す み ま せ ん で し たorz
Pixivのとうらぶ連載が一区切り着いたのでこちらの投稿も再開したいと思います。
side:マリア
「んん…?」
ここは…
確か、魔導師の奴らに光の弾丸をぶつけられて…。
仕留めたのは覚えてる。
ならきっと
「だいじょう……「大丈夫じゃねぇよこのドカスが!」びゃっ?!ザンザス様?!いつからそこに」
大怪我してるのに容赦なく頭をはたいてくる傍若無人っぷり…。
まちがいない。
今にも憤怒の炎を出しそう…になっててもおかしくないはずなんだけど…んん?
なんかザンザス様の様子がおかしい。
「ザンザス、様?」
「…叩いて悪かった。お前が内臓えぐられてるの忘れてた。」
「言わないでください…。うう…。」
ザンザス様に言われて自分の状態を再確認する。
左肩、抉れてる。
右脇腹も、抉れてる。
倒れたときに頭に怪我でもしたのか、包帯ぐるぐる巻き。
…控えめに言って、なんで私生きてるんだろう?
普通の5歳児なら余裕で死んでる重症だよこれ。
改めて自分がデタラメな存在になったという実感と、とんでもない激痛に冷や汗をかきながら固まっていると、
がしがしと、雑な感じに頭をなでられる。
…………………ザンザス様に。
「…ただの気まぐれだ。ジジィには言うなよ。ウザくなる。」
「…ひゃい。」
うわああああああああああああああああああ\(^o^)/
ザンザス様が優しい?!
え、何これ?!夢?でも体の激痛が現実って言ってる!
「…お前、なんかキモいこと考えてなかったか?」
「めっそうもございません!」
「別にどうでもいいがな。」
デスヨネ!
ザンザス様が下僕の考えることになんて興味を持つはず無いですし、今以上にデレることも一生ないでしょうし。
…あれ、胸が痛い。
傷を負った覚えも、ザンザス様にどつかれた覚えもないのですが。
「…………オレの許可なく死ぬことは許さねぇからな。」
「…Si,boss.」
「そうだ。それでいい。…お前はオレの……。」
あれ、意識が遠のく。
口の動きを追ったけど、最後まで追いきれずに意識が落ちた。
…あの時、なんて言ったんだろう。
No Side:
『お前はオレの……最初の女だからな。』
「何を言っているんだオレは!」
(いや、間違ったことは言ってないが…ってああああ!
クソが!)
ザンザスは、己のキザすぎるセリフに悶絶していた。
…幸か不幸か、マリアは肝心の部分を聞いていないのだが、彼がそれに気づけるほど冷静になるのはだいぶ後の話だが。
「…待て。なんでアイツのことを"女"として見てるんだ、オレは。チビマリアだぞ?オレよりガキなんだぞ?!」
ザンザスは、自分が子どもであることを十分理解していた。化け物じみた
「ザンザス、さま…グリグリはやー、です…。できれば、またなでてください…。」
「?!…寝言か。」
寝顔と寝言は年相応の平和ボケ(?)しまくったそれである。
それでも、自分はまだこんな子どもに、しかも女子に勝てないのも事実。
「クソが…。」
(すぐに追いついてやる。…そしたらお前は戦わなくても良くなる…のか?)
ザンザスは今のボンゴレにいる戦力について考えた始めが…すぐに止めた。
マリアの性格的に、誰かに守られてじっとしているのはありえないからだ。
たとえ
むしろ、他人が傷つくのを嫌がって自ら危険に突っ込んで行くタイプだ。
ザンザスは血筋による超直感にも劣らない天然モノの鋭い勘を持っている。
だからこそわかってしまった。
自分が最も彼女の
唯一自分だけが、彼女が暴走したときに殺されず止められる可能性があると。
………………不本意ながら、彼女が自分に他とは違う好意を持っていて、自分も
全部、わかってしまう。
「…。最悪だ。」
ザンザスはモヤモヤした気持ちをぶつけるように部屋のドアを焼き尽くして出ていった。
…自覚してしまった
ザンザス様(10)の性格が迷子。
大丈夫です。
マリアちゃんにはそこそこデレますが基本的に原作通りの性格になっていきます。