白黒紅白   作:だぜさん

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元気

輝く幻想の夢、大きなその星は並んで座る私達を白く照らす

それはまるで私を嘲笑うかのように輝いている

今ほど月を見れない時もないな

手にもつお団子がより月の偉大さを増幅させる

 

「わぁ、、、すごいわね」

「そうだな」

 

隣に座る君は前をしっかり向いてお団子を口に運ぶ

私はそれを目で追ってしまう、だめだだめだ

 

「なによ、食べずらいんだけど」

「え?ああ、美味しそうに食べるなぁって」

「ふふ、なにを言うかと思ったら、

そこはお月様かと思ったとか月よりも綺麗だよとかじゃないの?」

「古っ」

「うっさい、だいたいなんで連れ出したのよ、折角みんなであなたの」

「なぁ、」

 

また遮ってしまった

一瞬の静寂で気持ちが緩む

 

「どうしたの?魔理沙?」

え?なに?あ、、、

また泣いてるのか私は

「いや、なんでもないぜ」

「どうしちゃったのよここ最近、なにかあったの?」

「いやほんとになんでもないんだ」

「なんでもなくないでしょ」

 

また静寂が訪れる

 

「あのさ」

 

霊夢はしっかり私の目を見て頷く

泣くな私

 

「私は、自分がわかんないんだ、霊夢がだんだん離れてるような気がして、怖いんだ

別に私は霊夢のなんでもないけど、でもずっと気になって気づいたら涙が」

 

頬を伝う涙を霊夢が指で拭ってくれる

 

「霊夢は、、、、私のことどう思ってるんだ?私は迷惑か?邪魔か?うるさいか?私は、私は」

「ばか」

「え?」

 

霊夢は私の手を握る、温かくて、柔らかくて

 

「なに言い出すかと思ったら笑わせないでよね」

「、、ごめん」

「なんで謝るのよ、そうじゃないでしょう?逆に迷惑だと思ってるのかしら」

「え?どうゆう」

 

霊夢が私の言葉を遮り、抱きしめてきた

 

「迷惑ならいつも追い出してるわよ、邪魔ならそうゆう態度取るわよ、うるさいのも好きって言ったじゃない、考えこみすぎよばか、今日の為にどれだけ動いてたと思ってんのよ、それなのに来ようとしなかったし、」

 

え?どうゆうことだ?

 

「私が最近外に出てるのは霖之助さんやアリス達と今日の為に動いてたのよ、え?本当にわかんなかったの?流石にバレてると思ってたけど」

 

んなこと考えてられなかったぜ

でも不思議と口元が緩んでしまう。

 

「なーにニヤけてんのよ、ほらこれ」

 

霊夢が小さな袋を差し出す

 

「なにこれ」

「開けて見なさい」

 

ああ、その笑顔だ

心の奥底に掛かっていたものがすっと消えていく感じがする

今は安心出来る、見てられる

 

袋を開けると手編みと思われる赤と黒のチェックのマフラーが入っていた

 

「え?これ」

「魔理沙いつも寒そうだし、マフラーすらつけないじゃない?ほら!着けてみてよ!」

 

嬉しい

 

「可愛い可愛い!見合うじゃない!」

 

霊夢が私よりはしゃいでいて可愛い

 

「温かいなこれ、へへこれは貰っとくぜ」

「私が作ったのよ、毎日つけなさいよー」

「え!?ほんとに霊夢が作ったのか?嘘はだめだぜアリスに悪い」

「いや、私に悪いでしょそれ、まぁアリスに教えて貰ったのよ」

 

霊夢が作ったのかぁ、私の為にそりゃつけるさ毎日

 

「そろそろ戻りしょ、みんな待ってるわ、今日はあなたの為にみんな集まってるの、主役不在は許されないわ」

「もうちょっとだけいいか?」

「いいわよ」

 

もう一度月を見る、今度はしっかり前を見ていられる

月は心の鏡、うまく言ったものだ、

今の私にはこの輝く天体は太陽よりも温かく心地がいい

お団子を口に投げ入れ霊夢に目で合図した

 

「もう大丈夫そうじゃない」

「私は最初からいつも通りだぜ」

「嘘ばっかり」

「行こうか」

 

 

風を切り、降りていくと香霖やアリスが見えた

 

 

 

 

 

「あ、魔理沙」

「ん?」

「お誕生日おめでとう」

「おう!」

今の私は笑顔だと思う




「なぁ霊夢」「なに?」
「ひざって10回言ってみて!」「ひざひざひざひざ(ry」
「ここは?」「ひざ」
「残念っ!ひじでした!ひっかったか!」「うん、そうね」
「泣くぞ?一生懸命ミカンの白いところ取ってんなよ、少しはこっち向けよ」

ドライな霊夢さん好きです
かまちょの魔理沙さん好きです
こんなレイマリ下さい
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