博麗社スピンオフです!
まだまだ駄文ですが、よろしくお願いします!
さて、本題ですが、今回の登場は紫と藍のみ、名前を入れれば詠夢は出てきます。
能力?まだ明らかになりません。
それではまずは一人称視点からスタートです。
では、どうぞ!
「あー学年2位かぁ…」
とりあえず最初の発言は置いておいて、僕の名前は
そして、隣でいま衝撃発言をし、平均点94.20という狂気に満ちた通知表をぺらぺらと僕に見せびらかしている女子、名前は
2人とも2次元が好きなのだが、その中でも大好きなのが「東方Project」というゲームだ。休み時間などは2人で「東方紺珠伝Lunatic、早苗で4面行ける?」とか「片翼の白鷺避けきれないよね〜」とかいう濃〜い話をしている。そのせいで周りからは白い目で見られることもあるが。
そんな僕たちは有名な大学の付属中学に通っている。成績も安定しているから2人揃って高校には上がれそうだ。
中学校は家から遠いから、2人で一緒に通っている。そこでも東方の話をしていたりする、脳の奥深いところまで東方に洗脳されているのだ。もう一度言っておくが、僕たちはリア充ではない。リア充は是非爆発して欲しいと考えている人だ。
そんな僕たちは、暗くなった帰り道の線路沿いを2人で歩いていた。
「ねえ伽奈、幻想入りってしてみたくない?」
「してはみたいけど、あのおばさん年がら年中寝てるから無理だよ」
「あ、そっか〜。あのおばさん寝てるもんね」
そんないつもの会話をしながら家へと歩いていった。
side out
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その会話を見えないところから聞いている1人の女性がいた。
「ふーん、私のことそう思ってるのね……いいわ、本当の幻想郷はそんなに甘くないわよ」
胡散臭い笑みを浮かべて、境界の向こうにいる女性ーーー八雲紫は2人のことを監視し始めるのだった。
幼馴染の優也と伽奈は、家も隣同士で、自分の部屋の窓から顔を出して勉強会をしたり遊んだりしている。
今日はテストが終わったということもあり、2人で喋っていた。もちろん東方の話題だ。
そんなことを延々と喋っていると、優也がどこかから視線を感じた。いま優也と伽奈の家族ら旅行に行っていて誰もいないし来ないはずなのだ。
「(どこかから視線を感じる……)伽奈、ちょっと待ってて」
「ん?どうかしたの?」
優也は全ての部屋の扉と窓が閉まっていることを確認し、自分の部屋に戻ろうとした瞬間。
「キャッ!?」
伽奈の悲鳴が聞こえた。何事かと思い優也は慌てて自分の部屋へと戻り、伽奈の部屋を見る。しかし、伽奈はどこにもいなかった。
「伽奈?伽奈!?どこにいるの!?」
すると優也の足元に何かが開いた。
「これは…スキマ……っ!?」
当然対抗できる手段もなく、重力に従って下へと落ちていった。
落ちたところは、どうやら部屋のようだ。隣にはいつの間にか伽奈がいた。
「あ、優也!良かったぁ〜、急にスキマに落とされたから……」
「伽奈!」
そこに、1人の女性が入ってきた。妖怪の賢者、八雲紫だ。
「感動の再会中すまないわね。私のことは知っているようだから紹介は省かせてもらうわ。まずあなた達を招き入れたここは、幻想郷よ」
幻想郷。
その言葉を聞いた瞬間に2人は興奮と緊張が入り混じり硬直していた。
「先に言っておくけれど、幻想郷は全てを受け入れる。しかし、そんなに甘くはないわよ。もし妖怪とかに食べられたらそこまでの人間だったということになるわね。それだけは覚えておきなさい、天月優也、そして如月伽奈。これは私を侮辱した罰よ」
そう言い放ち、紫は部屋を出ようとした。そこに、
「紫様!最後の1人がかかりました!」
紫の式神、八雲藍が報告に来た。紫はそれに首を縦に振るだけで応じ、また2人の方へと戻った。
「あ、そうそう、言い忘れるところだったわ。あなた達だけでは不安だからもう1人、連れてきたわ。それに、あなた達が知っている幻想郷とは若干違う点があるから、そこは気をつけてね〜」
そう言った後、フフフッと胡散臭く笑い、紫はその部屋を出ていった。
「最後の1人って誰かな?」
「さあ、でもあまり仲良くない人じゃないといいな」
2人が少し緊張しつつも会話していると、筋肉がつきまくったマッチョの男子が落ちてきた。その瞬間少し部屋が揺れた気がした。
「……ったく、俺をあんなとこに落としたのは誰だよ!機嫌悪りぃんだよッ!あームカつく!」
明らかに不機嫌な奴が落ちてきた。それと同時に伽奈は無反応、優也に至っては露骨に嫌そうな顔をしていた。
伽奈は落ちてきた男子ーーー
「あの、大丈夫?」
「えっ……!?な、なんで如月さんがここにいるんだ?あと、そこの奴も」
そこの奴、と呼ぶことから優也と力斗は仲が悪いのだ。
まあ、それは後々明らかになるとして。
「さあ、行ってきなさい。幻想郷は全てを受け入れるわ」
どこかから聞こえてきた紫の声と同時に下にスキマが開き、3人はまたスキマの中へと落ちていった。
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「紫様、本当に大丈夫なのでしょうか……?」
「大丈夫よ、あの2人の能力と1人の筋力でどうにかなるわ。それに非常時には……
あっちの世界にはいないはずの詠夢もいるでしょ?」
紫は扇子で口を押さえながら、これからの3人のことを期待して笑みを浮かべていた。しかしその笑みはいつも通り、どこか胡散臭かった。
能力はあと数話の本文で明らかになっていきます。
次回、人里に向かえ!
ではまた、お会いしましょう。