サモン「おや、としお君ではありませんか」
としお「あ、サモンさんこんにちわ!」
サモン「はいこんにちわ、これから塾ですか?」
としお「ううん、今日は友達の家に遊びに行くんだ」
サモン「そうですか、車にはくれぐれも気をつけてくださいね」
としお「うん!」ダッ
―ピラッ
サモン「むっ、としお君!なにか落としましたよ!」
としお「え?あっ!それ僕の遊戯王カード!」
サモン「ほう?遊戯王カードというんですか、これは」チラッ
▼デビルフランケン
サモン(なかなかよくできたデザインですね)
としお「サモンさん知らないの?小学校ですごく流行ってるんだよ!
モンスターを召喚したり魔法や罠で相手を倒すんだ!」
サモン「っ!・・ほう・・・それはそれは興味深い」
としお「サモンさんも遊戯王やるの?
じゃあ今度対戦しようよ!僕結構強いんだ!」
サモン「カードには興味ありますね、これから買いに行こうと思います
おっと、としお君友達の家に遊びにいくのでは?」
としお「あっ!行かなきゃ!じゃあねサモンさん!カード拾ってくれてありがとう!」ダッ
サモン「お気をつけて」ニコニコ
サモン(・・モンスターを召喚して戦うカードゲームですか
召喚怪人の異名を持つ私としてはこれは見逃せませんね
カード・・おもちゃ屋さんに行けば買えるでしょうか?)
―・・・―
【大人のおもちゃ屋】
サモン「この『絶体絶命!悪の組織の淫猥なる洗礼』と・・
あーそうでした、遊戯王カードがあれば欲しいのですが」
「遊戯王カード?ここに置いてるわけないだろ
そういうのは子供向けのおもちゃ屋にいきな!」
―スタスタ
サモン(んー、本来の目的であるDVDを買うついでにと思ったのですが
考えてみれば子供のとしお君が買えるんですから
おとなのおもちゃ屋にあるわけないですよね・・さてさて)
【おもちゃ屋】
「遊戯王カード?ああ・・あるにはあるんだけどねぇ
うちに置いてあるのは古いのしかないんだよ、それでもいいかい?1袋150円だよ」
サモン「カードがあるのであれば問題ありません
そこの棚に置かれてる箱をいくつか買いましょう」
<どうもありがとねー
サモン「さて、家で中身を確かめなければ」ホクホク
―スタスタ
サモン「ん?」
レッド「あ?なんだ骸骨野郎か」
サモン「どうもレッドさん、これからパチンコですか?」
レッド「・・どうでもいいだろ」イライラ
サモン「ああ、もしかして既に負け」
―ボコッ!
サモン「」
レッド「ちっ・・」スタスタ
【サモンの自宅】
サモン「最近丸くなったと思ったらまだ荒れてますね・・あの人は」ボロッ
サモン「さてさて・・記念すべき最初のカードの中身はっと・・」ビリッ
▼ドラゴン・ゾンビ
▼機械王
▼金色の魔象
▼避雷針
▼ダンジョン・ワーム
サモン「・・これは、強いのか弱いのか基準がわかりませんね
しかしこの金色の魔象というのはなかなか強そうですね、攻撃力2200ですか
そして融合・・おお、素材の一つであるドラゴン・ゾンビが手の中に!」
サモン「他には・・他には・・・・」ビリッ
―・・・30分後・・・―
サモン「ふむ、この攻撃力3200のモンスターが一番強いみたいですね
私の購入したカードの中では・・」
サモン「・・・・。」
サモン「クックック・・明日、明日こそレッドの最後です
このモンスターを召喚してレッドを墓地送りにしてさしあげましょう!」
ー・・・翌日・・・ー
【河川敷】
サモン「クックック・・今日こそは貴様の最後だサンレッドよ!」
レッド「おい、お前一人か?誰も連れてきてねえのかよ」
サモン「その余裕の表情が崩れる瞬間を「おい」はいなんでしょうか?」
レッド「・・・前に言わなかったか?曲芸すんなら事前にやれってよ
誰が出てくるかわかんねえのに俺との対決に運任せか?
なあ?バレンタインチョコ欲しさに自宅で女子高生呼んだサ・モ・ンくん」ヘラヘラ
サモン「う゛っ・・」(ぎゃああああああの時の話はしないでくださいよおおおお!!)
サモン「誰が出てくるかわからない?今そう言いましたか?」
レッド「あ?ついに耳まで遠くなったか?今いっただろうが」
サモン「クックック・・ああそんな時代もありましたねぇ
だがしかし!それは過去の私に過ぎない、さあ刮目せよ!これが私の新たなる力だ!」
レッド「おい待てそれって・・」
サモン「ようやく理解したか?そうだ、これは遊戯王カード
このカードを使って今からお前を「馬鹿かお前は」なんですって?」
レッド「そのオモチャでどう俺と戦うってんだよ、俺カードなんてやらねえぞ?」ヘラヘラ
サモン「お忘れですか?私が召喚怪人と呼ばれている理由を・・」
レッド(なるほど、そう来たか
カードゲームのモンスターが出てくるってんなら期待できそうだな)ポキポキッ..
サモン「『カードの名のもとに降臨せよ!【ブラック・デーモンズドラゴン】!!』」
レッド(ドラゴンだと?ちょいどいい、楽しめそうだなさあこい!)
―シーン
サモン「・・・。」
レッド「・・・・。」
サモン「あれ?変ですね?召喚失敗?」
レッド「おいどうした、さっさと出せよドラゴン」
サモン「おかしいですね・・はっ!そうかこのモンスターは融合だから召喚が・・
ぐっ・・しかし私の手元に真紅眼の黒竜は・・こうなればっ!」
サモン「『カードの名のもとに降臨せよ!【グレート・モス】!!』」
―シーン
サモン「あれっ?えっ・・?なぜ・・??」
レッド「お前の召喚、失敗するなんて事あんのか?」
サモン「いや、私の召喚は確実に成功するはず・・しかしなぜ・・
ええい!こうなればヤケですっ!!」
サモン「『カードの名のもとに降臨せよ!【暗黒騎士ガイア】!【牛鬼】!【機械王】!
【デーモンの召喚】!【リボルバー・ドラゴン】誰でもいい!降臨せよ!!!!』」
―シーン
サモン「そんな・・なぜ・・・」
レッド「おい、いい加減にしねえと」
サモン「もうカードなんてどうでもいい!やはり私は私のやり方で十分だ!!
『開け!異世界の渦よっ!我の声をかの者に届けここに連れてくるのだ!!』」
レッド「なにキレてんだよ、最初から普通にすりゃいいだろうが」
―パアァ!
味方殺しの女剣士「・・?」
サモン「おお!ついに!ついにっ!」
レッド「また女かよっ・・おいホントに戦わせる気か?」
サモン「どうした?いまさら怖気づいたのかサンレッドよ・・
クックック・・今こそ貴様を奈落の底へ引きずり落とす時が来た!
ゆけっ!異世界より現れし女剣士よっ!あの男を抹殺するのだ!」ゼーゼー!
レッド(叫びすぎて疲れてんのかあいつ、やっぱ馬鹿か)
味方殺しの女騎士「・・・・。」クルッ
サモン「あれ、どうしました?」
味方殺しの女騎士「・・・。」ジー
レッド(あ?)
味方殺しの女騎士「はあっ!」
―ザンッ!
サモン「ぐふっ・・な、なぜ私をっ・・・・」
―ドサッ
サモン「」
レッド「なんなんだいったい」
味方殺しの女騎士「次は・・お前だ」キッ
レッド「ちっ・・やっぱ戦うのかよっ!」
味方殺しの女騎士「―――シッ!」ザンッ!
レッド「よっとあぶねえ!・・しかしここでこいつ倒したらまるで
俺が骸骨野郎の仇討ちみてえになるじゃねえかよ・・アホくせえ・・な!」ガッ
味方殺しの女騎士「うぐっ・・・」
レッド「女相手にやりにくいってのはあんだがよ
その剣で他の奴が切られたら困るんだよ、だから・・おとなしく寝てろっ!」
―バキッ!
味方殺しの女騎士「ぐああっ・・・!」
―ドサッ
レッド「・・・。」
レッド「おい、どうせ死んだふりだろ?さっさと起きろ」ゲシッ
サモン「ぐっ、い、いや・・まさかいきなり切りつけられるとは思いませんでしたよ」ムクッ
―シュウウウウウウ...
レッド(切られた傷が元に・・?)
レッド「で、どうすんだ?まだやんのか?」
サモン「いえ、経緯はどうであれ私の敗北に間違いはないでしょう
彼女が目を覚ます前に元の世界に戻さなければ・・」
―パアァ!
―・・・―
【ファミレス】
レッド「で、なんで俺はてめえと飯くってんだ?」ムグムグ
サモン「まあ、敵対しているとはいえ、傍から見れば命を救われたようなものです
なにかしら報いねばなりません、ですからどうぞ好きなものを食べてください」
レッド「・・なんなんだか、おいこのデザートも頼んでいいのか?」
サモン「ええ、どうぞどうぞ気の済むまで食べてください」
この物語は神奈川県川崎市部で繰り広げられる善と悪の戦いの物語である。
\デデデデデデデデンッ!/
●としお君とデュエル●
【としお宅】
サモン「いやはや申し訳ない、お邪魔してしまって」
としお母「いいんですよ、息子と遊んでくれてありがとうござます」ペコリ
としお「サモンさん!早く対戦やろうよ!」
サモン「はいはい今お待ちを・・」
―・・・―
サモン&としお「「デュエル!」」
サモン:8000 としお:8000
サモン「先行は私からいただきます、ドロー!
・・ふむ、モンスターを守備表示、そして伏せカードを1枚セット
ターンエンドです」
サモン(私の伏せたカードは聖なるバリアミラーフォース
万が一強力なモンスターが現れてもこのバリアの前には・・クックック)
としお「僕のターン!ドロー!
へへへっ、サモンさん僕の勝ちだよ!」
サモン「勝負はまだ始まったばかりですよ?」
としお「このターンで終わらせるよっ!まず手札から大嵐!
フィールド上の魔法&罠カードを全て破壊するよ!」
サモン「なっ!私のミラーフォースが・・!」
サモン(し、しかし私の守備モンスターは人喰い虫
万が一倒されたとしても相手モンスターを道連れにすれば・・!)
としお「続けて抹殺の使徒!裏側になってるモンスターを1枚を破壊してゲームから除外!」
サモン「なっ・・!私の人食い虫が!」
としお「人喰い虫はリバースカードだからお互いのデッキにある他の人喰い虫も破壊する!
僕のデッキには人喰い虫は入ってないよ!」
サモン「そ、そんな効果まであるとは・・私のデッキにももう入っていません
しかし1ターンで私のフィールドがなくなるとは・・」
としお「僕が召喚するのは・・デビルフランケン!」
サモン「ほう・・そのカードには見覚えが、しかしそれは攻撃力700しかありませんね
次のターンで私がさらに攻撃力の高いモンスターを召喚すれば・・」
としお「デビルフランケンの効果発動!僕はライフを5000払うよ!」
としお:8000→3000
サモン「おやおや貴重なライフを5000も消費・・正気ですか?」クックック
としお「ライフを払って、融合デッキからモンスターを召喚する
でてきてっ!『青眼の究極竜』!」
サモン「っ!?こ、攻撃力4500!!そんなカードが存在したのですか!
ああまずい私のフィールドにはこのモンスターの攻撃を防ぐ手段が!」
サモン(驚きましたよとしお君、まさかこんな強力なモンスターを召喚できるとは
しかし、私の手札にある死者への手向け、それでそのモンスターは終わる
さあ攻撃しなさい、次のターンで破壊してあげましょう!)
としお「さらに装備カード・・『巨大化』!」
サモン「巨大化?随分嫌な予感のする名前ですが・・効果は?」
としお「巨大化は自分のライフが相手より少ない時
装備したモンスターの攻撃力を倍にする効果なんだ!」
サモン「攻撃力が倍!?つ、つまり4500が9000に!?
し、しかしその効果はライフポイントが・・はっ!?」
―デビルフランケンの効果発動!僕はライフを5000払うよ!
サモン「まさかこれを狙ってのライフポイント5000・・」
としお「僕の勝ちだね!青眼の究極竜でサモンさんにダイレクトアタック!!」ビシッ!
サモン:8000→0
サモン「まさかこんなにあっけなく終わるとは・・いやはや、見事なコンボでしたよ」
としお「でしょー!僕結構強いんだよ!
でもなかなかこのデッキでデュエルしてくれる友達がいなくて困ってたんだ」
サモン「まあ・・何も出来ませんでしたからね
私としてもそのデッキはもう相手にしたくないですね・・」
としお「えー・・
じゃ、じゃあ別のデッキ!別のデッキ使うからサモンさんもう一回やろう!」
サモン「ええいいですよ、今度こそとしお君に勝ってみせましょう」キリッ
としお「へへーん!もう一回僕が勝つよっ!」
としお母(サモンさんったら、わざわざ
最初にとしおに勝たせてあげるなんて、優しい人ですね)ニコニコ
その後結局サモンは、どう頑張ってもとしお君を倒す事ができなかったのである。
\デデデデデデデデンッ!/
●ガイマの野望●
ガイマ「・・・。」チラッ
▼リトル・キメラ
ガイマ「やっぱ本物飼いたいなぁ・・」
\デデデデデデデデンッ!/
END
遊戯王OCGより『味方殺しの女剣士』でした
サモンが最初召喚失敗したのは融合および生贄・・というわけではなく
カードを使っで召喚する事そのものができないため不発になったというわけです
いつもどおりに召喚すれば持っている持ってないカード関係なくランダムですが
召喚条件を無視して召喚できます