ニセコイ 望月 陽詩の物語 再始動   作:朝桜小雨

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今回はお正月なので特別編を書こうかと思います

では行こう


特別編 陽詩が生まれる日

 

 

 

 

 

 

 

「え!?子供ができた!?」

 

「りょーくん、あまり騒ぐと近所迷惑よ」

 

望月凌駕は、妻である愛月(あづき)に子供ができたということを、夕飯を食べ終わった時に伝えられた。凌駕は突然のことに驚きを隠しきれない。念願の子供だった。凌駕と愛月は欲しいねー、とよく口にしていた

 

「い、いま何ヶ月だ?性別は?」

 

「3ヶ月だよ。性別はまだかな……」

 

「そ、そうなのか……。でもいつ気がついたんだ?」

 

「今日、急にお腹痛くて産婦人科に行ってみたら出来てたみたいで」

 

「それで産婦人科いく愛月も愛月だな」

 

「でも、私は専業主婦だからね。それに私はまだ動けるしね〜ん」

 

「無理はするなよ?なんかあったら絶対連絡しろよ?絶対だぞ?」

 

「はい。約束します♪」

 

「でも、3ヶ月ってつわりとか腰痛がひどくなるじきじゃなかったか?」

 

「うん、吐き気とかはよくあったよ?私は熱でもだしたのかな〜?なんて思ってたし、腰痛は家事やってれば痛くなるからね〜♪」

 

「あったのか………。何で言ってくれなかったんだよ………。もし愛月に何かあったらどうすんだよ」

 

「そこは、ごめんなさい。でもねりょーくん、りょーくんの仕事ってすごく大変じゃない?かの有名なIT企業で、しかも28歳なのにもう課長でしょ?すごいじゃない……。そんな大変なりょーくんの邪魔をしたくないの……。だからね?」

 

「………。俺の方こそごめんな、愛月のことに気付いてやれなかった俺のせいでもある……」

 

「ふふふ♪じゃあ寝よっか♪」

 

「そうだな………、お休み」

 

「お休み♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

2ヶ月後

 

 

 

 

 

凌駕は今日、小学生からの幼馴染2(男女)人と愛月を交えてホームパーティーをすることになった。特に理由はないらしいが、愛月がやりたいらしかったので、凌駕も快く了承した。ホームパーティーとはいえど、愛月が作った料理を食べながら話すという内容だ。

 

 

 

「はーい♪じゃあホームパーティー開始だね♪」

 

「いよっ!待ってましたー!づっきーのご飯久しぶりだわ〜」

 

「こらこら、あんまり騒ぐんじゃないよこのクズ男」

 

「あ?いまは立派に就職して給料もらってるわゴミ女」

 

「なんですって?」

 

「2人とも喧嘩やめろ、うるさいし」

 

「2人はやっぱりラブラブだね♪」

 

「「ちがーーう!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んで、いま何ヶ月なのよづっきー」

 

「いまはもう5ヶ月かな〜」

 

「うお!ということは性別わかったんじゃないの!どっちだったのよー」

 

「男の子って医者が言ってた」

 

「へー、男の子なのね。でも2人の子だからイケメンで性格いいんだろうな〜」

 

「なにそれ〜笑」

 

「いや、本当よ?凌駕君はすごくイケメンじゃない?高校の時なんてモテてモテてすごかったんだから。週に一回ペースで告白されてたね」

 

「そうなの?りょーくん?」

 

「あぁ。中学校の時点で俺たち付き合ってたから全員もちろん断ったさ。好きな人がいるって言って」

 

「凌駕お前、彼女いるって言わなかったのかよー」

 

「もし愛月になにかあったら責任負えないからな。ほら、なんかあるじゃん。あんたさえいなければとか言って襲ってくるやつ」

 

「あー、いそうね」

 

「づっきーは、顔はもちろん性格最高ランク家事スキル最高ランクなど全て完璧だから、全員にモテてたねー。でも、告白はされなかったんでしょ?」

 

「うん、されなかったよ〜♪なんでだろね」

 

「それってうちの高校の謎よね……」

 

(実はカップルってバレてて襲ってきた奴らを全員滅多打ちしたからなんて言えるはずがないじゃないか。)

 

「どうしたんだよ凌駕、ぼーっとして」

 

「なんでもない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「乾杯」」

 

 

 

 

「づっきーは?」

 

「ああ、あいつならお前の彼女と寝てるぞ」

 

「誰が彼女じゃボケ」

 

「悪かった悪かった。」

 

「にしても、お前が愛月ちゃんと結婚して子供産むとはなぁ……。俺はこんなことになると思ってなかったぜ」

 

「俺も正直ビックリしてるよ」

 

「本当は死んだはずの愛月が生きてるんだもんな……」

 

「………。奇跡ってすごいよな。」

 

 

 

 

10年前のことだ。愛月は突然倒れた。すぐに病院に搬送され、緊急手術がおこなわれた。凌駕はただ、ただ祈った。愛月が生きて帰れるように。また一緒に入られますように、隣で笑っていてくれますように、と。

だが現実は祈ったからといって絶対に成功するわけではない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手術は失敗した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛月はその日、息を引き取った。

 

 

 

 

 

 

 

凌駕は愛月のそばでずっと泣いていた。時間なんて関係なく、泣き続けた。俺が気付いてやればよかった。そしたらこんなことにはならなかったのにと、自分を責め続けた。

 

 

 

 

 

 

 

頭の上に、なにか乗った感触があった。それは愛月の手だった。なんでだ?愛月の手は俺の目の前にあったはずなのに…

モニターを確認した。

 

 

そこには0になったはずの数字が、2になっている。

 

 

凌駕は急いで先生を呼び、緊急手術が再開された。

 

 

 

 

結果は成功で、愛月はみごとに生き返った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれは、本当に奇跡だったな。」

 

「ああ……。」

 

「………、子供をしっかり、大切にしろよ。」

 

 

 

 

 

 

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妊娠8ヶ月。愛月はついに入院を余儀なくされた。こんなに辛そうな愛月は見たことがないというくらい、すごく痛がっていた。愛月が痛がるのだから相当だろうと凌駕は思った。凌駕はなるべく時間限り病院で付き添った。一緒に歌を歌ったりといった、日常的にやっていることを……。

 

 

 

そして、生まれる予定日。愛月は本当に苦しそうだった。いままでで1番。これでもかというくらい泣いて泣いて泣いて…。しばらくして、元気な赤ちゃんが生まれた。

 

 

 

 

 

「やったよ〜♪りょーくん♪産まれた〜♪」

 

「産まれたな!ありがとうな!愛月!」

 

「私達の愛の結晶ね……♪」

 

「名前はどうしよう……、2月14日。バレンタインだがなー」

 

「私一個思いついたよ。」

 

「なんだ?」

 

 

 

 

 

 

「陽詩って書いてひなた。

 

 

 

 

 

 

この名前の意味はね、太陽のように、みんなを見守っていざという時は助ける人になってほしい。詩のように素晴らしい人生を送ってほしい。っていう意味があるの。」

 

 

 

「陽詩………。うん、いいよ!そうしよう!」

 

「………♪これからはあなたは陽詩よ♪一緒に生きていこうね〜♪」

 

 

 

 

 

それから5年間本当に幸せの生活を送った。陽詩もメキメキ育ち、2人の理想通りの子だ。

 

 

だが、そんな幸せも長くは続かない。

 

 

 

 

 

「失礼します。社長、妻と一緒に呼ばれた理由はなんでしょうか?」

 

 

「すまないな急に呼び出して………、実は君たちにはとても重要な仕事が入った。」

 

 

「重要な仕事とは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「子供と離れて、海外に行き、この事業を完璧させることだ。」

 

 

 

 

 

 

「これって……、!!!なんですかこの事業!ふざけてるんですか!こんなの無茶だ!やるとしても場所を変えるべきだ!こんなところでやったって成功するはずがない!それに、なんでそこに妻を連れて行く必要があるんですか!?」

 

 

「これは命令だ、逆らうな」

 

 

「しかしこれは「会社をクビにされたいのか?お前はわかってるだろう?この会社の社員がクビにされた時の処置を」………、それで、子供はどうなるんですか?」

 

 

「子供は君の親戚に引き取ってもらう」

 

 

「そうですか、失礼します。いこう愛月。」

 

 

「う、うん。」

 

 

「あ、そうだ。君たちに言わなければならないことがある」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君たち、日本では事故死という扱いになるから。」

 

 

 

 

 

 






はい。ここまでです

本当は両親は生きていた!っていうね

この話は結構後で入れるつもりです。両親奪還編!みたいな笑

まあ、後々の話なので、覚えといてください

ではでは
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