ニセコイ 望月 陽詩の物語 再始動   作:朝桜小雨

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さて、文化祭です。一回で終わらせたいと思います

さあ行こう


文化祭!

 

 

 

 

 

文化祭当日

 

1ーAではオープン前の最終確認をし終わり、とうとう開店というところに差し掛かっていた。

 

 

「凡矢理の文化祭は1日しかない。他の高校は2日が多いけど。でもその代わり明日は片付け兼クラスで好きなことをやることになっている。だから、この1日に全てを捧げよう。料理班は全力で美味しいものを作り、接客班はできるだけ態度をよく接しよう。」

 

 

 

 

 

「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、開店だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ!こちらの席へどうぞ〜」 「ご注文お決まりになりましたか?」

 

などといったレストランで耳にする言葉が厨房の奥から聞こえる。陽詩はというと、監督だからといってなにもしないのは悪いと思ったのか、料理作りを手伝っている。ちなみち車椅子を卒業し、今では松葉杖に昇格した。

 

 

 

「ひゃ〜〜!結構大変だね!大盛況みたいだき!」

 

「今、外の広報隊に聞いたけど、パスタが相当人気らしいよ!陽詩君のおかげだね!」

 

「この調子でいけば、明日使えるクラスパーティのお金が増えるね!」

 

「こらこら、あんた達口より手を動かして。まだまだ客は消えないわよ」

 

「「は〜い」」

 

 

春を含む料理班も相当大変だ。絶え間なくパスタを作り続ける。絶え間なくコーヒーなどの飲み物を入れ続ける。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15・00 各クラス出し物終了

 

 

 

 

「みんなお疲れ様!さて、入ったお金は………

 

5万円入ったー!」

 

 

 

うおおおおおお!!! やったーーーーー!!!

 

 

「後はこの後開催される凡矢理高校美少女コンテストだっけ?そんなやつがあるから、それ見に行こうか。遅れないようにね、解散!」

 

 

 

 

 

 

「あー、松葉杖辛い……。肩が……」

 

「まあまあそう言うなって、異常な速さで回復してるんだからすぐ治るって。」

 

「そうだといいが……。そういや、春と風ちゃんは?さっきから見かけないんだが」

 

「さあなー、まあとりあえず体育館行こうぜ」

 

「おう」

 

 

 

 

 

 

 

 

数分前

 

 

 

 

「ミスコン出場って、なんで私がぁ…!?」

 

「だって春かわいいし、絶対いいところまでいけるよ?それに景品だって出るし」

 

「いやいやそう言う問題じゃないよ!無理無理絶対無理〜!」

 

「それになんで私がでないといけないのよ……」

 

「もう決まっちゃったから観念して楽しんできてよ」

 

「う〜〜、わかったけどぉ〜…」

 

 

(はぁ……、ミスコンかぁ〜………。望月くんも見てるんだろし…………、どんな顔して壇上にいればいいんだか……。しかも予選と決勝まであるんだ……)

 

 

「颯人ぉ……疲れた」

 

 

ピクッ

 

 

 

「しょうがないだろ松葉杖なんだからよ」

 

「はぁ……」

 

 

 

 

(………、まあいいけどね。どうせ予選落ちするのは分かってるし)

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

ここから「」無しはミスコンの実況部分または会場の人の声となります

 

実況 集=舞子集 モ=モブキャラ

 

 

 

 

 

 

集 えーーーー大変長らくお待たせしましたー、"ミス凡矢理コンテスト"間もなく開催いたします!!

 

 

 

 

わい わい ガヤ ガヤ

 

 

 

 

モ 司会・解説を務めますのは凡矢理男子の雄で女性評論家兼本コンテスト実行委員長の舞子集さんです。よろしくお願いします

 

 

集 よろしくお願いしますー

 

 

モ いや〜〜今年もこの季節がやって参りましたね〜!今年はどんなコンテストになるのでしょうか!昨年はロミオとジュリエットに全部持っていかれましたからねー

 

集 先程少し出場者の方々を拝見させていただいたのですか、今年も拝見させて頂いたのですが、今年も中々のスターの原石達が勢揃いで!これは素晴らしいコンテストになるのではないかと私、期待に胸を膨らませております!!

 

モ 今年は一体どんな素敵な女の子が栄光を手にするのでしょうか!

 

集 ではここで本コンテストの特別審査員を務めるお二人にもお話を伺ってみましょう。先程もありましたロミオとジュリエットのお二人です!ロミオさんいかがですか?

 

楽 ……そうですね、お前楽しそうだなって感じです。

 

千 楽しみ〜♪

 

集 それではみなさん!!"ミス凡矢理高校コンテスト"スタートです!

 

 

わあああああああああ!!

 

 

 

「……うそ。なにこのお客さんの数……。こんな規模だったなんて聞いてない……」

 

「ふふ♪楽しみだね」

 

「春ちゃん頑張って!」

 

「楽しみじゃないよ!私こんな人数の前で恥を晒さないきゃなんないの〜!さりげなく優香さんいるし!」

 

「「恥なんてとんでもない!」」

 

 

(うう…私以外綺麗な人ばっかり……、私なんて……。……あれ?今の人…、どこかで見たことあるような……)

 

「…あ、そういえば私このままの格好で出るの?私他の服ないよ?」

 

「あ、それなら大丈夫♡優香ちゃん例の物を」

 

「はいよ♪」

 

「!?」

 

 

 

集 エントリーNo.11井谷さんでした〜!皆さん盛大な拍手を〜!それでは次の方参りましょう。エントリーNo.12 ご入場ください!

 

 

おおおおおおおお

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれは小野寺か!まさかミスコンに出ているとは……」

 

「あの小野寺がなあ…。彼女の晴れ舞台だな」

 

「ははは笑そうだな笑」

 

 

 

 

 

 

 

 

集 おお〜〜っと!かわいい和装に包んだ女の子が入ってきました!ヒジョ〜〜にキュートです!

 

楽 あれ!?春ちゃん!?でてたの!?

 

千 あの服かわいい〜

 

 

わー わー

 

 

 

 

(まさかいつの間にこんなものを…、風ちゃんいつからこんなものを今日のことを想定してたんだろ…)

 

 

それでは!学年とお名前をお願いします!

 

 

「はいっ!え…えーと、一年A組小野寺春です!よろしくお願いしまひまあっ」

 

 

 

わああああああ

 

かわいいぞー! がんばれー!

 

(ああ、死にたい…)

 

 

(小野寺はやっぱ誰の目からも可愛いんだなぁ…。そんな可愛い子の彼氏なんて恵まれてるなぁ……。)

 

「行くぞーーーーーーー!オレ達で春ちゃんを応援するんだー!」

 

「おおーー!」

 

「凡矢理七英雄にも数えられる小野寺小咲さんのご令妹…!お姉さんを甘くストロベリーとするなら、春ちゃんは瑞々しく甘いバレンシアオレンジ!

 

清楚でおしとやかな姉もいいが、俺たちは断固活発元気な春ちゃん派だー!いくぞ野郎共!」

 

 

「おーーーーーーーー!!」

 

 

(…………)

 

 

 

 

集 それでは、自己紹介もしくはアピールしたいことがあればどうぞ!

 

 

「えっはい!…えっと、私の家は凡矢理商店街で和菓子を営んでおりまして…。上品で優しい味わいをモットーに四季折々の素材を活かした和菓子を取り揃えておりまして…、和菓子のご入用の際は是非和菓子屋おのでらをごひーきに…、ってすみまさんただの宣伝です…」

 

 

 

はははははははははは

 

 

いいぞーーー!

 

 

 

楽 春ちゃん頑張ってんなー…

 

 

 

集 では特別審査員の一条さんは何か質問などありませんか?

 

楽 え?う〜ん……、それじゃあ、好きな食べ物は?」

 

「あ、はい……和菓子は全般大好きです」

 

千 (ちょっと、もっと気の利いた質問とかないワケ!?)

 

楽 (えっ?だって…!)

 

集(もっと恋愛系のやつ聞いてよ〜)

 

楽 コホン…、えっと…では…、恋愛するなら年上年下どっちがいいですか?」

 

(ほがーー!!?)

 

 

 

おおーーー!

 

ざわざわ

 

(あの先輩……!ど、どうしよう…。望月君ってどちらかといえば年上に近い感じかな……?)

 

 

 

「と、としうえ?」

 

 

集 おおーっと!春さんは年上の男性がお好みで!僕もこんな後輩がほし〜い!

エントリーNo.12番でした! 皆さん拍手を〜!

 

 

(疲れた…)

 

 

 

 

 

 

「小野寺って年上好きなんだな」

 

「そうみたいだな。颯人」

 

 

 

その後、ポーラ、万里花、ビックリ仰天シード枠で小咲までミスコンに参加し、アピールタイムを経て、結果発表に移る

 

 

 

集 ではこれで全ての審査が終了しました!勝利の栄冠を手にするのは誰なのか!……おや?これはなんと!獲得票数第一位は同票数により小野寺小咲さんと春さんが選ばれましたーー!

 

 

 

 

「お、小野寺姉妹直接対決かー」

 

「小野寺には頑張ってほしいなー」

 

「ヒナちゃーーん!」

 

「どうした優香?そんな急いで」

 

「何も言わずについてきて!」

 

「お、おい「いいから早く!」あ、ああ…」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「では、こちらが春さん用の衣装になりますので決まったら声をかけて下さいね〜」

 

 

(うわ〜すごい数…、どこからこんな……。一体どれを選べば……

 

…「ミスに選ばれたら望月君は喜んでくれるかな…」

 

私、一瞬でも優勝したいなんて思っちゃった…)

 

 

「だってまさかお姉ちゃんが出てくるなんてさぁ〜!私が敵うわけないじゃん!あ〜もうなんでこんなことに〜!」

 

 

…………

 

 

(棄権しちゃおうか…、今からでも……。どうさお姉ちゃんに勝てないし、望月君に惨めな姿を見せたくないし…)

 

 

「おーい、小野寺元気か?」

 

「……颯人君?どうしたの?」

 

「いやー、陽詩がどっかいっちまってさー…、まあ暇だし差し入れしようかなと」

 

「そ、そうなんだ……、ありがと」

 

「まさか小野寺がなあ…、ミスコンだなんて」

 

「風ちゃんが無理やり出させたんだよ!」

 

「ははは笑、だろうな笑」

 

「陽詩めっちゃ褒めてたぞ。それに見惚れてたしな。どうせ出たなら最後まで頑張れよ。陽詩もきっとそう願ってる」

 

「……そうかな?」

 

「ん?なにか反論をしたいみたいだがそうはさせない。この際陽詩がどうとかなにも考えるな。思いっきり楽しめばそれでいいだろ。」

 

「……そうだね。」

 

「納得いかないだろうがそれが一番だ……」

 

「応援ありがとうね」

 

「おう」

 

 

 

 

 

 

(………颯人君の言う通りかもな……

 

そういえば風ちゃんが商品があるって…)

 

 

「衣装どうしようかな………

 

 

…………よし!」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

集 さあ、いよいよ最終審査の時間です!それでは優勝を争う二人の美女に登場していただきましょう!

 

 

 

 

 

 

(お、お姉ちゃんはセーラー服となんだ!可愛い!さすがお姉ちゃんだ!あれは中学校の時やつかな……

 

 

 

 

集 さて次はもう一人の小野寺さんこと小野寺春さんです!ご入場ください!

 

 

 

 

 

 

……………

 

 

 

 

………あれ?春さーん…?

 

 

 

えーと、どうしたのでしょうか?小野寺春さんいらっしゃいませんかー?

 

うーん困りましたねぇ…、残念ですが春さんは失格に……

 

 

 

 

 

(………そろそろ行かなきゃ……。

 

 

 

望月君、しっかり見てね!)

 

 

 

 

 

「すみません!お待たせしましたー!」

 

 

 

 

集 ああーーっと、これは…、この衣装は…!!

 

 

 

 

 

控え室

 

 

(これがミスコンの優勝商品は……。

 

 

風ちゃん…、決めたよわたし…。たとえお姉ちゃんが相手でも、今日だけは勝って、望月君にいいところ見せる!)

 

 

 

 

 

 

集 ああーーーっと、この衣装は〜!ウェディングドレスではありませんかー!春さんが選んだのは女性が最も輝く衣装!!この美しさは解説不必要!春さんの本コンテストへの意気込みが感じられます!

 

 

 

 

(………。意を決して出てはみたものの……。

 

 

 

 

やっぱり恥ずかしさは否めない……)

 

 

 

 

おおーっと!両者睨み合っています!この決戦で………

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり舞台裏

 

 

 

 

 

「おい、お前らは一体なにをさせようとしてるんだ」

 

「お願いだからこの服着てよヒナちゃーん」

 

「だからといってなぜこの服なんだ?てか、よく手に入れたな」

 

「まあまあ、望月くん、お願いだからさ…。ね?」

 

「んで、俺はどうすればいいんだ?」

 

「とりあえずこの服を着て、いつでも出られるようにしておいて」

 

「ああ……、でもなんでタキシード……。それに髪までセットされて…」

 

 

 

 

 

 

集 ーーーーーそれでは最後の質問です

 

 

 

 

 

 

 

現在、好きな人はいらっしゃいますか?

 

 

 

 

 

 

 

「「ええ!?」」

 

 

集 どうですか?小咲さん

 

「いいいいいいないですそんな!、わたしはそんな!」

 

集 おお!これは男性陣に朗報だ!では、春さんはどうですか?

 

 

「え、わたしは……」

 

 

 

(……よし!)

 

 

 

「います

 

 

 

その人と今はお付き合いをさせていただいてます

 

 

最近、その人は事故に遭い、今まで追っていた夢を砕かれました。でも、今ではすっかり立て直して、また夢に向かって歩みだしています。そんな彼をわたしは応援したい。そして、元気になってほしい

 

 

 

そういう思いで、私は今日その人に見てもらいたくてこのコンテストに参加しました」

 

 

 

 

集 おおーーっと!これは大胆発言!!春さんにはなんとお付き合いをしている人がいらっしゃるそうです!どこのどなたが存じませんが羨ましいなこんちくしょう!

 

 

それではこれで全ての審査を終了しました

 

皆さん投票用紙に記入した後スタッフにお渡しください!

 

では集計結果出たようです!発表します!

 

第23回ミス凡矢理コンテスト

 

ミスの栄冠に輝いたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エントリーNo.12 小野寺春さんです!おめでとうございます!!

 

 

 

 

 

(や、やった!)

 

感想欄には「彼氏への健気な思いに感動した」「今日から春ちゃん派」など数多くの応援メッセージが寄せられました!

 

 

「なんでお姉ちゃん泣いてるの!」

 

「いや、なんてゆーか、春が望月くんと式を挙げるところを想像しちゃって」

 

「ふえ!?」

 

集 いやぁ…素晴らしい戦いでした! 春さんには記念のトロフィーが贈られます!

 

皆さん盛大な拍手を!

 

 

では続いて本コンテストの優勝商品をお渡しします!本コンテストではおなじみ、1日限りのビッグチャンス!

 

本日の夕方から始まるフォークダンスにて"一緒に踊る男性を指名できる券"です

 

 

と、いいたいところですが、結局彼氏指名なので、名前を伏せるという意味も兼ねてなしにします。

 

 

 

 

えーーーーーーーー!!!!

 

 

 

 

集 まあまあ、ではこれで……、おおーっと!ここで春さんに副賞が贈られます!

 

 

「え?副賞?そんなのあったっけ?お姉ちゃん」

 

「いや、ないはずだけど…」

 

 

 

集 それでは、どうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へ!?うそ!?」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

「へ!?うそ!?」

 

 

 

 

 

 

「小野寺、優勝おめでとう!」

 

 

集 副賞は彼氏である望月陽詩くんによる花束の贈呈です!

 

 

 

「あ、足は!?なんで松葉杖ないの!?」

 

「この少しの時間なら、立てる…から……おっと」

 

「あ、危ない!」

 

「ははは笑、誰か松葉杖貸してくれ」

 

 

ヒョイ

 

 

 

「サンキュー…どっこいしょ

 

はい、花束」

 

 

「………ありがとう!すごく嬉しいよ!」

 

 

「フォークダンスは…今年は出来ないから……、また来年一緒にやろう。約束だ」

 

「うん!約束!」

 

 

 

わあああああああ!!

 

 

 

集 おおーっと!お二人が抱きついたー!これはもう本物だー!これからも幸せが続いてほしい!

 

 

 

それでは皆さん、このロミオとジュリエットカップルと同等に有名になった春陽カップルに盛大な拍手をー!

 

 

ではまた来年ーー!!

 

 

 

 

 

 

陽詩と春のは凡矢理高校一有名な「夫婦」になった






めっちゃ長かったぁーーー!

その後は明日書きます


ではでは
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