオレに向けられる可能性が高いのを0コンマ1秒で見抜いたオレは、静かに耳栓をしてアイマスクを装着し「1時間後にまた会おう」とか意味不明な供述をして仮眠に突入。
あまりの早業に理子がツッコミを逃してブーブー、ぷんぷんがおー言ってる姿が目に浮かぶが、聞こえんし見えん。罪悪感は全くないね。お休み。
我が眠りを妨げる不届き者には天誅を!
みたいなオーラも出しつつで理子のエンジョイスタートダッシュを乗り切り、1時間後にはちゃんと付き合うみたいなニュアンスもあったことから、オレの睡眠を妨害する行為は行われることもなく平和な時間が流れ、約束通りの1時間で睡眠を終えて外界との遮断結界を解いてみる。
するとどうでしょう。意外にも皆さん理子に付き合って盛り上がっておいでですよ。それはもう嫉妬するほどに。
開き直ってなのか不明ながらも、速攻で寝たオレが蚊帳の外みたいな雰囲気が完全に形成されてしまって、起きたら起きたで「あ、起きたんだ」みたいな表情で流されて寂しいリアクション。こ、こんなはずでは……
とまぁ普通の人なら思うところだがオレは違うので、オレがいなくても盛り上がってるなら邪魔はすまいと、目的地に到着するまで寝ようとする。あと3時間はかかるだろうし。
しかしさすがにそれは無頓着無関心が過ぎるだろうと理子からのツッコミが入ってキャンセルさせられ、なんか区切りも良かったっぽい今のゲームを終了させて新しいテーブルゲームを取り出してみんなにルール確認をさせる。
そしてそのわずかな時間を使ってオレの隣にシュバッ! と密着してきた理子はその顔を耳元まで近づけて耳打ちしてくる。なんだよ。
「キョーやんさんや、要注意人物がおりますですよ」
「お前以上の危険人物がこの中にいるのか」
「危険じゃなくて要注意! おふざけじゃなくてマジのやつ」
「害がある感じの?」
「害はないよ。旅行だよ? でも理子にとっては大問題になりかねないんだよねぇ」
……何が言いたいのかよくわからん。
わざわざオレにだけ知らせてきたからにはそれなりの重要度なのかとも思ったが、身の危険があるとかそんなんじゃなく、何かしら問題になりそうな不安がある感じだ。
その不安が何なのか具体的なことを尋ねるオレの質問を先読みしてその指で要注意人物を指した理子から視線をそちらに向けると、その先にいたのは眼鏡をかけてゲームのルールブックを読む我らがリーダーのジャンヌ。
「…………旅行だからだろうと勝手に納得はしてたんだが、触れるべきことなのか?」
「気づいてたんかい。いやいや、気づいてたんなら最初にツッコミ入れといてよ」
「いやだから旅行だし開放的になるくらい人間誰しもあることだろうと……」
何故にジャンヌに問題があるのかという理由についてはよくわからないが、オレもオレで今日のジャンヌがいつもとは少し違うなぁとは思っていたので理子の指摘にはとりあえず納得する。
というのも今日のジャンヌはいつものセーラー服は当然ながら着ていないにしても、白地のノースリーブワンピース。しかも膝より短い丈のもので露出が多い。
さらにツバの広い帽子なんかまで横に置いてちょっとしたお嬢様気分に見えなくもない。
別にジャンヌがそうした格好をすることはオレにとってマイナスでも何でもない。むしろプラスまである──目の保養的なだ──から集合した段階で指摘して着替えるとか言われてもあれだなぁと思ってたくらい。
おそらく理子はジャンヌがそうした格好をする理由に問題があると考えてる。
ジャンヌは今も完全にそうかは不明ながら、出会った頃は「未婚の淑女がみだりに肌を出すものではない」とかなんとか言ってセーラー服すらあまり好ましくないと言っていたくらいの価値観を持っていた。
オレの記憶の限りでも今年の春先まではセーラー服やコスプレに近い趣味の服を除いた私服はほぼ全て露出が抑えられていたはず。
留学中のオレよりジャンヌと交流があった理子がそこに引っかかって注意喚起してきたなら、やはり今日のジャンヌは様子がおかしいのだ。
「別に理子だってジャンヌがキャワワになるのは大歓迎だし良いんだよ。でも今回はなーんか放置できないんだよぉ」
「根拠は?」
「女の勘。っていうのは簡単だけど、匂ったのはキョーやんが寝たあとだね。理子さ、割とすぐにキョーやんのこと起こそうとしたんだよ」
「最低だな」
「結果として起こさなかったんだからそれは良いじゃん。それでそん時にジャンヌが『本当に疲れていたら現地で遊んでもらえなくなるぞ。大人しく寝させてやれ』って咎めたの。しかもキョーやんを労うようなくっそ優しい目で」
それは……まぁ……少し怖いな。
ジャンヌは基本的にオレがどうなろうとどうでもいいスタンス──もちろん生き死にの話は別だが──の対応が常だし、オレもジャンヌの態度に関しては半ば諦めてる節がある。
そのジャンヌがオレに優しいとはこれ如何に。裏があってもおかしくない。
ジャンヌには酷く失礼だが、その話を聞くとオレも何かあるのかと思わなくはない。
しかしだ。ただ純粋にこの旅行を楽しみたいだけなら疑念を持って接するのは気分を害する可能性が高い。それは避けたいところ。直接は聞けないな。
「言いたいことはわかった。だがあれで本当に旅行を楽しんでたら悪いから、頃合いを見てオレから聞いておく」
「それは任せた。でも注意してっていうのは、ジャンヌの誘惑に負けないでねってこと。キョーやんに対してのガードが緩いみたいだし、無意識かもだけど一応ね」
理子もそう思って本人には聞かずオレにだけ話をしたみたいで、そういう優しさは理子らしいなと思いつつ、そんなに心配することかなと正直なところ楽観視していた。
──甘かったかもしれん。
そう思うのが理子と話をしてからわずか30分後になろうとはな。
約束通りに起きてからは理子の遊びに付き合い始めて、多人数でのテーブルゲームに興じていったわけだが、いざ始めると理子はまぁいつものように強引にオレの隣を占拠して楽しそうに騒ぐのは予想通りとしても、まさか反対の隣にジャンヌが座り直してくるとは思わなかった。
しかも無意識になのか理子でもしてこないほどの接近で太股同士がピッタリくっついてるし、オレの見る角度によってはジャンヌの隙のある動きとワンピースの隙間から下着が見えたり見えなかったりで心臓に悪い。男だから余計に目が行く。く、苦しい……
これでも裏がないのかと疑心暗鬼になって問い質そうとしてしまう心を静めて、見えるものも見ないようにして……というか気づいてる理子の視線が痛いから見えないものと暗示をかけてゲームに集中することで乗り切る。
寝ておいて良かった。こんなのが続いたら間違いなくぶっ倒れるぞこれ……
まだ目的地にすら辿り着いていないのにこの精神的疲労。ま、まぁ向こうに着いたら状況も変わるし今は耐えろ。たとえそこに純白のランジェリーがあろうとな。
「んじゃ荷物置いたら早速いこー!」
ジャンヌのせいでみんなが引くほどのガチ具合でゲームに勝利し煩悩を振り払っていたオレの奇行はさておいて、学園島を出発して約5時間ほどで今回の目的地に到着。
去年は静岡県熱海市だったが、今年はそこより少し西にある浜松市に来ることに。
というよりも今回は諸事情によりオレの希望でここ浜松市になったわけだが、珍しくオレが行き先を指定したのが何故か理子にとっては嬉しい出来事だったらしくて、特に文句も言われずに即決定。
浜松市は栃木県宇都宮市と覇を競うほどの餃子大国なこともあり、ほとんどそれが理由でキャリアGAの参加も決定──あやや以外が大食いだからな──した裏もあるが、海に近い旅館に着いてチェックインすると、理子がオレの腕に抱きついてから反対の腕を掲げて海に行く宣言。
腕に抱きついてきた時点で一緒に行くことがほぼ決定し、オレの選択権が無いに等しいのはツッコむべきか。いややめておこう。理子がどうこう関係なく、どうせ行くのは決まってるんだし。
と、そこでほんの少しだけ理子に申し訳ない気持ちを抱くも、オレも楽しくないわけでもないしと開き直って、理子の音頭に反応する面々を確認。
するとやはりキャリアGAの3人はこれから昼時ということもあって、まずは腹を満たしたいと近くの飲食店で餃子──とラーメンなど──を食べに行く旨を伝えて後から合流することになり、特に別行動を咎める理由もない理子も「オッケー」の一言で片付く。
ただし、そうなると男女比が崩れて男がオレと不知火だけになって肩身が狭くなる……わけないか。元から遠慮しない連中だしいつものことだわ。
そうと決まれば行動力が考えるより早い理子の先導で海組は荷物を置いたらすぐに海へ直行。
旅館から徒歩数分の距離に海がある関係で、水着の上から上着を羽織って移動するのにも抵抗はなく、ゾロゾロと美女、美少女、見た目幼女を引き連れる目付きの悪い不良とイケメンの絵面はなかなかにインパクトがあるような気がしつつ、パラソルのレンタルなどを済ませてビーチ入り。
「さぁ行くぞ! 今年はパルテノン神殿だー!」
「お手伝いしますのー!」
「あ、私もです」
「うむ、では設計図は私が担当しよう」
『それは結構です』
シート設営などはオレと不知火に任せて、着てきた上着を脱ぎ捨ててはしゃぎ始めた理子達。
去年は意味不明な造形の砂のエッフェル塔──4本足でちゃんと全体を支えていた──を打ち建てて驚愕したものだが、今年は芸術方面に向かってるようだ。ジャンヌの設計図は拒否してるけど。
そんな女子の今年の水着の方をどうせ聞かれるだろうと思って観察して感想を用意していたが、聞きたがるのは理子くらいで、それが聞いてこないってことは後で聞く予定でもあるんだろう。ならその時までゆっくりしておくか。
一応、理子はフリル付きのピンク基調の花柄ビキニで、可愛いに寄せまくってる。実際バカみたいに可愛いから早速ナンパされてら。
その理子に追随した苺は、楽しければよかろうなのだと意思表明したような紺のスクール水着。名札は付いてないが完全に理子の妹ポジションで違和感がないのが悲しい。
中空知は上着を羽織ったままで最初から泳ぐ気ゼロ──そもそも運動音痴で泳げなさそう──ながら、その上着越しでもわかる巨乳と安産型な尻を隠す水着は赤のビキニ。眼鏡がなければクールビューティーな見た目で男は振り返る。眼鏡有りも需要があるかもしれんが。
そして問題のジャンヌ。去年は恥ずかしいとか言って終始ビーチでは上着を脱がなかったレベルだったのが、今年は開幕から上着を脱ぎ捨てて、雪のように白い肌を際立たせる黒のビキニを堂々と衆目に晒していた。
どことなくその顔にも恥じらいという色は見えなくて、格好に対して気にする様子はなさそう。
もう完全に開き直ってエンジョイしようとしてるのかなと勝手に考えていたら、パラソルの設置を終えた不知火が荷物番をオレに任せてどこかからかかってきた電話に応じてどこかへと行ってしまい、ポツンと1人に。別に寂しいなんて思ってませんが。
という強がりにも取れる本音を内心に秘めつつ、オレもオレでさっさと『用件』を済ませようと、ある準備を整えておく。早く済めばいいなぁ。
用件に関しては完全に受け身なのでオレから出来ることはないと諦めて、ナンパされながらもパルテノン神殿の建造に乗り出した理子達をぼんやりと眺めていた。
そうしたらオレが1人なのを見てか、ただの偶然かジャンヌが近寄ってきて隣に腰を下ろすと、荷物の中からボトルを取り出す。
「日焼け止めを塗り忘れていた。すまんが背中の方を塗ってくれないか?」
「えっ……オレが?」
「お前以外にここに誰がいる? 別に触られることは気にしない。手早く済ませてくれ」
そう言って取り出した日焼け止めをほとんど有無を言わせずにオレに手渡して、背中の紐をほどいたジャンヌは、片腕で前のトップを押さえながら早くしろと少し顔を赤くしながら催促。
いやいや、そんな顔を赤らめるなら理子にでも頼みなさいよ。
そんな至極真っ当なツッコミもすぐに出てこなくて大胆なジャンヌのペースに乗せられてやるしかないのかと錯覚し、その手に日焼け止めを出そうとした。
「ほいほい。日差しはお肌の大敵ってねー。塗り残しがないように理子が隅から隅まで塗ってあげるー」
その直前にその手からヒョイっと日焼け止めを盗み取った理子が悪い顔をしながら日焼け止めを両手に取り出して無防備なジャンヌを背中から強襲。
ジャンヌも突然のことで「ひゃうっ!?」と奇声を上げてしまい、理子も理子で悪ふざけが過ぎて前にも手を回してお腹や胸にまで塗りたくるし、そのせいで艶のある声まで出始め、その様子が大変に不健全なもんだから、仕方なく立てていたパラソルで大部分の視界を遮断してやって事なきを得た。エロ……
「こんな辱しめを受けるとは……理子、あとで覚えていろ」
「ちゃんと塗ってあげたんだから文句言わないでよー」
その女同士のじゃれあいを終えてから恨めしそうに理子を睨んで苺と中空知の元へと行ってしまったジャンヌを見送りつつ、自分にも日焼け止めを塗りながら理子がオレにお小言。
「要注意って言ったよ? まったく、油断しすぎ」
「別に日焼け止めくらい……」
「良くないの! やっぱり今回は理子がアンテナ張ってないと駄目っぽいなぁ。キョーやんジャンヌにだらしないし」
「そりゃすみませんね」
確かに油断はあったかもしれないが、害があったわけでもないしいいじゃん。
そうした素直な思いがありつつも、やはりオレが絡むとムキになる理子の気持ちも理解してあげないといけない気がするから口には出さず、これから先はどこまで踏み込んでくるかわからないジャンヌとのラインは定めておこうと思う。
しかしまぁ、それはそれとしてお小言が終わればジャンヌにはさせなかった日焼け止めをオレに塗らせるしたたかさは理子らしいね。喜んで塗らせていただきます。