Fate/Mist Night (凍結)   作:這い寄る混沌信者

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どうも這い寄る混沌信者どぅす。
結局両儀式が手に入らない上に使っているタブレットがインターネットにつながらなくなったのでテンションは過去最底辺です………。
さっさと温泉編あたりに進めたいのでどんどん更新していきます。

ガチャ十連回してキャス狐きたのは喜んでいいんでしょうか…。


第十三夜

 

「何も覚えてない……?」

 

月村邸でのジュエルシード発動から一週間ほどたったある日、博麗神社の座敷になのは陣営の転生者たちが集まっていた。

 

「ああ、すまないけど俺たちは何にも覚えていない……いや、記憶を消されたといったほうが正しいのか?」

 

「私はよく覚えてないけどすぐに気を失ったような気がするし覚えているとしたら圭二だけなのだけど……本当に記憶を消されたのかしら……」

 

月村邸に行くことができなかった慎吾は圭二たちが敵の情報を何かしら持って帰ってくるものだと思っていたが、いざ帰ってきたら何も覚えていないときたら呆然とするのも仕方がないともいえる。

 

「あー…ほら、圭二が前に言ってたサーヴァントのスキルじゃないのか?名前覚えてないけど」

 

「いやそれぐらい覚えてろよ…霊夢。そんなスキルあったか?」

 

「私はそこまでFate/詳しくないからわからないわよ。それに相手の記憶を操作する別系統の能力かもしれないわよ」

 

「んーー……本当に何だったかな…確かアサシンだったような……?」

 

「百の貌のハサン、呪腕のハサン、佐々木小次郎、マタ・ハリ、カーミラ、ステンノ、静謐のハサン、シャルル=アンリ・サンソン、李書文、セミラミス、ファントム・オブ・ジ・オペラ……()()()()()()()この中には記憶を消去したりできるサーヴァントなんていないはずだが……いや、百の貌のほうなら何かしら手段を持つハサンがいてもおかしくはない……?セミラミスもできるかどうかはわからないけど記憶を消す毒なんてものも作れないかもしれないけど…」

 

うむむむ。と唸る三人だったが、結局わからずじまいに終わった。そんな時

 

「あ、そうだった。今日翠屋のシュークリーム買ってきたんだが」

 

「「何!?」」

 

慎吾がシュークリームの箱を取り出した途端。子供のように目を輝かせる圭二と尻尾があるのなら激しく振っているであろうと推測できるほど喜ぶ霊夢。

言わずもがな、この三人は翠屋のシュークリームが大の好物だ。もちろん差し出せば食らいつく。

 

「もぐもぐ」

 

「モフモフ」

 

さっきまでの陰鬱な空気は明後日の方向へ飛んでいき。全員がシュークリームを頬張りはじめる。

その様子はどこか小動物じみたものだった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「んで、話を戻すけどよぉ。次の温泉のジュエルシードはどうするんだ?」

 

「私はなのは達から一緒に行かないかって誘われてるけど……あんたたちは?」

 

「俺らにはお誘いは来てないな。まぁ仕方がないだろ。たった数日間程度の交流しかないわけだし」

 

霊夢は元から彼女たちと面識があったからか誘いが来たが、俺たちは最近知り合っただけの関係。いくらジュエルシード集めに協力しているからといって、霊夢ほどの交流はない。

 

「うちは親に言えば行けるかもしれないけどよ。圭二のほうはどうだ」

 

「こっちは無理そうかな。両親は共働きだし、その日は家で留守番しなきゃいけなさそう」

 

「そういえばあんたの親ってどこで働いてるのよ」

 

「あー……そういえばどこだったかな。今は長期の仕事らしくジュエルシード事件が終わったあたりに帰ってくるかな」

 

ゴロゴロと畳の上を転がる慎吾を足蹴にしながら霊夢がうーんと唸りだす。

 

「どうかしたか?」

 

「いえ……あんたの親の仕事ってさ時々長期の仕事が入るのよね。その場所は毎回教えてくれる?」

 

「ん?……まぁそうだけど。場所は教えてくれないな」

 

「もしかして無駄に高性能な機器とかあったりしない?」

 

「あー、そういえば家のパソコンの容量がすごいことになってたな。10TBぐらいだったか?」

 

「………ちょっと待って。TB?GBじゃなくて?」

 

「そうだけど……どうしたんだよ一体」

 

「あんたの両親の仕事ってさ、管理局員じゃない?」

 

「………………はぁ!?」

 

霊夢の発言に素っ頓狂な声を上げる圭二。慎吾もそれには驚いたのか目を丸くしている。

この三人のうち、参謀のような役割にいるのは霊夢だ。佳二もそれなりにキレるが、それも霊夢ほどではない。

ちなみにほかの二人は、慎吾が戦闘員、圭二がまとめ役という感じになっている。

 

「霊夢。どうしてそう思ったんだ?」

 

「あんたの両親は海外なのか国内なのかわからない長期間の仕事があるのよね。それにこの世界の技術レベルでは到底実現できないようなスペックのパソコン……管理世界ならありえるんじゃない?」

 

「たしかに……管理世界の技術レベルが実際どんなレベルなのかわからないけどそれもありえそうだが……」

 

「それにもう一つ思ったことはあるけど……根拠のない話だから気にしないで」

 

「なんだよ、一応言ってみろよ」

 

「あぁ……。ほら、主人公の両親が管理局員ないし何かしら管理世界にかかわりのある人っていうパターン多いじゃない」

 

「「ああぁ…」」

 

推測が多い話だが、最後の台詞でなぜか納得してしまった二人。

 

結局今回もあまり話が進まずそのまま解散となってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、そうだ思い出した!切り裂きジャックだよ!ほらあの記憶消去のサーヴァント」

 

「……え、()()()()()()()()()()()()()

 

「……………………え?」

 

 

 




今回はちょっと短めです。

ジャックの情報抹消のスキル見てて思ったんですよね。

「あれ、『対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から、能力、真名、外見特徴などの情報が消失する』って元から覚えていた記憶も含まれるんじゃね?」

って。

改めて思いますけど正規の聖杯戦争において情報抹消スキルはチートだと思うんですよね。
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