りりなのと三人の転生者(凍結中)   作:無課金系指揮官

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一週間以内ではありますね。

昨日ぶりです。


追記
誤字をなおしました。

ではゆっくりしていってね


第7話:隠れチート

 

あれから車内は黙りとしていた。話すことと言えば、道を言うとき位であった。

 

「ふぅ…………」

《大丈夫ですか?マスター》

 

しかし、この沈黙はキツいな。まぁ此方は話す事がないしなぁ。そう思っていると、忍さんが此方をじっと見てきた。それから口を開いた。

 

「所で君の名前は……劉介君で良いんだよね?」

「あ、はい。そうですよ?」

 

俺が、頷くと彼女は少し警戒を解いたようだ。……何故?

 

「君がすずかが言ってた子ねぇ……恭君」

 

忍さんが、そう言うと恭也?さんは少ししかめっ面したが溜め息をしてから、警戒を少し解いてくれた様だ。

 

「高町恭也だ…………」

「あ、川上劉介です」

 

その自己紹介が終わったら、忍さんが質問してきた。

 

「君は、あの二人と同じように不思議な力を使えるのかな?」

 

まぁ、それは聞きたいよな。…………あ良いことを思いついた!

 

「えぇ、『一応』は使えます」

「『一応』?」

 

その言葉を聞いてくる忍さん。言った理由は至って単純で、俺の魔力量は他の二人に比べると天と地程の差があからな……

 

「えぇ……俺は、他の二人より才能が無くてですね。今はある技を使った反動で話すのが限界なんですよ」

 

俺の言葉が嘘偽り無いことが分かったのか、忍さんは目を見開いた。それに、恭也さんだって驚いている様だ。

 

「恭君……」

「あぁ」

 

忍さんの一言で恭也さんはアクセルをさっきより強く踏んだ。あれ?この状態なら尋問でとすればいいのに…。俺がそう思っていると、忍さんは見るからに目を細めた。

 

「……私はどんな事情があれ、私の大切な妹を救ってくれた男の子に酷い事はしないわよ」

「…………そうですか」

 

これに関しては、俺も良かったと思うけど。俺が、ふと窓から外を見渡すとそこは家の近くの交差点であった。指示通り左に曲がってくれる。

 

「あ、ここまでで良いですよ」

「え?」

「…………あぁ分かった」

 

少しキツ目のブレーキがかかり、俺を乗せていた

車は止まった。よしっ外に出るか。頼むから動けよ俺の体。

 

「劉介!」

「?何でしょうか?」

 

俺が、車のドアに手をかけ開くと同時に運転席から俺を呼び止めた。無視しても良いが、待つことにした。

 

「お前は、何かの剣術をやっているな?」

 

そう言った、恭也さんの顔は今までの警戒した顔ではなく一人の戦士の顔をしていた。俺は、ほぼ無意識で言葉を返していた。

 

「………………『また』会うことがあったら、その時にお教えしますよ」

「っ!?」

「それでは………送って頂きありがとうございました」

 

俺は、そのまま車から出た。そしてその車が見えなくなるまで見送り、流星へと声をかけた。

 

《流星…………》

《………速く家に向かってください》

 

流星はそれだけ言うと、そのまま黙りこんでしまった。まぁ理由は分かっているけどさ、そんなに酷いのか俺の怪我。

 

「…………ってて……よし、帰るか」

 

俺は、フラフラとした歩みで家まで向かった。

 

「………………ふぅ、漸く一人になれたよ」

 

あれから家に無事着いた俺であったが、ボロボロになったが服は一切汚れて無かったので、普通に両親からこっぴどく怒られた俺は、気力だけで夕飯と風呂に入り、漸くといったかんじにベットに飛び込んだ。

 

[マスター!!]

「うぉっ!?流星?さっき強制スリープかけたはずじゃ」

 

俺が、布団の中に滑り込みそのまま意識を飛ばそうとした瞬間。流星の大声が聞こえた。

 

[今はそんなの気にしている場合じゃないの!速く私を装着して!]

「いやいや……俺もう動けないし」

 

そうなのだ…………筋肉ひとつ動かせない。その状況を見た流星はおもむろに溜め息を吐いた。

 

[はぁ……もういい、私がうごく]

「えっ?……おぉ」

 

リストバックルが空中に浮き上がり、そのまま俺の右手首に着いた。そして、何やら円形の魔方陣が展開された。サイズは、手のひら程度ではあったがそれが展開されてからか何やらとても眠く……

 

「流星……?」

[今は、寝るに限るよ。我が主……]

 

あ、また呼び方が変わってる……。俺は、最後にそんな事を思いながら意識が落ちていった。

 

ーーーーーー

ーーーーー

ーーーー

 

ーん?ここは……!

 

俺は、ふと変な感じがして目を開けるとそこは俺が、転生する時に居た場所であった。

 

ー……って、誰もいねぇ。って姿は今の世界のか

 

手を見てみると、寝る前までの俺と同じ手だったので、ほぼ間違いないだろう。しかし、何故いま俺は、この空間に居るんだ?

 

ー考えてても、無駄か

 

よし、辺りを見回して見よう。俺は、そう思って歩き出した。

 

ー…………反動が無くなってる?

 

歩き始めて体内時間で10数分位歩いているが、節々の痛みや、ダルさが無かった。

 

ー魔法使えるのか?

 

俺は、ふとそう思い魔法を使ってみた。イメージはアクセルシューター。すると、手にはもう見慣れた水色の魔力の塊が出てきた。それと同時にまたしても変な感覚に陥った。

 

ー…………っ!?魔力が減らない!?

 

俺は、そこで良いことを思い付いた。

 

ーここでなら、好き放題に魔法の練習が出来る!

 

何時もの俺だったらしないだろうが、実はまだ転生特典を使った事がほとんど無いため、それも試したくなったからだ。

 

ー………………

 

俺は、辺りを見回すと誰もいない白い空間が広がっているだけで、誰の姿も気配もない。

 

ーよしっ、じゃあまだ流星には禁止されていたけど……!

 

こうして、俺は止める人のいない状況で魔力の修行(実験)を始めたのであった。

 

ーーーー

 

ー癒しの風よ吹き抜けろ!

 

俺は、そう詠唱して両手にもった札を握りしめた。

 

ー回復の風(仮)!

 

そう言った瞬間、俺の回りに水色の魔力で出来た風が吹き抜けた。

 

ーえーと、範囲は……半径15m位で……治癒効果は怪我の止血と体力回復……か

 

俺は、何時もなら流星に任せている測定魔法を使い効果を確認したけど……なーんか。

 

ー微妙?

 

まぁ、今回の修行で我流カードリッジである札の作製が出来たから、まぁ良いかな。

 

ーよしっ、じゃあ次は支援魔法だ!

「誰よ……私の空間で凄い小さい魔法を何回も使っているのは……」

 

さて、どうすっかな~~。あ、利狗が使ってた瞬間移動の魔法を俺なりに出来ないかな?

 

ー確かあれは、雷を纏ってるんだよな。それを別の方法で……か

「えっ?何でいるの?」

 

何か、声が聞こえたけど、遠いし被害は受けないだろ。俺はそう思って、即席に作った魔法を展開した。

 

ー駿(仮)!

 

やった方法は至って簡単!魔力で空気摩擦を極限まで無くして、その中を限界の強化魔法で走り抜ける!そのとき、その空気摩擦を地面に触れてる部分の摩擦に追加付与した。

 

ーふぅ。成功かな?

「ねぇ……」

 

魔力消費量もなかなか少ないし、ってさっきまで居たのは、随分遠くまで来ちまったな。そう思いつつも俺は、測定魔法の結果を確認した。

 

ーんー、これはこの不思議世界でしか使えないな……とくに市街地。

 

そう、力を入れたら足の部分にデカいクレーターができる程の力が出ていたそうだ。

 

ーもう少し範囲と出力落とせば使えるな。

「ねぇ…」

 

そんな事を考えていると後ろから肩をトントンと

叩かれた。俺は、その瞬間に先程の魔法を使い逃げようとしたが。魔力が封じられた。そして、そのまま体を回転させられた。

 

ーっ!?

「ねぇ。何で居るのかしら?劉介」

 

そこにいたのは俺を転生させた、神様である天照様であった。その半場怒り顔にびくつきながらも俺は、答えた。

 

ーえーと、俺にもサッパリです

「えっ?それってどういう事?」

 

それから俺は、あの事件からの事を話した。その結果。

 

「つまりは、自分体の限界の魔法を使ったと」

ーはい。そうです

 

今絶賛正座中である。そして、呆れ顔の天照様からのお説教であった。

 

「そしてこの空間で魔法が使え、そして自分の魔力が減らないから使って魔法の研究に没頭したと」

ーはい

 

ここまで、説明しつつ説教されているので時間は長く感じているが、多分もう一時間位はしているはずである。その中天照様も自分の状況を説明してくれた。どうやら天照様はちょうど眠っていたらしく、俺を呼んだ覚えが無いと。

 

「まぁ、説教は多分流星にやられるだろうからこれ位にしてと……」

ーあの、戻してくれませんか?

 

そうなのだ、十中八九俺は寝ているだけであったからまだ死んでないはず。しかし、天照様は少し微笑みこう返してきた。

 

「嫌よ」

ーえっ?……どうしてです?

 

俺は、不思議に思いそう聞いてみると、天照様は微笑みながらも俺と目線を合わせた。

 

「だって、個人的に貴方には聞きたい事があるんだもの」

ーえーと?何かありましたっけ?

 

俺は、心当たりがなく言ったが天照様はボソッと一言言った。

 

「私の名前」

ー………………あ

 

思い出した。そう言えば天照様の事を今まで神様としか言ってないか。

 

ーあの、天照様

「…………なによ」

ーあの時はすみませんでした。俺、実は神話とかあまりに知らなすぎて合ってなかったらどうしようかと思ったんですよ。

 

俺は、あの時の心情を話すと俺を見つめたまま固まっていた。

 

「はぁ…………なら心の中ではなくて話せば良かったのに」

ーいや、もし間違えてたら失礼極まりないじゃないですか。

「む。そうか」

 

どうやら納得してくれた様だ。

 

ーというより、何時になったら戻れるのでしょうか?

「……帰りたいのか?」

 

天照様の言葉に俺は頷いた。すると神様は俺の心の中を覗いたのか少ししかめっ面をした後に立ち上がった。

 

「立て、戻してやるわ」

ーありがとうございます

 

俺は指示通りに立ち上がる。そして天照様と対面に向く。あ、封印。

 

「封印は解除したわよ」

ーあ、本当だ。

 

俺はそのまま魔力で強化したりして、動き回った。すると天照様はその光景を見続けていた。

 

ー天照様?

「……ふふっ」

 

俺が声をかけると、先程までの声音より柔らかい感じとなり、そして俺めがけて何処からかだしてきた刀を振るった。

 

ーっ!?天照様!?

「うふっ避けますか」

 

俺は、それをギリギリで避けた。が天照様はにこやかに笑いつつも刀を構えた。それと同時に服装が変わった。先程前までは十二単だったが、今は

動きを安そうな巫女服であった。色は黄色や金色で飾られてはいるがそこが、神の雰囲気を一層高めていた。

 

ー失礼します。…………戦闘体制

「……えぇ、どうぞ」

 

俺は、この一言で辺りにある魔力を使い自身を成長させ、18程度にした。身長が伸びそれと同時に俺は流星をイメージしてバリアジャケットを展開した。あぁここまであるなら武器が欲しい。そう思うと手には何時もなら爺さんが持っている刀が出てきた。

 

ーっ!?まぁ有難い!

「準備万端ですね?」

 

そう言って際ほどとは違い、獰猛な笑みを浮かべた。

 

ーいざ……

「勝負!」




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それでは、また次回に!
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