Fate/Mist Night (凍結) 作:這い寄る混沌信者
本当に対人特化ですね。シャルルの宝具とか如何表現すればいいんだ……?
感想、コメント書いてくれればうれしいです。
私が目を覚ました時には必ず「知らない天井だ」というつもりであったが、つい声が出なかった。
目を覚ました時に目に映ったのがボロボロの天井だったからだ。
まず自身の体を確認するが、肉体年齢は5、6歳程度だとわかるほど小さい。ついでに身に着けている服もボロボロだ。
あたりを見渡せば、自分と同じ年齢程度の少年少女がたくさんいた。
みんな泣いているか、未だ眠っているもの、叫んでいる子などがいる。私はそのうち比較的冷静そうな子に話を聞くことにした。
「ねぇ、きみ。ここはどこ?」
自分の口から出た言葉とは思えないほど舌足らずな声で声をかける。話しかけた子は私よりも年上そうな子だ。
「私たちはね、誘拐されたのよ………。もしくは売られたかね」
その言葉に驚愕した。まさか転生先が人身売買なんて悍ましいことをしている場所だとは思ってもいなかったからね……。
部屋をよく見渡してみれば扉は一つしかなく、窓は私たちではどうあがいても届かないような高さにある。窓から差し込む光がほぼないことから今が夜だということもわかった。私の転生特典を
私の人生ここで終わったかなーなんて考えているうちに、一つしかない扉が勢いよく開け放たれた。
「おい!このクソガキども!さっさと出ろ!!」
と見るからに屈強そうな男性が乱暴に言い放ち、部屋の中にいた子供たちを無理やり外に放り出していく。さすがに痛そうなので自主的に、だがしぶしぶといった感じで部屋を出る。外には銃やら何やらで武装した人が数人いて、私達を通路へと誘導していく。通路はレンガで作られており、ところどころ苔むしている。相当年季が入った場所だということが容易にわかる作りだ。途中、あまりの恐怖におびえた子がニ、三人ほど列から抜け、どこかへ走って逃げていこうとしたが、武装した奴に撃たれていた。
それにおびえて泣き出した子なんかは屈強そうな男にぶたれて泣き止まされていた。一体私たちは何処へ連れていかれようとしているのか…………?
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私たちが連れてこられたのは闘技場のようになった場所であった。入口は私たちが入ったと同時に閉じられ、逃げることは叶わないようになっている。
周りには観客席のようなものがあって、たくさんの人が私たちを見下ろしている。私たちがいるところには短剣や槍などの武器が大量に転がっている。この時点で何人かはこれから行われるであろうことは薄々予想できたのだろう。顔を蒼白に染め、足ががたがた震えている。なぜ私はこんなにも冷戦なのだろうかと、自分の今置かれている状況を、子供でなくとも冷静ではいられないであろうこの状況を冷静に分析できる自分に一瞬戦慄する。
そんな私たちを見下ろす観客席のうち、解説席のようになっているところから声が響く。
『今からお前たちには10人にまで減ってもらう』
そう、無慈悲にスピーカーから流れてきた声に、年上であろう子供はほぼ全員、周囲の武器を拾い始めた。かくいう私も短剣を隠し持っているのだが……。
『お前ら、今からそこで殺しあえ。生き残りが10人になるまでな』
困惑の声や激怒した声、意味を理解できず首をかしげる者、意味を理解し覚悟を決めたもの…様々な反応をするがそのうち一人が声を荒げながら叫ぶ。
「なんで俺たちがそんなことをしなくちゃいけないんだ!?」
それはこの場に入るもの全員の総意であるといわんばかりに抗議の声を上げるも……。
『お前たちに拒否権はない。早く始めろ。10人になるまでそこからは出られないぞ』
と慈悲のかけらもなく、冷徹に言い放つ。
初めのうちは誰もが動かなかった。否、動けなかった。一部の子供は武器を持ち、息を荒げているが、大半の者たちは「そんなことしたくない」という感情が優先され、動けなくなっているが、それから数分後、遂に………。
「う、うわぁあああああああああああああああああ!!!!」
ザシュッ!!
一人の男の子が手に持った直剣で一人の女の子を斬った。それを引き金として、武器を持った子供たちが武器を持たない子供に向かって襲い掛かる。
あたりは阿鼻叫喚の地獄のような光景に早変わりしていき、私のほうにも一人の女の子……最初の部屋で私が話しかけた子が手に短剣をもって襲い掛かってきた。
「いやぁあああああああああああああ!!死にたくない死にたくない!!」
そう叫びながら短剣を振り上げ、私に振り下ろしてくるが、それを半身をずらし避け、入れ違いざまに首に隠し持っていた短剣を突き刺す。短剣はきれいに頸動脈と食道を切り裂き、襲い掛かってきた女の子は絶命する。
今、私は何をしたのだろうか。人に、女の子の首にこの短剣を?突き刺した?そして殺した?人を殺したのになぜ冷静なの?まるで自分が自分ではないような感覚に襲われる。しかも今頭の中には人体のどこをどうすれば一撃で相手を葬れるかの知識がある。
「まさか……特典のせい?私がアサシンの宝具とスキルを願ったから?」
『宝具』
それは英雄が生前築き上げた伝説を形にした、いわば「物質化した奇跡」である。本来は、その英霊の伝説に登場するとりわけ有名なアイテムが宝具となるが、その英霊が有する伝説上の「特殊能力」も宝具に該当する場合がある。また、「生前に築き上げた伝説がカタチになったもの」という性質から、伝説には明確なカタチで登場せずとも、英霊となったことで得られた、いわば死後の後天的な宝具というものも存在する。
そんな物のうち、反英霊が多い
つまり今起こっているのは私のせい?
「いやぁ……いやぁあああああああああああああ!!」
私の意識はそこで途絶えた。
目指せ5000文字!
この小説には一部独自設定のようなもの入れる予定です。(タグに入れ忘れた…)
主人公は年齢的にはなのはちゃん達よりも年上にする予定です。
なお、今世での主人公ちゃんの名前は不明です。