りりなのと三人の転生者(凍結中)   作:無課金系指揮官

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かれこれ2週間以上空いてしまいました……申し訳ないです。

では、どうぞ!


第6話:廃墟の戦闘

廃墟の中へと入ってから、様々な武器を持ったメイドさんが出てきて襲いかかってきたが、対応しながら2階に着いた。

 

「っぅら!」

「っ!?」

 

俺は加減せずにメイドさんを吹き飛は。そのメイドさんは驚いた瞬間には壁に叩きつけられている。どうやら最後だったみたいだ。

 

《マスター!どうやらあの魔導師が気か付いたようです!》

《了解!》

 

俺は流星の言葉に念話で返し、そのまま最後のメイドさんの首を強打した。

 

「うぐぅ…………」

「ふぅ……」

 

俺は、一回息を整え辺りを見回した。それと同時にあの変な気配は無くなった事を確認した。あ、そうだ残りの魔力残量

 

《マスター。残りの魔力量は50%です》

 

まるで、俺の心が読めているのかと思う並みのタイミングで流星は魔力残量を教えてくれた。

 

《ありがとう流星。さてと……あと…は》

《マスター来ました》

《流星。狐のお面を出して、服装は少し変えて……あとは狐耳と尻尾》

 

流星が言ったので登りの階段を見るとそこにはさっき追っていた魔導師が今度ははっきりみえる状態で降りてきた。俺は、正体がばれないように燃費が悪いが黄色い袴姿の狐っ子となった。

 

「君が侵入者かな?」

「………………」

 

余りにも殺気の籠った声音に俺は、答えれなかった。ヤバイ……この空気に飲まれー

 

《……しっかりしなさい!主(あるじ)!》

《!?…………流星?》

 

空気に飲まれかけたときに、頭に大声が響いた…その正体は流星であった。

 

「ふーん。殺気にやられちゃったのかな?」

「……っ」

 

敵は少しずつ近づいてくる。が俺は何時もの用に体が動かせない……まずい思考はどうにか正常に戻ったけど、このままだとやられる……!

 

《主!こうなったら、最後の手です!『あの魔法』使いましょう!》

《あの魔法……?って、あればまだ未完成だし、そもそも三十秒持つかどうかだよ!?》

《主なら、あの程度の魔導師。瞬殺ですよ!》

 

その自信はどこから、くるんだか…………でもただ死ぬよりかは最後まで抗おうかな!俺は観察眼を限界まであげてつつも、相手を睨め返した。

 

「んんー?何かな僕?急に睨みはじめて」

「…………ふぅ、禁術・暴竜!!」

 

敵はさらに近づいて来た。この距離なら速攻をかけれる自信があった俺は、現在使用できる魔法の中で一番反動がキツい魔法を使った。その瞬間に俺の回りから一度青色の魔力が紺色に変色しつつ吹き上がった。

 

「なっ……」

「はぁっ!」

 

俺は鉄パイプを敵の顎に目掛けて、容赦なく振り上げた。それは相手の反応より速く鉄パイプが到達して。相手を吹き飛ばした。

 

「痛ってぇな!」

「しっ!!」

 

相手は壁に激突した後に立ち上がり、逆上して魔法を展開しようと試みるが、俺はその前に敵に一気に近付き、鉄パイプを4回振り抜いた。右手、左手、右腕、左腕!

 

「あ…………がぁっ…………ぐぅぅら!」

「はぁ……はぁ…っ!?」

 

しかし、相手はギリギリの所で耐え抜いたのか射撃魔法を使ってきた。俺はそれをギリギリの所で避けた。……このままじゃ拉致が明かない!

 

《流星っ、パイプに魔力集中!》

《了解!非殺傷の破壊魔法付与します!!》

 

俺は、相棒からの念話に感謝しつつも集中した。イメージするのは爺さんが初めて教えてくれた技!

 

「墜ちろ!!!!」

 

俺はまず敵の懐に入り、体が悲鳴を上げている事を無視して鉄パイプを一気に振り抜いた。

 

ー迅刀一閃ー

 

「なっに!?ぐあぁぁああ!?…………」

 

俺の一撃は、相手の腹を穿ちそのまま上へと吹き飛び、ものすごい音を発てて天井を突き抜けた。

 

《主!速く上へ!》

「応!」

 

流星の声が届くときには俺は、もう天井の穴から三階へと向かった。……のは良かったが、そこには変な男とアリサとすずかが居た。アリサ、すずかはどうやら無事だったみたいだ。

 

「「「……………………」」」

《あ、主……今のうちにあの男も気絶させましょう》

《そうだな……》

 

俺は、そう答えてから変な男の方に向かって一気に駆けた。そして紫色に光っている鉄パイプを8回振り抜いた。

 

ー乱舞八閃ー

 

「ぐっ……貴様……何者…だぁ!?」

 

嘘だろ?さっきの魔導師より固い!?変な男は俺の正体を聞いてきたので、俺は止めを指すために懐の入りつつも答えた。

 

「ただの化け狐だ!!」

 

それと同時に繰り出される一閃。技でも無いが充分だったようで、吹き飛んだ後に痙攣した後に動かなくなった。

 

《生きてるよな?》

《えぇ。気絶しているようです》

 

流星の言葉にほっとした。すると後ろから声がかかった。

 

「あ…の」

「あっ…………無事みたいだね」

 

俺はそう答えると、すずかはじーっと此方を見てきた。ヤバイばれたか?しかし、俺の予想とは違う問いかけが来た。

 

「あなたは?」

「………………私は……リーナ。貴女達は?」

 

どうやら、バレてはないみたいだ。しかも声音が何時もより高いな……流星がやってくれてるのか?

 

《声音を女の子にしましたよ。あとマスター、利狗と有紀稚の魔力が此方に向かっています》

《了解》

 

流星の言葉に了承すると、俺は、彼女達から少し離れた。そして、砕け散った鉄筋コンクリートの鉄筋を抜き、男を地面に縫い付けた。

 

「私は、月村すずかよろしくね」

「私は、アリサ。アリサ・バニングスよって何してるの?」

「ん?動かないようにとね……あとは、どうやら君達のお迎えが来たみたいだから、帰らないと」

 

少しトーンを下げて伝えると二人は目を見開いた。実際に車の音が聞こえたからな。真面目に急がないと行けなくなったので、何か悩んでいる二人を置いて俺は、部屋の扉を開ける。よし、誰もいない。

 

「この事は言わないでね!じゃあね!」

「えっ!?ちょっと!!」

 

アリサ叫び声が鼓膜を揺らしたがこのままだとお迎えに上がった人達と鉢合わせしてしまうのでそのまま別のへやの窓から、飛び降りた。

 

《よし、流星!動物変化・狐!》

《そこまで、こだわるの!?…………了解!》

 

空中で瞬時に小狐の姿となった俺は、茂みに隠れビルの入り口へと行くとそこには、見知らぬ女性が一人と男性が二人……ってこの二人……武術の使い手が出てきた所であった。それ以外はアリサとすずかと利狗と有紀稚…………あれ?これでないと不味くね?

 

《そうですね……これでは、一人役立たずですね》

《だよな……はぁ、魔導師は逃がしてしまったしな……》

 

嘘をつくのは、バレる危険があったが俺は、狐から戻り、バリアジャケット等を全て解いてから茂みから出ていった。

 

「あっ!劉介!お前何処に行ってた!?」

 

俺に最初に気が付いた利狗は俺を一瞥すると、そう怒鳴って来た。さて何処まで本当の話をしようかな……。

 

「アリサとすずかを連れて行った奴と死闘した後なんだが?」

「!?…で?どうなったんだ?」

 

俺は、このまま行けば上手く誤魔化せるか……と思った。

 

「逃がしたよ……まぁ当分動けないじゃないかな?」

「そっか……良かった…」

「その逃がした奴の特徴は?」

 

安心した利狗が黙った次にはその隣に居た有紀稚がそう言ってきた。

 

「んー、《空戦魔導師っぽかったよ》悪いそこまで気にする暇無かった」

「そうか…………」

 

それっきり喋らなくなった有紀稚。どうやら何か悩んでいる様であったため、深く追求するのはやめようかな。そうして、此方の話が一段落したのを確認した、女性が声を掛けて来た。

 

「ねぇ……劉介君で良いのかな?」

「あ、はい……貴女は?」

 

そう言うと、少しすずかに何か雰囲気が似ている女性は微笑みながら自己紹介を始めた。

 

「私は月村忍。よろしくね?」

「よろしくお願いします。忍さん」

 

俺は、無難な返答をしつつこれからどんな質問が飛び出して来るのかが予測出来ないでいた。すると忍さんが少し目を細めて聞いてきた。

 

「ねぇ……君、いや君達は一体何者?」

「「「………………」」」

 

まぁ、それを聞いてくるよな…………さてどうするか。

 

《なぁ、利狗、劉介》

 

その時、今まで黙っていた有紀稚が俺と利狗に念話をしてきた。俺は、何か良い案が出たのかと期待したが、その期待とはまったく違う言葉が脳内を揺らした。

 

《お前らって、劉利狗だよな?》

()()()()()()

 

コイツ今ここで話すことか?俺は、そう思いつつも前世の事を思い出した。有紀稚……いやあきは前からふざけているように見せいても、結構回りの事を考えてくれているのだ。そして、劉利狗ってのはあきが良く俺と利狗のとこを同時に呼ぶときに言っていた呼び名であった。

 

《あき、今言うことじゃないよ》

《だな。あきってさ、良くも悪くもマイペースだよな》

 

俺らはそう言うと、あきは少しショボくれながらも、話を変えた。

 

《で?どうする?下手に嘘ついてもバレるぞ?》

《…………ん~そう言った事は俺は、分からんよ?……劉介は?》

 

…………二人ともお手上げ状態か……ならやるか。

 

《話を会わしてくれよ?》

()()()

 

よし、ではいきますか……鋭いめで見つめてくる大人達の視線を受けつつ俺は、口を開いた。

 

「唯の一般人ですよ?」

「そん事あるわけない!!」

 

取り敢えず、無難な応答をすると近くに立っていた忍さんと同い年位の青年が殺気を出しながら否定してきた。そして、そのまま続きを言おうとしたら、その青年の後ろでずっと此方をじっと見つめていた男性が青年をいさめた。

 

「まぁ、落ち着け」

「父さん!」

 

ここは私に。そう言って出てきた男性は見た目が青年に似ているが、父には見えなかった。

 

「さて……君達が何かを隠そうと分かる。だから無理して教えてくれなくていい。だが、これだけ聞きたい…………」

 

そこで一回言葉を切った。

 

「君達は、私達の敵か味方か……だ」

 

ゾワッ……さっきの青年……恭也さんのとは比にならない程の殺気を俺達を襲う。

 

()()()

「《大丈夫。そのままでいて》僕達は貴方達と敵対する意思はありませんよ。それに……」

「それに……?」

 

俺は、そこでチラッとすずかとアリサの方を見た。それから、男性の方をもう一回見てから言葉を紡いだ。

 

「学校の友人の家族や、知り合いの方々に敵対する意味がありませんよ」

「!……そうか…分かったよ」

 

男性はそう言うと殺気を消してニコッと笑った。

 

「なら、今度は翠屋に来なさい。歓迎するよ」

「…………是非行きます。近いうちに」

 

俺が、返事をしようとする前に有紀稚はとても嬉しそうにそう言った。その後にはっと何かに気が付いた利狗も俺も俺もと言い出した。

 

「はっはっはっ。なら今から夕飯をご馳走しようか?」

「「はいっ!」」

「父さん!!」

 

恭也さんが、そう言うと、その人はふっと笑った。それからなにやらアリサやすずかも参加するようだ。

 

「……君はどうするかね?」

 

そう言って俺の方をじっと見てきた。どうするかな……と思った瞬間であった。

 

「っ!!?…………今日は止めておきます。疲れてしまったので。」

「そうか……分かった」

「なら、家まで送りましょう」

 

忍さんは、そう言ってきた。これを断ったら色々疑われるかな?俺は、そう思ったので頷いた。

 

「それじゃあ。恭君運転よろしく~」

「……分かった」

 

忍さんはそう言うと小さい方の車の後部座席に座った。俺は、その後に続いて乗車した。これは車の中で色々聞かれるなぁ。

 

「では、こっちも、行こうか」

 

向こうも行くようだ。利狗と有紀稚が変な事を言わなきゃ良いけどな。

 

「ま、それは俺もか…………」

 

この言葉は車のエンジンがかかる音に消された。

 




これ、あからさま過ぎるね…………

次回は、車の中の話だよ。

頑張って、一週間後に上げよう!

では、また次回会いましょう
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