夏の長期休暇を課外と課題と部活で潰されている無気力人間です
まあ、メタ発言はこれくらいにして
今回は長かったので分割することになりました。
HRの後オリエンテーションが行われた。
といっても、本鈴と共にスーツを着た人が教室に入ってきて、自己紹介(話を聞く限り一年A組担当のスクールカウンセラーらしい。)をする。その後、第一高校のカリキュラムと施設に関するガイダンスを見て、選択科目の履修登録を行う・・・これだけで終了した。
オリエンテーション終了後、俺は、今日・明日と二日間かけて設けられている授業見学でどこを見ようかと端末を高速でスクロールしながら考えていた。すると、深雪さん・ほのか・雫の三人がきた。
「七海さんはこの後どこに行くのか決めてありますか?」
「いや、特に決まってないな。実際、迷ってて資料を見ながら考えてたんだ。」
「そうですか。なら、一緒に回りませんか?」
「いいよ。俺もそっちのほうが助かるし。」
「わかりました。じゃあ、行きましょうか。」
こうして俺は深雪さん・ほのか・雫の三人(あと深雪さんについてきた奴ら)と回ることになった。
昼になったので俺たちは食堂に来ていた。席を探しながら何を食べようかと考えていると、深雪さんが何かを見つけたようで急ぎ足向かった。その場所を見ると、達也と知らない男がいた。
「お兄様、ご一緒してもよろしいでしょうか?」
「深雪、こっち空いてるわよ。」
深雪が達也に聞き、エリカがすかさず席を詰め、人ひとり分のスペースを作る。それを確認したので、ほのかと雫に声をかけた後
「深雪さん、俺たちは別の場所で食べてるから、終わったら食堂の入り口らへんでまた合流しよう?」
「はい、わかりました。では、後程。」
「達也たちとごゆっくり」と言ってから、雫とほのかを連れて別の場所へ行った。
深雪さんと別れ、適当なところでお昼を食べているとほのかに質問された。
「七海さん、さっきなんで深雪さんと別れたんですか?」
「確かに、また合流するのなら、一緒にいたほうが良い。」
雫もそれに便乗して聞いてくるので俺は質問に答えた
「あ~そのこと?簡単だよ。深雪さんは達也達と食べたいから達也達の方に向かった。
そして、席は一人分しかない。なら、一緒にいても無駄ってこと。理解した?」
「そうだったんですね。」
「確かにそうだ「でも・・・」・・・でも?」
「一科生の、特に男子は諦めないだろうから「あの・・・七海さん・・ご一緒してもよろしいですか?」やっぱりか・・・いいよ、深雪さん」
「ありがとうございます。」
「七海さん、やっぱりってどういうこと?」
「やっぱり?なにかあったんですか?」
「うん、七海さんが深雪が来ることがわかってたみたいに言ってたから。」
「え、そうなんですか?七海さん、どいうことですか?」
深雪さんと雫が聞いてくるので答える。
「簡単だよ。一科の奴らは深雪さんと一緒にいたい。けど深雪さんは達也達と食べたい。一科生ならまだしも、二科生となんてあいつらにとって怒りを感じることこの上ないからな。おおかた、難癖なり理不尽な理由で深雪さんと達也たちを別れさせて、自分たちと食べるようにしたい。けど、無理やり別れさせて一緒に食べようとする奴らと深雪さんは食べない。そしたら一人で食べるか、一科と二科の差別をしない人とたべる。だから、来るんじゃないかなと思っただけだよ。」
「なるほど、わかった。」「そういうことですか。」
2人が理解したようなので話を切り上げ、
「さて、早めにお昼を済ませようか。射撃場の授業を見てみたいし。」
「そうですね。」
ほのかがそれに同意して食事を再開した。
そして放課後・・・
「いい加減にしたらどうなんですか?」
「結局こうなるのかよ・・・・。」
現在校門の前なのだが、俺は達也達と合流し、ほのかと雫を紹介してそのまま下校しようとしたかったのだが、
森﨑達によってそれは叶わなかった。故に現在進行形で一科と二科の言い争いが行われている。ちなみに、俺と雫とほのかはその言い争いの現場から少し離れたところにいる。
「七海さん、どうにかできない?」
「無理だな。いまのあいつらは何言っても通じない。だから、止めるのは難しいな。まあ、さすがに魔法は使わないと思うけど・・・」
「そんな・・・」
そんなことを話していると、ついに懸念してたことが実現してしまった。
「だったら教えてやる!これが、ブルームとウィードの差だ!!」
そう言って森﨑がCADを取り出し、達也達に突きつけ魔法を発動させようとした。
しかし、魔法は発動せず、森﨑のCADは弾き飛ばされていた。
森﨑のCADを弾き飛ばしたのはエリカだった。
「この間合いなら身体を動かした方が速いのよね。」
そんなことをいいながらも言い合いが起こる。ただし、二科生同士の
二科生が言い合いをしている中、森﨑の後ろにいた、一科生のほとんどが攻撃しようとCADを構える。が、そこは俺が術式解体(グラム・デモリッション)で吹き飛ばし、領域干渉で魔法を発動させない。
「「「「なっ」」」」
いきなり魔法を吹き飛ばされ、さらに、使えなくなったためか魔法を発動させようとした一科生は驚く。そして、俺のことに気付いたらしい森﨑が
「おい!なんで邪魔を「あ゛あ゛?」ひぃぃ!!」
「お前ら・・・ふざけてんのか?」
そう言いながら森﨑達を睨んでると森﨑達は怯え、一部は腰が抜けたらしく、動けないでいた。
「おいおい・・・・」「これ・・・やばくない?」
「あわわわ・・・・」「お、お兄様・・・」
「安心しろ深雪。大丈夫だから。」
達也達も恐怖のような感覚を感じていた・・・いや、感じるえざるをえなかった。
なぜなら、現在七海の周りでは炎が暴れ、地面にひびが入り、空間がひび割れ、ひしゃげる音がしていた。