かきわすれたー
「ごゆっくりどうぞ〜〜」
「……………」
「……………」
陽詩と春の2人は小野寺家の近くの喫茶店に来ていた。陽詩がちゃんと話したいということで、春が母親に相談して時間をもらった。
「俺さ……、小野寺と付き合えてることは本当に嬉しいと思ってる。こんなに可愛くて優しくて、思いやりのある女の子が彼女だなんて……」
「……うん」
「でも、付き合ってるうちに思ったんだ。俺なんかが彼氏でいいのか?俺と付き合ってて幸せなのか?とか……。まあ結構いろんなことずっと考えたり、悩んでてたりしてて……。まさかそれが顔に出てるなんて思ってもいなかった……。ごめん、ちゃんと聞くべきだったな」
春は首を横に振った
「さっき、小野寺が本当こと言ってくれて嬉しかった。小野寺がそんな風に思っててくれたなんてと思ってさ…。実はあのバイトの日の翌日に小野寺のお母さんから電話があったんだ」
「お母さんから?」
「春は勘違いしやすいから、色々と難しいかもしれないけど、よろしくねって」
「そんなこといってたんだ…」
「その時に今以上に大事にしなきゃなって思った……。クリスマスに2人で過ごさなかった理由は、俺に自信がなかったから……みんなとやったほうが喜ぶかなと思ったから……」
「………」
「俺、結構自分勝手だからさ……。勝手に決めつけちゃうこともある……。もっと小野寺の気持ちも考えるべきだったな……。俺が本音を言える相手は…本当に一握りもいないと思う。」
「…………」
「その本音を言える小野寺にも言わなかったのは、やっぱり心配させたくなかったから……。」
「そうなんだ……。」
「大事にしよう、大事にしようって思ってるのに……、こんなんになっちゃ本末転倒ってやつだよな……。すげーダメだな俺…」
「あのね……望月君
私、望月君が電話くれるまで喧嘩してると思ってたの……。私が嫌なこと聞いちゃったから怒らせちゃったと思ってね…、その間すごく辛かった……。もう終わりかな……って」
「………」
「私を本当に傷つけられるのは望月君だけだよ。これからもこんな風に喧嘩したりギクシャクすることもあると思う……。でもね、それが普通だと思うの……。ずっと仲がいいカップルなんて存在しないと思うから……。喧嘩したりギクシャクしたって、私たちは別れない、そんな気がするの…………」
「…………」
「私は望月君と付き合ってて幸せだよ?大事にされてるって思ってるよ?それに……望月君が彼氏じゃないと嫌だ」
「なにをするにも私は、望月君とがいい!」
「……………そうか。ありがとうな」
「うん♪」
「さすがに出ないと11時過ぎちゃうな…。そろそろ出ようか」
「はーい♪」
「なあ、小野寺……」
「なに?望月君」
「ありがとうな、話聞いてくれて」
「ううん、私こそ」
「大晦日……、一緒に参拝しにいかないか?」
「いいよ!一緒に年越ししよう!」
「その話はまた今度しようか」
「うん………それじゃあね!望月君!」
「おやすみ。春」
「……………へ?」
(今、春って言わなかった?春って言わなかったーーー!?)
こうして、2人のいざこざはなくなったとさ。
めでたしめでたし
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次の日、ないと言われていた学校で…
「へー、昨日そんなことがあったのかー」
「よかったねー、望月君」
「ああ、2人が相談に乗ってくれたおかげだ。ありがとな、颯人、雅。」
「ううん♪あと、もう1つ問題があるんだよ?」
「「もう1つ?」
「颯人と澪ちゃんのことだよーん」
「ぶふぉ!」
「あれ、一緒に帰らなかったのか?」
「……帰ったさ。」
「へー、どんな話したんだ?」
「いや、楽しかったねーとかクラスの集まりあったらまた行きたいねーとか」
「それだけ?」
「ああ」
「颯人……、君ってやつは……」
「なんだよ!?」
「少し、席を外す」
「おーい、澪ちゃん」
「あ、望月君。おはようございます〜」
「相変わらず喋るの遅いねー」
「それは昔からですからー……」
「まあいいけどさ、颯人とは最近どうなの?」
「最近、よく話しかけてくれるんですよー♪とても嬉しいんです〜」
「へぇー、よかったじゃん」
「ふふふふ♪」
「前から思ってたんだけどさ」
「はい?」
「好きだよね、颯人のこと」
「…………」
「…………」
「ほええ!?」
「反応がが遅いね。BINGO?」
「うう〜……」
「付き合いたいとか思わないの?」
「それは………その………///」
「思うんだね。」
「ほわわ……///」
「良し、俺たちに任せなさい」
「え?」
「とっておきって程でもないけどいい案がある」
「本当ですか?」
「任せなさい。じゃあさっそく明後日デートに行ってもらうから」
「ほええ!?」
はい。ここで終わりです
最近忙しいためあまり長く書けません
次回から2回くらい颯人と澪の回になります
では