なんか選ばれたらしいから自由にやってみる。 作:★Sprite★
まずは。
まさかまさか、こんな自己満足の駄文に対してお気に入り5件いただけるとはありがとうございます!
追憶の英雄さん 感想&評価ありがとうございます!
今回の投稿後からタグに設定捏造を追加します。
今回は特に自己満足の駄文になっております。
よろしければ、見ていただけると嬉しいです!
アニメポケットモンスター、記念すべき第一話を見た事があるだろうか?
主人公サトシ少年がマサラタウンから旅立った日の話である。
ここで思い出してほしいのは、初野生のポケモンとの遭遇のシーンだ。
指示に従わず、自分を馬鹿にするピカチュウに腹を立て、1人でポケモンをゲットしようとしたサトシ少年。
ターゲットはポッポ。
作戦はいたってシンプル。
後ろから忍び寄って自分の上着で覆う。
その後どうするつもりだったかは分からないが、実践した結果。
一度覆ったにも関わらず、彼は吹き飛ばされ、ポッポは逃げ去っていった。
子供の頃の俺は、
「ポッポ凄ぇわ、サトシざまぁww」
なんてふざけて笑っていたものだが、今冷静になって考えてみれば、油断していたとはいえ、あの体格差、あの状況から、少年の体を吹き飛ばし逃げ出せるポッポの底力には驚きを通り越し、恐怖すら感じる。
さて、何故いきなりこんな話をし始めたか?
それは、
「これは…無いわぁ…」
「ブイ…」
テレビの中、昼のニュースの生中継にて正にあの時のサトシ少年のように吹き飛ばされ、画面からフェードアウトした大人を見てしまったからである。
ニュースによると、やはり今日になって急にポケモンが出現し始め、それにつれて各市町村然り行政機関然りに問い合わせが殺到。
これが全世界で起こっているというのだから、驚きである。
この結果、自治体が動く事になり、各地で捕獲・駆除に向かっていったようだが、まぁ、あとは今のテレビで見た映像が全てなのだろう。
全国区のニュースから県内のニュースに変えるも、状況は他と変わらないようだ。
茶色の大きな芋虫にいたずらしようとした子供たちに対して針のような物を飛ばし、腫れと一種のアナフィラキシーショックのような症状を発症したなどという報道もあり、むやみやたらに外に出歩かない様にと注意を促していた。
それを見て一瞬体を硬直させるも、
「ビビってたってしゃあないよな。よし、飯食い終わったら外に行くぞ、イーブイ」
「ブイ!」
張り切って俺のパートナー、イーブイに声をかけると、彼女も元気よく返事してから、林檎をしゃりしゃりと食べ始めた。
イーブイは基本雑食らしいが、果物が大好物との事だったので、林檎を切って食べさせてみたが、気に入ってくれたみたいで良かった。
腹ごしらえを終えた俺達は身支度をした。
さっき出してた所持品を自分のリュックに詰め込み、背負うと1回深呼吸し、
「…行くか」
パートナー、イーブイと共に外に出た。
最初にやる事はもう考えていた。
「イーブイ、もしかしたら野生のポケモンが向かってくるかもしれないから、警戒しといてくれないか?」
「ブイ?…ブイ!」
指示を聞いたイーブイは早速辺りを見回すように警戒し始めた。
特性:きけんよちを持つイーブイなら、何かあったら教えてくれるだろう。
じゃ俺も始めますかと鍬を握りしめた。
特殊能力:きのみ名人。
これを活かすため、まずはラムの実を植えてみようと思っていた。
俺の家は元々農家であったため、道具もあれば肥料といったものまである。
今となっては両親共働きで畑を弄る事すら出来ない状況であるが故に、今は水田しかまともにやってない状況である。
そのため、しばらく手入れされていなかったがために荒れてしまっていた畑を肥料なんかを混ぜながら耕し、俺のきのみ畑にしてやろうと考えていた。
畑の持ち主である俺の父親に連絡すると、勝手にしていいと言われた。
もちろん、ポケモンの事はぼかしているが。
取り敢えず耕してみた。
次にラムの実を…、適当に埋めていいのだろうか?
植え方なんて知らない俺であったが、適当に埋め水をかけてやった。
まぁ、大丈夫っしょ?
きっと。
たぶん。
取り敢えず、この件は置いといて「ブイッ!」ん?
イーブイの声が聞こえた方向を向いた。
身構えたイーブイの前にいたのは、
「グルッ」
ツンツンした茶色と白の体毛、くりっとした目。
ルビーサファイアなら最初に戦うだろうポケモン。
「ジグザグマ、最初の相手には丁度良いじゃないっすか」
ジグザグマは既に準備万端の様だ。
ふとポケモンマルチナビを見たら、バトルモードと表示されていた。
このポケモンマルチナビにはバトルの状況などを詳しく表示してサポートする機能があったらしい。
現在はイーブイに攻撃力低下が一段階。おそらくジグサグマのなきごえを食らったのだろう。
対してジグサグマLV5は防御力低下が二段階。イーブイ頑張ってしっぽをふるを繰り返したらしい。
じゃ、初バトルを始めようか。
「行くぞ、イーブイ! たいあたり!」
「ブイッ! ブーイッ!」
ドンッ!
「グフッ!?」
堪らず、ジグサグマは後退すると、そのまま逃げ去っていった。
「っていや、待てよ! 逃げるなよ!」
追いかけようとしたのだが、ポケモンマルチナビにはバトル終了の文字が。
よく見ると、ジグサグマの体力を示すゲージが0を示していた。
おそらくは瀕死状態になり死に物狂いで逃げ出したと見られる。
イーブイのLVが6に上がっていた。
経験値を貰えているから、勝利した事でいいんだろう。
イーブイも喜んでいた。
バトルに関しては追々頑張って行くしかないだろう。
あるものを取りだし、両手に持った。
それはもちろんダウジングマシンである。
早速反応しており、その方向を指していた。
さぁ、探索を始めよう。
探索を始めて2時間。
アイテムが相当数集まった。
まさかこんなに集まるなんて、なぁ。
一番嬉しいのは、色んな種類のボールが見つかった事だ。
モンスターボールからスーパー、ハイパーと手に入れ、ネットボールやダークボールも手に入れられたのは陶酔だった。
回復アイテムも結構集まった。
いいキズぐすりが6個あったのには口が緩まずにはいられなかった。
もちろんその間もイーブイは頑張り続けた。
結果、
イーブイ LV10
頑張ったね、イーブイ。
頭を撫でてやった。
目を細めて気持ちよさそうにするその顔はいつ見ても可愛かった。
そうそう、驚いたのはLVが9になった時の事である。
ポケモンマルチナビで『イーブイが つぶらなひとみ を覚えました』と出た際、違和感を覚えた。
(あれ、もうイーブイ技4つ覚えてたはずだが?)
そう、イーブイは既に技を4つ覚え、もう覚えられない。そう思っていたのだが、
たいあたり
しっぽをふる
すなかけ
ねがいごと
つぶらなひとみ
ーーー
あ、あるぇ?
技のスロットが 2つ多くないかい?
要因はゲーム経験者な子供たちからの質問にあるようだ。
「4つしか技覚えられないなんて、ポケモンはそんなに馬鹿じゃないんじゃないの?」
生意気な口聞くなよ、とは思ったものの。
まぁ、確かにそこまで記憶容量を消費する訳でもないだろうに、何故4つ?と思うのはしょうがないのかもしれない。
結果として、天使さん方の手により、技スロットが拡張された、と。
気持ちは分かるが、これはさすがにやり過ぎでないかね?
まぁ、ある分には使うけども。
そんなこんなあって、今に至る訳だが。
「そろそろ仲間を増やしてみようかなぁ」
「ブイッ!」
イーブイが強くなりすぎると、捕まえたいポケモンがいても、ゲットは困難になるだろう。
それに。
「せっかく秘伝マシンがあるんだ。使える仲間がいればいいよね」
技マシンケースを見て呟く。
となると、まずは。
俺は上を見た。
まずは空かな。
電線にはポッポがとまっていた。
ポッポとは何回か戦っている。
最初は空を飛ぶ相手にたいあたりが当たらず苦戦したが、タイミングを掴めば割と軽く相手出来るようになっていた。
「ポッポもいいけど、な~んかピンと来ないんだよな」
「ブイ~?」
そんな事を言いながら、近所の公民館へ。
ここは、昔の分校の校舎が一部残っており、よく小さい頃忍び込んでは大人に見つかり怒られてた嫌な思い出がある。
薄汚れた廃墟というだけで、子供の頃ははしゃいで探検したものだ。
自分が大人になってから、何も用事がないというのに、ここに来るのは初めてであった。
この突然のひらめきは良い結果を生んだ。
「チルチル~♪」
「マジ、か」
外から窓を覗きこんだら、校舎の中で自分の羽を使い張り切って掃除をするチルットがいた。
向こうは俺に気づいていないようだ。
このチルットはどこから入ったんだろうか?
回りを見ると、隣の部屋の窓が少し空いていた。
集会所としてたまに使われているようだから、使った人が戸締まりし忘れたのだろう。
これに倣い、俺も校舎の中に入ってみた。
チルットを見た時、こいつだっ!と思った。
というのも、マンガポケットモンスターの方でヒワマキシティのジムリーダーナギが、チルットが進化したチルタリスに乗っている描写が印象に残っているからである。
チルットのいる教室の入り口まで来た。
さて、この後どうすりゃいいか。
実際の所、勢いで入ったもののどうするか全く考えてなかった俺は最初の一歩を踏み出せてなかった。
それを見たイーブイは、察したように俺をチラッと見上げた後、
「ブイ」
普通にスタスタ入っていった。
って、え!?
マジすか…?
さらに、
「ブイブイ~♪」
「チルッ!?」
話しかけやがりました。
さすが性格:ずぶとい!
どんな状況にも動じない、さすがっすわ。
「ブイ~、ブイブイ~。」
「チル?チルチル~」
てっきり怪しまれて戦闘か、最悪逃げられるかと思ったんだけど何か普通に話してますね。
ますます入りづらいわ、邪魔しちゃマズいような気がして。
イーブイとチルットの話が途切れた。
話している間、しゃがんでボーッとしていた俺だが、イーブイが俺の服を噛んで引っ張っているのに気付き、横を向いた。
イーブイとチルットが俺をじっと見てた。
えーっと。
イーブイは分かるが、チルットが俺を怪しんでいないのが、はたまたここまで近くに来ているのには疑問を感じる。
取り敢えず。
「お、おっす」
何か変な挨拶しちまったよ!
何が、「お、おっす」だよ!
もっと気が利いた事言えなかったのかよ!
自分に突っ込んで悲しくなった。
しかし、このチルットは、
「チルッ!」
羽根を上げて返事してくれた。
本当に何でこんなになついているんだろうか。
隣のイーブイを見て何となく分かった。
イーブイは誇らしそうに鼻を鳴らしていた。
多分イーブイがチルットに俺の事を言ってくれたんだろう。
で仲良くなって、今的な?
主人よりコミュニケーション能力高いポケモンとはこれ如何に。
「チルット、仲間になってくれるかい?」
「チルッ!」
当然とばかりに一鳴きし、膝元にまで近づいてきた。
そしてうちのイーブイはというと。
「ブ~イ、ブ~イ、ブイ?」
俺のリュックを漁り、モンスターボールを取り出しておりました。
うまく取り出せなかったのか、キズぐすり何かが散らかってしまっていた。
何と言うか、本来叱るべきかも知れないが。
(可愛すぎるっ! これは怒れないわ、うん)
表情に出さない様にしながらも、イーブイからボールを受け取った。
じっとしていたチルットにコロコロとボールを転がしてやった。
ボールをぶつけるのは俺の良心が許さなかった。
だって、チルット目を瞑って縮こまっているんだぜ?
信じているものの初めての経験故に怖かっただろう。
すぐボールから出してやった。
まだ縮こまっているチルットの頭を撫でてやった。
「終わったからもう大丈夫だぞ」
「チル?チル~♪」
ホッとした様ですり寄ってきた。
イーブイもくっついてきた。
何だかんだで俺何も出来なかったな…。
「ありがとな、イーブイ」
「ブイッ!」
しばらくの間、イーブイとチルットを愛でた後、暗くなってきたので家に帰ったのだった。
言いたい事は分かります。
はい、駄文ですね、すいません。
しかも、中々無理やり感。
反省してますが、恐らくは直らないでしょうorz
こんな俺ですが、よろしくお願いします!