リィンたんの全裸マジ最高、ハァハァ……
『萌えますね』
「いきなり何を口走るんやこの主従は!」
『いえ、こういった場面に遭遇したらこう言えと、ヴァイス陸曹が』
うん、そう。
「……あー、シグナム? ちょいと頼まれてくれんか? うん、ヴァイス陸曹見付けてシバき倒しといてくれへん?」
★★ ある哺乳類職員の1日 Ver.9 ★★
マリーさんの所へパンドラのメンテしに来たら、はやてちゃんとリィンが先客で居た。
『そうです、マスターの至宝たるこの私! 不具合などあるはずも……』
すみませんマリーさん。
ちょっとストレージデバイスについて聞きたいんですけど?
『ちょっ、マスタアアアァ!? 御願いします捨てないでえええっ! 最後までっ最後までお側にいいいぃ!』
「相変わらずグレイ君とこはいっつも楽しそうでええなあ」
ボクよりパンドラが圧倒的に騒がしいけどね。
「はいはーい、お待たせグレイ君。とりあえずパンドラだけ受け取っちゃうわ。なにかオカシイ点とかはある?」
「パンドラは性格がオカシイんと
「あはははは、うん。私が作った物じゃないから、その辺はなんとも……」
右牙を右へ三回転、引っ張ってから左へ二回転と。
外れましたのでお願いしますね。
『マスター、私が居ないからといってストレージに心移りしないでくださいね?』
……あー、そだねー。
『なんですかっ今の間はああああっ!?』
お務め頑張ってー。
『納得いきませええぇぇぇん!』
「うーん、パンドラ居ないだけで途端に静かになるもんやなあ」
いや、自宅だとこんなもんだよ。
「そうなんか?」
普段はヴィヴィオが遊びに来るか、なのはちゃんが顔出しに来るかだし。
「そういやカリムが『たまには聖王教会にも遊びに来て下さいね』って言っとったで」
えー、教会行くとみんなボクに敬語なんだもん。
入りにくいったらないよ。
「そりゃあ徽章も貰う偉い騎士様なんやから。グレイ君はもっとふんぞり返ったってええのに」
職務を全うしただけなのになあ。
「「こんにちは~、マリーさんいますか~?」」
あれ?
「フェイトちゃん! なのはちゃん!」
「はやてちゃん?」
「はやて、……に、グレイも来てたんだ」
フェイトちゃんこんにちは、お久しぶり。
「グレイくん私には挨拶無しっ!?」
やだなぁ、上官様には退社する時、挨拶したじゃないですか。
「フェイトちゃーん、最近グレイくんが冷たいんだよぅ~」
「あはは……、何かあったの?」
魔王様のシゴキの苦情がボクんとこに来るんだよ。
「それは真っ当な理由やな、同情するわ」
「ごめんなさいグレイ」
「フェイトちゃんとはやてちゃんが私を裏切った!?」
「それで何の話?」
「グレイ君が遊びに来てくれのうてカリムが寂しがってるという話や」
「あれ? でもこの前、子供映画会企画した時にカリムさんの所行ったんじゃないの?」
「そんな事してたんかグレイ君。カリムからは聞いてなかったけどなあ」
あれはカウントされないんだ……。
話し通しに行ったから『遊び』とは違うのかな?
「お世話になったんだから、お礼返しに行くくらいしようよ」
ううむ、たしかに。
「これがアリサちゃんやったら、山吹色のお菓子とか持って行くんかな?」
は!? ここで不義理を働くと、ボクに『バニングス』を預けてくれた
よし、思い立ったらすぐ行動に移せとクロノも言っていた!
「「「え?」」」
待ってろよ聖王教会いいいいぃぃぃっ!
「あ、ちょっとグレイくーん!?」
「……グレイ君行ってもうたけど」
「後先考える
「あれを止められるのはアリサだけだし」
「お待たせー。グレイ君。パンドラのメンテ終わ……。あれ、グレイくんは?」
「あ。今、衝動的に飛び出していきました」
『ちょっ、マスターっ!? 私をおぉぉ私をお傍にいいぃぃっ!?』
「どうしよう、
『これ呼ばわりとは酷いです。なのは様……』
「あー、ウチ、このあと仕事やし。届けるのは無理やなー」
「私もティアナに合流しないといけないし……」
じー×2
「うん、どっちにしろヴィヴィオ迎えに行くから私がついでに届けてくるよ」
『お願いします、なのは様……』
「だが、そこにはもうグレイの姿はなかった……」
『はやて様、不吉なモノローグを呟かないでくださいっ!?』
何か足りない……。暑さによる勢いがないとこんなものです。