ハイスクールDxD《ツァラトゥストラみたいな奴の物語》 作:ムーンラビット
先に言っておきます。長い文ですが、正直オリジナル初めてなので駄文になります。
無理な方はブラウザバックを、それでも見てやるよって方は、是非よろしくお願いいたします!
では、第2幕どうぞ!
突然だが、この世界には人間の他に主だった三つの勢力があることを皆さんはご存知
だろうか?その勢力達は、人間にあらず、悠久に等しい時を生き、その力には人間など
塵芥も同然だろう。
その3大勢力、名を[悪魔]・[天使]・[堕天使]と呼ばれる者達である。
その昔、まだ人間が誕生すらしておらず、神なる者達がいた時代より存在をしていた。
しかし、その勢力達は決して仲のいいという訳ではないのである。どの種に至っても、
自らの種が至高であると提唱し最早傲慢にも等しい
行っていた、ソレは、今現在三竦みの均衡を保っているのにも関わらずである。
あぁ、此度もまた愚かなる自種族至高を掲げる愚か者共が
行っているみたいである……………
side―?
「おいっ!そっち行ったぜ!」
日本の某、山道にて逃げる二つの影、そしてその二つを十もの影が
辺りに、人の気配など一切無い、いや、彼らが意図的にそうしているのだ、
黒羽の異形種、[堕天使]達が…だ、逃げる二つの影、一つは成人女性であり、
もう一つの影は、まだ幼く5~6歳そこらの少女である、その少女の背にも、まだ
小さくではあるが、堕天使と同じく、小さな黒い羽根があった。少女は、逃げる女性
人間である、[姫島朱璃]と、とある堕天使の間に産まれた子供であった、種族違いの
禁忌の恋の末に産み落とされた幼き生命、しかし、ソレは祝福されることは無かった。
自種族至高主義を掲げる一部の堕天使達からすれば、他種族、それも1番劣等とされる[人間]
との間に産まれた子供など、[忌子]でしかないとされるのだ。むろん、朱璃と、父方はその
ことを、承知していた、しかし、誰にできるだろうか自身らが愛した末にこの世に生を成して
くれた我が子を
故に、2人は、この事実を隠した、朱璃は、自身の実家であった神社を追い立てられる様に
出ていき、父方……堕天使であるバラキエルは、自身の立場故に表立った事が行えないが
妻と娘の居住等を面倒を見たり、時間が開いた時などには、欠かさず2人に秘密裏に会うなど
細やかではあるが、家族の幸せな日々をおくっていたのだ。
しかし、そんな日々にも終わりというものは存在する、長年隠していた娘の存在がバレて
しまったのである、そしてその事実は自種族至高派の堕天使達にとっては許されざることで
あり、更には幹部であるバラキエルの居ぬまである今宵、粛清が決行されたのだった。
「ウォらっ!!」
「キャッアッ!?」
堕天使の1人から放たれた光の槍が、朱璃の脚を貫いた、必然的に朱璃達の逃亡は
ここまでとなってしまったのだ、朱璃は傍らで必死に呼びかけてくる娘、[朱乃]に
激痛が自身を支配しているにも関わらず、心配ないよと、娘を安心させるように笑顔を
見せ、朱乃を守るようにしっかりと抱きしめる。
そして、空からは追従を行っていた堕天使達がバサバサと地に降り立ち、朱璃達の前に
歩み寄ってくる。
「随分と手間を取らせてくれたな人間?さぁ、さっさとその子供を差し出すがいい。
忌子である
堕天使のリーダー格であろう男が淡々と言葉を紡ぐ、しかし、姫島朱璃はその問いかけ
に対して、娘をやるまいと身を呈して見せた。
「なるほど、それが貴様の答えか人間。折角、バラキエル様の寵愛を受けている貴様
だけは、救ってやろうとしたのにな、お前の
と、堕天使の言葉に朱璃の中で、此度の真相がパズルのピースの如く繋がった、ソレは
最早、呆れか絶望の感情と共に朱璃の口から洩れていた。
「なるほど、ばらしたのはお父さんと言う訳ね、通りで追っ手が早かった訳だわ」
「そう言うことだ、だがしかしお前もつくづく運のない奴だったな、何せ、本日から
主要幹部であるバラキエル様が不在な今を狙えたと言う訳だが…」
クククッと、笑みを浮かべる堕天使、そしてその後ろにいた他の堕天使達も笑いを
堪えれないとばかりに、イヤらしく笑っていた。朱璃は悟った、此度の私達の処分は、彼らの
独断であると、夫がいないことをいい事に目の前の堕天使達はただの憂さ晴らし程度に私達を
殺しに来ているのだと……
「外道が…」
「あぁ?崇高なる我々の事を外道とは、コレはもう許してはおけぬなぁ……死ね」
堕天使達の手にそれぞれ光の槍が形成されていく、その槍を受ければ人間である朱璃など
ひとたまりも無いだろう、むろん、娘の朱乃も同じだ、咄嗟に朱乃に覆いかぶさるように
堕天使達の目から隠す朱璃、すると心配する朱乃の目に映った母の笑顔、そして、紡がれる
言葉、幼い朱乃は涙を流しながら理解した。
ア・ナ・タ・は・生・き・て
瞬間、朱乃の身体を光が包み込むと、朱乃の目に入ってきた光景は光の槍が母を
貫く光景だった……
side―out
side―雪兎
あぁぁぁ……あぁ、どうも〜、絶賛悩み中である雪兎です。アレから、もう一週間、
中の時間で約168日と言う半年近い時間が経ちました。率直な意見、ライズに関しては
問題なく行えました、こちらも前世にあった某、ハンターな漫画を参考にしながら、した結果
潰せそうです、まぁやりませんが…そして、コチラはもっと簡単でした、
することが可能でした、
そして、そんな私が今直面している問題とは、ズバリ、[バースト]の会得になります。
いやっ、感覚としては発言してるんです、何か紅黒いPSIの粒子が私のバーストなのですが
この粒子の効果が全く分からない(泣)、イメージで形状を変化させて、いろいろ
やってみましたさ、岩を攻撃してみたり、植物なんかを切ってみたり、最終的には、
あまりやりたく無かったですが、薄汚い豚みたいな政治家のオジサンの演説中に、こう、
矢みたいにプログラムして当ててみたりしましたが、全くの無反応!
岩を攻撃すればすり抜けるわ、植物、動物に対しても全く効果無しだわ、別視点で
なぁんて叫んで何も起こらなかった時なんて、その場で思わず転げ回りましたよ………
まぁ、そんなこんなで四苦八苦しているうちに既に一週間(内部時間168日)の時が
流れていた訳でございます。まぁ、当面自衛に関しては心配無いでしょう、私のライズは
CHAOSに聞いたところ(城の黒電話で話しました)何でも、PSYЯEN世界に行った時の、
影虎なみだって言われましたので…(白目)まぁ、何はともあれ私は今現在、神器(家)から出て
街を散歩中な訳です、何かに息き詰まったときは軽く気分転換をすればいいと誰かが言ってた
気がしますしね。ほわぁ、それにしてもこの川原はとても綺麗ですね〜、思わず私は足を
止めて幻想的な夕焼けの川原に魅入ってしまってました、だってですよ?この情景、なかなか
見ることはできませんよ?
地平線に沈み始めた夕日、
流れる川原の水が夕陽の光をキラキラ反射する、
あたりは、驚くほど静かで、水のせせらぎがよく聞こえ、
所々、怪我をした少女が川原に倒れている…………
!?
いやいやいやいや、最後のおかしいですよね!?なんで、あんな所に少女がって
問題はそこじゃ無いです、私は川原の土手を急ぎ降り、倒れ込む少女を背中を抱えながら
抱き起こし少し観察しました、黒い黒曜石のような髪、まだ幼いながらも将来美人に
なるだろう整った綺麗な顔立ち、しかし、頬などは、土汚れがつき、脚はおそらく必死
だったのだろう靴裏は擦り切れ足裏は裂傷が目立つ、一体何があったのだろうか、私は
考えるより先に、とりあえずこの少女を応急処置を施しました、するとそんな中気絶してい
た少女が意識を取り戻し辺りに視線をさ迷わせると私と目が合いました、すると…
「ッ!?いっ、いやぁー…来ないでぇ……」
「落ち着いて、君が誰だかは私は知りません、ただ私は君を傷つけたりはしません。
だから、落ち着いてくれますか?」
私は、少女に無理には近づかずに少女が保っている距離を維持しながら優しく
問いかけます、少女は最初こそ警戒をしていましたが、自身の手足等に応急処置がされてい
るのを見ると、ゆっくりと私を見ながら頷いてくれました。
「いきなり怖がらせてしまってすいません、私の名は天音雪兎、君の名前を聞いても?」
持っていた、水の入ったペットボトルを少女に渡しながら、名前を尋ねる私、
こういった状況において当たり障りのない話題から始めるのがコミュニケーションの
コツになりますね、少女は水をゴクゴクと飲むと、ペットボトルから口を離し、
コチラの問いかけに小さな声ではありますが応えてくれました。
「……姫島 ……朱乃」
「姫島… 朱乃、とても綺麗で良い名前ですね、それで、朱乃…ちゃんでいいかな?
朱乃ちゃんはどうしてこんな………!?」
私は話しを途中で中断しました、理由は朱乃ちゃんの身体が小刻みに……そう、何かに
恐怖したように震えだしたからです、最初私は、自身が質問した内容がまずかったかと
思いましたが、その答えは違いました、ここで一つ私の[トランス]について説明しておきま
しょう。
トランス、通称[
PSYЯENの世界観において、先に述べた、[バースト]・[ライズ]と並ぶ重要なPSI能力の
干渉したりする技術になります。
主だった能力を挙げれば、索敵、感知、
洗脳、記憶の書き換えなどを出来たりする者もいたくらいです。
さぁ、何故私が唐突にこのような説明をしたかといえば、先に言った通り、私はまだバースト
を行う事が不可能です、しかしPSI粒子については別になります。PSIを象るにはいわば
イメージが肝心です、そしてバーストの力がわかっていなくとも、粒子の形を象ることに
関しては既に簡単に出来ていた私です、むろん、[トランス]についても……
つまり、何が言いたいのかというと私は粒子を自身を中心に半径約1キロ県内に散布
させている訳であり、いついかなる時も感知を行っている訳です、そして、
背後に隠しながら、前方に降り立った黒羽の異形共に視線を向けました……
side―out
ALL―
「っと、ようやく見つけたぜ、まさかあの人間、転移の魔道具なんて隠し持って
やがったとは、流石に予想外だったぜ…まぁ、すぐに見つかったがな。」
「ン?おい、なんか見た事ねぇ奴がいるぜ、感じからして人間だな」
降り立った黒羽の堕天使達は、処分対象である朱乃を見る、そして、その視線は
否が応にも朱乃を庇い立つ雪兎を視界に認識する、だが人を見下す彼等にとっては人である
雪兎など、恐れるに足らない存在、故に侮蔑を込めながら言葉を続ける。
「おい、人間。お前とそのガキがどんな仲か知んないが、今すぐそのガキを差し出すっ
てんなら見逃してやるぜ?」
「いや、その前に貴方方はこの少女の何なのですか?明らかにボディーガード何かじゃ
無いですよね?」
「おぉ?なんだテメェ、我々に逆らうってんのか?裁き確定だな。
まぁ、冥土の土産程度に教えてやるよ、ソイツは、
本来、崇高なる我々堕天使と下等種の人間との間に出来たガキだ、そんな存在が
崇高なる我々堕天使に薄汚い人間の血なんて要らないからな!」
堕天使達は、口々に笑いながらその手に光の槍を各々顕現させていく、その光景を見た
朱乃の脳裏には、母が殺された情景が蘇る、身体は恐怖に震え、その心は、怒り、悲しみ、
恐怖の感情が支配していた、しかし………
「手な訳だから、さっさt「今なんて、言った……?」…ッヒ!?」
普段から、常に礼儀のある敬語を使う雪兎の口調が崩れ、その体躯からは尋常じゃない
「子供の生命を何だと思っている……
俺達人の間にこんな諺がある。[子は国の宝]生まれて来た子供達はこれから先の新たな時代
を切り開いていく担い手だ、一人一人がその可能性をうちに秘めている、そんな子供達を
俺達、先人達が導いてくのが普通だろうが……ソレを、なんだァ?
生きてちゃダメ?忌子?禁忌?巫山戯るなよ貴様らァァ!!」
一喝、雪兎の怒号は旋風を巻き起こしながら堕天使達を威圧する、実は、雪兎がここまで
怒るのには理由がある。今の朱乃の状況を前世の自身の境遇に重ねているのだ、今は詳しく
語るわけにはいかないが、ただ一つ言えることは、雪兎にとって子の生命はとても尊い
モノ、そして彼等は雪兎の琴線に触れる行為をしたのである。
「ううぅ、うるさい!?テメェら、奴は人間でたかが1人だ!光槍をぶち込め!」
そして、愚策…彼等はこの場において戦闘ではなく、撤退を選択するべきだったのだ、
しかし、彼等はあまりに大きすぎる自尊心に従い、攻撃の…戦闘のゴングを自ら鳴らして
しまったのだ。10もの光の槍が一斉に雪兎目掛けて降り注ぐ、だが雪兎の頭はとても
平静であった。
「(なんだこれは?槍が………遅く……?)」
周りからは、凶悪極まりない速度で迫る光槍が
否、ほぼ
しているが、如何に雪兎のライズと言えどここまで物体がスローに見えることは無い、
そこで、雪兎は自身を覆っている最早見慣れた自身の紅黒のPSI粒子が、
「(なんだこれは?………これが、俺のバーストなのか?………)」
雪兎は停滞する不思議な感覚の中で、
の力有り様に行き着いた。
「(もし、お…私の考えが正しいのならば…フフッ、とても素敵な能力を発現したの
ですね…っと、考えはこのへんで終わりにしましょう、今ので、
使ってしまいましたね…まずは…)」
雪兎は荒ぶっていた思考を落ち着かせると、すぐさま行動を開始した。
光槍が着弾するまで約1秒、ライズにより強化された拳を飛来してくる光槍の腹に当て
全てを叩き折る、そのまま地を踏み込み、堕天使達の懐へと入り込むと、容赦なく喉元に
指突きを
朱乃の目の前に再び戻ると雪兎はPSIを解除した、そして……
変化は劇的であった、
雪兎以外、つまりは堕天使達や朱乃の目からは、
迫っていた光槍は半ばから全て綺麗に砕け折られ、
堕天使達は何かを考える暇もなく霞となり消滅して行った、
辺りは静寂へと包まれたのだった……
side―out
閑話休題
「っう……!」
堕天使達をまるで苦もなく倒した雪兎であったが、頭を押さえながら片膝を折る、
初見でバーストを行使したため脳に負担がかかっているのだ、そんな雪兎の傍に
トコトコと可愛らしい足音が近づいてくる、少女…姫島 朱乃である。
「おっ……お兄ちゃん、大丈夫?」
その声には、驚愕と若干、歓喜と恐怖が満ちていると雪兎は感じ取っていた、
恐らく、驚愕は自身があの堕天使達を簡単に倒したのが原因であろう事に対して、
歓喜は母の仇が死んだこと、恐怖はそんな私に対して、雪兎は痛む頭の思考を回しながら
そんな状況でも心配してくれるこの子を凄く強く優しい子だと思っていた、心配する朱乃の
頭にそっと手を伸ばすと優しく撫でながら言葉を紡ぐ。
「私は、大丈夫だよ。ありがとうね朱乃ちゃん」
安心させるように言葉を紡ぐ、そしてこの少女の行く末について辛いかもしれないが
言わなければならない。
「朱乃ちゃん、辛いかもしれないけど、良く聞いて。あの堕天使達の話しからして、
朱乃ちゃんのお父さんは堕天使だね?」
一瞬、ビクッと震えるが、ゆっくりと肯定を示すように頷く朱乃、
「辛いこと聞いてごめんね、それでお父さんとは、連絡とることは出来るかい?」
「できない……と…思う、いっつもお母さんがしてたから…それに…」
お父さんが来てくれる筈ない、朱乃はボソリと声を洩らした目の前で母を殺された少女に
とっては、とても深い心の傷だったのだろう。雪兎は、それ故に、朱乃と視線を
合わせながら
「そんなことはないよ朱乃ちゃん?子供が嫌いな親なんて存在しないよ?」
「でもッ!お父さんは、お母さんがやられちゃうときに助けにも来てくれなかった!
それなのに、私のことも探しに来てすらくれない…!」
「確かにね、そこに関しては、朱乃ちゃんはお父さんに文句を言ってもいい。けど、
お父さんにも来れない事情があったかもしれない…だから、朱乃ちゃん。」
ポンポンと頭を軽く叩きながら、朱乃に笑顔を向ける雪兎、
「お父さんにあったとき、思いっきり殴ってやれ。正面から、自分の気持ちを
ぶつけてやれ!そして、それでいてお父さんの意見も聞いてあげなさい、だって血の
つながった親なんだから…ね?」
朱乃の目尻に涙が浮かぶ、母と父と過ごしたあの日々が反芻されていく、そして…
朱乃は雪兎の胸の中で大きな声で泣いていた、まだ幼い少女なのに、良くここまで
泣かずに頑張れたと思う、故に溜まっていた感情を思いっきり吐き出した朱乃、
夕焼けに染まった空に少女の気持ちが広がり、消えていく…
どれだけ泣いただろうか、朱乃は恥ずかしそうにしながら雪兎から顔を伏せている
「さてと、とりあえず朱乃ちゃんが住むとこ探しませんとね「あのぅ…」ン?」
朱乃が雪兎にお願いを挙げた、ソレを雪兎は笑顔で了承したのだった、そして……
アレから八年―
チリリン~チリリン♪
目覚まし時計の音が、城内に響き渡る、そしてその音はとある少女により止められる
少女…と言っても、既に女性として発達をしてきている彼女には当てはまるか
分からないが、少女はベッドから身体を起こすとけのびをし窓の外を眺める、
既に陽が上り始めており、時間は午前6時であった、少女はベッドから抜けると、
着替えなどを取り、浴場へと向かうため城の廊下を歩む、そしてその途中で少女は
自身より背が高い男性と会うととても笑顔で話しかける。
「おはようございます。
「あぁ、おはよう朱乃、今日は随分と早いな?何かあるのかい?」
彼等……朱乃と雪兎は言葉を交わす、そうあの時朱乃が雪兎にお願いしたのは、
一緒に住まわせてくれとのお願いであった、朱乃としては、見知らぬ誰かがいる所よりも
恩人かつ心を許せる雪兎の傍に居たいと思ったからである、対する雪兎はあの広すぎる
城を1人では使い余していたのもあれば、朱乃を確かに1人にする訳にもいかないと、
故に、断わる理由など無かったのである。
「あれ?御兄様、聞いてないのですか?私、今日から中学に上がるのですよ?」
「ン?そうだったのかい?話しは来てなかったけど…」
「はぁ…お父様ですわね……あれだけ伝えといてくださいと言ったのに…忘れてますね」
話しに出てきた、お父様、言わずもがなバラキエルの事である。
アレから一年程たったある日、朱乃と買い物をしていた雪兎の前に現れたのである。
そして、そこからは正に修羅場に等しい話し合いだった、紆余曲折を得て何とか2人は
和解したのであった、そして本題はそこからであった、その時まだ幼かった朱乃が雪兎から
離れたくないと言い出したのだ、そこで一悶着(主にバラキエルの暴走)あったが、
協議の末、雪兎が朱乃の兄となる事が決まったのであった。
「これは、次あったらお仕置き確定ですね、お父様…(フフッ)」
「あまり、義父さんを虐めてやるなよ朱乃?まぁ、今日は特に依頼も無いから
始業式には行けるからな。」
本当ですか!?
嬉しそうに反応する妹を見ながら、若干苦笑気味に笑う雪兎、朱乃は嬉しそうにしながら
浴場へと続く廊下を走って行く、その後ろ姿を見ながら雪兎は優しく微笑むのだった…
side―end
《主人公設定》
・名前・
《天音雪兎(アマネユキト)》
・身体データ・
体重》57kg
身長》189cm
髪》配色は白に近い灰色、首筋を隠すようなショートヘア
顔立ち》若干目は優しげなタレ目、輪郭はとても整っており中性的な顔立ちをしている
・能力or神器・
《能力》PSI能力…漫画PSYЯENに出てくるいわば超能力、まだ力は載せられないが、今話で出てきた能力からして、バーストは加速等に関する事だと推測される、尚、ライズに関しては、
突出した力を持っており、トランスについても、堕天使襲撃時の時で既に玄人PSI能力に匹敵する力を見せていることからかなりの力が伺える。
《神器》神々の別荘(CHAOSリゾート)…早い話しネギまのダイオラマ球と、HUNTER×HUNTERの
ノブの四次元マンションを足して割ったようなもの。中に入るには、雪兎の持つマスターキーか
雪兎から発行されるスペアキーが無いと入ることは不可能、更にマスターキーを持つ雪兎のみが
内部の経過時間を決めることが可能である。
経過時間の操作は、最大一時間を一日が限界である。