変な提督が着任しました!?   作:黒鬼 狂犬

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小説書き始めて2日、応援コメが頂くなんてびっくりしました、じゃなくてびっくりだぜ!
てことで、今回も新たな艦娘が着任します。ゆっくり読んでいってね。


普通の提督は言葉を省略しない

カチッカチッカチッ…

俺は机の面に顔を埋めていた。学校でよく寝るので寝やすかった。起きるときは頭痛するが、いつものことなので慣れていた。俺は顔を上げ、ソファに横たわっている若葉を見る。寝顔凄い可愛い!ずっと見ても飽きる気がしない、駆逐艦、万歳!俺は口に出すのを抑え、タブレットの時計を見る。昼の一時…あ、あれ?俺の見間違いかな?窓の隣に置いてある古時計を見る。短い針が一時を指していた。寝すぎたか…俺は椅子から立ち上がり背伸びをして部屋を出た。

 

 

〜~〜

 

 

「色々壊れてるなぁ…あそこは建造部屋か?そっちは資材倉庫かな?コンテナに穴が空いてるし、少なそうだな…あとは…」

 

俺は母港周辺に歩いていると、腹の虫が鳴いた。

 

「腹減ったな、食堂はどこだ?あれか?」

 

俺は食堂らしきところに足を向けた。食堂も壁に一部のヒビがあり、テーブルが荒らされた後のように散乱していた。俺は頭をポリポリ掻きながら調理場に歩く。調理場は他とは違い、綺麗にされていた。若葉は1人で掃除していたようだ。床にはヒビが残っているだけでホコリや破片はきれいさっぱりだ。俺は炊飯器に目を映る。

 

「くれた恩は返さないとな、提督の名が廃るし、男としてちゃんとしないと!」

 

俺は気合いを入れて若葉のために昼飯を作る。

 

 

〜~〜

 

 

「ん、提督…」

 

目が覚めた若葉は執務室を見渡す。司令官がいない!若葉は勢いよく執務室のドアを開け、司令官を探しに走っていく。入渠部屋にはいない、建造部屋の中を調べるが、司令官の姿が見当たらない、若葉は息を上げながら、浜辺に走った。あそこなら司令官に会える。若葉はそう思い、全速力で走った。しかし、そこに司令官はいるはずもなく、若葉は潮風に浴びなから昨日のは幻なのか、若葉は涙を溜め

 

「提督まで消えてしまっては、私は、寂しくて、胸が苦しい…!」

 

若葉は膝を落とし胸を抑え、泣いた。

 

 

〜~〜

 

 

若葉はよろよろと執務室に戻ると

 

「お、帰ってきたか、今までどこに散歩して来たんだ?」

「…提督を探していた」

「あ、そうなのか?それは済まなかったな、ごめん」

 

俺は若葉に頭を下げて謝った。若葉は謝ってる俺を見て、俺の横に座った。近い近い!俺は若葉の横顔を眺めると涙の跡を見た。若葉はテーブルの上に乗ってる鍋を見て言う。

 

「提督が謝る必要はない、私の感情的行動をとってしまっただけ、だから、謝る必要はない」

「そ、そうか」

 

感情的行動か、若葉は建造されてから一度も提督の顔を見てないんだな。いや、相手が犬だから既に会っているんだよなぁ…。俺は若葉の頭に手を乗せ、ナデナデしながら言う。

 

「心配させてしまった提督(俺)の責任だ、お詫びに昼飯を作っておいた。若葉、鍋の蓋を取れ」

 

若葉は俺の顔を見てわかったと頷き、鍋の蓋を取った。若葉はゆっくり鍋の中を見ると、

 

「クックック、味噌汁を作っておいたのだ!!どうだ!完璧だろ!」

「提督、流石だ」

 

若葉は俺に向かって目を輝やいて言った。俺は若葉の笑顔を見て安堵し、褒められてちょっとくすぐったかった。俺は古時計を見る。短い針は3時に指していた。

 

「三時のおやつか、味噌汁で悪いな若葉」

「三時のおやつより提督の作る料理が腹を満たす」

 

少女らしからぬクールな若葉を見て俺は笑い、合唱して食事をする。

 

 

〜~〜

 

 

「あー、美味かったな若葉」

「提督の料理は実に美味かった」

「さて、提督の仕事をするか」

 

俺はテーブルから立ち上がり、机の上に置いてあるタブレットを拾う。若葉は食器の片付けを始めた。

 

「若葉、その食器を片付けたら執務室に来てくれ」

「わかった」

 

若葉は急いで食器を食堂に置きにいった。俺はタブレットを起動し、色々調べてみる。

 

「なるほど、俺がやってたブラウザゲームとは、少し異なっているな」

 

鉄や弾薬、燃料やボーキサイトの資材量、艦娘の編成、指令部level、艦娘の保数、工廠、入渠はタブレットから確認出来た。そのうち建造は一つ、艦娘の保数は10と書かれていた。俺は現在の鎮守府にかなりの損傷していることに頭を悩ます。おまけにタブレットが落ちていたせいか、画面に傷が付いていた。建造が押せない…

 

「うーん、弾薬1300、鉄800、燃料400、ボーキ3200…放置されてたからこんなものか、どうしよっかなぁ…」

 

俺は頭を掻きながら考えているとドアから若葉が戻ってきた。

 

「若葉、只今戻りました」

「…よし、若葉!今日から俺の秘書官になれ!」

 

若葉は真剣な顔で承諾してくれた。おお、一度は言ってみたかったんだよなぁ。若葉は真剣な顔のまま、俺の隣にくる。いや、かなりすれすれで近いんだけど!

 

「提督の秘書官になった私は何をすればいい?」

「そうだな、まずは建造だけど、300、100、400、500でお願いする」

 

俺がそう言うと、若葉はもう一度お願いしますと言いたそうな目で俺を見ていた。ごめん、初めての秘書官だって事忘れてた。

 

「えっと、燃料が300、弾薬が100、鉄が400、ボーキサイトが500でお願い出来るかな?」

 

俺が言い直すと、若葉は理解してくれたようで、工廠に走っていった。よく走るなぁ。俺は窓の外から若葉が工廠に走っていく姿を眺めた。俺は若葉が帰ってくるまで廊下の掃除をする。

 

「若葉、工廠から只今戻りました」

「お疲れ〜、どうだった?」

「建造終了時間は2時50分くらいかかるみたいだ」

「決まりだな、軽空母がこっちに来る前に廊下と部屋綺麗にしとこうぜ?」

「わかった、雑巾とバケツを取ってくる」

「あ、ゆっくり取っていいぞ」

 

言っても若葉は足を遅めることはなく、水入りバケツを持って走ってくる。嫌な予感がする。

 

「おい、ゆっくり持ってきていいよからそこ破れた布あるから気をつけて!」

 

俺は注意した次の瞬間!若葉は破れた布に踏んでしまい、俺は全速力で走り、若葉を受けとめた。

 

「ふぅ、大丈夫かわかb」

ザバーンッガッ!

 

俺は、バケツに水をかけられ、バケツが頭を直撃した。若葉も怪我はないがずぶ濡れになってしまった。良かった、無事に怪我なく澄んだようだ。さすが俺!

 

「ハックシュン、じゃあ若葉、俺はこっちの風呂に入るから若葉はゆっくり入渠しとけ、いいか?ゆっくりだぞ?」

「提督、本当に済まない」

「若葉が謝る必要はない、俺がちゃんと床に落ちている物を拾っていれば良かったんだ」

 

俺は入渠部屋の隣の男性用の風呂場に入った。なんだ、男性用のあるじゃん。俺は脱衣場で服を脱ぎ、シャワーを浴びる。

ガチャリッ

 

「提督、若葉だ、失礼する」

 

俺は勢いで風呂に飛びこんだ。どういうことだ!?なんで若葉がこっちの風呂にくるんだ!男性用って見えなかったのか?いや、それはない。だってドアの真ん中に大きな掛札が付いてたんだぞ?じゃあ、一体なんの理由で…まさか、自分の身体を使って…

 

「提督、若葉(私)を洗って欲しい」

 

ゴハァッ!!

俺は吐血してしまった。どこのエロゲーだよ!神様ありがとうございます!!俺、この命大事にします!アーメン!

俺は下にタオルを巻き若葉をシャワーへ誘導する。若葉はシャンプーハットを被っていてもはや天使にしか見えなかった。若葉は少し頬を染めながら助かると言った。もう俺、ロリコンでいいや、ケッコンカッコカリでまず若葉とケッコンする!俺は若葉の頭にシャンプーをかけ、ゴシゴシと頭を洗っていると

 

「ん、痛いぞ!でも…悪くない」

 

ゴハァッ!!

俺は後ろに下がり吐血する。た、耐えるんだ俺、まだ天使(若葉)の身体を洗ってないんだぞ!俺は若葉の頭を洗い流し今度は手を震えながら石鹸を持ち、若葉の背中を触れる。なんて艶やかな肌なんだ!り、理性が保てなくなっちまう…誰か、誰か衛生兵を呼んで来てくれぇ!!

俺が自分の右手を抑えていると

バンッ

「なぁにをしとるんじゃこのアホー!!」

 

ドアから出てきた少女は俺に向かって鮮やかな回し蹴りをお見舞いし、横っ腹に食らった俺は大きな壁穴の向こうまで三回転して地面にズザザァーと転がり止まった。俺は一瞬に意識を取り戻し、二階の執務室に猛ダッシュで走った。

ありがとう、おかげで、犯罪者に染まらなくて済んだよ。

 

〜~〜

 

 

「いやぁ〜、お前の回し蹴りが無かったら俺は若葉を酷い目に合わせていたところだったよ」

「うちがいなかったら若葉ちゃんが偉い目にって何を言うとるんだこの変態!」

 

少女は俺の顔に平手打ちをしようとした時

 

「提督は悪くない、若葉(私)が誘っただけ、殴りたいなら私を殴ってほしい」

 

若葉は少女の手を止めた。

 

「若葉ちゃん…」

「な、お前が俺を蹴ってくれたおかげで事後にならなくて済んだんだ、まじで感謝してる!」

「君らがそう言うんなら無かったらことにしといたるよ」

「ありがとう、自己紹介まだだったね、俺の名は海深 狂、狂提督て呼んでもいいぞ」

「うちは軽空母、龍驤や。独特なシルエットでしょ?でも、艦載機を次々繰り出す、ちゃーんとした空母なんや。期待してや!」

「歓迎するよ、龍驤!今日から宜しくな」

「敵艦隊なんて、うちの艦載機でイチコロよ」

 

俺は龍驤の板に手を乗せた。

 

「何どさくさにうちの胸触っとんねん!」

「いや、まな板に見えたk痛い痛い痛い痛い!!」

「死ね!!」

 

俺は龍驤にリストロックされ、若葉は羨ましそうに俺を見ていた。助けてください、手首が変な方向に曲がっちゃう!俺はこうして二隻目の艦娘を着任し、この鎮守府に賑やかな声が響き渡り始めた。いや、断末魔だけどな。

 




「狂提督と」
「龍驤の」
「「お手紙コーナー」」
「っていつの間に手紙来たん?」
「いや、手紙なんて一枚も来てないけど?」
「え?じゃあ、なんでこのコーナーやったん?」
「やってみたかったからだ!」
「手紙が来てなかったら意味無いやろ!」
「お手紙はこちらの箱に届いておりまーす」
「あれ?手紙来なかったんやないのか?」
「ああ、これ全部白紙」
「白紙かい!!」
「それじゃ、まずは一枚目どん!ペンネーム、駆逐イ級からのお便りです」
「なんで深海棲艦が届いておるんや!」
「じゃあ、読み上げていきます。私は1ー1によく出没する駆逐イ級です。皆からははぐれ艦隊て言われ苛められます。イジメはどうしたらなくなりますか?」
「そういや、1ー1ははぐれ艦隊って書いておったな」
「なるほど、そういう時はさか…フィッシュになりきりましょう」
「意味一緒やから!!」
「続いてのお悩み相談するのは?」
「名前変わっとるがな」
「こちら、港湾棲姫からの相談です」
「深海棲艦からしか来ないんか」
「読みあげます。サイキンハムネノシボウガフエテコマッテイマス、ドウシタラムネノシボウガヘラセマスカ」
「なんで、駆逐イ級は普通に喋ったのに港湾棲姫はカタカナ表記なのさ!?」
「いや、なんか普通にあった」
「実際にあったんかい!見して見して、うわほんまやん、贅沢な悩みやなぁ」
「わかりますよね、龍驤s」
「ああん?」
「えーっとその肉を龍驤に渡せば楽になると思います」
「全部やぞ!全部!」
「以上でニュースを終わります」
「いや、もうめちゃくちゃや…」
「次回をお楽しみにぃ」
「うち頑張っとるから!期待して待ってや!」
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