ニセコイ 望月 陽詩の物語 再始動   作:朝桜小雨

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奪還編を終了にしたいですね

長めにかけたいと思います


再開

 

 

 

 

 

 

「……………………ぅぉぉぉぉぉおおおおおお!!!」

 

 

陽詩は西アジアの空を飛んでいた。スカイダイビングを楽しんでいるのである。ヘリの中でかっこいいことは言ってみたが、高いところは得意ではなく、正直今泣きそうだ。

 

 

(あそこでかっこいいこと言わないとなんか主人公としての立場がないと思ったまではいいが、なぜ狙撃という選択を選ばなかったんだ俺は!ライフルだって練習したのにー!そういえば、ジェットパックってどうやって起動すんの?あれ?どこだ?え、ちょ、まじで?ヤバイヤバイヤバイヤバイ!父さん助ける前に死ぬって!………あ!これか!)

 

 

ポチッとな

 

 

 

ゴォォォォォォオオオオ………

 

 

 

(お、ついたついた………。さて、そうこうしてる間にお敵さんも準備しちゃってるみたいだから撃つか………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人を…………、殺すか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

連盟軍側の動きを伺っていた凌駕は、急に進軍を辞めたまま、動かなくなったことに違和感を感じ始めた。味方は撃たれて負傷したため、援軍を待っている。この荒れ果てた市街地でただ1人敵と向き合っている。

 

 

 

(やつらに動きは見えない、どういうことだ?さっきまでどんどん進軍してきたのに………。あと少しで、あと少しで戦争も終わって、愛月と、そして陽詩と………陽詩とまた一緒に暮らせるのに……)

 

 

 

 

 

 

 

「「you die!」」

 

 

 

 

 

「なに!?」

 

 

 

 

(いつから後ろに!?1人ならまだしも、2人はアサルト1つでは無理だ!くそっ!なんでいつも最後の最後に!)

 

 

 

 

市街地に二発ほどの銃声が鳴り響いた

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(くそぉぉぉぉぉぉ!)

 

 

 

 

二発ほどの銃声が鳴り響いた。凌駕はその音が聞こえた瞬間、自分は死んだと確信していた。実際に敵の武器を見たわけではないが、なんとなく銃に見えた。死ぬ時には人生が走馬灯のように駆け巡るというが、そんなことはないじゃないか、と思った。痛みも感じない。逆に心地よさも感じない。なにも変わってない。目を開けるとその前には軍服のような服装をしていて、フードを被っている男がいた。

 

 

(俺は、死んで、ない?助けてもらったのか?だか、こんなところに人なんて……。そうか援軍だ、援軍が来たのか……。)

 

 

「助かりました。援軍感謝いたします。救護班はあちらの方に誘導を…………、お前、すごく見覚えのある顔だな……。俺と会ったことあるか?」

 

 

「ええ、もちろん。小さい頃奥さんとすごく良くしてもらいました。その日々はとても楽しかったです。」

 

 

「そうか…。だがすまないが、俺の方は覚えてないんだ。俺たち夫婦が小さい頃可愛がってたのは息子の陽詩だけのはずなんだ。今は高1なのか?そうか……、あいつももうそろそろ16歳か………。……すまないな、急に変なことを言って」

 

 

「いえ……、今ご家族とはどうされて?」

 

 

「10年前に息子と離れちゃってね。この戦争に極秘で連れられるために。妻は俺の精神面安定のためについてきたんだ。日本で俺達は死んだことになってるけどな。そういや、よく見れば息子に凄く似てるな。高校生の陽詩はこんな感じなんだろうなー!これから君のことを陽詩って呼んじゃいたいくらいだ」

 

 

「そうだよ」

 

 

「ん?なにがそうなんだ?」

 

 

「フード越しだからわかんないでしょ?」

 

 

「なにを言ってるんだお前は?」

 

 

「もし、その陽詩さんがこの戦場にいたら?」

 

 

「そんなことありえるわけないだろ。………説教したいところだが、きっと俺たちを取り戻すために来るだろうな。本当のことを知ってなんだがの手をつかって、みたいな?……まあありえるわけないけどさ!そんなドラマや映画みたいな展開あるわけ」

 

 

サッ………

 

 

「これ見てもわかんない?父さん」

 

 

「…………本当に陽詩か?」

 

 

「両親の名前は凌駕と愛月。10年前に事故死という嘘をついて戦争に行って1人取り残された陽詩だよ」

 

 

「……………その言い方と表情を見る限り、本物みたいだな」

 

 

「そうだよ……、本物。」

 

 

「………………会いたかった。陽詩」

 

 

「俺もだよ…………。父さん!」

 

 

「うおっ!お前抱きつく力強すぎだろ!父さんめっちゃ鍛えてんのにふらついたぞ!」

 

 

「スポーツやってんだからそれなりの力はつくよ!ちなみに陸上競技」

 

 

「そうかー!お前陸上やってんのか!この体つきだと短距離か!いやー!親子揃って同じ競技だと嬉しいもんだな!」

 

 

 

 

おーい!望月くーーーん!

 

 

 

「あ、降りてきた」

 

 

「ん?降りてきたってなんだ?」

 

 

「望月くーん!大丈夫だった?」

 

 

「ああ、難なく終わったぞ!いやー!怖かったー!」

 

 

「さすが望月くんだね!本当に望月君が「彼氏」でよかったよ!」

 

 

「ん、彼氏、だと?………おい、陽詩。そこにいる女の子はどうしたんだ?」

 

 

「ああ、この女の子は小野寺春。俺のクラスメートであり部活仲間であり「彼女」でもある」

 

 

「か、か、か、か」

 

 

「「か?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「か、彼女だとぉぉぉぉぉぉおおおお!!!」

 

 

「どうした父さん」

 

 

「陽詩に彼女ができるなんて思ってなかった!どうしようどうしよう愛月になんで報告すれば!どうしようどうしよう」

 

 

「あー、詳しいことはヘリの中で話すから。行こう」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

「りょーくん早く帰ってこないかな……」

 

 

「ただいま、愛月」

 

 

「わー!すごい!帰ってこないかなって願ったら帰ってきた!今日はなんだかいいことありそう!」

 

 

「愛月ってほんと変わらないな。陽詩と離れた後もなにも変わってないし……、たまに気にしてないんじゃないかって思うよ」

 

 

「ちがうよ。陽詩は日本で絶対に生きてる。またいつか会える日まで私達は変わっちゃいけないと思うの。変わっちゃったら、きっと悲しんじゃうよ………」

 

 

「そこでだ、今日はスペシャルゲストがいるんだ」

 

 

「え!?うそ!?シュヌーピー!?」

 

 

「どうしてここでかの有名なシュヌーピーが戦場にくるんだよ……」

 

 

「えー!だってシュヌーピーだよ!シュヌーピー!」

 

 

「はいはい。じゃあ入ってくれ」

 

 

「シュヌーピー♪シュヌーピー………、へ?うそ、でしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「久しぶりに母さん。」

 

 

春はぺこりと頭をさげる

 

 

「どう、して、陽詩が、ここ、に?」

 

 

「実は………」

 

 

 

陽詩はありのままのことを話した。

 

 

 

「………っていうことは私達は家に帰れるの?日本に?」

 

 

「そうだよ」

 

 

「また、昔みたいな生活に戻れるの?」

 

 

「そうだよ」

 

 

「………………うえーーーーん!!」

 

 

「あー、あまり人に泣いてる姿見せないの」

 

 

((なにこの可愛い生き物))

 

 

「すまないね、2人とも。愛月は泣くとまるで赤ちゃんみたいな泣き方するんだよ。」

 

 

「なんか、父さんが母さんを選んだ理由が分かる気がする……」

 

 

「そうか?ほら、涙拭いて」

 

 

「…………ありがとう。…………ふぅ♪」

 

 

「「泣き止むの早!」」

 

 

「これも愛月の特徴な」

 

 

「んで、陽詩!」

 

 

「は、はい!」

 

 

「そこの女の子は!?どうしたの!?」

 

 

「ああ、この子は小野寺春。クラスメートで部活仲間で彼女「彼女!?」どうしたんだよ…」

 

 

「りょーくん!お赤飯!お赤飯炊こう!」

 

 

「いや、炊くとしても帰った後な……。俺は準備してくるから。」

 

 

「あ、終わり次第出発だよー」

 

 

「おう。わかった」

 

 

 

 

 

 

こうして望月家は、新たなスタートをきった。






最後少し無理やりだったかな

次からはしばらく恋愛に絞って日常生活にチェンジしたいと思っています。陽詩の両親がって話はまた後にします。

変な展開に付き合っていただきありがとうございました。

更新速度が遅くなってしまいまうことも多々あると思います。
これからも変な展開やおかしい部分があるかもしれません。
ですが、面白いと思ってもらえるようにより一層努力します。
今後とも「ニセコイ 望月 陽詩の物語」をよろしくお願いします
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