お久ぶりです。
まぁ原作が漸く始まりました!
それでは、どうぞ!
第10話:原作開始!!
利狗と有紀稚の三人集まった日からはや2年……俺達はもうすぐ3年生になる。
「ふっ……ふっ……」
ここの二年間で結構色々な事があった。まず、有紀…………あの野郎この頃高町なのはと仲が良くなってる。そのお陰で、からかうときはこのネタで弄れるからまぁいいけどね。
「ふっ……よっ……っとと」
利狗は、相変わらずのロリコンぶりを発揮して自分のデバイスである詛呪、冒涜を可愛がっている。まぁ嫌がってないからいいけどな。
「……ふぅ」
え?俺が何をしているかって?そりゃ勿論……
「こらぁぁぁぁぁああぁああ!!」
「ヤバッ追い付かれた!?」
現在進行系で、流星に追いかけられています。
「いい加減に、しなさぁあぁぁぁあい!!」
「うわっ!危ねぇ!?」
事の発端は、夢の中の修行の最中に俺が二年前の天照様のところに行った事を喋ってしまったのが始まりである。
「何で、秘密にしてたぁぁぁあぁぁ!」
「だって、怒るのが分かってたからだよ!!」
つーか、二年以上たってるんだぜ!?
「時効だろぉぉぉ!」
「な訳あるか!シュート!!!」
流星は、俺から見て真似た札を握りしめ、魔力で出来た槍を作りこちらに向かって投げてきた。俺はそれをギリギリさけ、さらに距離を取った。
「だから、悪かったって……黙ってて」
「………………」
俺は、半場無謀に謝ってみた。すると流星は立ち止まり、そのまま黙りこくってしまった。これはいけたか?俺は甘い期待をした。がそれが命取りであった。気を抜いてしまったが故にいきなり接近してきた流星に捕まってしまった。
「……あ」
気が付いたら、すぐそばまでよられていた。そして物凄く良い笑顔……目が笑ってはいないがしていた。
「浄化の舞…………光源♪」
「えっ?ちょっ!……まって…!」
えっ、その技回復魔法じゃない!俺が考えた、広域殲滅魔法だぞ!?それは食らったら流星だってノックアウトだぞ!?俺は目で目の前の少女の顔を見た。すると彼女は俺が言いたいことを気が付いたらしく、口を開いた。
「少し…反省しよっ」
「っ!?」
それと同時に俺達を光が殺到した。
「…………っは!?」
俺は、目を開けそのまま飛び起きた。あ、ここまでしても何時もと同じか。そう思い、落ち着いたのも束の間、右手首から冷たい声が聞こえてきた。
[……主]
「っひゃい!」
[正座]
「は、はいぃ!!」
気が付いたら正座をしていた。それと同時に始まる説教。俺はそれを聞き流した。ただ、この説教何時までかかるんだろう。
「ヤベェ……!!」
《すみませんでした主っ》
それから、流星の有り難い説教は何時までも終わらず、気が付いたら朝食の時間と出る時間を間違えてしまったのだ。急ぎながら……ここ、爺さんの家の食卓へと向かった。
「爺っ!!」
「おぉ、劉介。間に合わないぞー」
食卓へと滑り込む様に入るとそこには弁当を何故か二つ持った爺さんが居た。その脇にはニコニコした婆ちゃんも居た。
「朝食も弁当箱に入れときましたからねぇ」
「ありがとう!では行ってきます!!」
「おう、行ってこい」
「気を付けるんだよー」
俺は、そのまま玄関から飛び出た。
「ヤバいヤバい!!」
《何故っ、バスにしなかったんですか!?》
何でこんなに急いでいるのか、それは実を言うとこの春に両親が海外に行ってしまったからである。なので今年から数年間、俺は爺さんと婆さんの家である家兼道場に住まわせてもらっている。そして、そこは学校まで大人の徒歩二時間越えである。
「だって爺ちゃんが!頼んでくれなかったんだ!」
《……あぁ》
そして、今の時刻は朝会が始まる一時間半前である。
「ちくしょう!どうすりゃいい!?」
《主っ、身体強化します!》
流星はそう言った。すると、かなり足が軽くなった。これなら!
「振り絞れ!!!」
俺は日常生活で初めて、本当の全力疾走をした。
「それっ!」
時には、信号がかわる一瞬の内に横断歩道を駆け抜けたり、人家の屋根の上を走り、漸く学校の下駄箱である。俺は自分の下駄箱に向け靴飛ばしと同じ要領で靴を脱ぎ、上履きを外に出しつつ入れた。
「うわぁぁぁあ!!」
そのままの身体能力で階段を飛び越えて3階へ。そして自分の教室の前まで来ると丁度俺の一人前の出席確認中であった。
「あぁ……次は川上ぃ……」
「……はいぃ…」
俺は、教室のドアを開け返事をした。すると先生は此方を向いた。これはアウトか?しかしクラスメイト達はあまりに丁度良い登場に笑いだした。
「はい静かに……よし、居るな……次は……」
どうやら、良いらしい。俺は、身を屈めて教卓の前を通って自分の席へと座った。その後、魔力を使ったためダルくなったところに俺の苦手な文系の授業が続いた。そして、瞬く間に昼休みとなった。
「もう無理…………品詞なんか嫌いだ……」
「劉介君……大丈夫?」
俺が、弁当を机の上に出してぐだっていると、隣の席のすずかが、心配そうに聞いてきた。
「朝飯も食ってないからキツい……」
「あぁ……だからお弁当が二つ……」
「すずか、劉介。屋上行くわよー」
俺とすずかが喋っていると、アリサが話しかけてきた。その脇には、何やら話し込んでるなのはと有紀、そして早く行こーぜと言ってる利狗が立っていた。
「行こうか?」
「だな……」
屋上に付くと、何時も昼飯を食べている場所にて皆が座り弁当を広げた。俺も二つの弁当を広げいただきますと言い食べ始めた。
《主っ、喉詰まらせますよ!》
「もぐっ…………んぐっ……」
「あんたどうしたのよ……」
「朝食食べてないらしいよ」
アリサが心配そうに聞いてきたが、俺が口の中を空にしきる前にすずかが答えていた。するとすずか以外は呆れ顔となった。
「劉介……お前、寝坊か?」
「違う……説教だ」
利狗の言葉に俺はそう答えると、彼は分かったらしくて御愁傷様と言ってきた。
「そういえば皆、将来の夢決まってるの?」
「「「「?」」」」
その後、俺以外が弁当を食べ終わった頃になのははそう言ってきた。将来の夢……あぁ作文か。
「私は親の後継ぎね……」
「私は機械弄れる仕事……かな?」
「そうなんだ……」
アリサとすずかはそう言ったのを聞いて、なのはは何かを考えていた。そして俺と利狗の方を見た。
「劉介君と利狗君は?」
んー、将来の夢ねぇ…………。
「……俺は大切な知人を守ることかな」
「そうなんだ…………有紀稚君に似てるね」
利狗はそう答えていた。あぁそういや、コイツは両親を……。つーか有紀、お前もなのか。まぁ分かるっちゃ分かるけどさ。まぁ俺は決まってないんだよな…………。つーか、飯食わせてくれ。
「劉介君は?」
「…………もぐっ……んぐっ」
「あんたね……」
アリサの冷たい視線を感じたので、俺は急いで口の中の物を胃に送った。
「ごちそうさまでした。……で将来の夢だよな?」
「うん」
コクンッと頷くなのは。
「無いな……」
「へっ?」
俺の答えになのはは口をポカンと開けた。利狗と有紀も同じくそうであった。
「だって、今決めるにゃ速すぎっすよ……まぁあったに越したことはないけどな。なぁ、有紀?」
「っ!……まぁそうだな……まだ決めかねているならいろんな事を体験すれば良いのさ」
俺は有紀に話をふって、お茶を啜った。はぁ弁当後のお茶は良いねぇ。
「……うん。分かったの」
「……ふぅ……」
「劉介…………爺くさいぜ?」
頷いたなのはをみながらお茶を啜っていると、利狗はそう言ってくる。
「うるせー」
俺はそう言った後にお茶を飲み干し、立ち上がった。
「さてと…………俺は腹が痛いから帰るな」
「あ、ちょっと!!」
アリサが止めようと声を出してきたが、それを聞き流し俺はそのまま屋上から出ていった。
「どーしよーかな…………」
トイレで用を足した後、俺はまだ昼休みの時間があることを確認したので、教室には戻らず学校内を散策するとこにした。まぁある考え事をしたかったからなんだけどな。
《主……原作についてですか?》
「ん?…………まぁ……な」
俺が、悩んでいたのはそろそろ始まるであろうジュエルシード事件である。まぁ有紀稚は嫌でも介入するだろうし、利狗も何だかんだで介入する。でも、何処まで原作通りとなるかが分からない今、不足の事態の対応する人物が必要であろう。
問題はそれを流れ的に俺が、やるんだが……。
「それをやるとなると、力を温存しなきゃダメだろうしな」
《……あの二人は、どう考えているんだろう?》
流星の言葉にさぁなと答えて、俺は近くにあった、時計を見た。うん……もうすぐ昼休みが終わるな……あ。
「ヤバい!時間!」
《あっ、言うの忘れてた!》
それから、本日2度目の全力ダッシュしたのであった。
「それでは、気を付けて帰ることを……号令!」
キオツケー,レイ!
サヨウナラー!
午後の授業を眠くなりながら、受けて漸く今日の学校が終わった。俺は直ぐにランドセルを背負って教室をとっとと出るために歩きだした。
「よしっ、帰るかな…………じゃあな、すずか」
「あっ、うん」
一応、隣のすずかには挨拶してからさて帰ろうと思って振り替えると、そこには利狗が立っていた。
「今日は、一緒に帰ろうぜ?」
「……お前らの方向じゃないんだが?」
俺がそう言うと、利狗は溜め息を吐いた。何故だ?
「すずか達の塾とはほぼ帰り道だろ?」
「………?…あぁ…確かになぁ」
「すずか!……なに?一緒に帰るの?」
「おぉ………劉介。今日は待ってたのか?」
「有紀君。それは、少し違う気がするの」
俺が、そう言うとアリサ、なのはと有紀が来た。まぁ別に今日は訓練もないし良いかな?俺はそう思って頷く。すると、利狗は右手を上げて号令をした。
「じゃあ、帰りましょうか!」
それから、2列となって歩いていく。順番は俺はすずかの隣で利狗がアリサの隣で、有紀はなのはの隣となって歩いている。有紀は理解出来るが何故俺の隣がすずか何だ?俺はそう思いながらすずかに今日の家の出来事を話しつつ歩いている。あそろそろ有紀が離脱かな?そう思った時であった。
ー誰か!ー
《主っ!》
「「「っ!?」」」
俺達と同じくらいの声が頭に響いた。しかもこの声って!俺は誰よりも早く念話の発信源を特定した。回りに敵性体は居ない。そこまで確認したときなのはが俺達を向いた。
「今、誰か呼んだ?」
「はぁ?誰も呼んでないわよ!ねぇ?すすが?」
「えっ!……うん」
なのはが俺達の方を向いたので頷いた。するとまた念話が聞こえてきた。
ー助けて!ー
「っ!こっちなの!」
「「なのは!?」」
「おいっ、待てよ!」
なのはが走り出すと有紀はそれを追いかけて行く。そして、少し遅れて利狗が追いかけて行く。
「有紀!」
「ちょっと!三人とも待ちなさいよ!!」
「あっ!待ってよアリサちゃん!!」
俺は、すずかの後を辺りを警戒しつつ走っていく。
「この子は……」
「フィレット?」
「にしては、色が可笑しくね?」
「……まぁ、突然変異かなんかだろ」
俺が着くと、アリサの声が聞こえた。その後原作を結局教えて貰えなかった、利狗が首を傾げ呟いた言葉に有紀が返した。はぁ、そんな事より怪我してるんなら、応急処置が基本だろうが。俺はそう言ってフィレットを持っていたなのはから奪い取ってハンカチの上へと乗せ、色んな場所を触った。
「あっ…………」
「んー、左前足が少し可笑しいか?取り合えず包帯で固定してっと」
俺は処置をすると、フィレットは一瞬見た後にぐったりとした。それについて何か言われる前に俺は皆に指示をだす。
「すすがとアリサとなのはは塾行ってろ。俺が、動物病院に連れてく」
「えっ……」
「あと…………利狗と有紀は付いていってくれ」
俺が、そう言うと利狗と有紀は分かったと言ってから三人に説得を始めた。俺はそれと同時にフィレットを抱えて、揺れないように動物病院に向かって走り出した。
「今日は良く走る日だ…………」
俺の独り言に返事は来なかった。俺は少し寂しいなと思ったが、顔に出さずに走っていく。それから、動物病院にフィレットを、預け俺は帰宅した。
「ふぅ…………いい湯だわぁ…」
帰宅してから、弁当箱を洗い場に出して、夕飯を食べたあと俺は、風呂に入ることにした。今は身体は洗い終わったので浴槽に入ったところである。その時、俺は誰にでも分かる程の魔力の暴走を感じ取った。
「っ!?」
俺は浴槽から立ち上がり風呂場から出だ。俺の予想が合っていれば、この感じは!
《主っ!凄い魔力反応です!!》
「くそっ!!」
俺は、部屋着である浴衣姿となり、出口へと早歩きで歩いていくと曲がり角で丁度爺ちゃんとあった。爺ちゃんは俺の顔を見て何かを感じ取ってくれたのか、声をかけずに立ち止まったままであった。俺がその隣を通りすぎたとき、ゆっくりと口を開いてくれた。
「後悔の無いようにの……」
「っ!ちょっと、行ってくる!!」
俺は、それだけ言うと廊下を走った。すると背から爺ちゃんの声が聞こえてきた。
「これこれ、廊下を走るでない!」
俺はその言葉にはーいと言った。まぁ後で怒られるのは覚悟しておこう。
「……ふっ……ふっ……ふっ……見つけ…!?」
俺がその魔力の方に向かうと、暴走体が見えた。そいつの姿を見たと同時に俺は空いた口が塞がらなかった。
《!?……っ主!!》
「流星!」
《はいっ!》
「さて、何処からなら勝てる見込みあるかな……」
俺はバリアジャケットを纏った。そして愚痴をこぼした。その怪物は、俺の魔力を感じ取ったのか此方を向いて咆哮をあげた。
「ガオォォォオオオ!!!」
「っ!!」
俺は、袖から札を取り出して戦闘体制をとった。
5000文字行っているだと!?
あ、遅れましたが、いつのまにかUAが2000を越えていて驚きました!この作品を見てくださりありがとうございます!
今回は難産でした。次回はがっつり戦闘シーンになるのかな。
それでは、感想などがありましたらぜひ下さい!
豆腐メンタルなりに返信しますので(苦笑)
それでは、また次回!!