出したら出したでどうやって戦えと?AGO?
【川崎支部アジト】
ヴァンプ「あの・・そろそろ出てきてくれると・・ね?」
ボンオドラー「行かないったら行かないっ!!」
ヴァンプ「どうしようっか・・・」
1号「ヴァンプ様、連れてきました!キー!」
サモン「えっと、私が呼ばれた理由はなんでしょうか?」
ヴァンプ「ああサモン君来てくれてありがとう
いやね、物置にボンオドラー君が閉じこもっちゃって出てきてくれないの
今日の対決彼がレッドさんと戦うんだけど・・」
ボンオドラー「今真冬ですよっ!ボクは夏の盆踊りをモチーフに作られた怪人なんですよ
そのボクが今対決にいったらきっと笑われちゃいますよ!!」
ヴァンプ「こんな感じなの」
サモン「つまり、引っ張りだせと?」ジャキン!
ヴァンプ「いやいや!扉壊しちゃダメだよサモンくん!なに考えてるの!」
サモン「ぐっ、軽率でした・・撤回します
しかし、なら私はなにをすればよろしいので?」
1号「キー!僕から説明します
サモンさんは異世界から助っ人を召喚する怪人です
なら同じ世界のボンオドラーさんをここに召喚できたりしませんか?」
ボンオドラー「!」
サモン「同じ世界の彼を?」
1号「ええ、扉を壊して引っ張り出そうとするよりかはまだ・・と」
サモン「ふむ・・しかしこれまで同じ世界から誰かを呼ぶなんて
考えたこともありませんでした、うまくいくかどうか・・」
ヴァンプ「できなさそう?別に無理しなくていいんだよサモン君」
ボンオドラー「そ、そうですよサモン先輩!
先輩が無理しなくてもボクはここで・・と、冬眠でもしますから」アセアセ
サモン「・・後輩君が戦いに駆り出されなくてホコリをかぶっている姿は
先輩として正直あまり見たくはないですね、了解しました、お任せ下さいヴァンプ様」
ボンオドラー「イヤーやめてええええええ!」
サモン「よし、であああああああああああっ!!」
サモン「『開け!異世界の渦よっ!我の声をかの者に届けここに連れてくるのだ!!』」
サモン(ボンオドラー君ボンオドラー君・・さあ召喚されてください!)
1号(あれ?異世界って言ってるけど大丈夫なの・・?)
ヴァンプ(サモンくんのこの召喚、やっぱり私好きだなー、なんかかっこよくて)ウンウン
―パアァ!
ボンオドラー(?)「アレ?」
サモン「おお、成功しました!」
ヴァンプ「本当だ、成功したね!じゃあボンオドラー君
さっそくレッドさんを抹殺しにいこう!」
<あのーボクまだここにいるんですけどー
「「「!」」」
ボンオドラー「そっちでいまボクの声が聞こえた気がするんですけど
いったいなにが起こってるですかー?」
1号「あれ・・これってもしかして」
サモン「・・平行世界の、ボンオドラー君を召喚してしまったみたいですね」
ボンオドラーB「あ、ヴァンプ様おはようございます!それと・・あれ?どなたですか?」
サモン「おっと私はサモンと申します、実はですね・・カクカクシカジカ・・でして」
ボンオドラーB「えー!この物置の中にもう一人ボクがいるですかー!?」
ボンオドラー「えー!この物置の外にもう一人ボクがいるですかー!?」
1号「本人だけあってそっくりですね」
サモン「・・こうなったらもう一度行きます!でやあああああああああっ!」
サモン「『開け!異世界の渦よっ!我の声をかの者に届けここに連れてくるのだ!!』」
サモン(ボンオドラー君ボンオドラー君・・今度こそ召喚されてください!)
―パアァ!
ボンオドラーC「?え??んっ?」
ボンオドラーB「わっ、ホントにもう一人ボクがいる!」
ボンオドラーC「わわわっ、もう一人ボクがいるっ!」
ボンオドラー「えっ!?またボクが増えたの!?」
ヴァンプ「えー・・」ナニコレ
サモン「なっ・・なぜまた平行世界から・・・」
1号「あのー異世界の渦って言ってるんですから普通に別の世界から来てるんじゃないですか?」
サモン「はっ!?そういえばそうでしたっ!」
1号(いや今気づいたんですか)
ボンオドラーC「ねえねえ異世界ってなーに?」
ボンオドラーB「さっき聞いたんだけどここは異世界らしいんだよー不思議だねー」
ボンオドラーC「異世界ー?不思議だねー」
サモン「と、ともかく数がいれば怖くないでしょう
レッドを始末する絶好の機会、見逃す手はありませんよ?」
ボンオドラー「・・・。」
ボンオドラーB「え?対決するですか??」
ボンオドラーC「ボクたちみんなで?」
ヴァンプ「みんなで戦えばきっとレッドさんを抹殺できるよ!
だからボンオドラー君、出ておいでよ、ねえ?」
ボンオドラー「で、でも・・」
ボンオドラーC「この世界のボク・・?3人いればレッドなんかあっという間だよ!」
ボンオドラー「・・・。」
ボンオドラーB「ボクたち力を合わせれば怖いものはないよ!」
ボンオドラー「そ、そうかな・・?ホントにそうかな?」
ヴァンプ「ウンウン、そうだよボンオドラー君、力を合わせて頑張ろう!」
―ガチャッ!
ヴァンプ「おお!」
ボンオドラー「・・ぼ、ボクやってみる!よーしレッドをやっつけるぞー!」
ボンオドラーB&C「「おおーっ!」」
2号「あ、ヴァンプ様?つれてまいりましたー?」
ヴァンプ「え?2号君?連れてきたって誰を?」
レッド「おい、対決する前にアジトにこいってなんなんだよいったい」
サモン「え、レッドさん・・?」
ボンオドラーたち「「「!」」」
レッド「おい、なんだこいつらなんで同じのが3人も・・ん??」
ヴァンプ「ぼ、ボンオドラーたちよ!出陣せよ!レッドを抹殺するのだ!」
レッド(ボンオドラー?)ジー
ボンオドラーたち「「「・・・?」」」
レッド「ぷっ」
ボンオドラーたち「「「!!?」」」
レッド「なんだこの怪人、祭りって、ボンオドラーって・・キリがねえな」ヘラヘラ
「「「う゛っ・・・」」」
レッド「で、なに?俺いまからこのおもしれー奴らと戦うの?
おういいぞ、ほらさっさと来いよ、どうせ太鼓叩いて戦うんだろ?」ヘラヘラ
「「「ううう・・」」」
レッド「おら叩いてみろよ、なあオイほら、ぷっ・・こいつもしかして盆踊り怪人か??
今真冬だろーが、今頃になって盆踊りとか・・くくっ・・ダッセ」フヘヘヘッ
― ・ ・ ・ ―
レッド「おいっ!なんだよ!お前ら戦うんじゃねーのかよ
さっさと出てこいよっ!盆踊り共!」ガンガンッ!
ボンオドラーC「行かないったら行かない!!!」グスッ..
ボンオドラーB「こんな馬鹿にされてまで戦いたくないっ・・!!」ヒック..
ボンオドラー「ほらヴァンプ様ぁ!やっぱり笑われたじゃないですかぁ・・!」ポロポロ...
ヴァンプ「・・・。」
1号&2号「「・・・。」」
サモン(これはひどい・・)
レッド「いーからさっさと出てこいよ!対決すんだろ!な?」ガンガンッ!
ボンオドラーたち「「「ひぃいいいいいいいい!」」」
レッド「おいヴァンプ!なんなんだよこいつらはよ
戦う気がねーなら対決なんかさせんじゃねーよ!」
ヴァンプ「・・・。」
レッド「なに、その顔」
ヴァンプ「いや、その・・だってレッドさん、ボンオドラー君たちの事笑ったりするから・・」
レッド「あ?なんだよ、あんなおもしれー怪人いたら普通笑うに決まってんだろうが!」
ボンオドラーたち「「「うぐぅ!」」」グサッ!
レッド「それが嫌だったら真冬に盆踊りモチーフの怪人なんか用意してんじゃねーよ!」
ヴァンプ「・・・。」
ヴァンプ「ホントにねぇ・・?」
1号&2号&サモン「「「いやヴァンプ様っ!」」」
この物語は神奈川県川崎市で繰り広げられる善と悪の戦いの物語である。
\ミゾノクッチオンドデドンドッコドンッ!/
●怪人IN居酒屋●
サモン「後ろを向くとそこには血まみれのゾンビがっ・・!!」
リギー「ひっ・・!もうっそういう話やめてくださいよ
僕そういうの苦手なんですってお化けとかゾンビとか」
サラリーマン「・・・。」
\デデデデデデデデンッ!/
●川崎市部の掟●
ヴァイヤー「ヴァンプさ・・ぶえっくしょいっ!!・・・買い物してきました」
ヴァンプ「あー、ありがとうー」
ヴァンプ「ふふふーん♪」ガサゴソ
ヴァンプ「え?」▼ゴルゴンゾーラチーズ
ヴァンプ「ヴァイヤー君っ!うちでチーズって言ったらとろけるスライスチーズでしょ!!」
END
天体戦士サンレッドより『ボンオドラー』でした
もう中学生、ハマり役でしたね