変な提督が着任しました!?   作:黒鬼 狂犬

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僕は頑張った。いいね?


普通の提督なら肋数本は逝っている

「クソネミィ朝だな、日光浴でも浴びるか」

 

俺は朝一番の日光を浴びる。結構気持ちいいもんだなぁ。水平線の向こうに眺めていると

 

「おっはよう!司令官、朝は早いね~」

「おはよう、龍驤も結構早起きだな」

 

俺はタブレットを出し、時間を見る。午前5時、うん、すっごい眠い、昨日は龍驤の歓迎会をして、2人が寝た後、俺は空き部屋の掃除をした。空き部屋からはまだ使えそうな布団を見つけ、執務室に持っていき龍驤と若葉を布団に下ろした。2人の寝顔を見て俺は気合が入り、空き部屋の全て掃除をした。

 

「司令官、着任してから気になっていたんやけど、この鎮守府はどうしてこんなにはボロボロなん?」

「俺も着任にしてからは既にこうなっていたから知らん」

「若葉ちゃんは何か知ってるのか?」

「若葉も着任してからは既に半壊されてたと聞いたからなぁ」

「…そっか」

「すまないな、こんな廃れた鎮守府に着任にさせてしまって」

「謝んなくてええで、うちがちゃんとこの鎮守府を守ってやんよ!」

 

龍驤は俺の背中をバシバシ叩いた。

 

「ありがとう」

 

俺は龍驤の頭を撫でる。龍驤は少し驚いたが、ニッと笑顔を見せた。

 

「さて、そろそろ若葉が起きるかもしれないから執務室に戻るぞ」

 

俺は撫でるのをやめ、執務室に足を向けた。龍驤は俺の隣に来て、今後の予定を聞いてくる。俺は執務室で話すからといい、よろよろと歩いていった。

 

 

~〜~

 

 

やばい、死ぬほど眠い、仮眠ぐらいは取っとけばよかった!俺はうつらうつらとしながら、タブレットを見た。

燃料1500、弾薬2000、鉄500、ボーキは…35!!どいうことだ?前からかなり減ってんじゃん!俺は目を擦り、もう一度タブレットを見る。ボーキは3500になってた。なんだ、俺が疲れてるだけか…

 

「若葉、龍驤、今から1ー1の海域に出撃してもらいたい」

「いつでも出撃可能だ」

「うちがいるから、これが主力艦隊やね!」

 

そ、そうっすねえ…俺は眠気を耐えながら

 

「旗艦は若葉に任命する、出撃してこい!」

「「了解」」

 

2人はそう言って執務室から部屋を出た。俺は2人が出るのを見送ると、頭を机に埋める。

 

「ちょっとくらい仮眠とろう…」

 

俺は目を閉じると深い眠りに入った。

 

 

~〜~

 

 

「「艦隊が帰投した」よ、お疲れやね!」

 

若葉と龍驤が同時に執務室にはいる。

 

「提督はお疲れのようだ」

「うーん、新しく着任した子が来てるんやけどなぁ…おーい2人とも、入ってええで」

「おっじゃまっしまーす」

「じゃまするわ」

 

2人が執務室に入る。

 

「悪いね、司令官寝てるみたいや」

 

龍驤がい言うと2人は提督の寝顔に近づいた。

 

「司令官のレアな寝顔!!」

「だらしない顔をしてるわね…」

「うーん、若葉ちゃんどうしようか」

「提督のこれからの予定のメモを持ってる」

「ほんまかいな!」

「うん、まずは食堂の掃除、整頓、壊れ物は撤去と書いてある」

「なるほどな、食堂を掃除しよ!司令官の負担を減らし提督に一つ言う事を聞いてもらうっってのはどうや?」

「「「ッ!!」」」

 

3人は龍驤の方に向く。

 

「なるほど、良い案だ」

「司令官が、ボクの頭を撫でてくれる…///」

「ふ~ん、いいわね」

「烈風とかお願いしようかな~」

 

4人はワイワイと楽しく言いながら執務室を出た。俺は4人が出た後に目が覚め、背伸びをする。

 

「ふぁ~、よく寝た。2人はまだ帰って来ないのか」

 

やることがなかったため椅子から立ち、工廠に歩く。今度は誰を建造しようか。資材の限りがあるし、出来れば低コストで戦艦を狙ってみるか。そんなことを考えていると工廠に着いた。

 

「1人だけ建造出来るが後はめちゃくちゃにされて使い物にならねぇなこれは…」

 

俺はどうしようかと考えながら、まだ使用可能なモニターに歩いた。

「工作艦の明石はいないみたいだな…どうやって建造してんだ?妖精もいないし、このモニターで操作してんのか?」

 

俺はそのモニターに触れてみる。するとモニターが起動し、資材の使用量、高速建造材の有無と決定と書かれていた。なんだ、若葉はこれで建造してたのか。ブラウザゲームと全く変わらないからやりやすかった。

 

「タブレットが壊れていなければ遠隔操作でやってたかもな」

 

俺はモニターに使用する資材量を記入する。燃料400、弾薬100、鋼材400、ボーキ30で試す。後に高速建造材を使ってみる。

 

「さぁ、誰が着任するかな?戦艦かな、重巡かな、それか軽巡だったりしてな」

 

俺はモニターの決定を押す。すると

ウィーン、ガシャッ

と機械音が響き渡る。なんか凄いな、うん。

 

「建造時間は…4時間!!金剛型戦艦が来るのか!」

 

俺は握り拳をし、グッと上に挙げた。やったぜ!俺は高速建造材を押す。バーナーの炙る音が聞こえる。艦娘って不思議だなぁ。あれ?艦娘って、どこから出てくるんだ?俺はキョロキョロしてると

ダダダダダダダダッ

「バーーーニング、ラァーーーブ!!!!」

「ガハァッ!?」

 

その声を聞いて突如、思いっきり俺の背中に抱きしめる。

いや、走りの勢いで俺は5階建てのビルから落下した衝撃を受けたようとともに力加減が知らないか、身体がバキバキなってる!死ぬ死ぬ死ぬ!殺される!俺、金剛の手で殺されるぅ!!俺は苦しみながら金剛の服を掴む。

 

「提督!会えて嬉しいネー!」

「グアァァ!」

 

金剛は更に力を入れる。俺は締め付けで音を上げる。ああ、走馬灯が見える。深海棲艦のヤツらが手を振っていきいる。金剛は俺の力が抜けるを感じたか、力を緩む。

 

「Shit!提督が見えたあまりつい抱きついてしまったネ!」

「ゼェ、ゼェ、気にするな。俺は君が来るのを待ってたよ」

 

俺は息を切らしながら、金剛の肩に手を置いた。

 

「俺の名は海深 狂、狂提督って呼んでもいいぜ」

「私は英国生まれの帰国子女の金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!」

「ああ、よろしく」

 

俺は金剛と握手し、新たな戦艦が着任した。

 

 

~~〜

 

 

俺は金剛に抱きつかれながら歩いていると

 

「ちゃうちゃう、テーブルをもっと右に移動や」

 

食堂から龍驤の声がする。なんだ、もう戻ってきたのか。俺と金剛は食堂に入ると

 

「ありゃ、司令官来てしもうたか、まだ掃除終わってないんやけどなぁ」

 

龍驤が言うと前から二人の少女かこっちにきた。

 

「皐月だよっ。よろしくな!」

「あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい!」

 

二人は自己紹介をした。いや、叢雲それ自己紹介じゃなくね?俺はツッコミを入れようとし、ふと周りをみる。前まであたり散らかってたテーブルは綺麗に置いてあり、壊れていたテーブルは隅に片付けていた。

 

「これ全部お前達がやってくれたのか?」

「そうやで~、司令官のためにうちらが片付けておいたんやでぇ」

「これが終わったら司令官にナデナデしてもらうんだ!」

「1つ言う事を聞いてもらうわ」

「なら、私も手伝うネ!」

 

金剛は俺から離れ、手伝いに行った。俺も手伝いに行こうとしたら裾を引っ張るのを感じ、振り向く。

 

「若葉か、どうした?」

「提督、結果報告を伝える」

「そういや、どうだった?」

「龍驤の艦載機のおかげで敵艦隊は殲滅、無傷の完全勝利だ」

「相手は駆逐イ級だったんだろうな、ご苦労」

 

俺は若葉を撫でる。若葉はとっても気持ちよさそうだ。

 

「さて、この食堂を掃除して昼飯にするか」

 

俺は食堂の片付けを始める。

 

 

〜~〜

 

 

「提督の作ったlunchは美味しいデース」

「フッ、金剛が作った紅茶もなかなか美味い、さすが金剛型1番艦だ!」

「ッ!提督ぅ!」

「痛い痛い痛い肋が折れるぅ!」

「食事ぐらい静かに出来ないのかしら」

「司令官!ボク頑張ったよ!ナデナデして!」

「…」

「司令官、烈風の件は忘れんでな」

 

お前ら俺が苦しんでんだから助けろよ!龍驤は烈風が欲しがってるみたいだし、叢雲は素っ気ない態度を取るし、皐月は甘えてくるし、金剛は金剛だし、若葉は羨ましそうな顔してくる。この日で3人も着任し、食堂を綺麗に元の状態になった。しかし、まだ、修復する部分もあるし人手がかなり必要になる。先が思うやられるぜ。俺は早めに食事を済まし、椅子から立つ。

 

「若葉、後で執務室に来てくれ。お前達はゆっくりしていいよ」

 

俺はそう言って執務室に足を歩めた。

 

「皆はこれから何か予定あるん?」

「特にやることないけど、私は部屋に戻るわ」

「ボクはお外で散歩かな」

「私もwalkするデース、サッキーも一緒に行くデース」

「若葉は今から執務室に行ってくる」

 

若葉はそう言って食堂を出て行った。

 

「うちは艦載機の整備でもしようかなぁ」

 

龍驤は食器を片付け始めた。

 

「じゃあリュージョー、あとは任せたネ!、サッキー!行くデース」

「うん!」

 

金剛と皐月は外に走って行った。

 

「ちょ!片付けしてへんよ!ああ、行ってしもた…」

「…たく、しょうがないわねぇ、私も手伝ってやるわ」

「叢雲!ありがとぉ!」

「ちゃちゃっと終わらせましょ」

 

龍驤と叢雲は食器を片付け始めた。一方執務室では

 

「若葉だ。失礼する」

「待ってたぞ若葉、これから南西諸島、製油所地帯沿岸、南西諸島防衛線を攻略する。旗艦は若葉に託し、叢雲、皐月、龍驤、金剛を連れて出撃してもらう」

「いつでも出撃可能だ」

「まあ待て、食後の急激な運動は身体に良くない、30分後に出撃してもらう、それまで肩の力を抜けてゆっくりしな」

 

俺はタブレットを見る。今なら鎮守府海域を攻略出来るはずだ。さあ、元ゲーマーの力を見せてやる!俺はタブレットから目を離し水平線が見える窓を見て、気合いを入れた。

 

 




「狂提督と」
「龍驤の」
「「お手紙コーナー」」
「ってまたやるんかいこのコーナー」
「当たり前だ、後書きってこういう使い方するんだろ?」
「違う気がするんやけどなぁ。で、今度は誰から手紙が来たん?」
「今度は潜水カ級からのお手紙です」
「また深海棲艦からかい…」
「ま、出番が欲しいんだろ、読み上げます。最近、皆から貞子によく間違われます。私(わたくし)そんなに似てるんでしょうか。」
「まぁ、見た目通り貞子に似てるしなぁ」
「まぁ、カ級が抱いているロ級が可愛いし仕方ないでしょ」
「なんでや!ロ級関係ないやろ!」
「はい、じゃあ次のお手紙行っちゃいましょー!」
「まだあるんかい…」
「次は空母ヲ級からのお手紙です」
「まーた深海棲艦かい、このコーナー敵艦隊からのお手紙しか来ないんかい!」
「敵の心情を知るいい機会だと思うけど?」
「まぁ、せやな、なんて書いてるの?」
「ヲ」
「ヲ?」
「以上でーす」
「なんでや!意味がわからん」
「空母ヲ級結構緊張してたみたいですね」
「え?そなの?なんでわかったん?」
「字が綺麗すぎる」
「わかるかーい!!」
「続いてのお手紙です」
「どうせ、深海棲艦からなんでしょ」
「狐火提督からのお手紙です」
「今度は他の提督からのお手紙かい、どうせ嘘ネタなんでしょ」
「これはガチの方だぞ!」
「マジでぇ!?」
「読み上げます。龍驤のまないtゲフンゲフン、断崖絶壁は落盤して凹んでしmゴハァッ!?」
「凹んでへんわ!」
「何故俺を殴った!?」
「うちの胸はbカップや!」
「いや、どう見てもマイナスAかt」
「あ゛あ゛ん」
「bカップだから!目の錯覚かなんかでしょうなーあはは〜」
「ふん!」
「えー、以上お手紙コーナーは終了します」
「それじゃ!次回も楽しみにしといてやぁ!」
「ここまで見てくれてどうもありがとう!」
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