お久しぶりです
とりあえずは本編どうぞ
「一本目いきまーす!」
「「はーい!!」」
関東大会まで後少しなこの頃。今回関東大会に出場するのは俺、雅、悠里の3人だ。
颯人はというと、県大会の無理が全く治らず棄権を余儀なくされた。本人は「大丈夫!俺不死身!」と連呼したそうだが澪ちゃんの制裁によりなにも言わなくなったという。……なにしたんだ澪ちゃん……。
調整期間に入ってる今は出場するメンバーは自由メニューとなっている。
今日は軽くドリルとテンポ走何本かやるか程度で済まそうとしていた。少し奥の方で悠里が走っていた。だが……
「悠里、お前もうすぐ試合なんだぞ。そんなに走る必要ない。今日はこのくらいにしとけ?」
「いえ、まだ物足りないので……」
「物足りないとかのレベルじゃないだろ?そんなに全力で何本も走って。試合本番に疲れ溜めたまま出ることになるし、それじゃいい記録なんて望めない」
「でも、まだいつものようにスムーズに進めないんです…。だから走ってその感覚を取り戻さないといけないんです」
「だからと言ってそんなに走っていい理由にはならない。今日はもう上がれ」
「でも、このままだと!」
「部長命令だ。今日はもうこれ以上走るな。小野寺、アイシング用意してあげて。俺もう少しだけ走ってくるから」
「う、うん!分かった……」
「じゃよろしく。」
そう言いその場から離れ自分のやるべきことをやる。さっき見た悠里の顔は焦りが全面的に出ていた。
確かに悠里のタイムはここ最近落ち気味だ。
彼女はファームのことだと思っているだろうがそうではない。彼女の気持ちの持ちようによるものだと思う。
野球でもサッカーでもスポーツに限らずなんでも、実力だけがあってもそれを全て出し切れるというとそうではない。
メンタルの強さは勝負の世界では必要不可欠。
悠里は今、練習で少しタイムが落ちた事により相当焦っているようだ。
正直、自分でも強く言いすぎたのもわかる。
けど、このままではせっかくの大会が無駄になりかねない。
嫌われたっていい。それでも悠里のためになるなら俺は構わない
「………………イッ」
アキレス腱あたりが急に痛んだ。立ち止まりました触って確認する。
だが大した痛みはなかった。ふぅっと一息つき、また走り始める
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「じゃ、よろしく」
そう言い、先輩はグラウンドへ戻っていった。きっと先輩は私のことを心配してくれて怒ったのだろう。でもなぜか腑に落ちないというか、なんというか……。
言葉には言い表せなかった
「えーっと……、じゃあアイシングしよ?」
「…………」
春先輩が困りながらも優しく言ってくれた。それにわたしはコクリと頷か返す。
「………さすがに今日はやりすぎだよ悠里ちゃん。確かにここ最近調子落ち気味だけどやりすぎても本番で力でないからさ。ね?」
「…………はい。」
そんなのわかってる。調子が落ちてていつものようにうまく走れないからって調整期間とは思えないくらい走ってるくらい。
「無理して走るくらいなら割り切って当日全力パフォーマンスできふように調整していこうよ?ね?」
………なんでだろう、すごく気分が悪い。いつもなら注意されたらすぐに受け入れるのに
今日ばかりは素直に受け入れきれない。いや、受け入れられない。
口出しされる筋合いはない。なんでこんなに
「…………パイに」
「ん?」
なんでこんなにも…………
「先輩にわたしのなにがわかるんですか!?」
素直になれないのだろう。
「え?」
「私だってそんなことわかってるんですよ!この時期に走りすぎちゃダメだって!でもこっちだってそれなりに考えてやってるんです!」
「悠里、ちゃん?」
「人には人のやり方があるように私には私のやり方あるんです!口出さないでください!選手でもないのに!」
「え、ちょ、悠里ちゃん!」
私はその場から逃げた。荷物を持って逃げた。居づらいというのもあるし、なにより本能的に動いてしまった。
気づいた頃にはもう校門を出ていた。でも、走ることを止めることはなく、とにかく学校から逃げるように走った。
こんな自分大嫌いだ。
結局学校からほど近い公園のブランコにて座ってる。いざ我に返るとなんであんなことをしたものか考える。
きっと、焦ってる時に正論を言われて、それを認めたくなくてムキになったのだろう。こんなの子供すぎじゃないか。
春先輩は私のことを思って言ってくれた。でも私はそれを否定し、言いたいことだけいって逃げた。
(うぅ………、明日から部活どうしよう………。)
気まずい。
気まずい。
気まずい。
と、心の中で回り続ける。
いっそのこと逃げてしまおうか、そのほうが楽だ。
「あー、明日休もうかなー……」
先輩に嫌われちゃったかな。それなら私にあの部活に入る意味ないし。辞めようかな。
退部届けってどうやってもらうんだっけ?
「おーい!斎藤!」
「え………、刈谷?」
「ハッハッハッ……、探したぞ」
「どう、して?」
「どうしても何も、陽詩先輩が探してくれないか?って」
「………。私嫌われたよね。望月先輩に」
「は?何いってんだお前」
「だってそうじゃん!
私は望月先輩に対して反抗的な態度とってたし、ましてや彼女の春先輩に反抗したんだよ!刈谷だってみてたでしょ!?」
「いやまてまて、その前に俺がいつ陽歌先輩が嫌ったって言ったよ?」
「聞かなくてもそんなの分かりきってるもん!反抗して彼女を傷つけて……。もう、いいの………。私はもう隣に並ぶどころか着いてく資格さえ失ったの!」
「…………」
なんでこんな感情的になってるんだろう。
私だって、好きでこんな状況望んだわけじゃないのに。それを同じ部活のやつに八つ当たりしてさ……。ほんとに、もう……
「……………い、いの……」
「はぁ………。ひとついいか?」
「………なに?」
「別に陽詩先輩はお前のこと嫌ってなんかないぞ?」
「…………へ?」
「んー……、怒るどころか反省してたぞ?言い方悪かったなって。もっと考えてやりゃよかったって。
春先輩も泣きそうだったけど怒ってなかったし」
「なん………で?」
「まあ、あの二人優しいしなー。すんげえ後悔してた」
ほんとなのか嘘なのかわからなかった。でも、彼の言ってることは間違っていないのだろう。そう思うと涙がこみ上げてきた。
「この件に関してはどちらも悪いってことで話ついてるし。
お前個人のことは知らねえけど、お前の居場所がないわけじゃない。
お前はうちの学校の女子エースで次期部長候補だ。こんなところでやめてもらっちゃ困るしな」
「………………」
「お前がどうしても辛くなってなんかあった時は誰かに相談すればいい。俺だったら基本的に歓迎だからさ。………まあ気楽にいこうぜ!」
「……………ありがとう。」
「おう!」
彼はそう言って満面の笑みを浮かべこちらを見る。なんだか、ダサく見えたり、かっこよく見えたり。
今まであんまり話したことなかったけど、すごいいやつなんだな。
こんな男子うちの部活にいたんだ。覚えておこう。
「なにそんな笑ってんだよ?」
「いや、顔面白いなーと思って」
「ねえひどくない!?せっかく慰めてやったのにそういうか!」
「ははは笑笑」
慰めてもらったおかげでまた明日から頑張れる。よし、がんばろ!と声を出して先輩に電話する
「………………もしもし!」
「悠里か、今日は……」
「いえ!悪いの私です!先輩がせっかく言ってくださったのに……。春先輩にだって………。私はもう大丈夫です!明日また改めて謝罪します!今日はもう遅いのでお休みなさい!」
「あ、ああ……おやすみ」
いつもよりきもち優しめでおやすみを言ってくれた。やっぱり私は先輩と離れるなんて考えられない。嫌われたっていい。あの人の近くにいられるなら。
と思いながら春先輩へ電話する。しっかり謝ろう。部活のみんなにも。まだこれからなんだ。春先輩よりいい女になって……。
「先輩の彼女になってやる」
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「康介ー!」
「………なんだお前か」
「ちゃんと慰められたみたいだねー。偉い偉い!」
「別に、大したことはしてねえよ」
「…………このままでいいの?」
「なにが?」
「だって………」
「それ以上は言うな」
「でも……!」
「この世にはどれだけ願っても祈っても叶わないことなんていっぱいあるんだから。それくらいなら今くらいが丁度いいんだよ。
じゃあな。」
「うん…………おやすみ」
そんなこと、とっくのとうに分かってる。
はい、どうでしたか?
全く投稿できずにすいません。事情が事情で投稿どころか書くことすら厳しい状況でした。きっと書き方とか変わってると思いますが宜しくお願いします
次投稿の目安は立ててていませんが近いうちに出します
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