なんか選ばれたらしいから自由にやってみる。 作:★Sprite★
そうでない方はすいません!
ずっと前に作っていた小説を無視してこの小説を書いてしまいましたorz
最後に投稿してから1年以上空けているため、駄文が更に拍車をかけて大変な事になっております。
それでもよろしければ見て下さい!
よろしくお願いいたしますorz
いきなりだが、今俺は何か知らないが選ばれたらしい。
というのも、目の前にいるいかにも天使な白く大きな羽を広げた綺麗な金髪の女性にそう言われたのだ。
これだけなら、「これが世に聞く神様転生か!」なんて感動する所だが、そんな事は無かった。
まず、俺は死んでないらしい。
睡眠中の俺の精神を引っ張ってきたという事らしい。
そして、一番の疑問点は『ここにいるのが俺だけでは無い』という事だ。
それも2人3人とかではなく、たくさんの人達の中に俺はいた。
しかも、俺みたいな日本人だけでなく、色んな国からきたであろうバラエティ豊かな人達が集まっているのだ。
他にも、違う言語を話しているのにも関わらず、話している内容が何となく分かってしまうなどといった細かい問題を残した状態で皆が皆パニックに陥る中、
「なぜこうなった…」
呟いた俺の言葉は喧騒の中に消えていった。
さて、とりあえず落ち着く為に俺自身の事、俺の置かれている状況を整理しよう。
俺は神崎和馬。
21歳。岩手県T市出身T市在住。高卒で就職後、昨日の4月2日退職した現在無職の一般人。
趣味はゲーム、ネットサーフィン。
彼女残念ながら無し。
よし、自分の事はしっかり覚えてるな。
次に状況だが、まぁ、何と言うか
「カオスだな」
説明を求めて天使っぽい女性に詰め寄る白人スーツの男性の集団。
混乱して悲鳴のような高い声をあげる世界各国の女性の方々。
柄の悪そうな外人さん方。
今から何が起こるのか期待に胸膨らませているだろう表情を浮かべた未成年の少年少女達。
特に一番前にいる白人の少年は興奮しているのがあからさまに表情に表れている。キーボードぶっ壊す少年の動画を彷彿とさせる姿に笑いが込み上げてきた。
パッと見目につくのはそんな所か。
そんな中天使さんは、おろおろとどうすればいいか分からなさそうに右往左往していた。
「み、みなさ~ん、ま、まずは落ち着いて話をっ、聞いてくださいよ~」
天使さんの声も空しく、正式に話が始まったのはこれからしばらくしてからだった。
天使さんの話が終わった。
ぶっちゃけファンタジーすぎて、または馬鹿馬鹿しすぎて、正直信じられない訳だったのだが。
まずは、ここに呼ばれた理由について要約すると、
・事の発端は俺の住んでいる世界を管理していた神様がただ管理する仕事に飽きていた時、暇潰しにやっていたゲームを見て、
「このゲームの様な世界になれば管理するのも楽しいよな、よし改変しよう」
そう思いつき、勝手に1人で俺の住んでいる世界を改変したらしい。
はい。この時点でついていけません。
どこから突っ込むべきか分からないし、現実味がなさすぎる。
ちなみに、勝手に1人で改変しやがった神様とやらは改変直後更に上にいる神様から罰せられて神の力を消されて異世界に人間として飛ばされたらしい。何と言いますか、うん、ざまぁ。
だがしかし。
改変された世界が戻る事はなく、下手に戻そうと手をつけると悪化する可能性もあるらしく、直す案は却下されたらしい。
もうこうなったら、へぇ、そうなんだぁ。と納得する他ない。
変に目の前にいるような外人男性さん達のように喚いた所でどうにもならないだろう。
問題はどのゲームをぶっこんだか、である。
これがゾンビの出てくるFPSだったら、間違いなく世界中阿鼻叫喚、地獄になるだろう。
かといって、定番系のRPGなら魔王で魔物で皆が勇者で…。 うん、カオスだし、地獄確定。
さぁ、どう来る!
ゲーム次第じゃ俺もあの外人男性さん達に混ざって喚き散らしてやると思っていたのだが。
「ポ、ポケットモンスターの世界と融合されてしまいましたっ!すいませんっ!」
天使さんが頭を下げて謝った途端、辺りは静まりかえっていた。
さっきの喧騒が嘘の様に、大人達も子供達も全員言葉を無くしていた。
怪訝に思ったのか、天使さんが頭を上げた途端、
『『『ワァァァァッ!』』』
『『『YEAAAAAH!』』』
子供達の歓声と一部の大人達の興奮した声が響き、さっきとは違う意味でその場は混沌としていた。
それに対して、さっきまで喚いていた大人達の呆けた顔がやけにシュールに感じた。
まだ興奮冷めやらぬといった状況の中、大人達も落ち着きを取り戻した所で、これからの事を話し始めた。
まぁ、ここも要約しますと、
・俺達は改変した元神様によってランダムに100人、世界中から選ばれたらしい。
本当ならその神様から何かしらの特典を与えられていたはずなのだが、その神様はもういないため、さっきの喧騒の間に裏で話し合われて、与える特典の内容が決められたらしい。
天使さん方はしっかり仕事をしてらっしゃいました。
ありがとー、天使さん方。
正直、ポケモンの世界と融合と聞いて内心、心が躍ってしまっている。
さて、お待ちかねの特典の内容がホワイトボードらしき物に貼り出された。
・最初のパートナーのポケモン(LV5 ランダム)
・特殊能力(ランダム)
・キズぐすり×10 モンスターボール×5
・トレーナーベルト(ボールを6つまで付けられる)
・ポケモンマルチナビ ポケモン図鑑
・技マシン5つ(秘伝含みランダムで配布)
・アイテム10種類(ボール、回復アイテム、持ち物、きのみまとめて数量含みランダム)
・たいせつなもの1種類(ランダム)
・サポートアプリ(ポケモン預かりシステム、コミュニティ・チャットシステム)
以上らしい。
説明すると、ポケモンは完全にランダムで伝説、進化以外ならどんなポケモンがパートナーになってもおかしくないらしい。
特殊能力というのが、いわゆる技教えなどのゲームではお馴染みのサービスができる様になる力の事らしい。
技教えの他にも能力があるらしいが、割合として1種類の技を教えられる力90人その他の力5種類(各2人、能力の中身は明かされなかった)の能力合わせて10人といった具合である。
3番目、4番目、5番目に関してはゲームをやった人なら分かるだろう初心者セットである。
ここからが完全に運ゲーな件。
手に入れた物次第じゃ格差が広がって大変な事になるんでは無かろうかと思ったのだが、こればかりはしょうがないことらしい。
というのも、この運ゲー的支給品設定はあの元神様が作った物で、最初の設定ではこの支給品プラス最初のパートナーだけで説明も無しに放り出すつもりだったと本人が言っていたそうな。
その為、直す時間もなく慌てて付け足したのが前半の初心者セットとサポートアプリらしい。
ここでサポートアプリの説明に入るわけだが。
預かりシステムはゲームそのまま、6体以上捕まえた場合自動で預かり、何処ででも入れ替え可能という物だ。
コミュニティ・チャットもイメージはしやすいだろう。世界中の人達と話す事で情報交換したり、相談したり、グループを作って雑談したりと色々な事が出来る様だ。
更に、準備が終わり次第、アイテム交換やバザーなどといった機能の追加も予定しているとか。
気づいたらさっきまでおろおろとしていた天使さんの他にも数人出てきて、質問の応対をしていた。
一通り説明した後、最後〆とばかりに天使さん方の中の責任者であろう人から一言。
「なるべく急ぎますのでよろしくお願いいたします」
深く一礼。
この様子にやかましく騒ぐ人も文句を叫ぶ人もいなかった。
むしろ、
「いや、最高だよあんたら!」
「無理しないで! 体調には気を付けなよ」
「そんな神様に振り回された後なのによくそこまで…、すごいわぁ」
「天使さんマジ天使」
などと称賛や体調を気遣う声がかけられ、天使さん方は何度も頭を下げて感謝していた。
いや、マジで天使さん偉大だわ。
時間一杯まで、天使さん達と話していた。
穏やかな雰囲気の中、質問をいくつかしていたのだが、分かった事は
『ランダム要素の物は起きてから実際に確認してみないと分からない』
事前に知る事は出来ないらしい。
理由は言わなかったが、おそらく中身に不満を持って文句を言われないようにするためではなかろうか?
『支給品は枕元に置かれている』
これに関しては特に言う事はないだろう。
『もうすでにポケモン世界と融合されている しかし、ここにいる選ばれた人達100人以外の人はポケモンの存在自体を忘れている』
あぁ、じゃあもうポケモンのアニメや映画も見れないし、ゲームも出来ないわけね。
アニメや映画はもう見てないから構わないものの、何気に頑張って育てたゲームのデータが消えたのはやるせないな~。あの時間がすべて消えると思うと気落ちしてしまう。
回りにいるだろう被害者と語り合おうかと思ったのだが、思っていたより反応は薄い。
理由は簡単。なんと、選ばれた100人のうちゲームをやった事がある人は10人しかいなかったのだ。
さっきの歓声は何だったのかと思ったのだが、大半はアニメや映画を見ただけの人らしく、実際の所、ゲームの知識はほぼ無いらしい。
ランダムとは言え、人選ミスったか、悪意かとしか思えない人選だな、おい。
その神様の事だから、ほぼ確実に後者だろうな、ハァ。
『人間を除く生き物の殆どがポケモンに変わる他、地域、季節などによって生息している、またはしていないポケモンがいる』
夏限定とか、南国限定とかそういうことかね?
まぁ、確かに真夏に氷タイプが出てくるというのは違和感があるから納得ではあるな。
『回復アイテムや技マシンなどの道具はポケモンと同じ様にランダムで出現し、取得する事が出来る』
これはまた、ゲームじみたご都合主義なシステムだな。
まぁ、しかしこういうシステムが無きゃ、アイテムを増やす事が出来ない訳だし、これが妥当な所なのだろうか。
とまぁ、こんな感じで情報を手に入れる事が出来た。
そして、その時は来た。
辺りが白い光に包まれる。
「時間、ですか。 皆さま方の幸せをお祈りします お元気で…」
天使さんの言葉を最後に意識が途切れた。
どうでしたでしょうか?
見苦しい物になってしまっている事と思います…。
しかし、懲りずにめげずにまた投稿するかと思いますがよろしくお願いします!
ではでは!