Fate/Mist Night (凍結) 作:這い寄る混沌信者
なんだか不自然な感じがするので………。
今回で多少原作と絡めていきます。
踏み台君たちはサッサと死んでいってね!!
Jack View
私がジャック・ザ・リッパーになってから、三年がたった。
最初の一年はアルルにひたすら殺しの技術を叩き込まれた。一見お淑やかで無表情な彼女だが、意外にスパルタだったのだ。初めのうちは本気で死を覚悟したよ……。
その間に、簡単な仕事にくっついていっていろいろ技術を学んだ。どうやら私のスキルは誰かに最初は教えてもらわなければ発動さえできないようだ。中国武術もさわりだけ教えてもらえれば大体のことが分かった。今では圏境でも簡単に発動できる。
宝具に関しては呼び出せばすぐに手元に来ることが分かった。間違えて
…………。自分で言っといてなんだが寒気がした。
二年目は宝具に関しての修行と依頼の消化だ。私の主……ジースをボスとする巨大組織『ファントム』は裏で密輸や殺しなんかを請け負う組織だ。もちろん私もそこに所属するわけだから、依頼は達成しなければならない。初めのうちは簡単な殺人、次に要人警護や防衛などだんだん難しくなっていった。宝具のほうは
三年目は本格的な仕事が入ってきた。政府の高官の殺害や敵組織の首領の暗殺などだ。私にはアサシンのスキルと宝具があるから今まで失敗はない。ただ、情報抹消のスキルの所為か知らないが、同じ組織に属する者にも忘れられることがある……言われた時はショックだったとだけ言っておこう。まぁ管理局にも尻尾どころか影さえ見えなくしてくれるからありがたいね。
話は変わるが、私は転生するときは第97管理外世界……地球に生まれると思っていたわけだが、どうやら違うらしい。うちの組織は管理世界を根城としているらしい。まぁ主が地球文化好き……いわゆるオタクと呼ばれる人種に限りなく近いことから基本は地球で行動している。
………………思い出したくもないが、主に呼ばれていったら無理やりコスプレさせられた思い出がある。いまでも時々やられそうだ……勘弁してほしい。
そんなこんなで私は今地球にいるわけでして……いまは休暇中でぶらぶらしている。普通ならできないだろうがうちの主はどうもそこら辺は緩いというか緩すぎる。保険みたいなのはついているが、私の能力を使えば簡単に欺ける。どうもボスは私を信用しすぎじゃないか……それとも演技か何かか?
保険というのは私の首についているチョーカーだ。内部には私が脱走や反逆しそうになったときにボタン一つで起爆する爆弾がある。私の宝具『
とりあえず話を戻そう。私は今9歳……原作が始まった時の原作キャラと同じ年齢だ。要するにもう原作が始まっていないかどうかの確認のためだ。今は喫茶『翠屋』に向かっているところだ。ついでに海鳴臨海公園も覗ければいいかと思う。もし士郎氏や恭也氏が店にいた場合に備えるため、諜報のスキルを発動させている。これでとりあえずあった途端敵認定は避けられる………筈。あと神様から頼まれている踏み台の殺害………いや、
なぜそのような内容に変わったかというと、つい昨日、神様からの手紙が自室に届いていたのだ。内容は
『ハロハロ!ジャックちゃん!元気してるー?特典は使いこなせてるー?
私は元気だよー。というかいつも見てるからわかるんだけどw
さて、本題に入ろっか。
君に依頼していた件なんだけどねー。詳しく言うと
『原作から大きく乖離する可能性の排除』だねー。
その世界は無数に広がる並行世界のうち、より原作の世界に近い世界なんだ。
だからその世界で何かがあると原作の世界にも影響する可能性が高いんだよねー。
まぁ君なら簡単でしょー。ついでに転生者レーダーもつけといたらよかったら使ってねー。
それじゃ!バイバイー』
なんというか微妙にむかつく内容だったが、まぁそんなことは重要じゃない。大事なのは『原作から大きく乖離する可能性の排除』ということだ。要するにアリシア・テスタロッサなどの死者蘇生、闇の書の管制人格の生存なども入るのかどうかだ。善良な転生者は大抵そこら辺を目指す。そうなれば踏み台だけでなくいわゆるオリ主と呼ばれる奴らまでやらなくてはならない。しかもそれで原作キャラに影響を及ぼさないようにしなければならない……。考えてたよりも難易度が高かったわけだ。
それとおまけについていた転生者レーダーなのだが、そういった可能性をもった人物を赤く表示するそうだ。……………見た目は某龍玉のドラ〇ンレーダーだ。
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そんなこんなで海鳴臨海公園についたわけなのだが……。つい遅くなってしまったな。今は大体6時頃といった感覚だ。アサシンの肉体になったからか、体内時計は無駄に正確だ。
やはり誰もいない………なんてことは無かったな。ブランコで一人遊んでいる。公園の中には入らずに、近くの木の上に圏境と気配遮断を発動させ隠れる。
ブランコで一人遊んでいる少女は栗毛の髪をツインテールにして白いリボンで結んでいる………はい高町なのはちゃんですねーワカリマス。
≪マスター。高魔力反応が多数接近。数分後に到着すると思われます≫
そういえばコイツを紹介するのを忘れていた。コイツは私が仕事中に強だ……ゲフンゲフン。もらったデバイスで名前は『オデッセイ』愛称はセイ。
待機形態は私の右腕にある腕輪のようなもの。スキル自己改造で自分の体に直接つながっている。外科手術しても外れない。基本形態は6本の短剣と6つの鞘。
あと小型のボウガンにもなる。魔力の広範囲索敵が得意なデバイスよ。
それよりも近づいてくる反応………まず間違いなく転生者でしょうね。レーダーにも3つの
とりあえず分体を三体飛ばして様子を見に行かせましょう……踏み台は最優先。オリ主なら多少後回しでもいい。そこまで悪い影響を与えないはずだから……。
「セイ。隠密用サーチャー数基飛ばしておきなさい。それから封鎖結界の用意も』
≪ラジャー≫
さて……………仕事を始めましょう。
踏み台&オリ主さん絶体絶命!?果たして生き残ることはできるのか!?
一応次々回ぐらいに主人公ステータス晒しておきます。
つたない小説ですが、これからも読んでいただければ幸いです。