Fate/Mist Night (凍結)   作:這い寄る混沌信者

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Minecraftやっていたらいつの間にか一週間たっていた(戦慄

週一投稿は目指してはいるんですが難しいです。
け、決してモンスターなハンターがドラゴン討伐するゲームとかMinecraftをやっていたわけではないんですからね!!


第十二夜

 

 KEiji View

 

「~~~♪」

 

「ご機嫌ねーなのは。そんなにすずかの家に行くのが楽しみなの?」

 

「うん!!それに今日は圭二君に霊夢ちゃんもいるし!」

 

「……どこかではしゃぎすぎて足を挫きそうだな」

 

「にゃ!?私そんなにおっちょこちょいじゃないもん!」

 

月村邸へ向かうために俺、霊夢、なのは、恭也さん(おまけにユーノ)はバスに乗っていた。

俺は月村やバニングスとは交友はないのだが、霊夢となのはが誘ってくれたおかげで月村邸に行くことができた。

あそこはなのはとフェイトが初めて会う場所。それと同時にフェイト陣営についた転生者も判明する可能性が高い。戦力は多いほうが良い。

本当は慎吾も連れていたかったのだが、あいつは家の用事よやらでこれなかった。若干の不安はあるが、まぁ大丈夫だろう。捉えてしまえばあとは俺のゲイボルグでワンパンできるからな。

 

「そうだ圭二。今度また模擬戦しないか?」

 

「いえ、結構です。恭也さんと模擬戦なんて命がいくつあっても足りないですよ……」

 

「まぁそう言わないでくれ。美由季も君とやりたいと言っていたしな」

 

「えぇー…美由希さんまで…勘弁してくださいよぉ…」

 

毎回毎回会うたびにこうやって模擬戦に誘ってくるのやめてもらえませんかね……戦闘民族TAKAMACHIと真正面から戦うのは無理ゲーなんですから。ハァ…。

 

実は二年前に山奥で修行中に山籠もりに来た高町ご一行と鉢合わせしてから目を付けられたらしく、会うたびにこんなやり取りをしている。偶に士郎さんに引き摺られて無理矢理やらされることもあるけど……最初は腕試しのつもりで戦ってみたのだが、一分も持たなかった。まぁそれ以来道場貸してもらえるし、士郎さんが暇なときは稽古もつけたりしてくれるから得といえば得……かな?

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

時間はちょっと経って、今は月村邸にいる。アニメでは一部しか見れなかったが、本当に広い。東京ドーム何個分だ?

それにアニメで見ていたとはいえ、この猫の量はおかしいと思う。しかもなんか鼻水出るし。

 

「えーと、なのはちゃん。この人が佳二君?」

 

「ん、あぁ。自己紹介がまだだったね。俺が本田圭二です。今回は誘っていただいてありがとうございます」

 

「いいよいいよ。なのはちゃんと霊夢ちゃんの友達って聞いてたし、人数が多いほうが楽しいだろうから。あと、敬語もなくていいよ同い年なんだし」

 

「ん、了解した。よろしく月村、バニングス」

 

「こちらこそよろしく。こっちの自己紹介はいらなさそうね。私はアリサで言いわ」

 

「わたしもすずかでいいよ…………ところで……大丈夫?鼻水出てるよ、寒いの?」

 

そういえばさっきから鼻水が止まらない。ついでになんか体中かゆいなぁ……なんでだ?

ほかのみんなは寒くはなさそうだし、俺も防寒対策してるから寒いわけではないんだよなー……本当になんでだ?

 

「ねー佳二君。もしかして君……………猫アレルギー?」

 

「……へ?」

 

「あぁ、成程………って大丈夫じゃないじゃない!どうしようかしら……」

 

え、俺って猫アレルギーなんてあったっけ?そういや転生当初は特に体調不良とかもなかったからアレルギー検査してなかったような……。

ってどうしようか。これだけ猫がいるとすればどこに行こうが必ず猫には遭遇する……最悪早めにジュエルシード探索を一人でするか。

 

「とりあえず俺は外にいるわ、なにか対策考えられるまで避難するわ。すまんな、おれも猫アレルギーとは思っていなかったから…(霊夢、先に探しに行ってくる)」

 

「それじゃあ私も外にいるわ。こいつだけだと寂しそうだし(了解、私も手伝うわ)」

 

「ごめんね…今度からはちゃんと対策しておくから。霊夢ちゃんはこの家の構造わかってると思うから、何かあったら霊夢ちゃんに聞いてね」

 

「会ってすぐにどこかに行くってのは嫌だけど、仕方ないわね。何か考えられたらすぐ呼びに行くわ」

 

ジュエルシード以外にも何かあるかもしれないし、転生者もあらかじめ見つけられれば、万々歳かな?

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

なのはとユーノはアリサたちと談笑している最中、ジュエルシードが発動したのを察知し、ユーノが機転を利かせて発動場所へ行くことができた。

その途中で、同じく発動を察知した圭二と霊夢と合流し、発動場所に着いたのだが……

 

 

「……うわぁ…」

 

「……えぇぇ」

 

「……おっきい……猫さん?」

 

「すごく……大きいです」

 

「おい待てユーノ。そのネタどこで覚えた」

 

子猫をそのまま大きくしたような猫が森の少し開けた場所にいた。転生者組は一度見たことがあっても、いざ実際に見てみると、不自然極まりなく、つい動きを止めてしまった。

 

「たぶんあの猫の『大きくなりたい』って願いをゆがんだ形でかなえた結果……だと思う」

 

「う~…猫さんごめんね」

 

そういいつつ、なのはがレイジングハートを起動し、封印術式を展開しようとした瞬間だった。

 

《Photon Lancer》

 

森の向こう側から金色の雷を帯びた槍型の魔力弾が飛来し、猫に直撃した。それにたまらず猫はダウンしてしまう。

 

「誰!?」

 

なのはたち四人が周囲を警戒し、あたりを見渡す。正史ならば、金髪の少女の姿が見えるはずなのだが、その姿はなく、代わりに霧のようなものが出ているのに気づく。

それにようやく気が付いた霊夢が警戒しろと呼びかける前に、霧が一気に膨れ上がり、たちまち四人を覆いつくしてしまう。それに慌てた2人は、お互いの位置を確認しようとした途端、なのはとユーノがいないことに気が付く。非常に濃い霧の中、何らかの方法で分断されたと理解し、互いに背中合わせになりあたりを警戒し始めた。

 

霧は非常に濃いため、一メートル先も見えず、何かが動くような気配もしない。圭二はどうにかして周囲の状況を探るため、サーチャーを飛ばすが、霧のせいでサーチャー越しにも何も見えなかった。

 

「だめだ霊夢、サーチャーでも見えない」

 

「もっと上に飛ばしたら?せめて外の状況ぐらい見えるでしょ」

 

「りょーかい……と言いたいところなんだが、サーチャーの反応が消えた。感覚としては()()()()()()()()()()()

 

「アルフかしら?でもそうしたらどうやって出ましょう……」

 

『呵々!その必要はないぞ』

 

「「!?」」

 

突如、どこからか女性の声が響く。より一層警戒を強めるが、気配も感じない上に姿も見えない。

それに業を煮やした圭二が声を上げる。

 

「誰だ!転生者か!出てこい!」

 

『その台詞を言ったら相手がのこのこ出てきた試しはあったのか?まぁいい、()()()()()()()()特別に出てやろう』

 

その途端、二人を覆っていた霧が消え、目の前に少女が現れる。

 

黒と赤のチャイナドレスに黒塗りの籠手と編み上げブーツ。顔には黒一色の目の部分にソリットがある以外装飾らしきもののない仮面。そして白髪の長髪をポニーテールにしたバリアジャケットをまとった正体不明の少女。まず間違いなく転生者だろうその少女に対して武器を向ける二人。少女の武装は見たところ籠手のみで、徒手空拳を得意とするのだろうと予想を立て、問いを投げかける。

 

「………あんたもしかして転生者殺しか?」

 

「ふむ……何とも言えんな。儂ではないともいえるが、儂だともいえる。まぁお主等を殺す気は()()ない。安心しろ」

 

「あなた本当に女?儂とか明らかに男口調よ」

 

「そちらでゆうところの『てぃーえす』というものらしい。生前は男だったよ儂は」

 

「ティーエス……TS?災難ね、あなたも」

 

「まぁ特に不自由は感じとらんし、気にしてもおらん。それよりも大丈夫なのか?儂と悠長に話して居る場合ではないんじゃないか?」

 

「……そうね、あなた。なのはとユーノをどこへやったの」

 

「あの小娘と獣なら儂の協力者と結界の中でやりやっておるだろう。儂の目的はその邪魔をさせないことじゃよ」

 

そういった少女は二人が見たことのない構えをとる。二人が相手が攻撃する前に速攻で仕留めるとアイコンタクトで作戦を伝えあい、攻撃しようとした瞬間だった。

 

「え?」

 

霊夢の目の前にはすでに敵がおり、こぶしを下から突き上げるように放っていた。

気が付いた瞬間にはもう遅く、回避する間もなく顎に強烈な一撃をもらってしまい、宙を舞った。圭二や慎吾と違い、霊夢はどちらかといえば後衛。支援や遠距離攻撃を主体とした戦法をとる。そのため二人ほど頑丈ではない。ゆえに顎へと加えられた衝撃によって脳を揺らされた霊夢は一撃で意識を刈り取られた。それを確認してしまった圭二はかなりの速さで間合いを詰め、槍の連続突きを放つ。自身が知りうる中で、上位の実力者である慎吾にも防御をとらぜる負えなくするほどの突きならばやれると思った圭二は迷いなくそれを放った…………が、少女は()()()()()()()()()()()ように姿を消してしまい、空振りに終わる。

 

「くっ!どこに行った!?」

 

《下だマスター!!》

 

自身のデバイスの警告に従い、瞬時に木の上へと飛びのく。しかし、敵の姿はそこにはなく、何も起こらなかった。それを不審に思い、木を背にしながら油断なくあたりを見渡す圭二。太陽は若干だが傾きはじめ、自身の前方……西えと沈んで行っている。これに若干の焦りを感じ始めた圭二は、霊夢を起こして離脱することに決める。あたりを一瞥し、敵影を探すも見つからず、今だと思い、瞬時に木の上から跳躍、前方に倒れていた霊夢のところへと走る。

 

無事霊夢のもとへとたどり着いた圭二は霊夢を軽く揺さぶるも、起きる気配がないため背負おうとしようとした途端、悪寒が生じ、その場から急いで離れる。その瞬間に東側を向いていたため、ようやく敵がどこいるのかを発見することができた。

 

影の中だった。自分が霊夢の方向を常に向いていたため、背後の影からの攻撃に反応できたのは奇跡といってよいだろう。自身の影の中から少女が飛び出し、先ほど霊夢に行ったのと同じように瞬時に間合いを詰める。それに何とか反応することのできた圭二は自身のデバイスで防ごうとしたが

 

 

「しっ!」

 

少女のこぶしと衝突した瞬間、バキッ!という音とともに中ほどで折れてしまう。いくら一撃で霊夢を倒した相手とはいえ、まさかデバイスを砕くのは予想外で、一瞬だが惚けてしまう。だが、少女にとっては十分な時間だった。圭二の腹部へと掌底を放ち、続けて複数個所にこぶしを打つ。その衝撃により吹き飛ばされ、木に激突し、気絶してしまう。それと同時にバリアジャケットが解除され、バイザーによって隠れていた顔が明らかになってしまう。

 

「……顔は覚えた。せいぜい今を楽しむことだ。我がこぶしの餌食になるまでな」

 

そう言い残し、少女は消えてしまう。この数秒後、なのはも撃墜され、月村家のメイドに見つけられるまでその場に全員倒れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フェイトのほうはどうだった?強かった?」

 

「ううん。そこまでだったかな。ジャックは?」

 

「あんなひよっこに負けたら恥ずかしいわよ流石に」

 

「うんそうだね。ジュエルシードはそっちの子たちは持ってた?」

 

「あ、忘れてた。まぁたぶん持ってないでしょ」

 

「えぇー……。母さんのためにも早く集めなきゃいけないのに……」

 

「わかったわよ、次に会った時にはちゃんと確認しておくから…ね?」

 

「約束だよ?それじゃぁ帰ろうか。アルフも待っているだろうし」

 

「あいあいさー」

 

 

 

 




ようやくここまで来た……というわけで転生者VS主人公ちゃんでした。
やっぱり戦闘描写は苦手ですわ。まだ二回しかやってないけど。
今回主人公ちゃんが消えたタネは『影灯篭』です。
結構強いスキルだと思うんですよね。戦闘時の一時離脱とか逃亡とか応用が利くやつだと思います。

それでは。ありがとうございました<(_ _)>
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