今回から実家編へ突入します
さあ行こう
実家へ
「実家に一緒に来て欲しい?」
「ああ。大丈夫か?」
颯人と澪が付き合うようになった数日後、陽詩は祖父から実家へ戻ってきてくれないかという連絡を受けた。その時に今の彼女と優香と雅をも連れてきてくれとのことだ。なぜ彼女がいることを知っているのか聞こうとしたが、なんとなく分かっていた
「それって場所はどこなの?だいたいどのくらい泊まる?」
「場所は神代村。明後日の31日朝に出発予定だ。三が日は向こうにいる予定だが」
「わかった。少し待ってて」
「お母さーん、望月君が実家に一緒に行かないかって誘われたんだけど「いいわよ!」ちゃんと説明聞こうよ……」
「んで、どうなの?」
「場所は神代村だって。明後日に出発で、三が日は向こうにいる予定なんだってさ」
「うーん………」
「どう、かな?」
「………まあ、いいわ。行ってきなさい」
「本当に!ありがとうお母さん!」
「ちゃんと寝取ってくるのよ」
「そんなことしないよ……」
「お母さんの許可でたよ!」
「そうか、じゃあ明後日凡矢理駅に8時集合でよろしく」
「はーい!それじゃあお休みー」
「ああ、お休み」
ピッ
「さてと、寝るか……」
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「おはよー!望月君!」
「ああ、おはよう。新幹線乗り遅れるから立ち話してる時間はないんだ。いそごう」
「うん!」
神代村は、日本列島本州の一番上の赤石県にある。赤石県は農家のための県と言っていいほど農業に適している。どの市町村にもスーパーなどの店もあり、不自由が基本的にない。赤石県といえば、国立赤石学院大学があることでも有名だ。赤石学院は、たくさんの学部と充実した施設がある。偏差値も高く、どこのキャンパスも立地がいいため大変人気のある大学である。
その神代村の山奥にあるのが陽詩の実家だ。
「結構駅から遠いんだね……」
「すまないな。本当はバイクを手配するはずだったんだが、手配しわすれたらしい。」
「免許持ってたんだ…。高校生で二人乗り用の免許まで持ってるなんてすごいね!」
今のバイク免許の取得の仕方は変わっている。技術さえあれば、バイクならば高校生でもでかいバイクに乗れるようになっている。何度も試験を受ける必要があるが。
「まあな。今度乗せてやるよ」
「本当に?やった!」
「さて、ついたぞ」
「…………大きいね。いっぱい野菜があるよ!」
「あー、なんか昔農業で栄えたらしいな。詳しいことは俺も爺さんも知らないらしいし」
「へー……」
「あ!陽詩様!」
「え?陽詩様?」
「ただいま、秋さん」
陽詩を様付けして呼ぶ女性は望月家の家政婦みたいなものだ。
「わざわざ遠いところから本当にありがとうございます…」
「いや、爺さんや婆さん、それに秋さんにもお世話になっていますから。心配ないですよ」
「そんな………。そちらの綺麗な女性は彼女様でいらっしゃいますか?」
「き、綺麗だなんて……!」
「彼女様って初めて聞いた……。こちら俺の彼女の小野寺春さん」
「初めまして。陽詩君とお付き合いさせていただいています小野寺春です。両親は和菓子屋を営んでいます。和菓子屋小野寺をよろしくお願いします。あの、よろしければこれを…」
「和菓子ですか!ありがとうございます!爺様と婆様が喜びます!」
「ちゃっかり宣伝したな……。あの2人和菓子好きですからね」
「立ち話もなんですし、お二人も待っていらっしゃいます。行きましょう」
トントン
「どうぞ」
「失礼します。ただいま爺さん」
「おー!陽詩か!元気にしておったか?」
「ああ、結構元気だよ。こちら、俺の彼女の小野寺春ちゃん。、」
「初めまして。陽詩君とお付き合いさせていただいてます小野寺春です。」
「おー、あなたが……。そうですか………。秋、2人を部屋へ案内しなさい。」
「わかりました爺様。お二人ともこちらへ」
「うわー……。広い……」
「部屋のことは俺たちがやりますから大丈夫ですよ」
「そうですか、では失礼します」
サーッ…
「さて、もう少しで夕飯だから部屋でゆっくりしてようか」
「うん。……じゃあ少しストレッチする?」
「おう、それはありがたいな」
ひそひそ……
(ん?あの扉の向こうから声が聞こえるなぁ………」
あの女の子、陽詩様の未来のお嫁さんですか?
(お、お嫁さんーー!!!)
とても綺麗なお方ですね……、陽詩様の将来は安泰ですね……。この帰省の間に寝取らせてましゃうか…
(ほぎゃぁぁぁぁぁあああ!)
ググググググ!!
「お、小野寺?ちょ、ちょ、小野寺さん?小野寺春さん?ちょっと強すぎませんか?痛い!さすがに痛いって!小野寺ぁぁぁぁあああ!」
あら、聞かれていましたね……。
秋姉様、逃げましょう
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「ふう、夜ご飯おいしかったー!野菜があんなに美味しいと思わなかったよ!」
「そうか、喜んでもらえてよかったよ。それじゃ初詣いこうか」
時は11時50分
ここ神代神社は神代村の住人のみしかこないため、あまり普段参拝客は訪れない。この村では、願い事を誰にも言わなければ絶対に叶うという言い伝えがある
新年まで残り10秒
「「10・9・8・7・6・5・4」」
「「3」」
「「2」」
「「1」」
「「0!」」
「「あけましておめでとうございます!」」
「今年もよろしくな小野寺」
「こちらこそよろしくね!」
「さて、願い事しますか」
パンパンっ
(どうか、望月君と恋人として、ゆくゆくは結婚して、子供も………。とにかく、望月君とずっと幸せでいさせてください。お願いします)
「もういいか小野寺?」
「うん!望月君はなにをお願いしたの?」
「教えないよー」
「えー………」
「ここでの願い事は誰にも言わないでおくと願いが叶うんだぞ。だから言わないほうがいい」
「へー!そうなんだ!」
(ふぁーーーーー!!)
「おみくじ引こう!」
「ん、ああそうだな……」
「「せーの!」」
パッ
「やったー!吉だ!」
「あ、俺大吉。まあ詳しい内容は家帰って落ち着いてからな」
「うん!」
「ただいま帰りましたー。」
…………
「誰もいないね」
「探そう」
なんで、凌駕たちがあんなことに………
(ん?凌駕?確か凌駕って父さんの名前……)
仕方ないですよ……。凌駕さんは銃を扱う才能があるんですから…
そんなの理不尽じゃないか!銃を扱う才能があるから戦争に出ろだと!?人の命をなんだと思ってるんだ!あいつは!
私もあの企業がまさか特殊部隊につながっているとは思っていませんでした…
(銃?特殊部隊?……ますます意味がわからない)
でもなんで愛月さんまで連れて行く必要がある…
凌駕さんの精神面での支えにするためでしょう……
あの2人は生きているというのに…………
(………!!!!!)
「も、望月君?どうしたの?そんな震えて」
ドンッ!
「「うわ!」」
「詳しく聞かせてくれますよね。爺さん、婆さん。
俺の、両親のこと。」
はい。ここから特別編の話につなげていきたいと思います。結構長くなると思います
ここから本当にややこしくなったりおかしくなったり変になったりオリジナリティが増します
どうか温かく見守ってください