川崎支部の華麗なる日々   作:EX=ZERO

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【失踪怪人ウォーリー】

【かよ子の家】

 

<ピンポーン

 

レッド「宅配か?いや別になんも頼んでねえが・・」スタスタ

 

ヴァンプ「あ!レッドさん!」

 

レッド「・・なんだヴァンプかよ」

 

ヴァンプ「なんだとはなんですかもう・・

     ああ、それよりレッドさん!助けてください!」

 

レッド「・・・は?」

 

ヴァンプ「?」

 

レッド「あのよ、お前ら 悪の組織だよな?」

 

ヴァンプ「はい、そうですけど?」

 

レッド「で、俺はヒーローだよな?」イラッ

 

ヴァンプ「どうしたんですかレッドさん?どこか具合でも悪いんじゃ」

 

レッド「あぁっ!?」

 

ヴァンプ「あ、いえその」アセアセ

 

レッド「で、何しに来た」

 

ヴァンプ「はっ!? そうですレッドさん助けてください!

     サモン君が召喚した子がいなくなっちゃんたんですよ!」

 

レッド「またあいつかよ・・お前いい加減あいつクビにしたらどうだ?

    弱すぎて全然役に立たないんだからよー」ヘラヘラ

 

ヴァンプ「ええっ?サモン君は頑張ってるいい子なんですよ?

     そんな理由でクビにするわけないじゃないですか!」

 

レッド「アホくさっ・・で?俺にそのいなくなった奴を探せと?」

 

ヴァンプ「はい・・」

 

レッド「しらねーよそんなもん、お前らが適当やればいいじゃねえか

    お前この前も爆弾持ってきて助けてくれーとか言ってたよな?」

 

ヴァンプ「だってレッドさん正義の味方じゃないですか」

 

レッド「だからっ!なんで俺が悪の組織を助けなきゃならねえんだよ」バシッ!

 

ヴァンプ「いたっ・・!いいじゃないですかレッドさん 

     これもご近所付き合いみたいなもので」

 

レッド「・・で、その逃げ出した奴ってのはどんな奴なんだ?」イライラ

 

ヴァンプ「え?手伝ってくれるんですか?」パァ

 

レッド「ちげーよ、これからパチンコ行くから

    そのついでに見かけたら捕まえてやるっつってんだよ」

 

ヴァンプ「・・・。」ジー

 

レッド「な、なんだよ」

 

ヴァンプ「いーえ、なんでもありませんよー

     ああ、いなくなった子は赤白の縞々の服を・・」ニコニコ

 

 

―・・・

 

【公園】

 

サモン「ここにもいない・・んー・・・」

 

1号「サモンさーん!」

 

サモン「1号君、そちらはどうですか?」

 

1号「いやダメでした、全然それらしい人見かけません」

 

サモン「そうですか・・他の怪人さんたちにも声かけてください

    こうなれば人海戦術でしらみつぶしに探すまでです!」

 

1号「キー!」

 

―・ ・ ・

 

レッド「・・・。」スタスタ

 

ウォーリー「~♪」

 

レッド「ん?」

 

ウォーリー「んーふふーん♪」

 

レッド(赤白の縞々の服・・外人っぽいし、もしかしてあいつがそうか?)

 

レッド「おいそこのお前っ」

 

ウォーリー「ん?もしかしてボクの事を呼んでるのかい?」

 

レッド「ああお前だお前、オマエフロシャイムから逃げ出した奴で間違いないな?」

 

ウォーリー「フロシャイム?もしかしてさっきの変な格好の人たちのことかな?」

 

レッド(見たところ完全に普通の人間か、ボコって連れてくって選択肢は無理だな)

 

レッド「そうだよ、その変な奴らがお前がいなくなって心配してんだよ」

 

ウォーリー「それにしてもここは凄いところだね

      ボクも久しぶりに大冒険できる予感がするんだ!」

 

レッド「いやそんなのはいいからさっさと帰れ

    道がわかんねえなら連れてってやっからよ」

 

ウォーリー「そうしたいのはやまやまだけどボクはもうちょっと冒険したいんだ

      大丈夫、これでも僕はプロだからさ!死にはしないさ」スタスタ

 

レッド「おい待てって!ったくなんなんだあいつは・・!」ダッ

 

 

 

レッド「・・くそっ、どこにいきやがったんだあいつは・・」イライラ

 

レッド「どうでもいいか、パチンコいこ・・」スタスタ

 

 

【河川敷】

 

ゲイラス「ダメだサモン君、空から探してるけど全然見つからないよ・・」

 

リギー「建物の中とかそれらしい場所にもいませんでしたよ先輩」

 

トビウオン「水の中にいるかもって思ったけどやっぱいないみたい」

 

サモン「町の人にも声かけてるのですがそれらしい人はいなかったと・・

    困りましたね・・みなさんすみません、引き続き捜索をお願いします!」

 

ゲイラス「了解!空の会のメンバーにも声かけてみるよ!」ビュン

 

リギー「あっ、ボクも友達とかに声かけてきますね!」ダッ!

 

トビウオン「じゃー海の会からも呼ぶよ!」ザバンッ!

 

サモン「本当にどこへ行ったんでしょうか・・・!」

 

<アタラッシイアサーガウマーレーテー

 

サモン「む、メダリオ先輩からですか、はいもしもし」ピッ

 

メダリオ『おいサモン、お前が逃がしたっつってた奴って

     無駄にレベルの低い赤白の服で眼鏡つけた男であってたよな?』

 

サモン『レベルはわかりませんが大まかそれであってます

    ええ、名前はウォーリーだったはずです、本人が自己紹介してましたから』

 

メダリオ『やっぱあいつかよ・・すまんサモン

     さっき見かけたんだがちょっと目を離したすきに消えちまったんだよ』

 

サモン『っ・・、遠くへはいってなさそうですね先輩いまどの辺にいますか?』

 

メダリオ『あーパチンコ屋のそばだ、ほらレッドがいつもいるあそこ

     念のためカーメンも呼んどくからお前もはやく来いよ、ダッシュな』

 

サモン『はい!ではっ』ピッ

 

サモン「思ったより搜索の規模が大きくなってしまいましたね・・

    いなくなった人がなにか問題を起こす前になんとかしなければ」

 

 

―・・・

 

アーマータイガー「なあ、サモンが言ってた奴って赤白の服だったよな」

 

ガニメデ「確かそう言ってたな、でも・・」

 

「えーそれマジー?」

 

「キャハハ!」

 

「そこの君ー落し物だよー!」

 

「食い逃げだっー!!」

 

アーマータイガー「周りみんな同じ服きてるように見えるんだが・・」

 

ガニメデ「おい、あれ全部俺たちが調べんのか?」

 

アーマータイガー「・・・。」

 

ガニメデ「・・・。」

 

アーマータイガー「他にも誰か呼ぶか」ピッ

 

ガニメデ「だな」ピッ

 

―・ ・ ・

 

【川崎市部アジト】

 

タイザ「・・ZZZ」

 

ウォーリー「えーっと確かここだったかな

      ああ狼人間くんがいるからやっぱりここだ」

 

タイザ「・・・?」

 

ウォーリー「いやー楽しかったなー珍しいものをたくさん見れたよ!」

 

タイザ「おかえり、おかえーり」

 

ウォーリー「うんうんただいまだね、じゃあボクそろそろ帰るからさ

      あのローマ風の兜つけてたおじさんによろしく言っといてよね!」

 

タイザ「ばいばーい!」

 

―パアァ!

 

ヴァンプ「ただいまー・・はぁ」

 

サモン「すみませんヴァンプ様・・私のせいでこのような」

 

ヴァンプ「気にしなくていいんだよサモン君、失敗は誰にでもあるからね

     でもホントにどうしよう・・心配だなぁ」

 

1号「目撃情報は結構あったのですが目を離すとすぐに消えてしまうらしいんですよ」

 

サモン「もしかしたら川崎から出ちゃってたりするんですかね・・」

 

ヴァンプ「念のために私から他の支部に連絡いれておくね」

 

サモン「ほんとうに・・すみませんっ・・!」ズーン..

 

タイザ「・・・ZZZ」

 

1号「タイザさんが見てたり・・はなさそうですね、ずっと寝てたみたいですし」

 

サモン「かといってあの人は異世界の住人、私の力なくして帰れるとはとても・・」

 

ヴァンプ「ホントに大丈夫かなぁ・・・?」

 

 

その後川崎市部の面々は、タイザが人型に戻って真相を明かすまで

数日間、ウォーリーを探し続けるのであった。

 

\デデデデデデデデンッ!/

 

 

 

 

●ラーメン●

 

【ラーメン屋】

 

―ズルズル

 

グルゲゲ「どうだ?ここのラーメンは」

 

サモン「そうですね・・少々脂っこいのが気になるというか

    煮詰まってるというか・・もう一度食べたいものとは・・」

 

グルゲゲ(んー・・こいつならこの店のラーメンの美味さが

     分かるとと思ったんだが見当違いだったか)

 

サモン「あー・・思い出しました、このお店昔イケ麺が紹介してた場所ですか」

 

グルゲゲ「!」

 

サモン「ご存知ありません?あのサイトラーメンマニアの間では

    かなり悪評なサイトらしくてですね、紹介する先々のラーメンが酷いと有名で」

 

グルゲゲ(ぐっ・・閉鎖してもまだ噂になってんのか・・・)

 

サモン「さすがグルゲゲ先輩、ラーメンがお好きだからこそ

    こういうお店にも足を運ぶ・・私にはとても真似できませんよ」

 

グルゲゲ(やめろっ・・!お前のその優しさが痛いよっ・・!)

 

サモン「先輩大丈夫ですか?ここのラーメンが重かったとか・・?」

 

グルゲゲ「だ、大丈夫だ・・」

 

サモン(クックック・・実は先輩が麺吉だって事は既に特定済みなんですよ

    まずいラーメン食べさせられたお返しです、そのまま悶えててください)ニヤリ

 

\デデデデデデデデンッ!/

 

 

●ラーメンⅡ●

 

>ズルズル

 

サモン「先輩どうですか?こちらのラーメンは」

 

グルゲゲ「おう・・まあまあだな」

 

グルゲゲ(俺としては今ひとつパンチが足りないというか・・な)

 

サモン「大将、彼はフロシャイムきってのラーメンマニアです

    なかなかいい評価をもらえそうですよ?」

 

ホライ「ほー、うちのラーメンの味はどうだい?悪かねえだろ?」

 

グルゲゲ「は?あっ、や、ええまあ・・」

 

グルゲゲ(俺の好みじゃないとは言えないな・・)

 

サモン「大将はラーメンの研究とかってどうされてます?」

 

ホライ「あー、俺はあれよ、休日たまにラーメンめぐりとかしてよ

    行く前にあれだ、イケ麺ってわかるだろ?あそこのミラーサイト調べてんだ」

 

グルゲゲ(えっ!?)

 

サモン「へぇー・・」

 

ホライ「ほら、あそこで紹介されたラーメンってクソ不味いって有名だろ?

    だからいい目印になんのよ、載ってないラーメン店は実質アタリだからよ」

 

サモン「なるほどー・・私も今度拝見させていただきますよ」ニヤニヤ

 

グルゲゲ(・・・。)

 

ホライ「なあ、ところで相方さんは大丈夫なのかい?さっきから顔色が・・

    もしかしてうちのラーメン気に入らなかったのか?」

 

グルゲゲ「ああいや、ちょっとトラウマ思い出しちゃってレッドの・・」

 

ホライ「ああー・・まあ頑張れや、フロシャイムさんとこはみんな優秀なんだから」

 

グルゲゲ「ははは・・」

 

サモン(イケ麺(笑)先輩イジメもそろそろやめたほうがよさそうですかね・・

    いや、納豆くさやカレーラーメン食わされた恨み、忘れませんよ・・!)

 

\デデデデデデデデンッ!/

 

END






ウォーリーを探せ!より『ウォーリー』でした
アニメ版設定より彼は自力で自分のいる世界に帰れます


作者は漫画喫茶で「ウォーリーを探さないで」を初めて見て大絶叫した思い出があります
結局ウォーリーいないんですよね・・あれ
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