ん、、、ここは?どこ?見たことないところだ
お花畑?太陽の畑か?
確か私は霊夢に膝枕して、そして、、、
思い出せないな
あ!あそこにいるのは霊夢か?
「おーーい!!霊夢ー!」
振り向かない。それどころかどんどん遠くへ歩いて行ってしまう
「待ってくれよー」
箒に跨り魔力を込める。あれ?調子悪いのかな?箒で飛べないや
「なぁ、霊夢ー待ってくれよー」
追いかけるが一向に追いつけない
どうしたんだよ!
「ねぇ!待ってよ!ねぇってば!」
いくら走っても追いつくどころか距離が離れるばかり
「なんなんだよ、、、」
ついに霊夢の姿が見えなくなってしまった
「霊夢、、、霊夢、、霊夢、、、」
魔理沙は座り込んで俯いていた
霊夢がいつかはこのように離れて行ってしまうのでは?
こんな考えばかりが頭を過ぎる
ああ、やだな
「、、、っと、、、りさ?、、、、」
「霊夢、、、霊夢、、れいっ」
「ちょっと、魔理沙?」
「ん?え?霊夢!」
「ちょっ、、、、うん」
私は夢を見ていたのか、霊夢が離れていく夢
目が覚めて安心して霊夢に抱きついてしまった、
「あ、ごめん」
「まって」
離れようとするが、霊夢から抱きしめてきた
霊夢は私を落ち着かせて離すと涙を指で拭ってくれた
泣いてたんだ私
「ごめん」
「なにがよ」
「え、、わかんない」
「まぁいいわご飯食べていくでしょう?」
「ご飯足りるのか?」
「作りすぎたのよ」
「可愛いな」
「うるさいな」
なにも聞いてこないのか、やっぱり優しいなぁ
温めたご飯を持ってきてくれた、最初から用意しといてくれたのか
「私はやっぱり霊夢が好きだ」
あ、
「ん?なによ急に」
心の声が出てしまった、霊夢の顔を見れない、きっと今の私は顔が赤い、やばいまた泣きそうだ、俯いてしまった
「なによー私も好きよ」
「え?」
「んーあ、そうだ!漬物つけてたのよ!持ってくるわね」
霊夢が私のこと好き?でもそれはきっと
私の〝想う〟好きとは違う
霊夢の、好きはみんなと同じ好きなんだ
私の好きは、、、私はばかなんだ
こんなこと誰も考えてない、私がおかしいんだ
「お待たせー、妖夢がおすそ分け
ちょっと、魔理沙?」
涙が止まらない、大粒の滴が頬を伝ってスカートを濡らす
「魔理沙?大丈夫?どうしたの?どこか痛い?お腹痛くなった?ほら!これ羽織って!」
霊夢が来ていたコートとマフラーを羽織らせてくれた
それが嬉しくてまた泣いてしまう
私はずるいな
「今日はありがとう、また明日も来るぜ」
そう言って帽子を被り、箒に跨る
「ったく私のマフラーびちょびちょにしちゃってー」
「まだ言ってんかよ、悪かったって」
「まぁ今回は許してあげるわってちょっと、なにその帽子の膨らみ!ミカン盗ったでしょ!」
「盗ったんじゃない、さっき言ってたろ?おすそ分けってやつだ」
「それは私からあげることを言うの!」
「んじゃ、私は行くぜ」
「暗いから気よつけてね」
「これ言っていいのかわかんないけどさ」
「なに?」
「お見送りしてくれるならこたつから出るべきだぜ」
霊夢はこたつに入りながら襖を開けて手を振っている
「人のこと言えないじゃない」
「かもな」
箒に跨り魔力を込める、
「な、、なぁ明日も寝過ごすからご飯作りすぎてくれ」
「なに馬鹿なこと言ってるの風邪ひくわよ」
「うん、それじゃ」
おやすみ霊夢
「魔理沙ー」
声の方に振り向く
ああ、またその笑顔だ
「おやすみ」
「お、おやすみ」
「霊夢(ボソッ」
なんか文才ないのがバレバレな回